リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

迫り来る前線と未確認飛行物体

2015年11月30日 | 日々の風の吹くまま
夜明け前が一番暗いと言うけど、その論法だと寒波が緩む前が一番寒いということになる。
けさの最低気温はマイナス7度だったらしい。ずっとプラスを保って来たさすがのルーフデッ
キも最低気温がマイナス1度。でも、天気予報は夜半ごろから雨が降り出して、明日の明け
方の最低気温はプラス3度という急展開。思わずうっそぉ~と叫んでしまいそうになったけ
ど、ラジオもテレビも同じことを言っている。今夜から今までの最高気温が最低気温になっ
て、雨、雨、雨・・・。

今日はメールをチェックしたら仕事が入っていたから「仕事日」。洗濯機を回しながらちんた
らちんたら。今日で11月も終わりだからと、ついでに月末処理もしてしまう。今月はけっこう
仕事をした感じだけど、今年はあと1ヵ月だから連邦売上税(GST)の徴収を免除してもらえ
る総売上げのラインを超えることはなさそう。今年こそ忘れずに登録抹消の申請を出さなく
ちゃね。サービスの「輸出」だから徴収額はゼロだし、ネットで事足りるようになってからは経
費もぐんと減って、還付される税金の額も微々たるもので、四半期ごとに申告するのはめん
どうくさいことこの上ないもの。実のところ、今年もまだまったく帳簿付けをやっていない・・・。

午後から刷毛で刷いたような薄雲が出て来たと思ったら、夕暮れどきになって急に空模様
が変わり始めた。

 

     

迫り来る雲の写真を撮っていたら、あら、土曜日にも飛んでいた「未確認飛行物体」の再登
場。何となく空飛ぶ絨毯のような感じだけど、よく見ると小型飛行機が曳航している。えいっ
とズームインしてパチリ。さらに拡大してよ~く見たら、何のことはない、「AMAZON.CA」と
書いてある。なぁんだ、アマゾンの広告かぁ。サレーのショッピングセンターの上でも飛んで
いるのかな。ドローンで配達するとか何とかいつも時代の先端を行くようなことを言っている
アマゾンだけど、飛行機で引っ張る空中広告ってのは何とも大時代的なこと。

 

夕暮れのピンク色に染まったベイカー山に前線が足早に迫って来る。予報サイトを見たら、
レーダーが捉えた雲の動きによると雨が降り出すのは午後11時20分ごろ。予報が当たれ
ば、これから10日くらいは日の出を見られそうにない。厳寒でも晴れて明るい方がいいの
か、毎日雨ばかりで暗くても暖かい方がいいのか。う~ん、どっちとも決めかねるけど・・・。

だんだんにクリスマスの雰囲気

2015年11月29日 | 日々の風の吹くまま
日の出と共に起床、と言うと何かかっこよさそうだけど、日の出は午前7時43分。山の稜線
に一瞬の光芒が差したかと思うと、金色としか表しようのないまぶしい太陽が昇って来た。
富士山の頂上なら「御来光」か。マンションから眺めるご来光にもちょっぴり荘厳な雰囲気
はある。川面は深い霧。川向うの埠頭のクレーンが霧の中に隠れている魚(船)を探してい
る感じ。肝心の船が見えないでコンテナを積み込めるのかな。霧の中からぶぉ~っと船の
汽笛・・・。

 
 
カッチンと冷え込んだ日曜日。ルーフデッキ一面の霜が朝日にきらきら。郊外ではこの寒さ
で暖炉に火を入れた家庭がたくさんあって、ずっと無風状態が続いたものでスモッグが発生
して大気汚染注意報が出ているところがある。どこかで暖房ボイラーの不具合で一酸化炭
素検知器が何度も鳴ったのを検知器の故障だと思って電源を切ってしまったために一家が
一酸化炭素中毒になった事故があった。幸いみんな命は無事だったそうだから良かったけ
ど、検知器が鳴り出したのを真っ先に装置の故障のせいにするなんて、ちょっとずれてやし
ないかな。だって、危険な一酸化炭素の発生を知らせてもらうために検知器を設置するん
だと思うけど。

ランチの後で散歩をかねてバーナビーとの境にあるマーサースタジアムに出かけた。カレシ
が何年ぶりかでジョギングを再開することにしたんだそうで、走るとなったらちゃんと距離を
測れるトラックがいい。6番ストリートを歩いて10分ほどのマーサーは高校の後ろにある市
の複合スポーツ施設。きれいに色分けしたトラックがあって、いろんな人がてんでなペース
で走っていた。これなら歩いて来れていいねと言ったら、「歩いて往復したらそれだけで運動
になっちゃうよ」。ええ?じゃあ、車で来るのか。エレベーターを待って、駐車場に降りて車を
出して、スタジアムの外に止めて・・・それだけで10分はかかるだろうに、よくわかんない。

11月も明日で終わり。暗くなるとあちこちにクリスマスライトが見えるようになった。道路向
こうのマンションのバルコニーは同じ階。ご近所さん同士で競争しているのかな。

