リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ほんっとに危ないったらないんだけど

2017年05月31日 | 日々の風の吹くまま
5月30日(火曜日)。曇り時々雨。急に10度近くも下がったので、寒っと感じるけど、まあ平
均的な気温。今日は教室に出かけるカレシの車でメトロタウンまで行って、グランヴィル駅
まで電車でダウンタウンへ。最後のタップインまでの乗り放題90分の間に(片道運賃で)往
復しようということなんだけど、ニューウェストミンスター駅からだと、帰りのバスに乗り継ぐ
場合は待っている間に時間切れになって、バスの運賃を払うことが多い。(歩いて帰るなら
50分くらい買い物できるけど、上り坂がきぃっつい・・・。)その点メトロタウンから乗れば、駅
までの移動時間を考えても1時間くらいの買い物時間を確保できる。まあ、ワタシには一種
のゲームみたいなものだけど。

メトロタウン駅でホームへの階段を上がっていたら、前の人が急に止まったので危うくぶつ
かるところだった。どうも前の人はその前の人が急に止まったせいで急停止したらしい。見
ると若いアジア人女性が階段の途中で足を別々の段に止めたままスマホいじり。階段だか
ら2本の足が違う段にあってもおかしくはないけど、どう見たってビデオをいきなり止めたよ
うな姿勢で、動いているのは画面の上を飛び回る指だけ。周りで大勢の人たちが階段を上
がり降りしているのに、立ち止まっている彼女だけが異次元の世界のような、何とも不思議
な光景。でも、階段の途中で急に止まるのは他の人に危険だからやめてよね、ほんとに。

デパートで化粧品を買って、Hマートに寄ってコクィトラム店にはないものを中心にトートバッ
グに収まるだけの買い物をして、メトロタウンへ。カレシの教室が終わるまで時間があった
ので、フードコートでランチをテイクアウトすることにして、何がいいかなあとぐるぐる。結局
ギリシャ料理のOpaでラムのスヴラキとギリシャ風サラダとピタ。フードコートの食べものは
大盛りで持て余すことが多いけど、サラダは残っても夕食に回せばいいので無駄がない。

カレシと車で帰る途中、ずっと前方で横道から曲がろうとしている車がいて、たっぷり空いて
いるのに私たちが近づくのを待って(いたかのように)いきなり前に割り込んで来た。後続車
がいないんだから、私たちをやり過ごして余裕で曲がれたのに、何なんだろうねえ。体はこ
こにあっても心はここにあらずで周囲の現実空間が見えていないらしい人間が増えて来た
ような。ほんっとにもう危なくてしょうがないんだから。

午前中でふた仕事やってしまった

2017年05月30日 | 日々の風の吹くまま
5月29日(月曜日)。晴れ。東のフレーザーバレーの方向は空がもや~っとかすんでいて、
山が見えない。2週間近くも真夏のような日が続いたから、スモッグだな、きっと。窓の外の
空も何となく白っぽくて、健康リスクを示す大気の質指数は4で中度のリスクの領域(普通
は「低リスク」の2)。メトロバンクーバーでは海からの風がフレーザー川の谷間に沿って内
陸に汚染物質を運ぶので、夏は農業地帯の広がる奥の郊外に行くほど空気が悪くなる傾
向がある。

土曜日から日曜日にかけての深夜にメトロバンクーバーでオーロラが観測されたそうで、写
真を見ると地平線に近い空がきれいな緑色や紫色。旧居でのもぐら生活だったら、もしかし
て見られたかもしれないと思うとちょっと残念。(家の北側には窓がなかったから、起きてい
てもたぶん見過ごしてしまっただろうけど。)北緯49度のバンクーバーでオーロラが見られ
るのは特に強烈な太陽嵐が起きたときで、もしかしたら土曜日は日曜日の朝の火災警報器
の誤作動とも関係があるかもしれないな。

突然やって来た「夏」は今日で終わりのようで、明日から気温は平年に戻って、雨の予報。
太陽が燦々と輝いているのはうれしいけど、ときどき溜まったスモッグを洗い流さないとね。
朝ごはんの後、バルコニーやデッキで水遣りをしているカレシに付いて回っていたらプラン
ターの移動を手伝う羽目になって、暑い中をバルコニーからデッキに移動したり、デッキで
配置換えしたりで朝から大汗。野菜のプランターを午前中いっぱい日が当たるデッキに集
めて、手すりや窓の清掃やアンカーの点検のたびに移動しなくてもいいように、デッキの中
ほどにまとめたら、何となく回遊式庭園風。これならプランターをもっとたくさん置けるね。
   
   

ひと仕事終わってもまだ9時半。そこで棚受けや鉢物を並べる台車に必要な車輪を買いに、
カレシと電車で(我が家から見える)川向こうの大型ホームセンターHome Depotへ。客の
ほとんどは車やトラックで来るから、スコットロード駅からのアクセスは広い空き地の中の踏
み分け道。産業区域なので商店街も住宅もない。こんな殺伐とした「駅前」は世界のどこを
探してもないだろうな。金物がいっぱいで重い袋を提げて帰って来たらちょうどランチタイム。
午前中でふた仕事が終わっちゃった。もぐら暮らしのときよりも生産性が高いし、何よりも健
康的だから、やっぱり今のこの暮らしの方がずっといいよね。

