リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ゆうべは芝居、今夜も芝居

2019年01月31日 | 日々の風の吹くまま
1月30日(水曜日)。曇りがち。きのうは1日いい日だったな。カレシの検診結果は上々だったし、1時間以上かけてニューウェストまで来てくれた友だちのデイヴィッドとイーディスと行ったイタリアンレストランはすごく良かったし、その後で一緒に観た芝居(『Blind Date』)はめっちゃくちゃ愉快で笑いっぱなしだったし、急な上り坂の帰り道は何かあんまり坂を意識しないでいるうちに我が家に着いてしまったし。

タイトルの「ブラインドデート」は互いに知らない男女がデートすることで、開演前にロビーで興味を示した男性客の中からデートの相手を選んでステージに上げての即興芝居。ど素人を相手に台本なしで90分の芝居を打つのは並大抵のことじゃないんだけど、プロの役者はさすが。最初は緊張気味だった男性も、うまぁく誘導されているうちにだんだん乗って来て、最後は客席を大爆笑させる熱演ぶり。主役のミミを演じる俳優は3人いて、毎晩デートの相手も違う即興芝居だから、上演期間中は毎晩「別」の芝居と言うことになるわけで、客席からの合いの手のタイミングが絶妙だったのは何度も観て流れを把握しているファンがずいぶんいたということかな。(ストーリーの「流れ」はいくつかの案を用意してあるんだと思う。)

さて、今日は骨スープを漉して、骨や野菜くずを取り除く作業。作り始めて3日目で、一時煮立ててしまったせいでちょっと濁り気味だけど、かなりコクのあるストックに仕上がった。せっせと脂やアクをすくっていたから、コクはあっても脂っぽい味はまったくないから、成功ってところかな。大きなスープ鍋にいっぱい出来たので、後は小分けして冷凍するだけ。やれやれと言う気分で午後はのんびり。1月も明日で終わりで、2月の声と共に税金申告のシーズンだから、明日の仕事はビジネスの最後の帳簿付けかな。奇しくも2月1日はワタシがおひとり様ビジネスを立ち上げた日で、リタイアの日を1月31日にすれば満29年で店じまいということになったけど、ま、年度末の12月31日の方が理に適っていたから・・・。

きのう芝居を観て来たばかりだけど、今夜はソーントン・ワイルダーの『The Matchmaker』のオープニング。後に『ハロー・ドーリー』としてミュージカル化されたしっちゃかめっちゃかの道化芝居。早めにご飯を食べて、レセプションに間に合うように出かけなくちゃ。車だから、ラッシュに引っかからないように少し早めに出ないと・・・。
1時間

心臓手術後1年の検診結果はベリーグッド

2019年01月30日 | 日々の風の吹くまま
1月29日(火曜日)。晴れ。日の出の地点がどんどん東に移動して来て、朝日が寝室の隅に差し込むようになって来た。夜間は氷点下まで冷え込んだらしいけど、日が昇ると春の感じがいっぱい。ロッキー山脈の向こうはどえらい寒波で、リジャイナやウィニペグでは体感温度がマイナス40度とか50度だって!

朝ご飯を食べて、きのう作り始めた骨スープのでき具合をチェックしてから、カレシにくっついて心臓専門医のオフィスへ1年後の検診。カレシが入院したロイヤルコロンビアン病院が州の心臓医療の最高峰ということで、コロンビアストリートを隔てて並んでいるオフィスビルは心臓科の専門医のオフィスがたくさん。夜中の2時に呼び出されて緊急でステント治療をしてくれたチャン先生のオフィスには他に3人の専門医が入っていて、小さな待合室は患者でいっぱい。15分ほどで診察室に呼ばれて、血圧を測って、聴診器を当てて「いい具合」。トレッドミルで検査をすることになって、紹介状をもらって道路を渡った隣のビルにある心臓クリニックへ。

待合室で検査室に入ったカレシを待っていたら、チャン先生が来てすたすたと奥の検査室へ。ときどきカレシと女性トレーナーの笑い声が聞こえて来て、いい結果が出そうな予感。そのうちにチャン先生が出て来て、ワタシに「とても良かったよ」。先生が帰って少ししてから、カレシもにこにこ顔で出て来て「終わったから帰るぞ」。問題が起きない限り、次の検診は2、3年先でいいと言われたそうで、薬もステントの保護が狙いだった抗血小板薬(クロピドグレル)は手持ちがなくなったらそのまま中止、血圧を制御するベータ遮断薬(メトプロロール)は1回1錠半を1錠に減らしていいことになって、ばんざぁ~い。いつも1週間分の薬をオーガナイズしているワタシも、特にベータ遮断薬の小さな錠剤をカッターで半分に割るのがめんどうだったので、ばんざぁ~い。

ほんとに良かったね。きちんと薬を飲んで、毎日まじめに運動して、食生活に気をつけて来た甲斐があったってことだもの、この調子ならこの先10年や15年は元気に行けそうだね。今夜は友だち夫婦と一緒に食事をして芝居を観ることになっていて、「トレッドミルで運動して来たから、ワインで乾杯するぞぉ」とカレシ。あはは、帰り道はきつい上り坂だよと言ったら、「スラニナ先生はもっと歩けと言うからね」と澄ました顔。ほんっとによかったぁ。