 

デッキの向こうに見える大きなツリーはクィーンズ公園の入り口辺りにあるようだから、市が
飾り付けたのかもしれない。もしかしてクリスマスのイベントがあるとか・・・。

 

ズームでちょっと手がぶれたけど、今度はカレシの一眼レフで撮ってみようかな。

座り過ぎはカラダに悪いって

2015年11月28日 | 日々の風の吹くまま
川に沿ってたなびく朝もやがすてき。起きてブラインドを巻き上げるたびに、朝っていいもん
だなあと思う。気温はマイナス2度で、早々と日が翳るルーフデッキは2度。朝から日差しを
浴びているバルコニーは7度になっていたので、スペアの寝室に取り込んであったゼラニウ
ムとフクシャの鉢を外に出してやる。この寝室は寒波が来て以来ずっと暖房をオフにしてあ
るけど、奥まで日が入るので日中は24度にもなるし、夜でも19度を切るか切らないか。も
う少し下がってくれた方が植物にはいいんだけど・・・。

朝食が終わったとたんにカレシが「掃除だぁ!」と号令をかけて来て、土曜日恒例の「まじめ
掃除」。カレシがバスルームで活躍している間、ワタシは家具の埃を払ってから、箒とハンド
クリーナーの二刀流で床の掃除。箒で掃き集めたごみを一ヵ所にまとめてはクリーナーで
ガガァ~っと吸い取って行くんだけど、先が不ぞろいになった古いものでも、昔ながらの箒
の方がスイファーのドライパッドを使うよりもよっぽど効率がいいからおもしろい。スイファー
のパッドは便利ではあるけど、使い捨てだからあまりエコじゃない。モップはスプレー付きだ
けど、パッドは外して普通に洗濯して何度でも使えるからいいけど、便利さにはあんがいム
ダが多い感じがする。

ランチは使い残した鶏ももと食べ残しの鶏手羽の照り焼きでシンガポール風チキンライス。
ご飯と肉を分けるのがめんどうだから、ももをひと口大に切っておいて、お皿に盛るときにご
飯に混ぜ込んでしまういい加減さ。ひと働きして汗をかいた後のビールはいいもんだ。午後
はグラス類を入れてある戸棚に追加で作ってもらったオークの棚板を入れて、外した強化
ガラスの棚板を飾り棚に移す作業。戸棚も飾り棚もグラス類やガラスの飾り物が多いもの
で、壊さないように出して、汚れたものはきれいにして、棚に戻すのはひと仕事。数が多い
もので、午後いっぱい立ちっ放し・・・。

ラジオで「どんなに運動をしても、座っている時間が長ければ不健康」と言っていた。心臓疾
患の患者を調べたら、座っている時間が1日平均8時間だったとか。現役だった頃のワタシ
なんか12時間は座っていたんじゃないかなあ。運動する時間も全然なかったし。ま、今さら
慌ててもしょうがないけど、日の光の中で動き回るのは気持がいいもんだということが実感
できるようになったから、これからは大丈夫かな・・・。

ブラックフライデイから始まる歳末大忙し

2015年11月27日 | 日々の風の吹くまま
けさもマイナスの気温。バンクーバー市内を走るトロリーバスが一部路線で架線が凍り付い
て動けなくなったそうで、スカイトレインの不通騒ぎに次いでの迷惑。おまけに遅れに遅れ
た挙句に来年秋に予定されていたスカイトレインのエヴァグリーン線の開通が2017年に
ずれ込むとの発表があって、広報担当者はもう泣き面に鉢ってとこかな。地下を走る部分を
掘っていた掘進機が地盤の陥没や出水で何ヵ月も立ち往生したためだそうだけど、「こんだ
けのプロジェクトには遅延は付きものなんだから、辛抱してよね」はないだろ。

今日は「ブラックフライデイ」。11月第4木曜日はアメリカの感謝祭で、翌日から一斉にクリ
スマスセールが始まる。小売店は夜明け前に開店するし、それを目指して夜通しキャンプを
張る人もいる。ドアが開くと一斉にどどぉ~っとなだれ込んで、お目当ての激安商品を奪い
合うんだけど、今年もアメリカ各地で乱闘騒ぎが起きたそうで、いい大人が何やってんだか
と思ってしまう。カナダにはボクシングデイという似たような日があるけど、これはクリスマス
の翌日。今ではそれまで待っていられないとばかりに10月に感謝祭が済んでいるカナダ側
でもブラックフライデイ・セールをやっている。

ブラックフライデイの興奮が冷めやらない週明けの月曜日は「サイバーマンデイ」。ネット通
販のクリスマスセールが始まると言うことで、感謝祭の休みが終わって出勤して来た人たち
がオンラインショッピングに殺到する日で、アマゾンなんかすごい売上げがあるという話。そ
してその翌日の火曜日には商業主義、物質主義に浮かれたバカ騒ぎを反省してチャリティ
に罪滅ぼし?の寄付をしようという「ギヴィングチューズデイ」までできている。今の時期は
いたるところで救世軍の街頭募金の鈴が鳴っているから、別に火曜日じゃなくてもいいだろ
うと思うけど、そこはそれ、いまどきの人たちはイベントお御輿を担ぐのが好きだから・・・。