フェイク火事と対岸の火事

2017年05月29日 | 日々の風の吹くまま
5月28日(日曜日)。晴れ。暑いぃ~っ!おまけに午前3時半に部屋の中5箇所にある火災
警報器のピコンピコンピコンにたたき起こされたので眠たぁ~い。何だよ、こんな時間にぃと
ぼやきながらトイレに行って、部屋の中では鳴り止んだのでベッドに戻ったけど、廊下でなり
続けていて、そのうち消防車のサイレン。それが何とも緊迫感のない鳴らし方で、あ、「また」
止めに来たな思っているうちに頭の上でまたもやピコンピコンピコン。んっとにもうっ!と寝
返りしているうちに30秒ほどで静かになったので、すやすや・・・。

「また」というのは、きのうの朝にも、8時半ごろに朝ごはんを食べている最中にピコンピコン
ピコンと鳴り出したから。我が家は広いルーフデッキがあるので、外に出て鼻をくんくん。あ、
煙っぽくないから階段を下りて避難することもないと中に戻ったところで警報は鳴り止んだ
けど、廊下では鳴りっ放し。そのうち消防車のサイレン。でも、来たのは1台で、下の道路は
パレードの準備で塞がっているので角に停車して、消防士が1人降りて来て建物の方へ歩
いて来ただけ。火事ではないと判断して、のんびりとコーヒーを飲んでいたら、またピコンピ
コンピコン。けたたましく30秒くらい鳴って、部屋の中も外も鳴り止んで一件落着。朝っぱら
から、もう・・・。

ぐっすり眠っていた午前5時。またもやピコンピコンピコン、ピコンピコンピコン。もういい加減
にしてくれぇと毛布を被って待っていたらまた1分かそこらで鳴り止んだけど、やっぱり廊下
で鳴り続けている。でも、入り口から離れている寝室では耳を澄ませば聞こえる程度なので、
何となくうとうとしていたら、消防車のサイレンは聞こえなかったけど、またまた頭の上で警
報がピコンピコンピコン。今度は3、4回鳴って止まったので、そのまま8時まで眠ったけど、
火災報知器のシステムが誤作動したり、誰かがいたずらで各フロアにある報知器のレバー
を引いたりして、ごくたまにだけど鳴り出すから迷惑な話・・・。

きのうは火災警報で始まって火事で終わった感じ。午後7時過ぎ、キッチンからバルコニー
の外を見たら、川向こうで真っ黒な煙が天高くもくもく。火事だっ!古タイヤやプロパンタンク、
プラスチックが詰まったリサイクル業者の倉庫から出火した正真正銘の火事。たった24時
間にフェイク火事3回と(対岸の)火事。季節外れにやたらと暑いせいかな。やぁだぁ、もう。
   

トカイナカのお祭りの目玉はパレード

2017年05月28日 | 日々の風の吹くまま
5月27日(土曜日)晴れ。これ以上のパレード日和はないというくらい。ハヤックフェスティ
バル恒例のパレードは11時から始まるので、その前に床のモップかけして、シーツの洗濯。
さすがにフランネルのシーツは暖か過ぎるので、肌触りがさらっとして涼しいパーケールの
シーツに取り替えたけど、毛布はまだ本格的な夏じゃないので春秋用のまま。(25度を超
えたら真夏日だけど、まだ5月だし・・・。)合間にルーフデッキに出て、パレードが通る下の
6番ストリートを見たら、パレードまでまだ1時間以上もあるのに、もうデッキチェアを持って
来て最前列の見物席を確保している人たちがいる。
   

洗濯物を乾燥機に入れ終わった頃、外で爆音とサイレン。カメラをつかんでそれっとデッキ
に出てみたら、おっ、New Westminster’s finest(ニューウェストミンスター市警察の精鋭)
のオートバイ部隊がドリルを披露。次いで市の消防車がパレードを先導。軍楽隊や学校の
バンドやカラフルなフロートが次々と通り、ときどき拍手が起こる。オープンカーに乗った(子
連れの)市長や州議会議員、ミスニューウェストやパレードの女王、フェスティバル大使が
手を振って行くけど、歩道には見物人が溢れていないし、横断歩道や道路の真ん中をひっ
きりなしに見物人がちょろちょろ往来するところは、いかにも人口7万人の「とかいなか」の
お祭りのパレードって感じで、それなりの味わいがあって親近感が持てるのがいい。
   
   
   
   
   
   
   パレードの主役は大音響のマーチングバンド
   
   カナダのパレードに欠かせないバグパイプバンド
   
   国境の南、お隣ワシントン州の首都オリンピアから参加
   
   きれいな日傘のご婦人たち
   
   内陸ペンティクトンは桃の産地
   
   かわいいアイリッシュダンサーたち
   
   アイルランドと言えばレプレコン
   
   内陸ケロウナの名物はオカナガン湖に棲むという謎の動物「オゴポゴ」
   
   パレードのしんがりは法輪功団体のバンド

1時間ほどのパレードの間、ルーフデッキに立って写真を撮っていたら、腕も足も真っ黒。腕
がかゆくなって来たけど、もしかしたら剥けるかなあ。マンション前の道路には「市」が立った
ので、カレシと冷やかしに降りて行って、カレシは帽子屋のテントでマフィアが被りそうな帽
子を見つけて「これ、いいな」。黒いのを買って被ったら、あら、昔のロックバンドの年を食っ
たリーダーみたいで、イケてるじゃん。ホットドッグのトラックに行列して20センチもあるホッ
トドッグを買って来て、部屋でよく冷えたローカルのクラフトビールをお供にランチ。

