リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ヘルシーにおいしく食べるのが一番

2019年09月30日 | 日々の風の吹くまま
9月29日(日曜日)。☀☀。空いっぱいに白いふわふわの雲がぷかぷか。きのうから風が強くて、吹き上げられて来た落ち葉が23階の広いルーフデッキをくるくる回って、手すりを越えてまたどこかへ。最上階の屋根の上まで猛スピードで垂直に吹き上げられて行く落ち葉もあって、秋の乱舞は見飽きることがない。カモメもカラスも空中サーフィンを楽しんでいるようで、困っているのはメタボ気味のハトぐらいなものか。(街中は食べ物屋が多くて、歩道際の食べ残しのポイ捨てが後を絶たないから、アライグマなんかころころのメタボ体型・・・。)

メタボといえば、けさは昨日すとんと落ちた体重がほんのちょっとだけアップ。晩ご飯が「何ちゃってすき焼き鍋」だったからかな。(豆腐を食べた次の日はなぜか一時的に体重が増える。)きのうのすき焼き風は牛肉と豆腐としらたきと白菜で、日本酒と減塩醤油だけで味付け。(砂糖は使わない。)元々鍋物料理はあまり知らないし、2人しかいないので旧居でもごくたまにテーブルで鍋をつつく程度だったけど、住み替えてからはそれもほとんどなくなって、たまにレンジで調理した「何ちゃって」版が食卓に上るくらい。青竹の汁で緑色に染まったご飯を炊いているうちに、むいた枝豆を付け合せるのがめんどうになってそのまま鍋に放り込んで、お皿にはすき焼きのボウルと竹ご飯のお椀だけという手抜き。でも、久しぶりでおいしかった。

何しろ極楽とんぼ亭のシェフは何でも自己流の「何ちゃって○○料理」にしてしまう習癖があって、アジア料理となると中華も韓国も東南アジアもごちゃまぜで正体不明だから、「アジア料理」と言うしかない。アジア料理全般がそういう感じだけど、特に日本食は砂糖と塩分(塩、醤油、味噌)をたくさん使うのでほんとにヘルシーなのかな。ワタシは甘い食事が好きじゃないので、料理には砂糖を使わないし、カレシの心臓バイパス手術の後はアジア料理の塩味もぐんと薄くなった。アジア食品はラベルの成分表を見るとどれも食塩を含めたナトリウムの量がすごい。その土地の気候風土に合った「おいしさ」が生み出される過程でそうなったんだろうけど、それでも「和食はヘルシー」の評判とは裏腹な感じがするな。

ちなみに今日のメニューは「鶏もものサテイ(風)」、三色発芽玄米のご飯、蒸したパティパンかぼちゃ。エア(ノン)フライヤーを使うと余分の脂肪が抜けて、しかもさっぱりとジューシーにできあがるのがいい。うん、健康な食生活とは、おいしいものをヘルシーにおいしく食べることかな。

   

   
   明日天気になぁれ


ダイエットしてない方の体重が減るって・・・

2019年09月29日 | 日々の風の吹くまま
9月28日(土曜日)。☀☀。もう最低気温が10度を切るようになって、何だか秋が全力疾走で駆け抜けて行くような感じだなあ。日の出は(まだ夏時間だけど)午前7時過ぎ、日の入りは7時前で、夏至の頃に比べて昼間が5時間も短くなっているし、日没前にフレーザー川の水の色が深い海の青になるいっときもずいぶん短くなった。ほんとに秋の日はつるべ落としで、夕暮れの空の色も心なしか寒々としたピンク色。そのせいかなあ、何となく哲学っぽい気分になってしまうのは。

今日の「To-Do(やること)」リストはまず掃除。バスルームは木曜日にシーラが掃除してくれたので、カレシは「さぼり」モード。さぼり過ぎて、ゴミ箱のごみをひとまとめにする担当業務のをど忘れ。ま、上の空なのかある種の注意欠陥症なのか知らないけど、昔から物忘れが多いのがカレシ。年だからボケが入って来てないといいけどね。ワタシは手順どおりにダスターをかけて、箒で掃いて、掃除機で始末。ここでランチにするコンジー(中華粥)。中国では朝ご飯メニューだそうだけど、我が家では寒い季節のランチメニューで、今日は発芽玄米と押し麦のミックスにしょうが、にんにく、豚肉、青梗菜、大根、マッシュルーム、炒りごま、ごま油少々としょうゆ。ゆっくり煮えている間に日課のウォーキングとモップかけ。

ちょうどお昼にコンジーが食べごろ。秋が深まって来ると、ランチはでき立て熱々のコンジーやスープが一番。おなかにやさし過ぎて、晩ご飯のしたくを始める前におなかが空いてしまうけど、野菜たっぷりでカロリー低め、塩分低め。そのせいかなあ、このところワタシの体重が減り気味なのは。晩ご飯だって、カレシの健康を考えてのメニューなんだけど、ダイエット効果はワタシだけなのはヘンじゃないかと言ったら、「オレより運動量が多いからだろ」とカレシ。そうそう、ワタシは買い物だの何だのとけっこう動き回ってるけど、カレシはウォーキング以外はコンピュータの前に座っているかソファに寝転んでスマホいじりだもんね。おまけにクッキーをよく食べるしねと言ったら、「キミはもっと食べなくちゃ」だって。でも、ワタシだって、寝酒をやりながらソーセージとかチーズとかカレシが食べないものを食べてるんだけどな。

