リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

眼鏡の効用、マスクの功罪

2023年05月31日 | 日々の風の吹くまま
5月29日(月曜日)。🌤☀。ブラインドの後ろに上下左右をぴったりと覆うカーテン(シーツ)を付けたせいで、日の出の光が穏やかになって、早々と目を覚まされずに8時まで寝てしまうようになった。思いつきのプロジェクトが成功して良かった。料理もそうだけど、ワタシってなぜか思いつきでやったことがうまく行くことが多いなあ。こういうのを器用貧乏というのかな。まあ、けっこう器用ではあると思う。でも、なぜか助けてくれる人があまりいなかったから、何でも自分でやっちゃう癖が付いただけの話だと思うけど。

起きて顔を洗って、鏡を見たら、うふ、何となく目がぱっちりして見えるじゃないの。よぉ~く見たら、瞼の二重の幅が細くなっている感じ。そう言えば、近頃は夜景の光が半月にならずに、ちゃんと丸く見えるようになったけど、もしかしたら、去年の検眼でいずれは手術が必要になるかもしれないと言われた眼瞼下垂が、いつの間にか治ったのかな。長年ハードコンタクトを使っていると眼瞼下垂になりやすいという話だから、あんがい眼鏡に替えたことで瞼の筋肉が復活したのかもしれないな。瞳孔の上の部分まで下がっていたのが、今や黒目がはっきりと真ん丸。それで目がぱっちりとして見えるのかな。眼鏡をかけるとこういうご利益あるとわかっていたら、もっと早くに替えたのになあ。(ついでに、度が強いせいで、立っている時はまっすぐでないと焦点がずれるので、歩く姿勢がすっきりと良くなった!)

顔を洗っていてもうひとつ気が付いたのは、頬から顎にかけての皮膚の感覚が戻って来ている感じがしたこと。皮膚の表面を指先でそっと撫でると、薄い膜が貼っているような、ベルベット生地のようにけば立っているような、皮膚の神経がマヒしているような、いやぁ~な感じになっていたんだけど、指先に額や首を撫でた時と同じような微妙な感触が戻ってきている。まあ、見方を変えると、顔の皮膚がすべすべになっていたと言えるのかもしれないけど、人生のほんの一時期を除いてはずっとすっぴんで通して来て、昔はこんなことはなかったから、やっぱりこの「隔靴掻痒」みたいな、自分の顔じゃないみたいな皮膚感覚はいやぁ~な感じ。よく考えてみると、パンデミックの間マスクをするようになってから気付いたことで、マスクをやめてから元の感覚が戻りつつあると言うことは、不織布マスクが犯人だったんだろうな。あれ、とどのつまりは化学薬品で作った繊維だもんね。

晩ご飯の後で思い立って、カレシを動員して廃棄物の集中処理。洗濯室の隅にはお酒の空き瓶が段ボール箱の外まで溢れていて、空容器のバケツもいっぱい、紙製品のバケツもいっぱいで、バルコニーにはきのうの掃除でまとめたゴミ袋があって、有機ごみの容器もいっぱい。お酒の空き瓶はショッピングトロリーに詰め込んだら、いったい何本あるのやら、上までいっぱいで、車輪がきしむ始末。それに有機ごみの袋を乗せた紙製品のバケツと空容器を入れた袋と普通ゴミの袋を持って地上階のごみルームまでえっちらおっちら。普通ゴミの袋を圧縮機に放り込んで、後はそれぞれのリサイクル容器に空けて、うわぁ、せいせいしたぁ。残るはレクルームのソファに積んである段ボール箱だけ。ぐうたらしてないで、さっさと潰して捨てないと、猛暑になっても涼しいレクルームのソファで昼寝できないよ、カレシ。

日曜日は徒然なるままがいい

2023年05月30日 | 日々の風の吹くまま
5月28日(日曜日)。☁🌤☀。朝起きたら、オフィスのヒーターが入っていたりして、え、5月も末なのに何これという感じ。でも、ちょっと涼し過ぎるような気がするけど、実際には平年並みの気温らしい。季節外れの猛暑で感覚が狂ってしまったのかな。向こう1週間は晴れで予想最高気温が20度前後だそうだから、やっぱり普通なのかな。ルーフデッキのプランターに緑色のイチゴが鈴なりなんだけど、ふっくらして赤くなるのはまだまだ先の話みたい。