朝起きたときは2人して「太ったぁ」と嘆いていたけど、ま、「ダイエットは明日から」ってのが
鉄則みたいだから、今のうちに北米の夏の象徴みたいな「ビールとホットドッグ」を大いに楽
しんでおいてもいいと思うよ。ダイエットは明日から・・・ね。

民宿おばさんはこれにて終了

2017年05月27日 | 日々の風の吹くまま
5月26日(金曜日)。晴れ。いやぁ、この10日間は忙しかったけど、民宿「極楽とんぼ」はめ
でたく店じまい。最終日のきのうは午前中にシーラが来て、おしゃべりしながら掃除。終わっ
たところでドイツから送られ来たRitualsのレモンバーベナのアイスティーを飲みながら、さ
らにおしゃべり。シーラと入れ替わりにカレシが教室から帰って来て、ほどなくして最後の泊
り客デイヴィッドとジュディが到着。

ランチタイムなので、近くのウクライナ人のデリへ2リットルバケツ入りのボルシチとひまわり
の種が満載のライ麦パンのローフを買いに走った。ちょうど4人分のボルシチは大好評で、
パンもしっとりとした食感で、どっちもあっという間に完食。午後は夏のファーマーズマーケッ
トの第1回目なので、3時過ぎに4人でティペラリー公園までそぞろ歩き。待ちかねていたブ
リオシュローフを買って、ホリーのテントでいつものように珍しい模様のジェムストーンを4個。
紫色の縞模様が鮮やかなめのうにはペンダントの金具をつけてもらってジュディにプレゼン
ト。カレシは元気なトマトの苗を2鉢。夜は(フリーザーに貯めておいた)鮭の皮を一口大に
切ってしょうゆ味でこんがり焼いて、一杯やりながらしばしおしゃべり・・・。

今朝は4人揃って朝ごはんを食べて、お客は帰宅の途。VIA鉄道で新婚時代を過ごしたカ
ムループスに立ち寄って、そのまま大陸を横断してトロントへ。直行しても3日半の長ぁ~い
旅だけど、カナダ国鉄のオンタリオ州全域の鉄橋の営繕責任者だったデイヴィッドが引退し
たとき終身パスをもらったので、運賃は全国どこへも無料。でも、いくらただで乗れても片道
3日半も列車に揺られるのって、ワタシだったら考えちゃうなあ。だって、往復で丸1週間だ
もん。VIA鉄道に乗ったことのあるシーラは「私はトロントよりもっと先まで1人で行ったけど、
乗り合わせた人たちとカードで遊んだりして、退屈しなかったわ。飛行機より気楽よぉ」と言
うけど、う~ん、でもねえ・・・。

ということで、10日間の「民宿おばさん」業は終わったけど、若い姪夫婦と過ごした4日はす
ごく新鮮だったし、2月から仕事、仕事でストレス最高潮の状態なっていたときだったから、
もうこれ以上はダメってくらいリラックスできて、ほんっとに楽しかった。客室は寝具を外して、
ソファベッドをたためば元通りの「スペアの寝室」。さて、またのんびりした2人の毎日・・・。

注意散漫じゃなくて違うところに集中していたの

2017年05月25日 | 日々の風の吹くまま
5月24日(水曜日)。晴れ。すごい大風で8万5千戸が停電したそうだけど、我が家の側で
は風の音すら聞こえなかった。冬の嵐は真っ向から我が家側に吹き付けるけど、夏の嵐は
反対側の西の方から来ることが多い。おかげでバルコニーもデッキも被害ゼロ。被害と言え
ば、ゆうべ散歩に出たときに背後でガッチャンという音がして、ミニ公園においてある椅子や
テーブルが倒れたのかと思ったら、マンション隣の空き地の柵の一部が歩道に吹き倒され
て、外側にあった新聞ボックスが下敷き。腐りかけた古い木の柵だからひとたまりもなかっ
たんだろうけど、傍を歩いていたら怪我をしたかもしれない。危ない、危ない。

テレビを見たら、バンクーバー市内は入り江に面したキツラノ地区で、あちこちで吹き倒され
た大木が道路を塞いだり、家の屋根に倒れかかったり。今の季節はどの木も葉が茂ってい
るから、根の浅い木は根こそぎ倒れやすい。海洋博物館の近くでは岩に打ち付けられて壊
れたボートが浮いていた。フォルスクリークのハウスボートに住んでいる人たちは「家」全体
が揺れただろうけど、好きで水の上に住んでいるから船酔いすることはないのかな。長期予
報によると、この夏は気温が平年より高めで、雨量は平年並みとか(ということはあまり雨
が降らない)。去年もおととしもその前の年も暑かったような記憶があるんだけど、今年も暑
めってことか。