アメリカに買い物客を取られては商売上がったりになると心配して始まったカナダのブラック
フライデイ・セールだけど、カナダドル安になったせいもあって、今年はアメリカからの買い
物客が大幅に増えたそうな。おお、どんどんカナダに来て、どんどん買い物をして、アメリカ
ドルを落としてカナダ経済に貢献してね。でも、カナダまで来てもあんがいアメリカ人はみん
なウォルマートに殺到していたりして・・・。

朝、マイナス2度・・・

2015年11月26日 | 日々の風の吹くまま
今日も寒い朝。この寒波は日曜日あたりから緩み出して、月曜日には「雪か小雨」の予報。
ほんとに雪が降るの?どんな雪景色になるのかな。何か楽しみだな。かっては雪の予報が
ストレスになっていたっけなあ。バンクーバー市では夜間に積雪があったら午前10時まで
に家に隣接する歩道を除雪しなければならない条例があって、角地の旧居に隣接する歩
道は45メートルもあったからタイヘン。もっともバンクーバーっ子のカレシは寒波が緩んだ
ときの雪はすぐに雨に変わるのを知っているから無視することが多かったし、幸いお役人の
お出ましもなかったけど。

お気楽なお役所は「除雪しなければ罰金!」なんて偉そうに言うけど、市の保健所の医者
あたりは雪かきの危険性を知らないはずはない。特に高齢者は雪かき中に心臓発作を起
こすリスクが高いんだけど、そこは「市民の義務は平等」の発想なんだろうな。高齢市民の
抗議に対して「コミュニティセンターで融雪塩を無料配布しよう」と提案した市会議員がいた
けど、小さいものでも重さが20キロはあるのに、80歳のおばあちゃんにその袋を運べると
思ってたのかな。そもそも雪かき条例は「足元の不自由な高齢者や障碍者が困らないよう
に」作った「思いやり条例」なのに、ほんとに政治家や役人の灯台下暗し思考ってのは・・・。

ランチの後は日曜日に車で8番アベニューを走っていて見つけた州営の酒屋を「見学」しに
散歩。午後の気温は6度。明るい日差しを浴びながら歩くのはいい気持。日常の用を徒歩
圏で足せる「ウォーカブル」なところがニューウェストの自慢のひとつで、酒屋のあるグレン
ブルック・ノース地区の小さなモールまではのんびり歩いても20分。州の独占商売の酒屋
は昔はどこでも同じ殿様商売だったのが、一度「民営化案」が出てからは目を疑うような変
わり様。おもしろいのは品揃えを店の周辺の需要に合わせるようになったことで、商品棚を
見ているとその地区の社会構成を垣間見ることができる。ビールよりワインが多いのは屋
敷町のクィーンズパーク地区に隣接しているからか・・・。

ニューウェストミンスターはどこも混み合っていないから、歩いていてものんびりで楽しい。
総人口250万のメトロバンクーバーのど真ん中にあるのにどうしようもなく田舎っぽいところ
がひと味違っていると言う感じで、すっかり気に入ってしまった。バンクーバーが恋しくなら
ないもん、全然・・・。

システムだけじゃなくて頭の中も老朽化?

2015年11月25日 | 日々の風の吹くまま
起床午前8時。今日もまぶしい晴天。気温はマイナス2度。朝方の最低気温はマイナス5度
だったという話で、朝もやも出ない寒さ。朝食のしたくをするのに、キッチンは低い角度から
もろに差し込んで来る太陽と川面からの反射光でまぶしさがダブルになって、目が眩んで
手元が良く見えない。まあ、それでもあと4週間で冬至になって、その後はひたすら春に向
かって「折り返し」。季節ってのは、要するに堂々巡り・・・。

今日はスカイトレインが朝から平常運転しているらしい。きのうの午後にニューウェストのコ
ロンビア駅から先のバンクーバー方面への区間が「電気系統の不具合」とかで不通になっ
て、この寒いのに長蛇の列で代替バスを待たされた利用者は大むくれ。無理もないなあ。
ほんとに最近は何だかんだと故障しては止まるもの。原因究明に手間取って、さらに復旧
作業に数時間かかって、動き出したのは午後9時半過ぎ、完全復旧は11時。線路脇に保
管していた交換用レールがガイドウェイに飛び出して、通りがかった電車の「集電舟体」とい
う部分のひとつが破損してショートしたのが原因で、百万分の1の確率という超珍しい事故
だったという話。

スカイトレインはコンピュータ制御で運転士なしで走るいわゆる「新交通システム」。ニュー
ウェストを通って川向こうのサレーに行くエクスポ線(Eライン)は1986年バンクーバー万博
(交通博)に合わせて開通したからもう30年。システムの老朽化が進んでいてもおかしくな
いな。原因になった交換レールを木の台の上に置く形で線路脇に保管していたのは路線の
レール取替えプロジェクトの最中だからで、あたりまえにやっている処置そうだけど、それな
ら振動で動かないようにしておくべきだろうに、システムを運営するTransLinkも「老朽化」
しているってことかな。