リタイア気分にスイッチを入れようっと

2019年01月29日 | 日々の風の吹くまま
1月28日(月曜日)。晴れ。春がもうそこまでと言う感じで、ルーフデッキで冬越しした鉢に黄色いクロッカス、紫色のムスカリ、濃い赤のカーネーション。去年2つ花をつけた桜も枝の端はしに膨らみが見えて、元気にまた花を咲かせてくれそうな気配。坂道ウォークでクィーンズパークへ向かっていたら、家々の日当たりのいい庭にホワイトベル(ブルーベルの親戚)があちこちに咲いていたし、ボケの花が咲いているところもあってびっくり。

今日はまずきのうフリーザーから掘り出しておいた牛の骨で骨スープ作り。引越し前からフリーザーにあったもので、ぶつ切りの太い骨はゆうに2キロはあるかな。骨をオーブンで焼いている間に、煮出し作り用のでっかい深鍋を下ろして、にんじんや玉ねぎ、セロリ、にんにくをざく切りにしてどさどさ。焼けて汁が出て来た骨を汁ごと鍋に入れて、かぶるくらいたっぷりの水を入れて、ベイリーフや粒こしょう、塩を入れて、さぁて、初めて作る骨スープはどんなものになるか・・・。

今日の「仕事」その2は、2月から本気になって始めるつもりのDVD講座の整理。人文(言語学、文学、美術、音楽、心理学、歴史など)と科学(地学、天文学、気象学、海洋学、工学など)の大学教授による講義が、1コマ30分のコース全体で短いものは12コマ、だいたいは24コマか36コマだけど、中には48コマ、60コマ、果ては96コマなんてものもある。30科目以上あるコース全部の講義時間を合計してみたら、まあ何と572時間!つまり「修了」するのに週7日1日1時間ずつだと572日かかる勘定だな。でも、リタイアしてから楽しむつもりで買って来たんだから、何年かかっても気長に楽しめばいいんだよね。もっとも、卒業単位や学位のような「終点」がないから、カタログでおもしろそうコースを見つけるたびに買い足していたら永遠に「学び虫」のままだけど。
   
   DVDに付いて来た教科書を全部積み上げたら・・・

自然科学分野の研究論文の英語訳や研究資料の日本語訳をやっていたときは「鶏舎の中の狐」の気分だったな。数式はちんぷんかんぷんでも、基本的なことが分かって来るだけで楽しくなったもんだった。生まれついての知りたがり屋の本領を発揮したというところだけど、ワタシが大学には行ったこともないのを承知の上で博士たちの論文の翻訳をやらせてくれた社長(自身も学者)に今さらながら感謝の気持でいっぱい。さぁて、どれから始めようか。迷っちゃうなあ・・・。

1月の終わりと共に忙しくなって来た

2019年01月28日 | 日々の風の吹くまま
1月27日(日曜日)。曇りのち晴れ。8時ぐらいに目が覚めて、ちょいちょいとカレシを突いて起こして、しばし起きようか、まだいいよと、あまり意味のない禅問答をして、「よし、起きるぞ」というカレシの鶴の一声?で起床。ワタシが身づくろいをしている間に、カレシは朝ご飯のセッティング。あ、これもカレシが自発的に「担当者」になった家事のひとつ。

そうそう、洗った食器を所定の戸棚にしまうのもいつの間にかカレシの担当になったみたい。2人分だから、食洗機を回すのは1日1回で、就寝前のリラックスタイムの前にワタシが洗い終わった食器を食洗機から出し始めると、カレシがすぅ~っとオフィスから出て来てカウンターに置いた食器を片付けてくれる。ワタシが(御用聞きをして)晩ご飯の買い物に行く頃にグラスを冷凍庫に入れて、サラダを作り、帰って来て料理を始めるとマティニを作ってくれて、スツールに座ってオープンキッチンのカウンターを挟んでとりとめのない雑談。うん、けっこういろいろやってるなあ。仕事と家事できりきり舞いしていた頃にこれだけしてくれたら助かったのにねえ・・・。

坂道ウォークに出かける前に、ランチのコンジーの仕込み。米はグルテンフリーなので、ニューヨークではコンジーが大ヒットして、「何これ?」的なレシピも続々と登場しているらしい。ま、オートミールもリゾットもコンジーもみんな要するに「お粥」(エアカナダのCAの発音によると「オカーユ」)。玄米を使って作るにはスロークッカーよりも普通の鍋の方がずっと効率的。今日のコンジーは麦ご飯(発芽玄米と押し麦)としょうが、にんにく、醤油ちょっとをベースに、豚肉、青梗菜、コリアンダーを入れて、2時間くらいとろとろ。香港で2人ともコンジーにはまって、我が家のランチメニューの定番に登場。ちょっと寒々とした日には体がホカホカになっていいけど、消化が良すぎてすぐにおなかが空くのがねえ・・・。

仲良しのイーディスから(芝居に行く)「あさって、どうする?」というメールが来たので、劇場のあるアンヴィルセンターの中のイタリアンレストランPivaの予約が取れることを確認して、そこで落ち合うことを提案。すぐにオッケーの返事が来たので、さくっと4人のテーブルを予約。火曜日なのに予約が盛況らしいのは芝居の前に食事をと言う人がかなりいるってことかな。芝居三昧の3週間の始まりと共に1月が終わりかあ・・・。

40年経って家事に参加する心理はいかに?