今日は1週間ぶりに朝から晩まで2人の日常。カレシは自分の英語先生ホームページのプ
ログラミングに余念がないし、ワタシは仕事がないのをいいことにのんびりゲームをしたり、
カメラを持ってバルコニーに出て、ぷかぷか浮いている雲の写真を撮ったり、空港へ向かっ
て飛んでいく飛行機を追っかけたり。今日の「収穫」はアメリカン航空と日本航空と南の方
へ飛んで行くプロペラ機の後姿。刻々と姿を変え、まったく同じものは2度とできない雲は見
飽きることがない。小学生の頃に授業中に空を眺めていて、学期ごとに通知箋に「注意散
漫」と書かれていたのを何となく思い出した。あれ、授業への注意が散漫だっただけで、空
を行く雲には100%注意を集中していたんだけど。

ことわざに「三つ子の魂百までも」と言われるように、この分だと100歳になってもまだ雲を
眺め、いたるところに転がっている「ん?」という不思議に注意を集中していそうだな。あれ、
何だか3歳半の甥孫エヴァンに似てるような・・・。

民宿「極楽とんぼ」は大忙し

2017年05月24日 | 日々の風の吹くまま
5月23日(火曜日)。晴れ。今日も「夏日」。ディズニーランドに行く長女一家を早朝に空港
まで送った弟夫婦が立ち寄って、総勢6人の朝ごはん。ゆうべのうちにSave-On-Foodsに
突進して、ベーコンと冷凍パンケーキとメープルシロップと果物を買っておいたので、大きな
フライパンでどっさりベーコンを焼いて、12枚のパンケーキをオーブンで温めて、卵がいい
という婿さんのニックには注文通りに3個をスクランブルして、ハッシュブラウンを添えて・・・
と民宿おばさんの腕の見せどころばかりに大奮闘。

カレシを英語教室に送り出して、今夜は弟ジムのところに泊まる弟夫婦を送り出して、若夫
婦が荷造りしている間、ワタシはのんびり。カレシが帰って来る時間を見計らって、大鍋に
パスタを茹でて簡単なランチ。ロサンゼルスの友達を訪ねる2人を、このB&Bはいつでも
開いてるからねぇと言って送り出したら、客室に風を通して、掃除とシーツ類の洗濯。カレシ
はのんきに「後片付け、早いね」。あさって次の泊まり客が来るからその準備なのよ。最初
の夜に我が家に泊まったデイヴィッドとジュディが最後の夜も我が家に泊まるの。何たって
家族の中では我が家が空港にもVIA鉄道の駅にも一番近いんだから。

ワタシもカレシも世話を焼かれ過ぎるのは窮屈なので、泊り客によけいなおかまいをしない
のが民宿「極楽とんぼ」のおもてなし方針。朝ごはんを食べたら、案内を頼まれない限り、
夕食に帰って来るか聞いて、じゃあ、行ってらっしゃぁ~い。夕食の時間に帰って来ると言え
ば人数分の食事を作るのにスーパーは目の前だから慌てることはないし、家族の場合は
顔を出すところが多いから、スペアの(認証用フォブ付き)鍵を預けておけば帰りが遅くなる
のを気にせずに楽しんでもらえていい。客室は(専用バスルーム付きの)主寝室とは反対の
端、キッチンの後ろ側にあるからプライバシー満点で、すぐ外にあるバスルームを明け渡し
て、シャワーもお風呂も好きなときにどうぞ。若夫婦はそういうところが気に入ったらしい。楽
しかったぁと言って、大瓶のバーボンをプレゼントしてくれた。

午後から強風注意報発令。あちこちで木がわさわさ揺れているけど、バルコニーはそれほ
どでもないので、夜になって散歩に出たら、うはっ、吹き飛ばされそうな大風。そっか、西風
なので東側の我が家にはあまり影響がないらしい。今夜は軽いものだけ中に取り込んでお
けば大丈夫かなあ・・・。

かなとこをぶっ飛ばす21発の礼砲

2017年05月23日 | 日々の風の吹くまま
5月22日(月曜日)。ビクトリアデイ。晴れ。今日のニューウェストの予想最高気温は25度
で、もうしっかり真夏日。2組の姪家族は今日がメトロバンクーバーでの最後の日で、揃って
カレシママのところで過ごすということで、朝ごはんを食べさせて、送り出して、私達はのん
びり。タイミングを見てランチをオーブンに入れて、歩いて15分ほどのクィーンズパークスタ
ジアムで行われる恒例の21発の「かなとこ」礼砲を見に出かけた。

その昔、植民地の首都の地位をビクトリアに奪われた上に「礼砲は禁止!」と命令されて、
カチンと来た市民たちが「大砲じゃなきゃいいんだろ、大砲じゃなきゃ!」と、2つの大きなか
なとこの間に火薬を挟んでぶっ飛ばしたのが始まりで、今年は146回目で入場は無料。制
服を着た「ハヤックかなとこ砲兵隊」がマウンドのあたりに逆さまに置いたかなとこの中に導
火線と火薬を入れて、(何と)トランプのカードで平らに均して、もうひとつのかなとこを逆さま
に載せて、準備完了。
   