元から公共交通を改札なしで運営しようとすること自体がアホなんだけど、無賃乗車が横
行しているからと交通警察を作り、やっと改札口を設ける気になって、Suicaのようなカード
(Compass)を導入しようとしたら融通の利かない料金体系に阻まれて遅れに次ぐ遅れ。も
のすごい予算超過の末にやっと稼動し始めたところだけど、その間に消費税に特別税を上
乗せするという資金繰りを提案して住民投票で蹴られるし、ほんっとにアホっぽさに呆れる
しかない。あのさ、満月の光に当たるとどうなるのか、知ってるでしょ?ほら、噂をすれば満
月が顔を出して・・・。

 

冬の夕暮れは寒々とピンク色

2015年11月24日 | 日々の風の吹くまま
予報通り晴れ上がって、雪を被った山並みが朝日を浴びてまぶしい。毎日人間の営みが行
き交う川の風景と違って、山の景観はあまり変化がなくてつまらないと思っていたけど、天
気や季節によって自然の変化があってけっこう飽きないな。まあ、まだ4ヵ月そこそこだし、
1年を通して見ていたら、後は飽きてしまうのかもしれないけど、今のところは川の景色と同
じように毎日の微妙な変化が楽しい。もっとも毎日と言っても晴れた日にしか見えないんだ
けど・・・。

けっこう仕事が続いていたので、急に「隠居状態」になったら気分がだらぁん。いつものこと
だけど、どうも「遊びモード」と「仕事モード」のスイッチをうまく切り替えることができないから、
さあ遊ぶぞぉ~っと張り切ってみても、結局は1日や2日はだらだらと無駄にしてしまう。逆
にさあ仕事だぁ~っとねじり鉢巻態勢に突入するのはかなり早いんだけどなあ。昔のワーカ
ホリックが治っていないのかな。でも、あれは仕事が好きだったからと言うよりは40代のエ
ネルギーの持って行きどころが他になかったからなんだけどな。(翻訳と言う仕事はたしか
に好きではあったけど・・・。)

それでもカレシを英語教室に送り出した後で外の空気を吸いにでかけた。道路向かいのポ
ストに郵便(Arts Clubへの寄付)を入れて、6番ストリートを渡ってBuy Low Foodsで20
枚たまったボーナスクーポンを25ドルのギフトカード2枚に換えて、モールに足を伸ばして
入り口に立っていた救世軍の「なべ」に貯まっていた小銭(5セントと10セント)をじゃらじゃ
らと寄付して、そのままウォルマートへ。広い店内のどこもかしこも「激安!激安!」だけど、
品質はそれなりのものと言ったところ。食品売り場はやっぱり下のSave-On-Foodsの方が
ずっといいな。それにしてもあれこれと何でもあるけど、実は何もないのとあまり変わらない
ような感じがする。まあ、広い店の中をうろうろ歩き回ればけっこういい運動になるけど。

 

夕食のしたくを始めたところで、目の前で月の出。満月は明日だけど、大きくてまん丸に見
える。寒々としたピンク色の夕空にしゃぼん玉みたいに浮かび上がって来たお月さん。指先
でちょいと突っついたらふわふわと飛んで行きそうな感じ。最低気温の予報はマイナス4度。
冬の夕暮れのピンク色はほんっとに寒々・・・。

せっかく遊びモードに戻ったのに寒波襲来

2015年11月23日 | 日々の風の吹くまま
天気、下り坂。今日はいいけど、明日あたりから寒波が襲来するらしい。最低気温がマイナ
ス5度とか言っているけど、雪は降らないという予報。まあ、「午前10時までに歩道の除雪
をしないと罰金」なんてことにはもう無縁だから、雪が降ってもいいんだけど。

きのうは忙しかった。9月に注文してあった「マシュマロ」と言う名前のスツール2個が到着し
たので、残金の小切手を持って家具屋に取りに行って、その足でカレシママのところへ。よく
考えたら引越ししてから初めてのご機嫌うかがい。何となく顔がふっくらして来て元気いっぱ
いだったので安心。タブレットに録画して行った新居のビデオを見ながら、若い頃に住んで
いたニューウエストの思い出話をあれこれ。お暇した後はジムの家の床下の物置に預けて
あったレコードなどの段ボール箱を引き取りに行き、帰り道に園芸センター2ヵ所に立ち寄っ
て、引越しのどさくさで紛失した園芸道具の一部を調達。夕食の時間に間に合って帰って来
て、作ったのが「自家挽き」ハンバーガーとポテトフライと蒸したコーンとビール・・・。

     