2019年01月27日 | 日々の風の吹くまま
1月26日(土曜日)。曇り。週中に床掃除をしたので、今日は適当に掃くだけにして、坂道ウォークから帰って来てごみとリサイクル品を処分した後はのんびり。リタイアしたんだから毎日「のんびり」のはずだけど、生来ちょこまかとした性格なので、のんびり洗濯をして、のんびりランチのフォーを作って、のんびり晩ご飯のローストを冷蔵庫にあったバーベキューソースに漬け込んで、合間にのんびりクロスワード。乾いた洗濯物の中にソックスが3つ。よく見たら、あはっ、ぜぇ~んぶ「片割れ」。カレシの目の前でひらひらさせて見せたら、カレシはガハハと爆笑。まあ、ひとしきり2人で大笑いしたけど、半端ソックスは自分で何とかしてね。

ランドリールームの洗濯機/乾燥機が(ドアが開けっ放しなので)いつも見えているし、乾燥機に洗濯するものを溜めておくと、同じスペースにある靴やコートを出すたびに溜まり具合がわかるので、けっこう小まめに洗濯する習慣が付いたけど、昔は月にせいぜい2度の大洗濯。洗濯機と乾燥機を3回ずつ回して、乾いた洗濯物は大きなかごに積み上げて放置することがしょっちゅうで、カレシが下着がないとぶち切れたものだった。その洗濯かごが今ウォークインクローゼットにあって、乾燥機から出したカレシの洗濯物はぜぇ~んぶそこに放り込んで、溢れるほど溜まってもワタシは知らん顔。カレシはカレシで引き出しの下着がなくなるとベッドの上にかごを持ち出して、自分流でたたんでは自分所定の場所にしまっている。

昔のように文句を言わないのは、ワタシがカレシのやり方にいっさい口を出さないから文句の言いようがないんだと思うな。土曜日のバスルームの掃除もまったくのカレシ流で、ワタシは知らん顔。一見して手抜きしているように見えるけど、カレシは「効率的」にやっているつもり。まあ、トイレもシンクも鏡も一応はきれいになっているし、シーラが月1回来てバスタブとシャワーを掃除するついでにカレシが見落とした(やり残した)ところもやってくれるので、隅っこにちょっとくらい汚れが残っていたって、どうってことない、ない。

ずっと共働きだったのに好きなサラダ作り以外は家事負担ゼロで、手伝いもしなかったカレシが40年にして自発的に家事に参加するようになったのはすごいことだと思う。どんな心境の変化があったのかは知る由もないけど、いちいちケチを付けない方針が功を奏したのか・・・。

頭の中はいつも騒がしいの

2019年01月26日 | 日々の風の吹くまま
1月25日(金曜日)。曇り時々晴れ。起床は8時半。今日の坂道ウォークは下り坂からロイヤルアベニューを回って7番ストリートを上って来るルート。途中で大きな木いっぱいにカラスの群れが止まっていて、ずいぶんぎゃあぎゃあ騒いでいるなと思ったら、カモメが何羽か上空を旋回中。ときどき勇敢なカラスがカモメを追い回し、その後でカモメがキィキィとカラスを追いかけ回し、ついにはカラスが一斉に飛び立って、何とも華々しい空中戦。これも春の兆しなのかな。野次馬気分で空を見上げながら歩いていたら、あやうく歩道から足を踏み外すところだった。

午後になってやっと釧路のJ子に手紙を完成。未だにネット接続を頑固に拒否しているもので、通信は昔ながらの郵便。印刷していざ送るとなったら、あら、封筒がない。しょうがないから東京で買った絵葉書が入っていた封筒の上に印刷した宛先を貼って、さて切手と思ったら郵便を出さないから切手もない。海外向けの料金をググって調べて、引き出しの隅に残っていた古い切手を集めて貼って(現行料金より多いけど、いっか)、やっと投函できるところまで来た。ワタシは昔から筆まめじゃないのに、日本に長ぁ~い付き合いの友だちが何人もいるのは奇跡かもね。J子とは小学校1年生からだから、もう65年かあ・・・。

翻訳協会のフォーラムに投稿された「同時通訳者の脳の働き」に関する研究論文の紹介記事を論文本体と一緒にコピーして印刷。ずっと昔に1週間の特訓コースを受けただけで同時通訳をやっていた強心臓のワタシ。逐次通訳よりもやり易かった気がするけど、日本語がすんなり出て来なくなった今ではとっても無理だろうな。開業当時は通訳と翻訳の2本立てだったのが、翻訳の仕事が増え過ぎて、外に出なければならない通訳と時間的に両立させられなくなったために翻訳1本に絞ったんだけど、日本語を「話す」能力が劣化し始めたのはあの頃からかもしれないな。