Fire!(撃て!)の号令で、先端に熱した点火装置をつけた長い鉄棒を持った隊員が駆けて
来て導火線に点火すると、どっかんっと号砲が鳴って、もくもく上がる白煙の中にぶっ飛ん
だかなとこが見えて、観客席の数百人の市民から拍手。これを1分ごとに21回やって21発
の礼砲に代えるわけで、途中でウェストミンスター連隊司令官とニューウェストミンスター市
のコーテ市長が名誉砲兵の感じでそれぞれ1発ずつ。でも、市長さん、何かちょっとへっぴ
り腰だけど、大丈夫かなあ・・・。
   
   ちょっと怖いかも
   
   お、火がついた
   
   うはっ
   
   やったぁ!

最後の1発の白煙が消えたところで、軍楽隊がイギリス国歌のGod Save the Queenを演
奏。続いてMaple Leaf Forever(メープルリーフよ永遠なれ)の演奏で、第146回21発の
かなとこ礼砲は完了。今週はニューウェストの「村祭り」とでも言えそうな「ハヤックウィーク」。
ハヤックというのはチヌック語で「早く」とか「急げ」という意味で、19世紀半ばにイギリスか
ら送り込まれた王立工兵隊が市の建設を始めた頃に結成された自衛消防団の名前となっ
て以来(誰もちっとも急いでないけど)ハヤック=ニューウェスト。土曜日には最大行事の
「ハヤック国際パレード」が6番ストリートを通る。去年はひどい悪天候だったけど、今年は
好天の予報。カナダ建国150週年で特に盛大なパレードになるらしいから、楽しみぃ~っ。

寄付集めの洗車サービスでピッカピカ

2017年05月22日 | 日々の風の吹くまま
5月21日(日曜日)。快晴!連休の中日。午前8時にはもう16度。起きてみたら、点けてお
いた入口エリアのライトが消えていて、客室のドアがしまっていたので、夜中過ぎにそぉっと
帰って来たらしい。そういえば2時ごろに物音がしたような気がするから、ご帰館はその頃
だったのかな。行き先のライオンズベイは、メトロバンクーバーの一部だけどニューウェスト
からは50キロ離れているので、久々に会う友達と積もる話が弾めばつい夜遅くなるのはあ
たりまえだな。ゆっくり寝かせておくことにして、私達は先に朝ごはんを済ませたけど、はあ、
若いっていいなあ。

私達には普通の日曜日なので、カレシは植物の水遣りをして、どっと芽が出た(主に)野菜
の苗の植え替え。ワタシはのんびりタブレット遊び。10時近くにまずローラが起きて来て、
次いでニック。朝ごはん、ベーコンと卵がいい?それともシリアル?「シリアル」。ジュースは
いる?「いる」。トーストは?「いらない」。民宿「極楽とんぼ」のおばさんはテーブルにボウル
とスプーンとコップ、グラノーラにひまわりの種、かぼちゃの種、スライスしたアーモンド、燕
麦のふすま、小麦の胚芽、ケフィアと牛乳の通称「鳥の餌」と呼んでいる我が家の定番朝ご
はんを並べて、「ごはぁ~ん」。

家族揃ってバンクーバーを観光するという若夫婦を送り出して、ささっと床だけ掃除。開け
放した窓から楽しそうな歓声が聞こえるので、何だろうとバルコニーに出てみたら、4番アベ
ニューとの角の自動車整備工場の駐車場で10人くらいが洗車の最中で、道路に踏み出し
てプラカードを振っている子がいる。高校の課外活動の資金集めや慈善団体の寄付集め
洗車パーティはよくあちこちで見かけるけど、今まで利用したことはなかった。(というよりほ
とんど車を洗ったことがない。)カレシが「エコーを洗ってもらおうよ」というので、さっそく持っ
て行って、洗車代として千円を寄付して、30分くらいしたら取りに来ま~す。
   

バルコニーから我が家のエコーを3人がかりでバケツとホースの水と雑巾で洗っているの
が見えて、終わったなあというところでカレシと取りに行ったら、見違えるくらいにピッカピカ
で、へえ、こんなに鮮やかなブルーだったんだぁと感心することしきり。「トラックのバッテリが
死んでなければ洗ってもらえたのになあ」とカレシ。商売繁盛のようで、にぎやかな歓声は
夕方まで続いていた。

家族全員大集合!