まあ、カレシの体重増加を抑える方が大事だから、側杖ダイエットもしょうがないか。体重が減ったと言っても、特にダイエットなどしていないのに半年から1年での減り方が体重の5%以下なら別に問題はないらしいから、ワタシの場合は2キロ半までは青信号ってことで、まだそこまで行ってないから気にしない、気にしない。よし、今夜は燻製シシャモとチーズに煙たいスコッチと行こうっと。


向こう見ずなのん兵衛の幸運の星

2019年09月28日 | 日々の風の吹くまま
9月27日(金曜日)。☀☁☂。脈絡がないけど何となく「花金」って感じ。きのうのヒロとのランチがすごくポジティブで生産的だったせいかな。ワタシの人生にまた新しい道が開けて、それがどこに向かっているのかおぼろげながら見えて来た感じで、よしっ、どこまで行くのかわからないけど、行くところ(行けるところ)まで行ってみようじゃないのと言う冒険心がむらむらして来たんだと思う。

それにしても、ワタシの人生って、不思議な海流に乗せられて、いつの間にか思い描いたのとは違う方向に流れるようなんだけど、どうしてかなあ。でも、「極楽とんぼ丸」は嵐に遭っても難破することなく、今も広い海を航行中だから、潮目、潮目で幸運の星が舵取りをしてくれていたのかも。ヒロにも話していたんだけど、ワタシってほんっとに幸運に恵まれて来たと思う。何よりもカナダの水がワタシにぴったり合ったのが一番大きな幸運。義家族が自然にワタシの「家族」になったことが2番目に大きな幸運。この2つの幸運のおかげでしっかりこの地の土に根を下ろせたんだと思う。もちろん人並みに大波を被り、嵐の高潮にもみくちゃにされたときもあったけど、必死でがむしゃらに舵を取って乗り切ったと言う記憶はないのに、極楽とんぼ丸が座礁も沈没もしなかったのは、やっぱり幸運の星か守護天使か、あるいは両方が見守ってくれているからかもしれないね。

今日はArts Clubのウィスキー試飲会があるので、超早めの晩ご飯をして6時に出発。オリンピックヴィレッジのBMOセンターへは電車1本で行けるので、アルコールが主役のイベントにはうってつけ。ダウンタウンでは気候変動に関する抗議行動があって、10万人だかの人で埋まったという話で、郊外に向かう電車は込んでいるかと思ったら、普通のラッシュとあまり変わらなくて拍子抜け。逆にダウンタウンに向かう私たちの電車はほぼがら空き。メインストリート駅に着く前に雨が降り出したけど、しょぼしょぼ程度で、あまり濡れずに会場に到着。Arts Clubのファンドレイジングの一環で参加費は安くないから、いつも少人数。第4回目は第2回で試飲したグレンフィディックの弟のバルヴェニー。

いつものように醸造所の歴史や技法の説明を聞いた後で、12年物2種類、14年物、21年物と順に味わって、煙たさがある14年カリビアンカスクが一番と、珍しくカレシと意見が一致。でも、極めつけは特別ボーナスとして出された14年物のピートウィーク。年に一度1週間だけ盛大にピートを炊くんだそうで、ワタシの舌にはこのとびっきり香しい煙たさは天国の味。絶対に欲しい1本だけど、BC州での発売は12月で今から待ち遠しい。筋金入りののん兵衛になりつつあるような・・・。


地球上に人間の数が増え過ぎたせい

2019年09月27日 | 日々の風の吹くまま
9月26日(木曜日)。☂☁☀。ちょっと早起きだったけど、よく眠った感じ。銀行からの「重要な」ボイスメールに返事をしたら、何ときのうのニュージーランドのビザのチャージの真否の確認。料金を払うのに何度もエラーメッセージが出て、結局別々のクレジットカードを使って何とか通ったんだけど、どうやら「オフィシャル」とうたっていてもニュージーランド政府の公式サイトじゃなくて、ETA導入(10月1日施行)の発表と同時に雨後の竹の子のごとく登場した「エージェント」のだったらしい。環境賦課金を入れても5割も余計に払わされたけど、詐欺だという情報が見つからないから、単なるぼったくりか。

気候変動危機で喧しい昨今、モントリオールの18歳の女子大生が「NoFutureNoChildren」(未来がないなら子供は作らない)という運動を提唱したら瞬く間に何千人もの若者が賛同したそうで、ヨーロッパでも若い世代によるbirth strike(出産ストライキ)が注目されているらしい。子供が1人生まれると家族の二酸化炭素の排出量が6倍になるという研究もあるそうで、地球上に人間が増え過ぎたのも気候変動の原因のひとつなんだから、世界的に人口を減らすのは理に適っていそう。いくら環境のために肉食をやめて植物を食べろと言っても、人口が増え続ければ食糧源になる植物を増産する必要が高まって、農地を増やす必要に迫られるだろうし、そうなると水やエネルギーの需要も増えるだろうし、代替肉のような植物性食料は高度な加工食品だから、生産過程が環境や人間の健康に害を及ぼさないとは言えない。植物だって人間にとって安全だと言う保証はないんだから。

でも、子供のいない老後を支える社会制度を整えなければ、将来大きな問題が出て来そう。子沢山の発展途上国のように、老後の保障を期待して子供を作る人も、表立ってそう言わないだけでいると思う。でも、逆に子供がいないとバリバリ働いて稼ぐ余裕ができるだろうから、老後の保障を自分で確保できるかもしれない。あるときパブで話しかけて来たおっちゃんが「子供は何人?」と聞くので、カレシが「子供はいないけど、金はたんまりあるよ」と答えたら、「オレは子供がいて、金がない」と苦笑していた。子育てにはすごいお金がかかるそうだけど、「お金がかかる」と言うのはそれだけのエネルギー資源や物資を消費すると言うことで、結局は気候変動に加担していることにならないのな。