おなかがいっぱいで眠気が差してくるけど、がんばって仕事、仕事でほぼ完了のところまで
漕ぎつけて、バタンキュー。ぐっすり眠って目が覚めたら今にも雨が降りそうな空模様。冬
将軍到来のニュースを聞き流しながら、「ウルウル」仕事の最後の仕上げ。ついでに「これも
お願い」と頼まれた小さい仕事も片付けて、担当者が同じなのでまとめて納品。午後2時、
「2割現役」モードを抜けて、待ちに待った「8割隠居」。ふはあぁ・・・。

昼前から雨が本降りになって、気温は急降下。洗濯機を回しながら、Arts Clubの新劇場の
杮落とし作品『Peter and the Starcatcher』(「ピーターと星の守護団」?)のオープニングレ
セプション出席の返事をして、雨の中を黄色い雨合羽とLLビーンのレインシューズというい
でたちで夕ご飯の買い物。鶏もものから揚げに決めて帰って来る途中、駐車場に止まった
パトカーから降りて来たお巡りさんがなんとムキムキの半袖!寒くて身を縮めていたワタシ
があんまり目を真ん丸くして見るもので、お巡りさんは苦笑して「まだそんなに寒くないよ」。
いやぁ、寒いですよぉ~。雨、冷たいし・・・。

天気予報を見たら、向こう1週間はこの冬初めて到来する北極の寒気団が居座ってずっと
晴れ、晴れ、晴れ。最低気温もずっと氷点下。せっかくの遊びモードなのに、ううっ、寒っ!

がんばって仕事をした甲斐があった

2015年11月21日 | 日々の風の吹くまま
今日もきれいに晴れ上がったまぶしい朝。

     窓の外に見えるアパートの屋根やビルの屋上は真っ白く霜に覆われて、見ているだけで鼻
の奥がキーンと凍って来そう。路駐の車の屋根も霜で真っ白。うっ、さむぅ~。ま、いつもの
ように朝ごはんが済んだら2人がかりの掃除でひと汗・・・。

     
今日はウィンターマーケットの日。第1回の前回は嵐にたたられたけど、今日はマーケット
日和と言ったところ。11時半ごろにロビーに下りて行ったら、外はずらりとテントが並んでい
て、エンタテインメントはギターの弾き語り。野菜のスタンドには普通のスーパーにはないも
のがけっこうあって、きれいな小かぶの束を見つけてさっそくゲット。ひと束300円。カレシ
に写真を撮ってもらおうとカメラを渡したら、警備の(というよりは暇そうに立っていた)お巡り
さんが「2人一緒に撮ってあげるよ」と声をかけてくれてパチリ。冷え込んでいるのにかなり
の人が集っていて、よく見ると有機食品などに凝っていそうなタイプの人たちが多いみたい。

     
クラフトビールのトラックで2種類の味見をして、ホップの効いたのを1パック(びん6本入り)
買って、C’est si bonという屋台で牧場でのんびり草を食んで育った牛の肉を煮込んだと言
うビーフブルギニョンを買ってお持ち帰り。建物のすぐ外だから、熱々のままで、こってりの
ソースとグラタンドフィノワがとってもリッチ。おいしかったぁ。次のマーケットデイは12月5日。
また来てくれるかな。こういう週末、今まで縁がなかったけど、楽しいね。

     
葉っぱに混じっていた雑草まで新鮮そのものの小かぶ。せっかくだからすぐ食べてしまうこ
とにして、思いついたのがちらしスシ。夕食のしたくまでまだ時間があるので、フリーザーか
ら材料を出して解凍。昼ごろに起きていた頃にはできなかったことができるのがうれしい。
小かぶは出汁昆布でじっくり煮て、えびを加えて彩り。葉の先の部分は残っていた豆腐でみ
そ汁。茎の部分はピクルス好きのカレシのために即席漬けにでもしてみようか。

     
なぜか思い立っての思いつきメニューだと「一見豪華」になるのが極楽とんぼ亭の売り。今
日はランチも夕食もおいしいもの尽くしで、おなかは大満足。さて、きのうがんばってあと少
しのところまで来た仕事を仕上げてしまおう・・・。

楽じゃない現役20%/冬到来!

2015年11月19日 | 日々の風の吹くまま
午前7時40分起床。今日の日の出は7時29分。ブラインドは光を遮らないので、下ろした
ままでも昇りたてのまぶしい太陽に目がくらくら。今頃の季節は晴れ上がった日は夕暮れの
空が寒色系のピンクになって、日が落ちるとすぅ~っと冷える。ずっと北の方で発達した高
気圧が広がって来て、押し付けられた冷たい空気がダムのように聳えている山並みを越え
て溢れ出して来るからで、これがバンクーバーの「冬型気圧配置」なのかもしれないけど、
なぜか11月にそういう「寒波」が多いような気がする。週末にはノースショアのスキー場が
一斉にオープンするらしい。冬だな、もう・・・。

カレシを英語教室に送り出して、まずはランチのチキンスープを小さいスロークッカーに仕
込んでから、床掃除。太陽が低くて、家の奥まで日が入るもので、汚れが目だってしょうが
ない。でも、ラジオで気温は3度とか4度と言っているのに、日当たりのいいスペアの寝室は
暖房なしでもぽっかぽか。園芸用のデータを集めるつもりで、ルーフデッキとバルコニーに
ワイヤレスの屋外温度計を置いて天気サイトの気温との差を観察中なんだけど、だいたい
北東向きのデッキは2度、南東向きのバルコニーは5度くらい高い。家の中はサーモスタッ
トの温度設定が適温になったようで、ほぼ22度から23度の間で安定。夜の間は暖房をオ
フにして閉め切って植物の避寒場所にしているスペアの寝室でも20度くらいまでしか下が
らない。新しい環境で迎える冬の準備は万端・・・かな?