脳内で2つの言語を処理する点ではカレシの英語レッスンに役立ちそうな気もするけど、ワタシの脳内でどうなっているのかは聞かれても説明できない。日本語を読み書きしながらカレシと英語で会話するのが可能なのは、視覚と聴覚の別々の中枢で(同時に)処理しているからじゃないかと思うけど、いつもわいわいがやがやと騒々しいワタシの頭の中のことはMRIに頭を突っ込んでみないとわからないだろうな。のぞいてみたい気もするけど・・・。

春来たりなば工事の季節

2019年01月25日 | 日々の風の吹くまま
1月24日(木曜日)。曇りのち晴れ間。何かぱっとしないけど、ロッキーの向こうは猛烈寒波だそうだから、文句は言えないかな。先週から5番アベニューで続いていた工事が、今日は角を曲がって6番ストリートの我が家の下あたり。市が光ファイバーを埋設しているようで、細い溝を掘るだけだからイライラするほどの騒音でないのが幸い。(低層階ではうるさいかもしれないけど。)

ニューウェスト市はいずれ市内全域に光ファイバー網を張り巡らせる方針で、我が家のあるマンションは建てたときに光ファイバー回線を導入済みだけど、周囲のオフィスビルがテナント誘致の条件を良くするために接続を申請したんだろうな。夏に2階から4階まで全てをまっさらにした向かいのオフィスビルは現在テナントを募集中だし、市としてはITビジネスを誘致したいところだし・・・。

川べりのダウンタウン地区では最大手の開発業者が43階と53階のタワーを建てることになっていて、すでに杭打ち工事の段階に入ったらしい。あの衝撃音は気にしないではいられないやかましさだけど、現場はそれほど近くないし、毎日長時間聞こえるわけじゃないのが幸い。主に振動式の杭打ち機を使って、特にうるさい衝撃式の機械はどうしても必要な部分だけにしているそうだけど、市役所にはやんやの苦情電話がかかって来て、業者共々対応に苦慮しているらしい。現場はタワーマンションが林立している地区で、3年前にも同じ業者がタワー2棟の建設を始めたときに想定外の杭打ち工事が必要になって、市役所では苦情の電話が鳴りっぱなしだったとか。地下駐車場の掘削を始めたら草分け時代の波止場の遺構に遭遇したためだそうけど、元々地盤が固いとは言えない川岸に40階超のタワーを建てようというのがそもそも無理なんじゃないかな。

夜にオフィスから川の方を見ると、夜間工事の照明が煌々と輝いていて、この照明にも苦情が殺到しているらしい。短期間で杭打ち工事を終わらせるべく夜11時まで作業をしているんだそうだけど、昼間は杭打ちの騒音や振動、夜は目が眩むような照明じゃあ近くに住む人たちはたまったもんじゃないな。それにしても53階建て!ワタシは高いところに上るのは大好きだけど、人間が蟻のように見えるような高さには住みたくないなあ。でも、我が家の視界にガラス張りのタワーが侵入して来ても、遮る川向こうの景観はつまんない産業団地だから、まあいいや。

子供の騒音と親の行動と・・・

2019年01月24日 | 日々の風の吹くまま
1月23日(水曜日)。曇りなのか霧なのか、すきっとしない天気。いつものようにテレビのニュースを横目で見ながら朝ご飯を食べていたら、30代くらいの男性が2歳の息子が出す騒音を理由にニューウェストのアパートから月末までに退去するように命じられて「困っている」というニュース。自営業のシングルファザーが子供をアパートの廊下やロビーで遊ばせて、他の住人からの苦情で何度か注意された挙句に退去を求められ、賃貸問題を扱う審判所に訴えたら仲裁員が家主側に付いて退去命令を支持したと言うもの。

コンクリート造りの我が家も上階で走り回る子供の騒音で精神的な限界を感じるほど極端なストレスを経験したので、木造の建物での酷さは想像に難くない。まあ、2歳児を育てているひとり親の苦労も理解できなくはないと思いつつ、新聞サイトで記事を読んでみたら、ん?何なんだ、この人?テレビでの得々とした態度に違和感があったんだけど、家主(大手開発業者)側が1階の部屋と2戸のタウンハウスを代替の住居として転居を提案したのに、「夢の住まい(ロフトのある川に面した部屋)だし、見つけるのに6ヵ月もかかったし、自分は転々とするタイプじゃないから引越しは頭が痛いし、疲れるし・・・」と拒否したとわかって、同情感は一気に雲散霧消。

退去させられて当然だなあという印象になったんだけど、別の新聞の記事を読んだら、また、何なんだ、この人?パートナーがいて(つまりシングルファザーじゃない)、在宅自営と言う話が「仕事から帰って来て」と言っているしで、家主からの退去命令を審判所が支持したのは事実という以外は、何とも話がちぐはぐ。おまけに10日後の引越し先がないという危機感はゼロで、差別だ、ハラスメントだ、裁判を起こすと威勢がいい。でも、新聞記事のコメント欄は同情を集めるどころか批判ばかり・・・。