子供を作るかどうかの個人の決定権が奪われる社会にはなってほしくないけど、地球上に人類が増え過ぎたのも確か。子供ができなかったことに今さら感謝すべきなのかな。ま、人類という一生物種が地球よりずっと先に絶滅する可能性の方が高そうな気がするけど。


そろそろ誰かにめんどうを見られたい気分

2019年09月26日 | 日々の風の吹くまま
9月25日(水曜日)。☁☀☁☂。起き抜けから何となくぼけぇ~っとした感じだけど、このところやや「ばたばたモード」だったから疲れているのかな。もう若くはないんだし、年に関係なく若々しくいるのもけっこうエネルギーがいるから、ちょっと自分の手綱の手加減をしないとダメかもね。

と言いながらカレンダーを見たら、あ、TODAY(今日)と書いた赤い矢印フラグと一緒に、水色のフラグと緑色のフラグ。ワタシの予定表はカレンダーの升目の大きな日付のページだけをコルクボードに取り付けたもので、水色(支払い)、黄色(Arts Club)、緑色(外出)、紫色(来訪者)、青色(マンション関連)と予定の内容によって色分けしたポストイットの矢印フラグを付けている。(去年まであった仕事の納期を示すピンク色のフラグはお払い箱。)つまり、今日はクレジットカード2件の支払いと、(名前のイニシャルがないから)2人一緒の外出。明日の紫色はシーラが来る予定、ワタシのイニシャルがある緑色はヒロとランチの予定で、金曜日の黄色はArts Clubのウィスキー試飲会。ふむ、やっぱり何だかばたばたモード。

支払いを済ませて、ついでに12月のクルーズで行くオーストラリアとニュージーランドのETA(電子渡航認証)の手続き。料金は前者は20オーストラリアドル、後者は69アメリカドルと言うすごい違いだけど、このETAがないことには船に乗せてもらえないから、住所氏名とパスポート情報を入力して、クレジットカードで支払い。確認メールが来たら、エージェントのジェフに手続きしたよぉと連絡して、手書きのTo-Do(やること)リストのETAの項目に線を引いて、またひとつ完了。これで線を引いていないのはあと3つ。

午後、今日の焦点である銀行でのアポ。まじめそうなトニーはポートフォリオマネジャー/投資アドバイザーの肩書きで、個人の資産を運用したり、投資のアドバイスをするのが仕事だそうで、まずはいろんな投資手段について説明して、たとえば投資目標に応じて定期に何割、収益ファンドに何割、株式に何割というようにポートフォリオを組んで運用する行くという話。増やす意欲が低い私たちだけど、年金の払い出しによって年々目減りする基金をできる限り底上げするための投資というのは一考の価値がありそう。自分でやれると言う(けど結局は放置してしまうであろう)カレシに預金口座のお金の運用を任せて、ワタシのRRIFはプロに運用管理してもらおうかな。ワタシのRRIFはワタシが働いて貯めたものだし、長いことカレシや家庭のいろんなめんどうを見て来たんだから、ここらで少しは誰かにめんどうを見られたい気分なのよねえ。


お金は生き物だからかわいがってあげなくちゃ

2019年09月25日 | 日々の風の吹くまま
9月24日(火曜日)。☁☀。今日はまず防火設備の点検。基本的に煙探知器が正常に作動しているかどうか確認するだけだけど、法的な義務なのでお断りは不可。万が一探知器が故障している部屋から火事が発生したら168戸全体を危険にさらすこといなるので、防火設備の点検だけは他の設備とは違って法律で義務付けられているわけ。朝ご飯を済ませて待っていたら、9時前にノックがあって、入って来た検査の人が煙探知器にスプレーをしゅっ。とたんにビィービィーと耳を劈くアラーム。我が家は探知器が2ヵ所にあるからよけいにうるさい。探知器を板紙で扇いでアラームを止めて「オッケー」。電池切れで慌てた話をしながら、エリザベスの部屋のも点検して、じゃあまた来年。

銀行のアポが正午なので、ランチは終わった後で同じブロックのサブウェイでサンドイッチをテイクアウトすることに。持って来てという書類を揃えて、道路を渡って銀行へ。2階のオフィスに通されて、経験14年と言うFP氏とRRSPをRRIFに切り替えた後の運用管理の相談。カレシが会計士で州の証券取引委員会にいたと言ったら、ちょっと口調が変わったからおかしくなる。まず、生活費は2人の年金が十分カバーしているし、預金でこの先数年は遊べるし、子供もいないので、2人の余命を考えると資産を増やす差し迫った理由がないと説明。

で、ワタシの年金貯蓄の明細書を見て「全額キャッシュなんですか」。はぁい、ぜぇ~んぶ。カレシのRRIFもまだ1千万円ほどあって、ぜぇ~んぶキャッシュ。預金口座の残高を見て、「本当にすべてキャッシュなんですねぇ」。はい、半分は住み替えしたときの残り、半分は遺産で、金利が上がったら定期に入れるつもりだったので、ぜぇ~んぶキャッシュのまんま。FP氏の脳内計算機がかちゃかちゃ言って、「私がアドバイスできるのは100万ドルまでなので、上のレベルのアドバイザーに引き継ぎたいと思います」。へえ、銀行ではFPのアドバイスの権限範囲が決まっていて、資産の額に応じたレベルのアドバイザーを付けてくれるってことかな。さすが銀行と言うべきか。