2017年05月21日 | 日々の風の吹くまま
5月20日。快晴!どうやら暑くなりそう。今日はカレシママの100歳の誕生日。朝起きて、
どっさりベーコンを焼いて、盛大にスクランブルエッグを作って、きのう到着した姪のローラと
婿さんのニックと4人の朝ごはん。30代前半の2人だけど、ローラが社交性抜群なもので、
話が弾んで楽しい。結婚した娘が婿さんと一緒に遊びに来るのって、こんな感じなのかな。
Airbnbに泊まっている家族とまず合流してからパーティに来る2人を先に送り出して、ごみ
とリサイクル品の処分をして、カメラと三脚と予備のバッテリを持って、12時過ぎ出発。

この三連休はレクリエーションやイベントのシーズン幕開けなので、道路はけっこう込んで
いたけど、30分ちょっとで到着。ちょうどサンドイッチやサラダのトレイを運び込んでいるとこ
ろで、地階のパーティルームに直行。三々五々集まって来た家族(と「準家族」)は総勢20
人を超えて、まあにぎやかなこと。カレシママは5人目のひ孫のエヴァンとは初対面。同じく
初対面のパパのモンティに「大おばあちゃんに挨拶は?」と促されて、ちょっとはにかみが
ちに「ハロー」。ママは「スーザンの子供の頃とそっくりねえ」とうれしそう。わいわいとランチ
を食べた後で、三脚をセットして(タイマーを使って)記念写真。家族が揃った写真なんてこ
の先また撮れるかどうかわからないもの。続けて、ママと3人の息子、ママと4人の孫、ママ
と5人のひ孫、息子それぞれの家族と、みんなでママを囲んでの写真を撮り合った。

ママにはお誕生日おめでとうのご挨拶をして、ワタシのママでもいてくれてどうもありがとう
と前から伝えたいと思っていた感謝の意をひと言。奥のテーブルの上にはエリザベス女王、
カナダ総督、トルドー首相、メープルリッジ選出連邦議員からの100歳のお祝いメッセージ
が並んでいて、なかなか壮観。「こんなにもらってもねえ」というママに、今年91歳になった
エリザベス女王が100歳になったときにママからバースデイカードを送ったらどうかしらと提
案したら、「いいわねえ、そのアイデア」と大いに乗り気のようす。うん、この分だとまだまだ
長生きしてもらえそうで、ワタシ、とってもうれしい・・・。
   

友達に会いに遠くまで行く若夫婦に、お泊りなら電話して、でなかったら適当に入って来て
ねと鍵を渡して、間違いなく20度を超えている日差しの中を帰って来た。今日はいい日だっ
たね!

小さいコーヒーメーカーを見つけた!

2017年05月20日 | 日々の風の吹くまま
5月19日(金曜日)。晴れがち。この週末はビクトリアデイの三連休で、初夏どころか真夏
の陽気になるらしい。みんな寒い、寒いと文句たらたらなのにムカついたマザーネイチャー
が「うるさいっ。じゃあこれでどうよ」と寒い春から一気に猛暑って感じのシナリオかな。連休
明けの火曜日なんか予想最高気温が28度(体感温度34度)。ついおとといまで10度を越
えるのがやっとだったのに・・・。

ほんとに猛暑になるかどうかは神のみぞ知るだけど、それでも慌ててダイソンのタワーを出
して来てオフィスに設置。何しろ一番小さい寝室に設えたオフィスは北東と南東の壁が天井
から床までガラス張りで、1箇所ある開閉窓は(安全のために)15センチしか開かないとこ
ろへ、2台のコンピュータが1日中稼動しているから、夏の日が燦々と照るとここだけはかな
り暑くなるけど、それでもダイソン1台を低速でかけるだけで十分。上の24階から26階の
部屋にはクーラーがついているけど、それはすきま程度にしか開かない小さい窓しかない
からで、我が家はルーフデッキに面した寝室とダイニングエリアのスライディングドアを開け
放せばいい風が通って、クーラーなしでも快適・・・。

今日からトロントから来る若夫婦が泊まるので、コーヒーメーカーを買いにウォルマートへ。
2人住まいの我が家ではフレンチプレスでコーヒーを入れているけど、マグカップ2杯分の
サイズなので、たまにお客があるときはフレンチプレスを2個使っている。それで前からせめ
てカップ8杯サイズのコーヒーメーカーが欲しいと思っていたので、ちょうどいいチャンス。と
ころが棚に並んだコーヒーメーカーはどれもカップ12杯のサイズで、やたらとハイテクっぽく
て嵩張るものばっかり。値段は1万円以上もして、ごくたまにしか使わないものとしては考え
もんだなあ・・・。

それでも、12杯サイズだけどシンプルで安いのがあったので、これで妥協しようかと思っ
たら、近くに何と5杯サイズのがあって保温機能つき。ずっと昔使っていたコーヒーメーカー
のように嵩張らないし、「フィルターカップにコーヒーを入れて、タンクに水を入れて、ポットを
セットして、スイッチをオン」のうれしくなるようなシンプルさで、1800円。小さいことはいいこ
とだ!高級機種1台分で10個買える激安価格だから、(10個はいらないけど)買わない手
はない。これでもうお客が来ても困らないね。
   

100歳の誕生祝いの準備が着々と

2017年05月19日 | 日々の風の吹くまま
5月18日(木曜日)。曇りのち晴れ。気温上昇中。まず教室に行くカレシを送り出して、長女
のスーザンと婿さんのモンティと孫のエヴァンの一家を迎えに空港へ行くデイヴィッドとジュ
ディを送り出して、明日到着する次の客に備えて「客室」のシーツ類を洗濯して、(臨時の)
客用バスルームのタオルを取替えて、寝室のベッドメーキング。うん、民宿おばさん業って
けっこう忙しいもんだなあ。