この人の職業は「ソーシャルメディアトレーナー」だそうで、(たぶん)いかにうまくソーシャルメディアを利用(操作)して目的を達成するかをコーチするのが仕事らしい。結局は、今どきの権利意識過剰、被害妄想過剰の「自己中おとな子供」丸出しのミレニアルがメディアで注目を集めようとしたようで、新聞メディアも利用されていると気づいたふしもあるし、商売にも影響が出るんじゃないのかな。何よりも、貸してくれる家主が見つかるのかどうか。何だか子供がかわいそう・・・。

2人揃っての悠々自適の老後はご褒美

2019年01月23日 | 日々の風の吹くまま
1月22日(火曜日)。雨。寒々として、雪でも降るんじゃないかという気がする。薄い雨雲が低くく垂れ込めているもので、我が家の窓の外は視界ゼロの五里霧中。こんなんだと気分も何かどよぉ~んとしてしまって、朝からエンスト状態になるから困ったもんだ。でもまあ、10時にはお気に入りのウェリーを履いて、厚手のパーカの重装備でカレシと一緒に坂道ウォーク。1年の計がもう3週間も続いているのはエライ。

電話とネットのアカウントがあるTelusから「クレジットカードの期限が切れるので更新しなさい」というレター。送られて来た新しいカードを期限切れは2月末だからと放っておいたのを思い出して、さっそくアクティベートして、Telusにログインしてカードの期限を変更。電話のパッケージもモバイルも仕事の経費計上の関係からワタシの名義になっているので、支払いも(元業務用だった)ワタシ専用のカード。お金はカレシ名義のメインのクレジットカードと同じ共同口座から出るので、単に請求日が違う(つまり支払期日も違う)のをキャッシュフローの調整に利用しているだけなんだけど、デパートのカードを使い分けて支払い時期をずらしていた貧乏時代の名残りかもしれないな。結婚してからずっと家計管理を担当して来たのはワタシ。会計士なのに丸投げで任せてくれたカレシはエライ。

カレシ宛の郵便は公務員組合年金が2.3%増えると言うお知らせ。付加的医療保険料も増えるし、所得税も天引きされるけど、2人の年金を全部合わせるととうとう手取りで月々50万円を突破。今年はワタシの事業所得がゼロになる一方で個人年金(月20万円くらい)の受け取りは来年からだけど、今までも年金の範囲内で暮らせていたから心配なし。報告を聞いたカレシは「どうしてこんなにあるの」と呆れ顔。どうしてって、我が家のCFO(経理部長)がしっかり家計を管理して来たからじゃない?「でも、キミがバリバリ稼いだのが一番大きかったな」とカレシ。まあ、たしかに(背後には万が一ひとりになっても生きて行けるようにという気持があったんだけど)。

仕事に恵まれただけじゃなくて、住宅バブルとか、住み替えのタイミングとか、いろんな場面で運に恵まれたのもたしかで、夫婦揃ってお金の心配のない老後を迎えられたのは何よりのご褒美と言えるかな。ここまで来たらどっちがどれだけ稼いだかなんてもうどうでも良くて、「終り良ければすべて良し」だよね。

1年で一番ブルーなブルーマンデイなんだって

2019年01月22日 | 日々の風の吹くまま
1月21日(月曜日)。おおむね曇り。通勤する人たちには月曜日はいつもブルーマンデイかもしれないけど、今日(1月第3月曜日)は1年でも一番ブルーな月曜日なんだそうな。イギリスあたりが発祥地らしくて、いかにも科学的に見える計算式があるけど、ま、似非科学の域を出ないものだろうな。朝のテレビニュースでは、ホリデイ気分がすっかり抜けて、張り切って立てた1年の計がすでに頓挫してがっくり来ている時期ですよねえ」。つまりは息切れしたってことかな。その上に続々と届くホリデイショッピングの請求書を払ったら財布が空っぽと言う人たちも多そうだし、特に北半球は冬の最中だし・・・。

たしかに緯度の高い北国では日が短くて夜が長いから、よけいに気が滅入っても不思議はないかな。この週末の東部は猛烈な寒波と吹雪だったそうで、トロントでは体感気温が何とマイナス40度!急病人を下ろすためにラブラドル地方のグースベイに緊急着陸した香港行きの旅客機はが機械の故障で離陸できなくなり、乗客は暖房のない機内に15時間も缶詰状態。ドアが凍り付いて修理不能になったと言う話しで、夜間の外気温はマイナス30度だったとか。反対側の北海道でも吹雪に寒波で大変だそうだから、何だか春の気配を感じるぅ~なんてうきうきしていては申し訳ない感じだけど、近場の山には頂上まで雪がないし、クィーンズパークを歩いていると芝生のあちこちに新しいもぐら塚がぼこぼことできているし、公園課の温室には植え付けを待っている春の草花の苗床がずらりと並んでいて、やっぱり春はすぐそこまでの感じで・・・。

今日はメールソフトのBeckyの調子が悪くて、30分おきに2つのアカウントからメールを下ろすはずが、接続中のアイコンがいつまでもぐるぐる。しょうがないからウェブメールにログインしたら、あら、Arts Clubの(ファンドレイジング)ディナーパーティへの招待メールが来てるじゃないの。困るなあ。でも、ただ困っていても困るので、最近Gmailとの兼ね合いで頻繁に使うようになったChromeにウェブメールのブックマークを設定して、ついでにこの頃やたらと怪しいメッセージが出るFirefoxからインポートしたブックマークをコンマリ式に整理整頓して、最後にChromeをデフォルトのブラウザに設定したら、午後が終わり。カレシは強制的に更新させられた新バージョンのスカイプと格闘中だし、テクノロジーが人類を幸せにする時代はもう終わったんじゃないのか・・・。