ニューウェストの支店まで出向いてくれるからと、その場でダウンタウンの中央支店にいる上級のFPに電話して、明日の午後2時にアポを取ってくれた。帰って来てテイクアウトしたサンドイッチを食べながら、別に必死で貯めたわけでもないのに、何でこうなったんだろうと言ったら、「ママがよく言ってたよ、お金がお金を生むんだって」。なるほど、ないものは増やしようがないし、あると頼まなくても銀行が増やしてくれようとするし、人間が生み出したお金は何とも不思議な「生き物」に育ったもんだと思うな。かわいがってあげなきゃね。


昔は通勤もキーボードも楽々だったような・・・

2019年09月24日 | 日々の風の吹くまま
9月23日(月曜日)。☂☂☂。秋、初日。何だか急に寒くなってきたような感じで、まだ早いかなと思いつつ、足元の方にかけていたハーフサイズの毛布をフルサイズのに切り替え。長期予報によると、この秋は西部では平均より気温が高く、雨も多いそうだけど、体感としてはほんまかいなぁというところか。まあ、バンクーバー圏としては異常なくらい寒くて雪の多い冬が2年続いたから、雨が多くても凍らないでくれる(普通の)冬に戻れるのはうれしいね。(西岸海洋性気候帯だから、冬はいやでも雨が多いんだけど。)

天気がこんなんだから気分も何となくだらぁ~ん。月曜日だから、仕事に行かなきゃならない人たちはもっとだらぁ~んな気分だろうな。朝のラジオからは、エンストだのスリップ事故だので、あっちこっちで渋滞、渋滞の通勤地獄。まあ、いつもの通勤風景と言ってしまえばそうなんだけど、私たちが揃って現役でダウンタウンまで一緒に車で通勤していた頃はまだ渋滞はなかったし、路駐も楽だったなあ。でも、あれはもう30年以上も昔の古き良き20世紀の話で、今ではリタイア暮らしでよかったぁ。働き終わったから一線を退いて、通勤道路を次の世代に譲ったみたいなもんでしょ。

きのうの夜に使い慣れたキーボードが頓死して、急遽買い替えた新しいキーボード、ブランドは前から気に入っているLogitechなんだけど、何だか小さくなったなあという感じ。ラップトップの狭苦しいキーボードに慣れた人たちのためにコンパクトサイズを作ったのかと思ったけど、50年以上前の手動の英文タイプライターで始まったタイピング歴を振り返ると、大昔のタイプライターのキーの部分もまあこれくらいの大きさ(狭さ)だったかな。何たってタイプライターにはテンキーパッドなんてものがなかったし、間に方向キーなんてものも挟まってなかったもの。電子機器のキーボード歴の方がずっと長くなってしまったから、新しいサイズに慣れるのにちょっと時間がかかるかもしれないけど、キーボードがないと日本語を書くことができないので・・・。

   

さて、明日はマンションの防火設備の点検で、朝から検査の人が来るし、鍵を預かっている同じフロアのエリザベスが不在で彼女の部屋の検査にも立ち会うことになっているし、正午には道路向かいの銀行に行って、年金貯蓄口座(RRSP)を個人年金基金(RRIF)に切り替える手続きをしなくちゃならないしで、リタイアしても通勤のストレスがないだけでちっとものんびりじゃないような・・・。


雨の日だから水難続き?

2019年09月23日 | 日々の風の吹くまま
9月22日(日曜日)。☂☂☂。夏の最後の日なのに、夜中に目が覚めるくらいの土砂降り。朝になってもまだじゃぶじゃぶ。1日中雨と言う予報なので、ウォーキングはレインスリッカーとウェリーズでばっちり武装して、10番アベニューに向かうルート。高校のスタジアムの外まで来たら、ずぶ濡れのユニホームのフットボール選手たちがぞろぞろ。その中で傘を差していた選手が通りすがりに私たちの頭の上まで傘を差し上げてくれたので、お礼を言ったら「どういたしまして」だって。十代の男の子にしては礼儀正しいなあ。それに比べて、狭い歩道を通せんぼして平気な親たちの行儀の悪さ・・・。

今日はひと仕事終えた後のミニチュア工房のお片づけ。たくさんある小さな使い残し材料や備蓄材料として買ったホイルシートやワイヤなどの収納場所が悩みの種。まず作業台横の引出しの一番下にごちゃごちゃ入っている1/12スケールの古いパーツを全部空き箱に移して、どこに置こうか。本棚のセクション2つにまたがるプチアトリエを見渡して、あっ、一番上の棚を整理しよう。手が届かないので脚立に乗って、置いてあったものを全部下ろして、ついですぐ下の棚に積み上げてあったミニチュアキットの箱も全部下ろして、ついにはかなり大がかりなプチアトリエの「模様替え」。これで少しは使い勝手が向上してくれたらいいんだけど。

ランチの支度をしていたら、蛇口付近で水漏れの感じ。ワンホールのシャワー付き混合栓で、ホースを引き出して栓を開けるとシャワーの後ろの方から半端じゃない漏れ方。まずいなあ。ひどくなって下の階にまで漏れたらえらいこっちゃ。とりあえずランチを済ませて、まずは蛇口の観察。シャワーヘッドを引き出して水を出したら、後ろの方からかなり勢いよく水が噴き出した。あわわっと急いで水を止めて、ひと息ついてからよぉく見たら、ホースとシャワーヘッドの接続部分がゆるゆる。もう少しで外れそうなくらい緩んでいて、これじゃあ水が逆流して噴き出すはず。ヘッドをぐるぐる回して、回らなくなったらがしっと締めて、盛大に水を出したら、水漏れなし。やったぁ。これからはときどき締めてやることにしようね。