日曜日はまじめに床掃除をして、ウォーキングに行って来たら、後はのんびり。すっかりはまってしまったハウザーがルカ・スーリッチと組んでいた2Cellosのコンサートの動画を探してはブックマーク。若い2人のチェロ弾きのロック・コンサートというところで、そのエネルギーのすごいこと。ハウザーが去年リリースしたソロアルバムの裏話インタビューの動画によると、2Cellosが解散したのは、結婚したルカがすっかり家庭人になったのに対して、自分はまだクレイジーで、ライフスタイルが全く違ってしまったからなんだそうな。このハウザーのインタビューはおもしろい。それまでクラシッククラシック音楽しか知らなかったのが、初めて聞いたマイケル・ジャクソンの『スムーズ・クリミナル』でポップスに目覚めて、ルカとチェロにアレンジしたものをアメリカのテレビ番組で披露したら、大センセーションになり、大スターのエルトン・ジョンから自分のコンサートでやって欲しいと電話が来て、クラシック音楽のチェリストがアリーナを歓声でいっぱいにしてライブをやるロックスターになってしまったという話はゆかいだな。チェロと言う一見して目立たない楽器でありとあらゆるジャンルの音楽を演奏して聞く人を熱狂させられるのは、やっぱり天与の才というしかないな。

いつものように銀行の口座をチェックしていたら、月末の2日前の平日に当座預金に振り込まれることになっているカナダ年金(CPP)と老齢年金(OAS)が入金していて、お、ワタシのOASもお知らせの通り、今月から10%アップ。これでひと足先に増額されていたカレシのOASと同額になって、CPPもカレシの方が5千円ほど多いだけなので、公的年金はほぼ同じ。ま、結婚以来の共働きが実を結んだということで、どう見たって専業主婦になれる資質がゼロで、子供もできなかったワタシの人生のご褒美なのかもしれない。ページの一番下に出て来るのが夫婦共同名義の投資口座とワタシの虎の子の老後資金(オンラインのアカウントは個別なのでカレシ個人の名義の口座は表示されない)の残高で、うは、何だかぴょこっとと上がって、今年最高の数字。ははあ、アメリカで債務の上限をめぐるごたごたに解決の兆しが見えたせいらしい。儲かるのはうれしいけど、議会の承認でもめたら、またすっとんと下がるんだろうな。アメリカ流の政治経済のしくみも賞味期限を過ぎたような感じがするな。

どこかの新聞サイトで、日本では季節外れのインフルエンザの集団感染が続発していると言うような記事を見た。夏と冬が反対の南半球ではこれから流行期になるとか、海外からの観光客がウィルスを持ち込めば夏でも集団感染が起こり得るなんてことを言っていて、じゃあ、また水際作戦で鎖国すればいいじゃんと思ったけど、ワタシの勝手な勘ぐりでは、最大の要因はコロナ対策で長いことマスクを常用して来たことだと思う。コロナ感染を防ぐと言う点ではマスク着用は大きな意味があったけど、同時にそこら中にいる雑多なウィルスや細菌に接触する機会が激減して、免疫力が落ちてしまったんじゃないかな。人間はそういう雑菌に四六時中さらされていて、常に免疫機能が活動して自然な免疫を作っているから、そのほとんどに煩わされずに済んで来たわけで、常にマスクをして歩いているうちに、免疫機能はワクチンによる抗体作りをしていればよくて、雑菌退治には精を出さなくてもよくなったので、言うなれば怠け癖がついてしまったということじゃないかと思う。まあ、何でも意図するところは真っ当でも、やればやるほどいいってわけじゃなくて、過ぎたるは及ばざるが如しになりかねないから、そこは頭を使わないとね。

いなかのお祭りと結婚式事情(マイクロウェディング)

2023年05月29日 | 日々の風の吹くまま
5月27日(土曜日)。☁🌤☀。朝方は曇っていて、きのうの即席リフォームの効果のほどは明らかじゃないけど、目が覚めたらもう8時過ぎ。途中で股関節がしくしく痛み出して目が覚めたけど、脚立を上ったり下りたりしたせいだろうな。年を取ると、階段なんかは上がるのはいいんだけど、降りるのはてきめんに膝や股関節に響くねえ。ま、それでもよく眠った気分で、週末。

