リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

親の思い通りに育たないのが子供

2019年09月09日 | 日々の風の吹くまま
9月8日(日曜日)。☁☂☁。いやぁ、ゆうべはすごかった。まず、夜の9時過ぎから、東の方で地平線が広い範囲で一瞬真っ白になったり、太い稲妻が時には2本並んで垂直に走ったりで、夜空は何だか薄気味悪いピンク色。雷鳴はまったく聞こえなかったので雷さまはずっと遠いところで暴れていると判断したけど、あれだけのライトショーと言うことは相当に猛烈な雷雨だったんだろうな。メトロバンクーバーでは雷が鳴るのはかなり珍しい方なんだけど、郊外からずっと奥のフレーザーバレーにかけて、3時間半の間に千ヵ所以上で落雷があったと言っていたからびっくり。くわばら、くわばら。

さあ寝ようかと言う頃には雷雲も遠のいたようで、ほんのときたま水平線がちょっと白くなる程度。こっちの方へは来ないだろうと安心して寝ついたら、雨がパティオドアを叩く音で目が覚めた。時計を見たら午前1時半。雨の予報は出ていたけど、こんなにざぶざぶ降るって言ってたっけかな。ちょっと風もあるようだし、バルコニーにおいてあるテーブルが心配になって、起き出して点検。いつもちょっとした風で倒れかかるヒバの鉢がちゃんとプランターに倒れかかっていたけど、テーブルが動いた気配はないので、安心してベッドに戻って、そのまますやすや。朝には雨は上がっていて、ルーフデッキのタイルも継ぎ目が黒々と碁盤の目になっていたけど、表面はほぼ乾いていて、色づいていたトマトも無事。やれやれ。

それにしても、大西洋側はハリケーン「ドリアン」がノバスコシアからケベックまで到達して被害甚大だし、太平洋の向こうは台風15号が千葉に上陸したそうだし、夏の終わりの打ち上げ花火じゃあるまいし、極端すぎないかなあ。マザーネイチャーの一番できのいい子供だったはずの「人類」がどうもできそこないだったみたいな感じになって来て、生みの親としてはイライラ、ムカムカしているだろうとは察しがつくけど、できの悪い子にいくら雷を落としたりしても、元々できが悪いんだからあまり効果はないんじゃないかな。お母さんが怒っているのはわかっているんだけどね。でも、たまにお母さんの気持がわかるらしい良い子がいて、お母さんに代わってできの悪い子にああしろ、こうしろとガミガミ言うもので、その他大勢扱いの子供たちはつむじを曲げているという感じかな。

子供とて1人の人間だから、必ずしも親の思い通りには育ってくれないってことかな。きのうのフェスティバルはドラッグ依存を断ち切った人たちが互いに褒め合っているイベントのような感じがしたけど、ドラッグ依存症になるように育てた親がいるはずはないよね。お目当ての(40年以上活躍している)ロックバンドのリーダーが「Trooperはドラッグフリーのバンドだぞぉ」と言うのを聞いて思わず拍手喝采。