午後、デイヴィッドとジュディが空港から滞在先のメープルリッジのAirbnbへ向かう途中に
寄ってくれたので、私たちにとっては甥孫の(もうすぐ)4歳のエヴァンと初顔合わせ。金髪
が頭中にくるくるしているところはママのスーザンの子供の頃にそっくりで、ああ、こんな孫
が欲しいよねぇと思うくらいかわいい。最近自閉症と診断されたエヴァンだけど、話しかけれ
ばちゃんと返事をするし、好奇心が旺盛すぎるくらいで、「これ、何?」の質問を連発。でも、
初歩的な説明をしてやると、後はそこから自分なりに理解の範囲を広げて行くことができる
とう印象で、(贔屓目もあるけど)4歳児としてはかなり知能が高いんじゃないかな。どっちか
というとアスペルガーっぽいというか・・・。

バースデイパーティを仕切っているマリルーから、土曜日午後1時から4時、ホームのパー
ティルームに集合というメール連絡。。何とマリルーとパートナーのロバートが地元の連邦
議会議員の選挙区事務所に行って、エリザベス女王、カナダ総督、トルドー首相、そして議
員の4人からのお祝いカードを取り付けたというからすごい。カナダは立憲君主制で、直系
のイギリス王室がカナダ王室でもあるから、臣民たるカナダ国民は、しかるべき筋を通して
申請すれば、特別な誕生日とか記念日に女王様からのお祝いのメッセージをもらえること
になっている。ママは「そんなのいらないわよ」なんて言ってたけど、ほんとは喜ぶんじゃな
いかな。トルドー首相のはどうかわからないけど・・・。

去年の国勢調査の結果によると、65歳以上の人口が史上初めて14歳以下を上回り、特
に急速に増えている年齢層は100歳超だった。ま、高齢化・少子化の波がカナダにも押し
寄せているってことで、カレシは「毎日何人も100歳になってるよ」と言うけど、家族の誰か
が100歳を迎えるというのはそうそうあることじゃないよね。それにしても、エリザベス女王
の直筆のサインって、どんな風か興味津々・・・。

泊り客を迎えるのにまずは客室の準備

2017年05月18日 | 日々の風の吹くまま
5月17日(水曜日)。曇りのち晴れ。平年並みの5月らしい天気が「すぐそこの角まで来て
いる」そうで、ちょうどカレシママの誕生日祝いのために家族が集まってくるから絶好のタイ
ミング。遠来のお客さんたち、今夜はトロントからラスベガスから回って来る義弟夫婦のデイ
ヴィッドとジュディ。我が家で1泊した後はモントリオールから来る長女一家とメープルリッジ
のAirbnbに落ち着いて、入れ替わりに金曜日から次女夫婦のローラとニックが4泊。姪の
ローラと婿さんのニックは我が家を宿に指定。どうやら去年泊まって行って、盛り場のある
バンクーバーに一番近いところが気に入ったらしい。あはは、まだ子供がいない「遊び盛り」
の若い2人だもんね。

まず、カレシに株分けして床を占領していたアレカやしの鉢をスペアの寝室から移動しても
らって、ソファベッドをえいやっと引っ張り出して、「客室」を整える準備。ベッドはダブルサイ
ズだけど、スプリングマットレスが薄いので、メモリーフォームのパッドを敷いて、その上にさ
らに羽布団風のライナーを敷いて、それからベッドメーキング。上と下のシーツを広げて、枕
を置いて、デュヴェをかけて出来上がり。うん、どうやらベッドアンドブレックファストの開業
準備ができた。
   

久しぶりにヘアカットに行ってすっきりした帰り道に、ナイトテーブルのランプ用に40ワットで
60ワットの明るさという電球を買って来て取替え。40ワットまでしか使えないので、LED電
球を探したけど、キラキラのシャンデリア用しかなかったので、ハロゲン電球で妥協。寝室
用なんだし、明かりを消せば外にはバルコニーの向こうに夜景が広がるんだから、キラキラ
照明は不要。頭の上の壁に中国の木彫りをかけたので、即席の客用寝室としてはなかな
かいい感じになった。さて、次はひとっ走りBuy-Lowへ行って、明日の朝の食材を調達して
来なくちゃ。

今夜はArts Club のスタンリー劇場今シーズン打ち上げのミュージカル『Million Dollar
Quartet』のオープニングナイト。エルビス・プレスリー、カール・パーキンス、ジェリー・リー・
ルイス、ジョニー・キャッシュの4人がサン・レコードのスタジオで偶然顔を合わせて、ジャム
セッションをやったときのエピソードを基にした芝居で、自称「ポップ音楽史研究家」のカレシ
は個人スポンサーになって、去年からずっと首を長くして待ちかねていた作品。レセプション
に遅れないように、早飯をして出かけなくちゃ・・・。