カレシが土曜日1番のレッスンをしている間、ワタシはのんびり新聞めぐり。ローカルのラジオ局系のサイトを見ていたら、「ハイアック国際パレード」という見出しが目に飛び込んで来て、あっ、忘れてたっ。今日はニューウェストミンスター市で50年以上の歴史を持つハイアック・フェスティバルの日だったんだ。フェスティバルの目玉は我が家の下の6番ストリートをクィーンズ公園まで、山車やら音楽隊やら何やらが練り歩くパレード。パレードの開始は午前11時で、10時半には歩道の縁にデッキチェアを持って来て見物の場所取りする人たち。カレシのレッスンが終わると同時に、窓の外でブラスバンドの音がして、先導する市警察の(古い)パトカーと音楽隊、次いでウェストミンスター連隊の軍用車両の列、その後は消防署、そして美女たちが愛嬌を振りまく山車や、飾った宣伝車が続き、いろんな文化団体のメンバーが行進。見物人はほとんどが地元の人たちで、歩道の縁に並んでいるだけだから、主催者が言う「数千人」は大げさだと思うけど、いかにも「田舎のお祭り」と言う、ほのぼのとした雰囲気が何ともすてき。


パレードはまだかなあ・・・










Global NewsのLifestyleのセクションにコロナのパンデミックの間にはやり出した「マイクロウェディング」が、インフレの影響でまだ人気を集めているという記事があって、へえ。コロナの時は大勢で集まることが禁止されたおかげで、ごく小人数が集まっての披露宴がやっとで、宴会場はどこも閑古鳥。で、コロナの制限が解除されたと思ったら、猛烈インフレで盛大な披露宴は若いカップルには夢のまた夢。というわけで、ブライダルプランナーが始めたのが、ごく小人数でお金をかけずにやれる「マイクロウェディング」。元々日本のような戸籍と言うものがないから、結婚届の判子を押して役所に出して「入籍」するという仕組みがなくて、法律婚なら役所からマリッジライセンス(結婚許可)を取って、結婚式を司る資格を持つ人と同伴した証人の前で式を挙げて、式を挙げたという証明書に署名してもらって、証明書を役所に提出して、婚姻証書を交付してもらうという一連の手続きをがあって、端折れるのは披露宴だけ。

最近は招待客100人の伝統的な披露宴には500万円もかかるんだそうで、日本のようにご祝儀として現金を包む習慣がないから、若いカップルには手の届かない金額だと思う。その分を節約してマイホーム資金として貯金したいと考えるのも当然だろうな。ウォーキングしながらカレシにその話をしたら、「オレたちはマイクロウェディングのはしりだったな」。そうだよね。結婚式は私たち(ワタシは妹が縫ってくれたウェディングドレスとベールとブーケ、カレシは一張羅のスーツとコサージュ)と証人になってくれた(当時はまだ新婚の)弟夫婦でリタイアした牧師さんの家に行って、リビングの暖炉の前で挙式。(暖炉の上に大きなスイカの絵!)その後、私たちのアパートにカレシの家族全員を招いて、花嫁(ワタシ)の手料理で「披露宴」。かかった費用はマリッジライセンスと婚姻証書の発行手数料、牧師さんへの謝礼、そしてパーティの食材とビールの費用だけ。マイクロどころかナノサイズながらすばらしい結婚式/披露宴だったけど、一家を挙げて「新しい家族」を歓迎してくれて、カレシのパパは「かわいい娘が3人になった」と上機嫌。年月を経るにつれて、嫁というより養女のような関係に近くなって、嫁さん同士は仲良し姉妹。結婚した「その後」はどれだけお金をかけて盛大な結婚披露宴をしたかとは何の関係もないと言うことだろうな。ちなみに、マイクロウェディングの企画の中には、カップルだけでどこかのリゾートに行って結婚するという「駆け落ちパッケージ」もあるんだって。何となくロマンがあるかも。

朝日がまぶし過ぎるので思いつきリフォーム

2023年05月28日 | 日々の風の吹くまま
5月26日(金曜日)。☀。いつの間にか、日の出は5時15分(標準時間のままだと6時15分)で、位置は北東。ちょうど私たちの寝室が向いている方角なもので、ブラインドを通してもろに朝日が差し込んで来る。おまけに開閉するパティオドアがあるせいで、ブラインドは2枚になっているから、けっこう大きな隙間ができて、遮光パネルを入れても、天井まであるドアの上まで手が届かないから、日の出が北東まで進んで来ると、8時ごろにはかなり高く昇って、まぶしい日差しがパネルの上の隙間からもろに私たちの顔に当たってしまう。