掃除が済んだら仕事。化粧品の宣伝は何とも???な美辞麗句が多くて四苦八苦。「うるう
る」なんて言われても、年中すっぴんのワタシにはうまい訳語が浮かばないし、おまけに2
つつながっている形容詞を辞書で調べたらどっちも同じ英単語が出て来て、どぉしよぉ~?
ひとつで済ませるか、似たような単語を並べるかと、思案投げ首のしっぱなし。今どきの広
告文には日本語ウラシマさんのワタシの辞書にはない日本語がどっさりで、そういうのを訳
そうとするとまるで暗号解読をやっているみたい。縦横斜めから見てやっとわかった意味を
今度はふわふわの広告英語に書き出すわけで、何だか二重、三重の翻訳作業・・・。

ハイギアでぶっ飛ばさないと納期に間に合わなくなりそうなのにまた仕事の相談が入って来
て、これはもう「残念ですが」とお断りするしかない。ああ、現役20%は楽じゃない・・・。

日の光にエネルギーをもらおう

2015年11月18日 | 日々の風の吹くまま
7時半過ぎに目覚め。昇ったばかりの太陽がまぶしい。遠くで道路工事の音が聞こえてい
た。「遠く」と言っても、すぐそこの5番アベニューでバックホーが穴を掘っているのが窓から
見える。旧居では向かいのゴルフ場のずっと反対側で芝生を刈っていても轟音がすぐ近く
に聞こえて、それを朝7時からやられると眠っているどころじゃなかったから、地面から離れ
ているってのはいいもんだな。静まり返ってしまう夜には川縁のキー地区をときどき汽笛を
鳴らしながら走る貨物列車の音が聞こえる。線路沿いの高層マンションの人たちには延々
と続く列車の轟音よりも汽笛の方がうるさいらしい。音の捉え方も人それぞれ・・・。

せっかく嵐一過の天気だけど、今日も仕事日。メールを開けたら、また2つも仕事。小さいし、
常連さんのだからやるっきゃないけど、大きな仕事が納期間際でアコーディオンプリーツに
ならないかなあ。それでもひとつは日本で朝になって発注書が送られて来る前に終わって
しまった。引越しがきっかけでごく普通の生活時間になってからは仕事の方も効率アップし
た感じがする。静かな環境でよく眠って、機嫌よく起きて、自然の光を浴びるのっていいもん
だなあ。引きこもって日光に当たらなくなれば誰でもうつっぽくなるんじゃないかと思うけど、
うつ病になって引きこもるということもあるだろうな。

何だかニワトリと卵みたいだけど、人間はモグラじゃないから、外へ出て太陽の光を浴びな
いと体内時計を掌るメラトニンの分泌が狂ったり、神経伝達物質セロトニンが不足して脳の
機能が低下したりして、うつっぽくなるらしい。冬の夜が長い高緯度地方では季節性うつ病
(SAD)になる人がかなりいるけど、その治療に使われる高照度光療法が普通のうつ病に
も効果がありそうだとわかったらしい。ワタシが今こうして毎日アップビートな気分なのは、
深夜や早朝の騒音に睡眠を乱されなくなっただけじゃなくて、長年のモグラ暮らしから抜け
出したおかげでもあるんだろうな。

風は冷たいけれども、晴れた日には外へ出て太陽の光を浴びてエネルギーを光合成しよう。
人生が違って見えて来るかもしれない。世界が違って見えて来るかもしれない。争ってばか
りの人たちもさすがにアホらしくなって来るかもしれない・・・と言っていたら「ポリアンナ症候
群」なんてことになるのかな。まあ、いくら極楽とんぼのワタシでもそこまで楽天的じゃない
けど・・・。

大雨に降られて、大風に吹かれて

2015年11月17日 | 日々の風の吹くまま
大雨警報と強風警報。雨は概ねノースショアの山並みを狙っているようで、ふもとは大風。
南東の風が南西ないし西の風になるというので、英語教室に出かける前のカレシを手伝っ
て(なぜかまだ花を咲かせている)ゼラニウムやフクシャの鉢をバルコニーの反対側に移す
作業。屋根付きのバルコニーは南東向きで、3分の2が両側の壁に挟まれて引っ込んだ形
になっているのが勿怪の幸い。鉢を持ってうろうろしているうちに、有機ゴミを一時保管して
いるプラスチックの容器がずず~っと滑り出し、スライディングドアの外に敷いてあるけっこ
う重みのあるゴムのマットまで風でめくれて飛ばされそうになった。