週末は楽しかった(皆既月食付き)

2019年01月21日 | 日々の風の吹くまま
1月19日(土曜日)。曇り。いつもの土曜日のまじめ掃除とごみの始末の後で坂道ウォークに行ってから、11時になるのを待って玄関前のマーケットへ。いつものブリオシュローフと今日はランチ用にハムとチーズのクロワッサン。ぶらつくほどの規模じゃないけど、他のテントを眺めていたら、きのこ屋のお兄ちゃんが「やあ」。9月以来のごぶさただけど覚えていてくれた。山の方はどんな状況か聞いてみたら、雪はたくさんあるけどモレル(アミガサタケ)が顔を出し始めているということで、今年はワタシの大好物のこごみが採れるのも早いかな。今日は大きな生しいたけとヒラタケを買って、また来月ね!

きのう運動をし過ぎたせいか、今日はやるべきことをやってしまったら後は何となくだらけた気分。それもいいかと、日がな1日クロスワードパズル。まずは今日のパズルを解いて、次に過去問題。ニューヨークタイムズのアーカイブは1993年11月の分からあって、月曜日のパズルから始めて全部解いてしまったので、今は火曜日の分。月曜日よりはちょっと難度が上がって、所要時間は平均して1、2分長くなった感じ。わからないところはググって答えを見つけたり、ひねりが効き過ぎてどうしても詰まってしまったら(紙のパズルではできない)オンラインならではの「カンニング」をしたり。

秘書時代に口述テープをほぼ同時でタイピングしていたおかげでスペルはお手のものだから、答が分かればカレシが呆れるくらいの超スピードでパカパカパカ。口述テープのタイピングというのは日本で言う「テープ起こし」に当たる作業で、上司がレポートなどを口述したテープを専用の機械に入れて、足元のペダルで再生スピードを調整しながらヘッドフォンで聞いてタイプするもの。欧米では長いことタイプのスピードと共に秘書の必須スキルになっていて、英語ネイティブでもないワタシが大きな職場で「上級秘書」としてトップクラスのタイピング能力を発揮できたのは、下っ端の事務職公務員だったときにトップ付きの秘書からディクタフォンの手ほどきを受けたおかげ。

☆☆1997年3月の分を完了☆☆☆

1月20日(日曜日)。曇りのち晴れ。東部では大荒れらしいけど、西側のこっちは穏やかな日。今夜はまれに見る皆既月食が見られるそうで、晴れの予報なので朝からわくわく。朝ご飯はきのうカレシが使い忘れた熟れ過ぎ寸前のアボカドとポーチドエッグで我が家自慢のOvo-avo toast(オボアボトースト)。坂道ウォークの途中で道端や庭のあちこちに早春の兆しが見つかって、「今年は春が早そうだから、本格的にガーデニングにかからないと」とカレシ。

坂道ウォークから帰ってすぐに車でMarket Crossingの酒屋へ。いつもは大型トラックが数珠つなぎの道路は日曜日のせいですっかすか。カレシはブードルズをまとめて3本、ワタシは料理に使う日本酒Gekkeikanを1本。今日はセールで800円(750mL)。日本から輸入された上等の日本酒はもっと高いけど(有名な獺祭の 「純米大吟醸50」は720mLが6千円だった)、この「月桂冠」はアメリカ産。飲むには今いちだけど、料理用としてなら十分。

今夜は皆既月食。新年最初の満月(wolf moon-狼の月)で、月が地球に最接近中)(スーパームーン)で、皆既食中は赤く染まって見える(blood moon - 血の月)という3現象が符合したとっておきの天文ショーだそうで、5時近くにゴールデンイアーズの上に大きな月が昇って来てワクワク感が一気に倍増。7時半過ぎにオフィスの窓からふと見上げると下の方から欠け始めていて、8時41分に皆既食。肉眼では暗くてあまりよく見えないけど、カメラのファインダーをのぞいたら、わっ、赤いお月さん。IXYはいっぱいにズームインすると手振れでボケるので、Power Shot G5Xの17倍ズームに切り替え。フラッシュを上げずに撮ったらよけいに赤く写った。しまいにカレシのSLRを借りて来て、48倍ズームでパチリ。3つのカメラそれぞれに色が違って写るからおもしろい。

次に血の色の狼月のスーパームーンが見られるのは2037年だそうだから、今のうちとばかりに、寒いデッキのドアを開けたり、南へ移動して行く月を追いかけて寒いバルコニーに出て行ったりと、赤いお月さんを堪能して満足、満足。
   