ブラインドをカーテンに替えれば解決するんだけど、どっこいマンションの規約でブラインド自体は外すことができなくて、取り替えるのも同じ白の色合いのブラインドでなければならない(建物の外観の統一性を保持するため)。どうしてもカーテンを付けたかったら、ブラインドはそのままで内側に付ける方法があるけど、それだとコンクリートの天井にレールを取り付けなければならないので、管理組合の許可が必要で、めんどうくさい。まあ、我が家の場合は部屋がルーフデッキから奥まっているので、派手な色のカーテンにしたって外からは見えないんだけど、売りに出る部屋の写真を見ると、ブラインドを取り払ってカーテンにしたケースがよくあるので、けっこうみんな、どうせわかりっこないからと、内緒で取替えているらしい。だから、我が家もやれないことはないんだけど、ブラインドを外して、ローラーを取った後を修理して、その跡にカーテンレール(長さ約3メートル)を取り付けてと、裏地が白のカーテンを選んでと、ちょっとした工事になるので、やっぱりめんどうくさい。

でも、ブラインドの隙間から差し込む朝日に悩まされるのは、春から夏の間だけで、秋分を過ぎれば寝室には太陽が当たらなくなって、ブラインドの隙間は問題ではなくなる。ということで、朝目が覚めるたびにあれこれ考えていて、思いついたのが古いシーツの再利用。ブラインドのローラーの辺りを観察して、あはっ、パティオドアの枠の上にベルクロのテープを貼って、シーツにも相方のベルクロを這って、ぺったんとくっつけてしまえばいいじゃん。これならシーツはブラインドの外側だから上げ下げの邪魔にならないし、冬の間は外すこともできる。ペンキ塗りの時にドロップシートにしようと取っておいたパーケールのキングサイズなのシーツを引っ張り出して来て、窓全体のサイズに合わせる方法を考えていて、ちょっと待て、一度も使ったことのないクィーンサイズのシーツがあるはず。さっそく出して来て広げてみたら、あはっ、天井から床まで、部屋の端から端まで、ピッタリのサイズ。さっそく脚立を持ち出して来て、ローラーの下にベルクロの「カーテンレール」を張り付けて、シーツにもベルクロをぺたぺた。昼間は遮光パネルをかけるのに使っていたフックにリボンをかけて、シーツを真ん中で束ねて結んでおけばいいな。実際にやってみたら、あら、意外とエレガントな感じになったじゃないの(と、自画自賛)。



思いつきプロジェクトが朝飯前ならぬ昼飯前に終わったので、ランチの後でひと息入れてから買い物。どういう風の吹き回しか、来週水曜日までは2万円以上の買い物をするたびにボーナスポイントを1万点くれるそうだから、大きな買い物は週明けに回して、今日はいるものだけにして、けっこう貯まっていたポイントでキッチンペーパーや刺身用銀鮭なんかを買ったら、全体が60%オフみたいな感じになった。あはは。ポイントカードはゲーム感覚で使うのが一番。夜になって、カーテンを下ろして、ブラインドを下げてみたら、おお、落ち着いたいい感じ。うん、今夜はよく眠れて、朝の目覚めも快適そうだな。

マンション理事会の議事録を読んだ

2023年05月27日 | 日々の風の吹くまま
5月25日(木曜日)。🌤☀。いろいろとひと区切りついて気分がすっきりしたのか、ぐっすり眠った感じだったけど、そろそろ起きる時間というところで、ふくらはぎの横が攣ってイテテ。目覚まし時計じゃあるまいしとぶつぶつ言いながら、起き出してあちこちをうろうろ。左足よりも右足が攣る方が多いのはどうしてかな。左を下にして寝ていることが多いからかな。それとも左利きと関係があるのかな。ま、ワタシは基本的には左側が優位だけど、たいていのことは左がだめなら右でやっちゃえと言うタイプなので、はて、こむら返りは関係ないか。なぁんて、朝っぱらからくだらないことに脳みそをしぼっているワタシ。

季節外れの猛暑の後で急降下した気温も、何とか今ごろの平年並みに戻って、暑さ太りも解消。マンションの管理会社から理事会の議事録をアップロードしたというメールが来ていたので、さっそくダウンロードして、ふむふむ。春から夏にかけてはいろんなメインテナンスがあって、来月は窓拭きとバルコニーの清掃。窓拭きはオーナーが自分で拭けない窓だけをやるんだけど、我が家は窓のほとんどが広いルーフデッキとバルコニーに面しているおかげで、拭いてもらえるのはリビングだけ。でも、ルーフデッキの窓ガラスは上の階を拭くときの水しぶきがかかるんだし、スパイダーマンはどっちみちデッキに降り立つんだし、いっそのこと、うちの費用負担でついでに拭いてもらえるか聞いてみようかな。何たって、窓拭きクリーナーが3本は必要なくらいの数と大きさなんだから。