昼過ぎには予報通り風が西からになったようで、バルコニーは嘘みたいに静かになったけ
ど、北東向きのルーフデッキは隣とのパーティションがぐらぐら。まあ、相当にがっちりして
いるし、嵌めてある曇りガラスの両側には隙間を空けてあるから、25メートルくらいの強風
ではおいそれとは壊れないだろうけど、ぐらぐら揺れているのを見ると大丈夫かと気になっ
て来る。デッキには時おり枯れ葉が舞い込んで来て、くるくる、きりきり。どうみても街路樹
の葉っぱだけど、こんな高いところまで吹き上げられるとは。「枯れ葉よぉ~♪」なんて鼻歌
のひとつも・・・はちょっと無理だなあ。

大きい仕事の前に夜来の飛び込み仕事を突貫作業でやっつけてひと息ついたところで青
空が広がって、北に雪化粧をしたシーモア山が見えた。また雨が降り出す前に買い物。気
温は2桁なのに風が冷たい。段ボール箱いっぱいのマフラーを全部持って来て良かったね。
ニューウェストのアップタウンはバンクーバーに比べていつも風が吹いているように感じる
けど、ビル風が起きるほど高層ビルが建て込んではいないので、あんがいバンクーバーで
は家と車、車と目的地の短い間でしか外気に当たらなかったからそう感じるのかもしれない。
スーパーまで徒歩3分。歩いている人たちは冬装備とは言えないまでもけっこう厚着をして
いるのに、ワタシは素肌にやや厚手のTシャツ一枚で、上に毛糸のジャケットを着ただけ。こ
れじゃあ冷たい風が身にしみるわけだ。

夕方、強風警報解除。フレーザー川のずっと上流の郊外では何万戸も停電中。これから何
日か晴れて気温が下がって、週末には雪混じりの雨の予報。やれやれ今度はゼラニウム
の防寒対策を考える番か。一難去って何とやら・・・。

朝礼と前へならえと

2015年11月16日 | 日々の風の吹くまま
またまた嵐もよう。今頃の季節にハワイの方から波が寄せるように次々とやって来るのが
パイナップル特急。でも、今年はちょっと多すぎる。しかもどれも雨と風のすごいパンチを繰
り出してくるから始末が悪いったらない。ま、これが地球温暖化による気候変動というもの
なんだけど、明日の火曜日はもっとすごいのが来るという予報で、これだけ短い間隔で次
から次へと到来すると、足に水掻きが生えていると自虐ジョークを飛ばすバンクーバーっ子
もさすがにうんざりするんじゃないかな。シャベルがいらないからいいさ、なんて虚勢を張っ
てみても、こんだけ降ったらもう・・・。

ま、雨降りに文句を言ってもどうにもならないので、とにかく仕事。何だか学校の朝礼での
校訓の唱和を思わせるようなところがおもしろい。職場でも朝礼をやって社訓を唱和したり
するのかな。日本で初めて勤めた職場は典型的な地方都市の同族会社だったけど、朝礼
はなかったな。その次の職場は外資だったから、朝礼?何、それ?という感じだった。まあ、
そういう儀礼も近代日本の伝統文化のうちだから、「一丸となってがんばろうぉ」みたいな
pep talk(いわゆる檄を飛ばすというヤツ)を聞くだけでも、ないよりはあった方が落ち着くん
だろうと思うけど、入学式に終業式に始業式に卒業式、そして入社式に・・・あ、永年勤続の
表彰式はあっても定年まで勤め上げての「卒社式」はないのか。

日本人は「式」が好きなんだろうと思う。そのあたりが誰かが「日本人であることが宗教だ」
と評した所以かな。もっともどの宗教にも何かしら集会儀式の行事があるから、そういうこと
が好きなのは日本人に限ったことじゃないわけだけど、学校でも職場でもというのはそんな
にないかもしれない。あるとしたら軍隊ぐらいか。そういえば学校の朝礼は軍隊みたいなと
ころがあったな。みんなで(背丈の順に)前へならえ。前に伸ばした手が下がっていたり、体
が列からずれていると「矯正」。ワタシは朝礼が大嫌いだった。兵隊さんになったような気分
が嫌だったけど、それよりも退屈で、退屈で・・・。

日本人は定型的な集合儀式が好きなんだとしたら、それはきっとその形が日本人の美意識
にしっくり合うからだろうと思うけど、そこに宗教性のようなものがあるかどうかはわからない。
おや、何か極楽とんぼ学派形而上学の自問自答に発展してしまいそう。何はともあれ、ここ
は次の仕事に行って、がんばろぉ~