晩ご飯の後でブログを書こうとしたら、あれれ、キーボードがヘン。入力できるけど、「S」のキーを押すとそれまで打った部分がふいっと消えてしまう。そうだ、ご飯支度の前にちょこっと水をこぼしたから、ショートしちゃったのかも。時計を見たら6時半。道路向かいのLondon Drugsがまだ開いているので、それっと駆け込んでエレクトロニクス売り場でワイヤレスのキーボードくださぁい。小ぶりなキーボード、4千円。ま、デスクトップを買い替えるまで持てばいいか。それにしても今日は「水難」続きというのか・・・。


土曜日ってどうしてこう忙しいんだろう

2019年09月22日 | 日々の風の吹くまま
9月21日(土曜日)。☁☀☁。また大忙しの土曜日。朝ご飯の後、カレシは担当のバスルーム2つの掃除を適当いにささっとやっつけておしまいだけど、ワタシはまず洗濯機を回して、ダスターで埃を払って、箒で掃いて、掃除機で処理して、モップかけ。処分するごみの類をまとめて、やれやれと鼻の頭の大汗を拭っていたら、「ウォーキングに行こう」。あのぁ、もう汗かいてるんだけど。「外に出て冷やすといいじゃん」。はあ。ま、一段落したところだからと日課のウォーキング。家の中では互いに何となく忙しいので、ウォーキングは「夫婦の会話」のゴールデンタイムかな。

帰って来たらもうランチメニューを考える時間で、今日はカレシが大好きなエアフライのエビ入り春巻き。キャベツとにんじんとしょうがとにんにくとたけのことエビとシラントロ(コリアンダー)をぜぇ~んぶ刻んで、ごま油をちょっと入れて混ぜ合わせて、皮に包んで、予熱したエアフライヤーで焼いてざっと小1時間。ソースは(カレシが小皿に残ったのを飲んでしまうので)味ぽんを水で薄めて、カラマンシーの果汁をちょっと足してアクセント。最近フィリピンからの移民がニューウェストに住み着いているようで、スーパーにもアジア食品の棚にフィリピン食品が並ぶようになったけど、フィリピン料理については無知なのでいつも素通り。でも、カラマンシー(カラモンジン)の果汁なら、いろんなことにちょこっと使えそうなので買ってみた。焼きあがった春巻きをソースにつけて食べてみたら、パンチの効いた酸味は熱帯の味といったところで、うん、いける。

午後になって、晩ご飯のポットローストをスロークッカーに仕込んで、乾燥機から出した洗濯物を片付けてやっと体が空いたので、まず土曜日のクロスワードパズルをやっつけて、これでストリーク41日。それからミニチュア工房にこもって、最後に残った透明な天井板を糊付け。神経を集中して、慎重の上に慎重を重ねて厚さ2ミリの板の縁に点々と糊をつけて、息を凝らしてそろぉ~っと板を載せる。ほんの少しでも手が滑ったらこれまでの苦心が水の泡になっちゃうから、こうなるともう禅の修業みたいなもんだな。おかげで見事にピタリ。ふうっと深呼吸して、棚にあった糊やゲッソの大きな容器を重石代わりに載せたら、もう買い物の時間。

晩ご飯の後はカレシは3人連続のスカイプレッスン。一番最初はバーのキットを手に入れて送ってくれた上海のセレナなので、レッスンの終わりごろに完成したワインバーを見てもらったら、「Wow, it’s so cute!(きゃぁ、すごぉくカワイイっ)」。あはは、セレナは30過ぎなんだけど、それでもやっぱりこういう小さなものを見るとcute(カワイイ)が出てくるのか。もしかして中国語でも「カワイイっ」と言っちゃうのかな。


とうとう担ぐのをやめてショッピングトロリーに切り替え

2019年09月21日 | 日々の風の吹くまま
9月20日(金曜日)。☁☀。今日はちょっと暖かいかな。寝ている間にまた右の股関節とひざが何となく疼いて目が覚めた。昼間は歩き回っていても別に痛みを感じることはないし、長歩きしても平気なんだけど、ベッドの中でゆったり足を伸ばしているときにしくしく痛くなるのはどうしてだろうな。たぶん変形性関節症というヤツだろうと思うけど、もうちょっと大切にしてやらないとダメだよぉという警告なのは確かだな。まあ、肥満じゃないし、歩く姿勢は人に褒められるくらいだから、これも単なる加齢現象のひとつということか。

買い物に出たついでに、きのうモールの店先で見つけたショッピングトロリーを検分。折り畳みじゃないけど、バッグは外せばリュックとして使えるということで、中も外もポケットがいっぱい。ハンドルはスーツケースと同じく長さを調節できるし、車輪は自在キャスターが前3個、後ろ3個で安定を気にせずに自在に方向を変えられる。色はきのうひと目見て気に入った濃紺。値段は8千円。ぶら下がっていた値札やラベルを外してもらって、持っていたトートバッグをバッグに押し込んで、いざ、スーパーへ。ポットロースト用の1.3キロの肉の塊もためらうことなくバスケットにぽんっ。