   月の出
   
   欠け始め
   
   半欠け
   
   皆既食の赤いお月さん


この年で偉いねと自画自賛

2019年01月19日 | 日々の風の吹くまま
1月18日(金曜日)。曇りのち雨。今日はまず洗濯。寝室のスツールの上に積んであったカレシのズボンを持ち上げたらソックスが片方だけポトン。オフィスにいるカレシの目の前でソックスをひらひらさせて、片方しかないんだけどぉ~。カレシはソックスごとズボンを脱ぐ癖があって、ズボンを履くときによく丸まったソックスがポンッと飛び出して来て大笑い。でも、今日はカレシがいくら振ってもソックスの片割れは落ちて来ないので、諦めて片方だけ乾燥機に溜まっていた洗濯物と一緒に洗濯機に入れてオン。洗濯機が回っている間に坂道ウォークに行くことにして、カレシが着替えるのに履いていたスエットパンツを脱いだら、あぁ~ら、中から丸まったソックスが・・・。

カレシが午後1時のレッスンをしている間に、ワタシは化粧品を買いにメトロタウンへひとっ走り。駅まで下り坂を急ぎ足で15分、電車で4つ目の駅まで10分、目指すデパートはモールの反対の端っこなので歩いて10分以上。買い物をして駅に向かって歩いていたら、おや、いつの間にかウォルマートが。実際は去年の10月にオープンしたらしい。(めったに来ないから・・・。)ウォルマートならコンタクトレンズの洗浄液が格安なのでついでに買って行こうと入ってみたら、うっはぁ、でっかぁ~い。1階の食品売り場をのぞいたら、おお、アジア食品がどっさり(で、アジア人の客もどっさり)で、海産物のフリーザーなんか同じモールにある台湾系のスーパーT&Tと真っ向から競争するつもりかと思うような品揃え。でも、今日はコンタクトの洗浄液だけにして、あれこれ買いたくなるのを我慢・・・。

トートバッグを担いで急な上り坂をえっさえっさと歩いて帰ったら汗びっしょり。でも、マティニに欠かせないベルモットが切れているし、朝ご飯のジュースと牛乳も必要だしで、とんぼ帰りでまた外へ。角の酒屋に行くカレシにお金を持たせて、ワタシはそのままスーパーへ。歩道が改修工事で通行止めになっていて、モール内の駐車場を抜けて行くのに、行きは階段を下りるけど帰りは重いトートバッグを担いでえっさえっさ。帰り着いたら、Tシャツの背中が汗でぐっしょり。いやぁ、今日はカレシの10倍くらい運動したような・・・。

マティニで「元気いっぱい」に乾杯して、晩ご飯のしたく。いやぁ、ほんっとに良く歩き回ったなあ。この年でこんなに元気でエライ!と、自画自賛するワタシ・・・。

やっと気持がすっきりして来た

2019年01月18日 | 日々の風の吹くまま
1月17日(木曜日)。曇りのち雨。朝ご飯が済んだらすぐにランチの仕込み。今日はイギリス人が考えたカレー料理の「マリガトー二スープ」。チューブ型の袋に入って来るいろんな米や豆類、カレースープの素をざっと大鍋に空けて、2リットルの水を入れて、後はさいころに切ったじゃがいもとりんごとざく切りの鳥の胸肉を加えて、いったん煮立ててアクを取ってから、とろ火でゆっくり。その間にカレシと坂道ウォークに行って来たらちょうど袋のレシピに書いてあったココナツミルクを加えるタイミングで、缶詰のを加えてよく混ぜたら、そのまままたしばらくとろとろ。外では冷たい雨が降り出して、こういう日のランチには温かスープが何より・・・。

きのうあたりからそわそわした気分が抜け始めて、今日はかなりすっきり。来月2週続きであるArts Clubのオープニングレセプションに出席の返事とチケット手配のお願い。最初のは来シーズンのラインアップの発表会の翌日だから忙しいったらない。2つ目はその翌週で、The Shoplifters。本を読んでからどうしてもステージを観たかったもので、いつまでも劇作家の卵のワタシには神様のようなモリス・パニッチの作品。ワタシがスポンサーなので、オープニングには何が何でも行かないとね。ぜぇ~ったいに行かなくちゃ!

カレシが今日の晩ご飯は?と聞くので、まだ決めていないと言ったら、「えびの料理が食べたいな」。ああ、そう言えばコレステロールが多いからと言ってずっと避けて来たんだよね。でも、先日の血液検査でコレステロール値は正常だったし、ちゃんと運動してるし、たまに食べたって問題はないだろうな。ということで、ぷりぷりのえびをどんと買って来て、レモン汁とたっぷりのガーリックで炒めて、仕上げにちょっとバターを足して、心臓発作を起こすまではよく作っていた「えびのレモン味ガーリックソテー」。レモン汁を増やして塩を控えたけど、カレシは「うん、これが食べたかったんだぁ」とご満悦。

去年の今頃は、救急センターで風邪をもらって来て肺炎を起こしかけたカレシが処方された抗生物質の副作用で味覚異常に悩まされていたな。何を作っても食べられなくて残してしまうので、しまいにはワタシもぷっつんと来て泣き出す始末だった。あのときは2人ともほんとに辛かったけど、今、何でもおいしいと喜んで食べるカレシを見ていると、がんばってここまで回復したんだなあと思って胸がキュ~ン・・・。