もうひとつのバルコニーの清掃は、原則禁止の水を流しての清掃を、日時を指定して許可しようということで、週末の土曜日に最上階から6フロア、翌日曜日は次の6フロア、その下は次の週末に同様に2日に分けるというプラン。バルコニーの床を洗えないのは汚れた水が下の階に落ちるからで、なるほどこれなら、予め屋外の家具やバーベキューのグリルを動かしておけるし、上の階から落ちて来た汚水は自分の階の番のときに一緒に下に流せば(順送り!)いいし、うまいことを考えたもんだ。どうも新しい管理人のアンドリィのアイデアじゃないかと言う気がするな。我が家のバルコニーは20平米近くあって、カレシがプランターに水遣りするときに下に垂れないように、手すりの下の隙間をゴムマットで覆ってあるので、かなり泥が溜まっているから、渡りに舟。改装のときにワルデマーが園芸ルームに付けてくれた園芸用の水栓とホースが重宝するだろうな。しめしめ。

もうひとつ、戸別のエアコン設置について、コンサルタントに調査を依頼することにしたという報告。元々夏は涼しいところだから、エアコンのある住居は珍しかったのが、おととしのヒートドーム現象のときに、熱中症で何百人もの死者が出たもので、政府が集合住宅でのエアコンの導入を奨励するようになっていたところ。でも、特にコンクリートのマンションは、戸建てのように外壁に穴を開けて取り付けるというわけには行かないのが問題。建物の構造が弱体化するかもしれないし、設置場所や配線、凝縮水処理の問題、建物への電力供給に余力があるか、所有者の責任になるメインテナンス(ドレンが詰まると水漏れ事故が起きる)をどのように監督するか等々、問題は山積み。今はエアコンなしで何とかなっている我が家だけど、これから猛暑が増えるなら、オッケーになったらオフィスと寝室だけでも小さいエアコンをつけようかな。幸いどっちもルーフデッキに面しているから、室外機を置く場所や凝縮水の排出には困らないと思う。エアコンがあれば資産価値が上がるだろうし、ま、最終的には設置の工費しだいかな。


晩ご飯は即興で「銀鮭のポケスシパイ」

ひと区切り

2023年05月26日 | 日々の風の吹くまま
5月24日(水曜日)。☁⛅🌤。けさも最低レベルで焔マーク1本だけど、リビングとオフィスでヒーターが入っていた。でも、風向きが変わったようで、大気の健康指数(AQHI)は低リスクの「2」のまま。(朝一番には、これ以上低くなれない「1」だった。)予報では今夜も明日も低リスクの「3」で、特に明日は強い西風が吹くらしいから、煙を内陸の方に押し返してくれるんじゃないかと、ちょっと期待。

日本ではユーラシアから飛来する黄砂が毎年問題になっているようで、つい最近もメディアに記事があったっけ。空がかすんで視界不良になるくらいだそうだから、健康にも悪そう。黄砂が飛来したときの大気の健康指数(AQHI)はどのくらいなんだろう。カナダで採用しているAQHIは、「1」から「3」までは健康に対して低リスク、数字が「4」から「6」の場合は中リスク、「7」から「10」は高リスク、「10+」になったら「極めて高リスク」と言うことで、それぞれに健康な人、持病のあるn人、リスクが上がると高齢者と子供について、屋外での活動に関するアドバイスが添えられている。まあ、実際に日頃そこまでチェックしている人はいないだろうけど、その時の大気の質(AQ)とその時の体調の兼ね合いを考える上では便利。大気汚染の粒子はコロナウィルスより大きいので、(PM2.5がウィルスを運ぶと言う説もあったし)マスクは火災の煙や黄砂に対する防衛策として役に立つと思う。まだマスクが残っているから、高リスクになったら外に出るときにマスクをした方がいいかもしれないな。