買い物を入れたバスケットの重さからしてトートバッグに詰めたら肩にずっしりというところだけど、新しいトロリーのバッグに詰めたら、おおっ、何と楽ちんなことよっ。意気揚々とショッピングトロリーを引っ張って帰って来て、カレシに見て、見て。歩道を引っ張っているときはゴロゴロ、ガラガラと騒々しいけど、これからのご飯の買い物は膝と股関節にやさしくなるね。切り替えてよかったぁ。

   

ミニチュア工房ではバーにダストカバーを取り付ける最後のステップ。背後の壁と床以外の壁と天井は透明なプラスチック板で、全体がしっかり封印されるので、飾っておいても埃が入らないからプレゼントにはもってこい。でも、厚さが2ミリくらいの薄い板で3面の壁を作るのは至難の業。なにせ中を覗けるように透明になっているんだから、糊付けの手が滑ったり、板同士がずれたりすると接着部分の外に糊が広がってしまって、あわてて拭き取っても糊の跡が残るし、へたをすると跡がさらに広がって目も当てられなくなる。というわけで、午前中いっぱいかかって組み立てた第1号はみごとな失敗作。午後に(予備扱いの)別の箱からきれいな板を出して来て、ちょっと方法を変えてやり直し。ゆっくり、ゆっくり。そろり、そろりで、今度は大成功。ばんざぁ~いっ。

   


すてきなショッピングトロリーを見つけた/ミニチュアが完成

2019年09月20日 | 日々の風の吹くまま
9月19日(木曜日)。☁☁☂。夜明けごろには霧がかかっていたりして、何かパッとしない天気。1年以上もほぼ直線だった体重がこのところちょっと下がり気味なんだけど、せいぜい1キロだし、わりと良く眠れているようだし、食欲も変わりないから、いいのかな。一般に肥満は健康に悪いことになっているけど、高齢者の場合はちょっと肥満体の方が長生きするらしい。ワタシのBMIは22だから、普通ならちょうどいい数字だけど、年齢的にはもう少しあった方がいいのかもしれないな。でも、しっかり食べてるし、ちゃんと飲んでるんだけど・・・。

今日は午後に運動を兼ねてファーマーズマーケットに行くので、スーパーでの買い物は午前中。急がないのでのんびりモールの中を通って行ったら、渋くてすてきなショッピングトロリーに遭遇。柄物を引っ張って歩いている人が多いけど、何かおばあちゃんっぽくて(おばあちゃんではあるけど)やだなあと思っていたけど、これは濃紺一色。よし、明日にでも買うかどうか考えてみよう。モールのどん詰まりはウォルマートで、クラフト用品の売り場が入ってすぐなので、ついでだから白と黒のフェルトのパッケージを買って、店の反対側からエスカレーターで下のスーパーへ。朝ごはん用のオレンジジュースと牛乳とバナナだけ買って、トートバッグを担いで帰って来て、ふとどのくらい重いのか知りたくなって、バッグを体重計に載せてみたら6.5キロ。ということは、いつも10キロ近い荷物を担いで歩いているわけで、どうりで股関節や膝がしくしく痛むはずだな。うん、年貢を納めてショッピングトロリーに切り替えようっと。

マーケットの時間までは「ワインバー」の照明の配線。3個のライトのワイヤをまとめてプラスチックのストローに通してから、単4が2本のパックのワイヤにつないで固定。スイッチを入れて3個のライトが点灯するのを確認してから、ストローを壁の裏側に糊付け。問題は電池パックの収納場所がないといういい加減な設計。しょうがないから、半端な使い残し材料を入れてある引き出しをかき回して見つけた模型用の薄板で電池パックを差し込んでおくボックスを作って裏側に取り付け。やれやれ、このキットはほんとに「はて、どうしたものか」の連続で、呆れっぱなしだったけど、問題解決のいい訓練にはなったな。最後の懸案が解決したのでいよいよパーツを全部それぞれの位置に固定。ピンセットを使って糊付けして行くのは一番楽しい作業かもしれないな。糊が乾くのを待って、逆さまにしてパーツが落ちて来ないことを確認したら99%完成。後は前と横、上に透明なダストカバーを付けるだけ・・・。

   

午後3時。雨がしょぼつく中を坂下のマーケットへ。市役所の隣の公園でやる夏のマーケットも残すところ1ヵ月で、11月にはマンションの玄関前で月2回の冬のマーケット。時間は駆け足・・・。


秋と共に演劇シーズンの始まり

2019年09月19日 | 日々の風の吹くまま
9月18日(水曜日 )。☁☀。8時過ぎに起床。青空が出そうな頃、南東の川向こうのサレーセントラルのタワー群の後ろの地平線に沿って黒、白、灰色の雲がぽこぽこ。晴れようか、曇ろうか、それが問題ってところかな。今日は夕方に出かけるんだから、ぜひ晴れて欲しいなあ。

   

ミニチュアのワインバーは仕上げの段階。バルサの板を貼って厚みを付けた舞台写真やポスターを、カウンターやドラムの位置との関係を考えながら、バックの壁のあちこちに置いてみて、配置に満足したところで糊付け。改装前のラウンジの写真はカウンターの後ろに付けた敷居に「無造作」に立てかけて「用済み」を表現。手前左隅が半端な空間になるので、ついでに丸テーブルを作ってクロスをかけたら、新装なったラウンジと同時にオープンする『The Birds and the Bees』のプログラムを積んでおくのにぴったり。スポーツバーだからか緑がまったくないことにふと気がついて、ついでのついでにテーブルに置く植物。花瓶には「ストロー入れ」を転用。男たちがビールを飲みながらサッカーを観戦するバーにストローはないもんね。さて、これでワインバーのパーツが勢ぞろい。自己流の自家製パーツは4割くらいかな。