今日のウォーキングはルートを変えて1時間

2019年01月17日 | 日々の風の吹くまま
1月16日(水曜日)。晴れのち曇り空。雨雲が南の方から接近して来ているらしい。せっかく明るい日差しを楽しんでいたのになあ。でも、雨が降り出すと最低気温が上がるからいいかな。今日の坂道ウォークはカレシの提案でクィーンズパーク。この方向はほとんど坂がないんだけど、公園の中に入れば少し距離が増えるからいいか。

公園までクィーンズパーク地区の築100年以上の古い家々を品定めしながら約15分。昔からニューウェストの「高級住宅地」で、通りすがりの人たちが一様に「グッドモーニング」と声をかけて来る。ドールハウスのような家を指しては、新築する家の設計をしていたときはこんなのを建てたいと思ったのにバンクーバー市の建築条例ではかなわぬ夢だったのよねえ。「ニューウェストに家を探していたら、あのぼろ家と同じ値段でずっと大きい家が買えたんだよな。でもさ、あの頃はニューウェストに引っ越すと言ったら鼻先で笑われたよな」とカレシ。だからこそ開発の波に乗り遅れたおかげで今こうして古き良きビクトリア朝時代の面影が残っているわけだけど。

おととしの大雪で倒壊したスポーツ施設Arenexの建替え工事の現場から公園の裏側に回ったら、カレシが「あれ何だ」。木屑を敷いた一帯にカラフルな遊具のようなものが点々と置かれていて、鉄棒のようなものもある。それぞれの道具の脇に標識らしきものが立っているので近寄ってみたら、何とサーキットトレーニングの設備。ステーションが1から10まであって、標識にはどの筋肉を鍛えるのか図入りの説明。ばね式の低い平均台を試してみたり、太い丸太のハードルをぴょんぴょんと飛び越えたり、けっこう楽しい。周りにフェンスも何もないのは誰でも気軽に使えるようにと言うことか。草分け時代に都市計画を策定した工兵隊のムーディ大佐が「市民のレクリエーションの場」として作った30万平方メートルのクィーンズパークはニューウェスト市民の誇りなのだ。

帰って来て時計を見たら、かれこれ1時間のウォーキングで、坂のない分を時間でカバーした感じ。ランチは豚肉入りの発芽玄米のコンジー。ニューヨークで大ヒット中というだけあって、レシピを探すとええっというようなものが出て来るけど、我が家のレシピは米、生姜、にんにく、ごま油を基本にしたアジア風。カレシのリクエストでランチメニューに加えたけど、消化が良すぎてすぐにおなかが空くのがねえ・・・。

幻想的だった夜霧の風景

2019年01月16日 | 日々の風の吹くまま
1月15日(火曜日)。晴れ。窓から見えるマンション周囲の建物の屋根は雪が降ったかと思うくらいに霜で真っ白。でも、霧は濃霧注意報が出ていたきのうほどではなくて、川沿いに上流から薄っすらと流れて来るのが見える程度。きのうの霧はメトロバンクーバーの中で視界がほぼゼロになったところもあるそうで、ゆうべはすごく幻想的な風景になって、寒い中をカメラを持ってバルコニーに出てパチリ・・・。
   

左手の東方向は、霧の帯びの手前に見える低いアーチがパタロ橋、赤いライトの塔がスカイとレインの鉄橋。霧の向こう、対岸の明かりは発展著しいサレー市。高層ビルが立ち並んでいるのがサレーセントラル地区で、晴れた日にはその後ろに年中雪を被っているベーカー山が聳え立って見えるけど、そこは国境の向こう、アメリカはワシントン州。
   

バルコニー中央あたりの東南方向は、霧がオレンジ色のところが川向こうのフレーザー埠頭、青みがかったところが川中島アナシス島の自動車専用埠頭。霧の向こう、対岸はデルタ市。
   

右手の南方向は、塔だけが霧から突き出して見えるアレックスフレーザー橋の川向こう左側と右側の工場の蒸気がこんもりと立ち上っているあたりがデルタ市で、右手前の明るい部分がリッチモンド市のルル島で農業地帯を隔てた東端にあるニューウェストミンスター市の「郊外」クィーンズボロ地区。ニューウェスト市内への交通は古ぼけたクィーンズボロ橋だけが頼りのまさに飛び地。

さて、今日はカレシがドクターに先々週の検査の結果を聞きに行く日。バケーションが続いた後の坂道ウォークでちょっとめまいがしたというので、血液検査に心電図検査に尿検査。ドクターがいるクリニックは徒歩3分のモールの2階なので、30分もしないうちに帰って来るなり「パーフェクトだった」。血圧も正常、血中酸素も正常。血液検査もすべて正常で、鉄分もビタミンB12も不足はなし。心電図も正常、尿検査も糖尿病の兆しはゼロで、ドクターがパーフェクト!と言ったとか。あはは、模範患者というところで、何だかワタシよりも健康なんじゃないのかという感じがするけど、何よりもうれしいニュースだね。「糖尿病の心配がないから、もっとチョコレートやクッキーを食べてもいいよな」。おいおいここで調子に乗っちゃダメでしょ。何ごともほどほどに・・・ね。