何か違和感が・・・

2015年11月15日 | 日々の風の吹くまま
久しぶりの日差しがうれしい日曜日。山並みを覆っていた雲のベールが上がると、やっぱり
雪景色。朝食後はちょっとさぼって、リビングのお気に入りのチェアで日向ぼっこをしながら
しばしタブレットでゲーム。川向うの埠頭には大きな貨物船が3隻も横付け。自動車埠頭で
はずらりと並んだ新車が日差しを浴びてきらきら。明るい太陽の光を浴びていると体の芯ま
でほかほかと幸せな気分になる。ああ、ワタシはこういうひとときが欲しかったんだ・・・。

だけど今日も仕事日。まず最初の仕事を納品して、明日が納期の2つ目にかかる。「わが
社の社員の正しい行動のあり方」みたいな文書。「こういうことはやりません」て、やらない
のが社会人として当然じゃないかと思うけど、そんなのおかまいなしに思い付きで正しくな
い行動をする脳タリンが増えたのかもしれない。それで「こういうことはやっちゃダメだよ」と
いうマニュアルが必要になったんだな、きっと。でも、よけいなことを考えている暇にさっさと
仕事を終わらせないと。だって、「受注しました」ってメールが来ているから、今週は仕事漬
けだぁ・・・。

仕事の合間にニュースを読んだり、掲示板やFacebookをのぞいてみたり。Facebookに
はフランスの三色旗を重ねたプロファイル写真が溢れている。無差別テロの犠牲者を悼む
のは人として真っ当なことだし、その気持を共有することに異存はないけど、三色旗の後ろ
にあるのは幸せいっぱい、笑顔いっぱいの写真。そういうのがずらりと並んでいるのを見る
とどうしても違和感が沸いて来る。付和雷同していると言ったら意識高い系に攻撃されそう
だけど、ツイッターの安直なリツイートと同じように、どうしてもメディアイベントになっている
という印象になってしまう。

このソーシャルメディアも今では個人の言論や表現の自由を脅かす武器になって来た感じ
がする。どこかの(権利)意識高い系がFBやツイッターで脈絡を無視して「この言葉/表現
は不快だ」とか「人種差別だ」とメディアに載せただけで、寄って集ってのメディアリンチで謝
罪させたり、辞職に追い込んだり。当の意識高い系は自由と人権の旗を振っているつもりだ
から、他人の自由と人権を侵害しているとは思いもしないだろうな。ひとりが(自分が)不快
なものは何であれ許せないというのに付和雷同した群衆によって言論が封じられて、結局
は誰も何も言えなくなるなんて世の中にならないといいけど・・・。

商店街キラーのウォルマートがオープン

2015年11月14日 | 日々の風の吹くまま
雨もよう。土曜日。ワタシは週末のおきみやげ仕事、カレシはスカイプの英語レッスンが3回
あって、揃って「仕事日」。土曜日の「まじめ掃除」を今日やるか、それとも明日にするか朝
食のテーブルで相談。結局は今日やってしまえということになって、カレシはバスルーム、ワ
タシははたきかけと床掃除。いつのまにか掃除の分担が決まっているからおかしい。カレシ
はiPodのイアバッドを耳に突っ込んで、鼻歌交じりでトイレからシンク、鏡、カウンター、バ
スタブ、果ては床のタイルまできれいにして、ワタシは家具の埃を払って、床の掃き掃除を
して、ごしごしとモップかけ。終わったらビニール袋2つ、バケツ2つのごみ出し。2人でやれ
ば1時間もかからない。

雨が小止みになったので、今日の食材を買うついでに今日オープンしたはずのウォルマー
トを見に行くことにした。場所は2ブロックにまたがるモールの西の端、図書館の向かいで
Save-On-Foodsの真上。エスカレーターで上がってみたら、ひろぉ~いっ!食品売り場は
フルサイズの大型スーパーそのもので、それが地元の大型スーパーSave-Onの真上にあ
るんだから、スーパー戦争が起きそうな感じ。なにしろ半径徒歩3分の圏内にスーパーが大
小4つもひしめくことになって、真っ向から価格で競争するのか、品揃えで共存を図るのか。
ウォルマートが進出すると地元商店街がなくなるという評判だけど、小さい2つは独自の品
揃えで勝負しているから、ウォルマート対Save-Onの一騎打ちになるのかな。

薬局もあるし、日用雑貨や文房具もあるし、化粧品もある。さらに2階があって、エスカレー
ターで上がると衣料品やらキッチン家電やら家具やら何やら。そっか、これがウォルマート
か。初めて入ったウォルマート。しかも「スーパーセンター」とは言っても、都心部に進出す
るために新たに展開することにしたという「縮小版」。それがこの広さなんだから、クィーンズ
ボロ地区にあるウォルマートはさぞかし広いんだろうな。でも、最近は人口構成の変化など
で安さが売り物の郊外型の量販店が苦戦していると言う話。

今日のところは店内をざっと見るだけにして、外へ出て(下の)Save-Onに行ったら、いつも
の土曜日より空いていた。カレシはトマトの値段を見て「こっちの方がちょっと安い」。まあ、
ワタシとしてはカレシのソックスや下着を買えるところがやっと市内のそれもすぐ近くにでき
たことがうれしいかな。こっちはウォルマートが不戦勝だから・・・。