今日から金曜日にかけては、マンション各部屋にある乾燥機の排気口の清掃。今年は建物の外側にある排気口だけで、オーナーが希望すれば有料で部屋に備わっている乾燥機の清掃をするということで、決められた日時と時間に在宅で待機していなくてもいいから、住んでいる人は大助かり。我が家の排気口はオフィスの天井を通ってルーフデッキに開いていて、東角は4フロアの間取りが同じなので、最上階からずっと同じ位置。まず屋上からローブがどさっと落ちて来て、次にスパイダーマンが上の階から順次ホースを突っ込んで溜まった綿ぼこりを除去。作業が始まると、オフィスの窓の外を綿ぼこりがふわふわと飛び回って、まるで雪が降っているような風景。窓の上の方に足が見えて、スパイダーマンが我が家の排気口の位置に下りて来て、ホースでぶわぁ~っとやったら、うはっ、綿ぼこり、綿ぼこり。週に1回の洗濯で乾燥機を回すたびにフィルターを外して綿ぼこりをきれいに取っているんだけど、それでもこの吹雪。思わず頬っぺたに手を当ててお口あんぐりになったら、目の前にぶら下がっていたゴーグルに防塵マスクのスパイダーマン氏が親指をぴょこん。いやあ、びっくりしたなあ。これからは、掃除機のチューブを突っ込んでフィルターをくぐり抜けた埃を掃除をした方がいいかな。

スパイダーマンが屋上から降ろしたロープを付けて、デッキの手すりをまたいで下の階に降りて行ったので、ランチを済ませて、翻訳の見直しに集中して、2時半に買い物に行って来て、見直しが済んだ分を立ったまま読んでみて、マティニタイムと晩ご飯が済んだらまた残る部分の見直し。台詞が十分にこなれて来たと言う気がする。東京の先生の厳しい指摘があった第2幕の男女のやりとりも、口調の変化で何とか幕が下りるシーンあたりで「友だち以上、恋人未満」まで進展したことを描写できたと思う。次は、プロの演劇人のY君に、舞台で演じる立場からの視点で読んで批評してもらえるかどうか、お願いしなくちゃ。あ、作者のドロシーにも進展状況を報告しないと・・・。



何だか煙たい話だけど

2023年05月24日 | 日々の風の吹くまま
5月23日(火曜日)。☁☁。連休明けは曇りではじまり。けさはヒーターは入っていなかったけど、まだ温度は低め。きのうは最高気温が15度、最低気温が10度だったそうで、季節外れの猛暑の後でちょっと季節外れの冷え込み。ヨーヨーじゃあるまいし、暑くなったり寒くなったり、こんなのを繰り返されていたら、身体が参っちゃいそうだな。今日はわりと元気もりもりの気分だけど。

家事とウォーキングを午前中に済ませて、ランチの後は翻訳の見直しの第2ラウンド。変更履歴はオンにしたままで、台詞を自然な流れで読めるように、マークアップは不表示。先月のクルーズでのできごとが何となく影を落として、登場人物の背景についての読み込みが深まったような気がする。あんまり深く踏み込んでしまうと、今度は全体が見えなくなってしまいそうなので、そこは第三者的な視点も忘れないようにしないとね。それだけじゃなくて、あの出来事と関連付けていろいろと考えているうちに、自分自身の人生のいろんな背景のようなものが見えて来たような気もして、だからハウザーの弾くチェロを聞いていると、つい泣けて来てしまうのかな。音楽は言葉、言葉は音楽なんだもの。

でも、そのハウザーがルカ・スーリッチと組んで2Cellosとして活動を始める前に、フルネームのステファン・ハウザーとしてクロアチアの国民的歌手と言われたオリヴェル・ドラゴイェヴィッチと競演したクロアチアのプーラでのコンサートでは、ドラゴイェヴィッチのジャズっぽい曲をチェロを打楽器のように扱って演奏していて、まだやっと20代半ばであの演奏っぷりはすごい天才の現れだと思ったな。さっそくYouTubeをブックマークしておいたけど、すでに60代だったドラゴイェヴィッチがかわいい息子を見るような眼差しをハウザーに向けていたのが印象的。ドラゴイェヴィッチの歌はワタシのアイドルのシャルル・アズナブールを思わせるところがあって、ちょっと煙たい声がすてきで、すっかり惚れ込んでしまった。クロアチアのダルマチア地方に伝わる民族音楽クラパにも興味がわいたし、秋のクルーズではアドリア海のクロアチア側を北上してドゥブロブニクとザダールに寄港するのが楽しみ。CD、買えるかな。