   

4時過ぎにあっさりパスタの晩ご飯を食べて、5時に今日オープンするシーズン第1作『A Thousand Splendid Suns』のレセプションに出発。車の調子は上々で、どうやらカレシの新車買い替えへの関心はかなり萎んだ感じ。レセプションの会場はハイクロフト館(旧マックレー邸)で、顔なじみと「夏はどうだった?」とおしゃべり。スマホで撮って行ったワインバーを見せては、グランヴィルアイランド劇場のラウンジの新装オープンセレモニーまでに完成させて持って行くからねえと宣伝。はて、Arts Clubに「大ファンより」として贈呈するのはテープカットのときかその後2階の新装ラウンジに上がったときか。ハウスウォーミングならぬ「バーウォーミング」のプレゼントね。

レセプションがお開きになったら、今日は芝居をすっぽかしてまっすぐ帰宅。カレシはああいうドラマは嫌いだと言うし、脚本を買って読んだワタシは内容が内容なもので、目の前で演じられるのを観ている勇気がどうしても出なかった。タリバン支配下のアフガニスタンを舞台にした小説の舞台化で、Arts Clubの上演作品としては珍しく「観客への注意書き」が付いているくらいの心理的、感情的なパワーを持つドラマ。だから、演劇好きとしては観たい!という気持があっても、感情のレベルでは観る心の準備ができなかったわけ。きっといつか大丈夫な日が来るとは思うんだけど。


お金があればやたらと世話を焼いてくれるのが銀行

2019年09月18日 | 日々の風の吹くまま
9月17日(火曜日)。☂☁☂。寒っ。朝から暖房が入ってるし、バルコニーの温度計はたったの13度で、雨がじゃぶじゃぶ。こんな日のランチは温かなスープが何よりと、Simply Delishの「マッシュルーム&ライス」スープのミックスを大鍋に空けて、所定の水を入れて、マッシュルームの特大パック(ざく切りした売れ残り)と水で戻したグルメきのこ(モレル、ポルチーニ、マツタケなど)をフライパンいっぱいに炒めたのを加えて、ついでに生しいたけも追加して、(雨の間を縫っての)ウォーキングの間にことこと。ミックスはほとんど塩が入っていないので自在に調節できるし、チューブ1本で3日分のお2人様ランチができるのがいい。

ウォーキング中にちょっとだけ日が差したけど、後は雨が降ったり止んだり。何だか「雨期」が早く来ちゃった感じで、ちょっと気分が弾まないけど、ラジオのロックで景気を付けながらドラムセットの仕上げ。そんなときにワタシの個人年金の貯蓄口座がある証券会社から電話が来て「年金基金への切り替えはどうしますか」。あ~あ、もう待ったなしか。何しろ預けてある4300万円、定期が満期になって以来ぜぇ~んぶ現金のまま。銀行には年金貯蓄としての投資信託口座があって、こっちは損をしていないだけで鳴かず飛ばず。同じグループなんだから、証券会社にある資金をそっくり道路向かいの銀行支店に移して、投資信託と一緒にひとつの年金基金にまとめようと思っていたので、電話の主と相談して支店に出向いてアポをとることにした。

クレジットカードの限度額の引き上げもあるので、買い物の時間にちょっと早めに出て銀行へ。カードの手続きは支店ではできないとのことで、次は年金基金に関してのアポ。系列の証券会社から資金を移したいと言ったら、口座の明細を印刷して来て、「この金額ならきちんとした運用管理が必要だと思いますよ」。うんうん、それはわかるんだけど、今さらもっと増やそうとか言う願望はないので、適当に定期に入れて回して行くつもりだったの。だからすぐ近くの支店に移して、ひとつにまとめようと思ったわけ。「でも、投資で運用した方が賢明ですよ」。でもねえ、ワタシとしては法律で年金として取り崩すことになってるからしぶしぶ手続きしているわけで、せっかくリタイアして楽しくやってるのに、この年になってお金が増えたの減ったのと気を揉みたくないのよねえ。

でもとにかく一度総合的にアドバイスしてもらうべきと言われて、フィナンシャルプランナーとのアポをもらって来たけど、銀行って、お金がなければ鼻も引っかけてくれないのに、十分に間にあっているときはああだこうだと世話を焼きたがるから笑っちゃうなあ。


秋の日の、ドタバタの、ため息の、身にしみて・・・

2019年09月17日 | 日々の風の吹くまま
9月16日(月曜日)。☁☀。眠たぁ~いっ。午前4時半、突然キィーッ。ああっ、またぁ。あたりが寝静まった中でのキィーッは玄関の内側だから外の廊下にも響いてるだろうし、もしかしたらご近所さんに聞こえるかも。それじゃぁ騒音問題だよと言うわけで、何とか電池を入れて黙らせるべく脚立を出して来て応急手当。9ボルトの電池はすんなり入るんだけど、電池ボックスの縁の自在に動く小さな赤い突起が邪魔で蓋が閉まってくれない。どうして、どうしてと思考を集中しているときに、のこのこと起きて来たカレシが能天気に「あの青い光は何」と聞くもので、ワタシはぶっち切れ寸前。