関節炎とのつきあいも長くなると

2017年05月17日 | 日々の風の吹くまま
5月16日(火曜日)。雨のち曇り。最低気温が5度くらいまで下がったよう、花が3つになっ
た窓の外のひまわりがちょっと寒そう。最高気温もやっとこさ10度を超える程度で、テレビ
ニュースのキャスターが天気予報のおにいちゃんに「夏をすっ飛ばして11月ですかぁ」と苦
情。おにいちゃんは困った顔で「週末までには何とかそれらしく・・・」。うん、この週末はビク
トリアデイの三連休で、このあたりでは一斉に庭いじりを始める伝統みたいなものがあって、
園芸センターが大にぎわいする日なんだけど、はて・・・。

案の定、今日は朝から両手の指が全部しくしくと痛い。右手の中指と薬指はどう見ても腫れ
ていて、拳骨を握れないし、利き手の左手の親指は痛い上に動きが良くないから困る。昔、
捻挫した左手の小指がそのまま曲がらなくなったことがあって、たかが小指が動かないだ
けなのに左手全体の使い勝手が悪くて困った。あのとき、指が5本ずつあるのはそれなり
の理由があってのことなんだと感心したっけ。きのうは左手も右手も力仕事に使い過ぎたか
ら、10本の指が全部しくしく。ま、詰まるところは年だってことなんだろうけど・・・。

明日から泊り客が来るので、Market Crossingの酒屋までひとっ走りして、ジン、ビール大
びん4本、ワイン10本と仕入れ。空いた段ボール箱2つに入れてくれたので、1個ずつ抱え
て車までえっちらおっちら。あ~あ、指が痛いよぉ。園芸センターに寄って園芸土を買うつも
りだったカレシがCanadian Tireに土があるはずと、広い駐車場の反対側まで移動したら、
ほんとに店の外に園芸センターよりもたくさんの種類の土や肥料の大きな袋が山積み。鉢
植え用の土の大袋は50リットル入りで、重さ13キロ。レジで先にお金を先に払ったら、呼
ばれて来た頑丈なおじさんが付いて来て、土の袋を車に積んでくれた。カレシが自分で持て
ると言っても「ノー」。たぶん店なりの理由があるんだろうな。

お酒の箱を2人がかりで部屋まで運び上げて、ハンドトラックを持って駐車場に戻って土の
袋を運び上げるのを手伝ったら、よけいに手が痛いよぉ。ひと仕事終わってやれやれと思っ
たらもう3時。目が回りそうなくらい腹ペコで、今日は何を食べようか。「特製ハンバーガーと
フレンチフライ!」とカレシ。我が家の「特製」ハンバーガーはステーキ肉を自分で挽いて作
るので、とんぼ返りでまた外へ。はあ、手が痛いなんてどころじゃなくて、くたびれたぁ・・・。

引っ越してもうすぐ2年だというのに

2017年05月16日 | 日々の風の吹くまま
5月15日(月曜日)。雨。気温はやっと10度に達するかしないかで、平年より5、6度は低
いもので、ときどきヒーターがオンになる。何なんだろうね、この陽気。今日から(水資源の
節約のために)住宅の芝生の散水制限が始まるというニュースには吹き出しちゃった。だっ
て、貯水池は水が溢れているし、どこでも芝生はびしょびしょ、ぐずぐず。今年はマザーネイ
チャーに節水条例を守って、決まった日の決まった時間にだけ雨を降らしてもらいたいもん
だと思うけど、そればっかりは・・・。

朝のメールチェックで、おや、また仕事。でも小さいし、明日の夕方まであるから、夜に回す
ことにして、今日は引越し以来の懸案だったスペアの寝室の本棚の整理。(もうすぐ2年に
なるというのに、何だかまだ懸案事項がずいぶんあるなあ。)日本での独身時代に三越で
ボーナスをはたいて買った梯子と棚板を組み合わせたモダンで機能的なデザインで、何度
も解体して組み立て直したけど、50年経った今でもまだ頑丈。引っ越して来て、一応組み
立てたという段階でカレシがさっさと本やら何やらを入れてしまったので、何とも非効率的な
使い方になっていた。そこで、棚板の間隔を変えるついでに、旧居の作り付けの本棚から
外して持って来た合板の棚板を足すことに。

まずは本を全部下ろすのに、踏み台を上ったり下りたり。滑りやすいし、重いから、のっけか
ら左手の親指がしくしく。でも、まず本来の棚板の位置を変えてから、追加する棚板を入れ
るために、バケツいっぱいの金具やらサイズいろいろのねじをかき回して、ねじ回しやら長
いものさしを振り回して、ランチタイムをはさんで延々5時間の大奮闘。手が痛いし、腕が痛
いし、肩が痛いし、腰が痛いし。でも、乱雑に突っ込んであった料理の本や雑誌を整理して、
ああ、これでやっと懸案がまたひとつ解決して、すっきり・・・。

これで残るはクローゼットのドアを外して入れた2つの古い本棚の整理。カーテンをつけて
小型のキッチン家電の置き場にしているけど、まだカレシがビデオやCDを(とりあえず)ご
ちゃごちゃ詰めた棚があって、そこを何としてでも明け渡してもらわなければ、新しいフライ
ヤーもコーヒーメーカーも買えない。ソファの両側に置いたIKEAの本棚のうち、カレシに割
り当てた方はまだがら空きだし、新しいスペースもできたから、(たぶんそのうち)そっちの方
に移してくれるかな。お・ね・が・い・・・。