マティニを飲みながら、カレシにその「煙たい声」の話をしていたら、「キミは煙たいのが好きだよねえ」とひとしきりケラケラ。そうなの、スコッチウィスキーはピートの香り高い煙たいのが好きだし、イーグルスはドン・ヘンリーの煙たい声が好きだし、このドラゴイェヴィッチの声も温厚そうな顔にぴったりのまろやかな煙たさがいいの。でも、明日の夜あたりからメトロバンクーバーまで広がって来ると言う森林火災の煙はお断りしたいね。ま、鉢巻きを締め直して、翻訳見直しに精を出そうっと。何としてもワタシの「デビュー作」にしたいから。

かかりつけの医者をマッチングするリストに登録した

2023年05月24日 | 日々の風の吹くまま
5月22日(月曜日)。☁⛅。夜の間にちょっとだけ雨が降ったらしく、ルーフデッキは何となく湿った色。起き出して、何か寒いなあと思ったら、うっはぁ、ヒーターが入ってる。(あしたの朝方の予想最低気温は9度だって。寒っ。)今日はビクトリアデイの三連休の最終日で、伝統的にみんな一斉に庭仕事に精を出し始めて、園芸センターはどこも大賑わいになる日。でも、今年は何だか静かだなあ。みんな一斉にどこかに行ってしまったのかな。

朝ご飯が済んで、ふとテーブル越しにカレシの後ろを見たら、スライドするパティオドアのストッパーに何かヘンなものがぶら下がっている。近寄ってガラス越しに見たら、うは、とんぼ。今ごろとんぼが飛んでいるなんてびっくり仰天だけど、こんな大きなのを見たのも初めて。生きているのか、死んでいるのか、ピクリとも動かない。パティオドアを横向きに通れるだけ開けて出て行って、近寄ってみたけど知らんぷりなので、ぐっと近づいて背中から写真をパチリ。とんぼは目がたくさんあるそうだけど、頭の後ろにも目があるのかな。それにしても気味が悪いなあ。ずいぶん長いこと(30分くらい?)ストッパーにしがみついたままピクリともせずにいたので、ほんとに生きているのかなあと、内側からガラスに顔をくっつけるようにして睨んでいたら、急にふぃ~っと空高く飛んで行った。あはは、バイバイ。





今日は特に差し迫ってやることがないので、今年になってBC州政府が立ち上げた「Health Connect Registry」という、家庭医探しの待機リストに登録することにした。アルバータ州エドモントンに移って月1回こっちに来ていたスラニナ先生が、自身の健康問題で12月からエドモントンからの電話診療だけになって、事実上かかりつけの医者がいなくなってしまったので、対面診療をしてもらえる家庭医を探し始める潮時と判断したわけ。我が家は州最大規模のフレーザー保健局の管内にあって、州全域を35区に分けた待機リストはニューウェストミンスターを中心に隣接する5つの市町村を管轄する「フレーザー北西地区」で、オフィスは道路向かい。登録のためのオンラインのフォームはよくできていて、住所氏名、健康保険番号、生年月日と性別、電話番号、メールアドレスの他、連絡方法や医者の性別、自宅からの距離範囲(加齢を考慮して「5キロ以内」)などの希望も入力して、さらに同居している「家族」(つまりワタシ)の情報も追加して送信。さっそく確認メールが来たので印刷してファイルに保管。州の人口の20%がかかりつけの医者がいないという状況で、いつ順番が来るかは見当がつかないけど、並ばなければ始まらないもんね。

カナダの医療制度は各州の管轄で、健康保険も医療報酬もすべて州が管理していて、医療の質は高いんだけど、最大の問題は医者不足。専門医は十分にいるけど、医療の最前線に立つ家庭医(一般開業医)の不足はどの州でも深刻な状況にある。そもそも、日本の病院のようにこの症状なら何科と自分で判断して専門医にかかるというしくみがないし、個人経営の街角の内科とか外科医院なんてものもないし、総合病院は非営利団体の経営で、所在地の保健局が医療制度に基づいて監督しているから、公営の医療機関も同然。そこへもってして、医療報酬制度が一般開業医を冷遇して来たところがあって、家庭医を目指す医学生が激減した上に、リタイアやインフレによる経費の高騰を理由に廃業する開業医が続出。誰でも診てもらえる(はずの)診療所があちこちにできたけど焼け石に水。でも、今年から家庭医の裁量を大きく拡大した新しい診療報酬制度ができたし、BC州では家庭医の研修ポストが全部埋まって、若い研修医たちが新しい報酬制度を好感しているというニュースもあって、今の窮状が緩和されそうな気配が感じられるから、それまで自分の健康維持に力を入れながら、保健局から家庭医マッチングの連絡が来るのを待つことにしよう。