探知器を黙らせるのが最優先だったので、蓋を閉めずに天井からぶら下げたままでベッドに戻ったけど、「どうして、どうして」が頭の中でぐるぐる。眠れなくて悶々としているうちに100ワットの電球がポッ。そっか、あの赤い突起は電池を入れるときにボックスの中に押し込むようにできているんだ。電池を固定するためだろうけど、何しろ取扱説明書というものがないから確認のしようがない。よしっ、朝一番で電池を入れ直してやろう。そう決めて眠ることにしたのは午前5時半。朝は8時ちょっと過ぎに起きて、朝ご飯が終わったら即行で電池の入れ直し。寝ぼけ頭で考えて出した結論が正解だったようで、赤い突起を折り込むように電池を押し込んだら難なく蓋が閉まって、探知器は沈黙。天井のベースにはめ込んで、あ~あ、秋の日の、ドタバタの、ため息の、身にしみて、ひたぶるに・・・くったびれたっ。

寝足りない気分だけど、ミニチュア工房でドラムセットの作り直し。3つ目の箱から「盗んだ」パーツを使って、胴は木目のつるつる紙の代わりに「トランク」に使う茶色の紙。前もってホイルテープを貼っておくのに、糊付けしやすくなるようにやすりでこすったら、あら、針金が抜けて来た。何だ、こんなに簡単に抜けるんだったら苦労することなかったのに。針金を抜いてしまえばだたのホイルだから、予め湾曲させた紙に貼るのに抵抗がなくて楽々。粘りのある強力な糊を使って、今度は満足できるバス、タムタム2個、フロアタム、スネアを全部一気に完成。おかげで煙探知器騒動のストレスが解けた感じで、後はスタンドを取り付けて、照明の配線をして、いよいよワインバーの組み立て。

いつもの時間にスーパーに出かけたら、管理組合理事のグロリアとばったり。同年代のリタイア組なので気安く立ち話が弾む「ご近所さん」。さっそく煙探知器の電池騒動をおもしろおかしく報告して、5年保証の切れ目は魔の節目よねえと言ったら、「そうそう。またエレベーターの故障が増えたし、火災警報は誤作動するし、最上階と25階で雨漏りが見つかったし、頭が痛いわ」とグロリア。そう、みんな「保証期間」が過ぎたら故障するように設計してあるんじゃないのかなあ。うん、電池切れで済んだのは幸運だったのかも・・・。


秋の日の、ドタバタの・・・

2019年09月16日 | 日々の風の吹くまま
9月15日(日曜日)。☁☂☁☀。きのうシーツをフランネルのに取り替えたおかげで2人ともぐっすり眠れた気分。日本式の掛け布団なんてものはなくて、寝具は上にかけるシーツと季節によって純毛、フリース、コットンと入れ替わるブランケットだけ。そのシーツも、パーケールのは肌触りが涼しくて夏にはいいけど、気温の低い季節は保温性のあるフランネルに限る。朝ご飯の後はきのうやり損ねたワタシの衣替え。たんすの引き出しいっぱいの半袖のTシャツを七分袖のTシャツと入れ替えて、クローゼットのサンドレスをジャンパースカートと入れ替えて、作業は完了。今年の夏はほとんどサンドレスを着なかったのは、やっぱり暑くなかったということかな。

雨が降りださないうちにウォーキングして来て、とんぼ返りでごみ袋とリサイクル品のバケツを持ってごみルームへ。(掃除の後にすぐ持って行かないとついどうしても翌日回し。)何年も前から野菜の切りくずや食べ残しなどのキッチンの有機ごみは分別収集して堆肥にするしくみになっていて、普通ごみとして出してはいけない決まり。我が家では旧居から持って来た「グリーンバケツ」をキッチンの横に置いて、中のビニール袋にいったん貯めた有機ごみをバルコニーのドアのすぐ外に置いてある蓋付き容器に保管しているけど、2人暮らしの量では臭いの問題はなくても、腐ってしまう夏場は捨てる処理が厄介。でも、最近スーパーで見つけた有機ごみ用の防水紙袋を外のバケツに入れておくようになって、袋ごと堆肥化できるということで捨てる処理は楽々。

   
   キッチンごみの袋(下の8つの四角には入れていい生ごみのイラスト)

晩ご飯のしたくにかかったとたんに火災警報器か煙探知器がキィーッと耳に刺さるような音を立て始めて、1、2分おきにキィーッ。偵察に出て行ったカレシが戻って来て「ジムにいた(隣の)ジャネットに聞いたけど、うちだけらしい」。てことは警報器か探知機の故障かぁ。どうやって止めたらいいのか、管理会社の緊急番号に電話してみようかと話していたら、ジャネットが来て「今思い出したけど、煙探知器の電池が切れたのよ、きっと」。ジャネットにお礼を言っていたら頭の上で「電池がどうのこうの」と声。そっか、予備電源の電池が切れたってことか。しょうがないからご飯したくを中断して、脚立に乗って天井の探知器を外したけど電池ボックスの蓋が開かないので、道具箱や新しい電池を持って来るのに脚立を上がったり降りたり。何とか蓋を開けて電池を取り替えたけど、今度は蓋が閉まらなくて、結局、1週間後に防火設備の点検に来たときに手を貸してもらうことにして、煙探知器は天井のベースからぶら下がったまま放置。

ご飯したくを再開したけど、この緊急時にうろうろと邪魔になるばかりで何もしない(できない)カレシにちょっぴりむかっ腹。ああ、ほんっとにくたびれるったらぁ、もうっ。あら、青空が。はあぁ・・・。