毎日が貴重な自由時間と思えば

2023年05月22日 | 日々の風の吹くまま
5月21日(日曜日)。☁⛅。気温がいきなり5度か6度下がったみたいで、バルコニーに出たら、うはっ、寒いっ。でも、森林火災が燃えている地域では、気温が下がって雨が降ってくれれば、消火作業が進むし、そうなれば避難の準備をして煙に覆われた空模様を見上げている人たちはひと息付けると思うんだけど。まあ、こっちにもほんとにひと雨欲しいなあ。とは思ったけど、ずっと郊外の方で川に近い一帯に氾濫に備えるようにとの勧告が出たと言うニュースがあって、あらら。双眼鏡で川向こうのフレーザー埠頭を岸壁を観察してみたら、うん、水位が上がっている。今年は春が遅かったから、今ごろ雪解け洪水ということかな。

日曜日は掃除の日。カレシが午前中に英語レッスンを入れる前は、土曜日に洗濯をしながらやっていたんだけど、別々の方が楽だな、やっぱり。特にウォーキングはモールが開く11時になってからだから、始める時間にもよるけど、てきぱきとやれば、オフィス、寝室、ダイニング、リビング、キッチン、バスルーム2つの(カレシがトイレとカウンターとシンクの)掃除をした後の)床の、ダスターかけ、掃き掃除、掃除機かけ、モップかけ、ゴミの始末、掃除機の集塵ボックスの中の掃除と消毒まで、11時までに全部終わってしまう。そこでウォーキングに行って来て、帰って来たらすぐにランチの時間で、ランチを作って食べたら、後は4時のマティニタイムまでそっくりワタシの時間。その後で晩ご飯を済ませたら、7時以降はカレシがレッスンで忙しかったりするので、ヘッドフォンでハウザーのチェロを聞きながら、11時過ぎのナイトキャップの時間まで、またワタシの時間。

これに平日は午後に買い物に出るのが週に2回くらい加わるから、忙しいとか何とか言っても、一歩下がってみると、けっこう「ワタシの時間」があるという感じ。忙しないとかくたびれるとか感じるのは、寄る年波のせいってことか。リタイアしてもう5年目に入ったわけだけど、最初の4年のうち3年はコロナのおかげで何となく落ち着かなくて、だらだらした気分で過ごしちゃったような、長い間がんばり通してやっと手に入れた「ワタシの時間」をずいぶんと無駄にしたみたいな気がする。でも、過ぎてしまった時間は戻って来ないんだから、リタイアしたら毎日が貴重な「自由時間」のはずなのにもったいないなあと思う程度にしておこう。

なんて、ハウザーが髪を振り乱して弾くポッパーの『ハンガリアンラプソディ』を聞きながらつらつら考えていたら、寄る年波もへったくれもあったもんじゃないというエネルギーが湧いて来ちゃった。モールの裏に音楽教室があるから、バイオリン、習ってみようかなあ、やっぱり。この人のアルビノーニ(ジアゾット)の「アダージオ」を聞いていると、この曲だけでもいいから自分で弾いてみたいと、気分が逸って来てしまう。ワタシのバイオリンだって、音楽を奏でるために作られたんだから、せめて一度だけでも歌ってみたいだろうなあ、うん・・・。


対岸の火事?

土曜日はなぜかやたらと忙しい

2023年05月22日 | 日々の風の吹くまま
5月20日(土曜日)。☀。おや、気温が少し涼しくなった感じで、空は青みがかなり戻って来たし、大気の質の健康指数も低リスクの真ん中の「2」。このあたりが、今どきちょうど快適な天気と言うところかな。ビクトリアデイの三連休だし、絶好の行楽のチャンスだけど、州全域で屋外で火を燃やすのが禁止になったばかりで、キャンプファイアはもちろんご法度だから、プロパンのバーベキューセットを持って行かないとダメだろうな。

我が家の土曜日は、カレシは午前、午後、夜に英語レッスンが全部で4回あって、1日多忙。ワタシは洗濯の日。まずは思い切ってアクリル毛布の下のフリースの毛布(冬用)を外して、夏のコットンのブランケットに替えることにして、ちょうどいいからシーツ類を全部剥がして洗濯。午前中のレッスンが終わるのを待って、冷房が効いているモールでウォーキングをして帰って来たら、もうランチの時間。何か忙しい感じで、今日は高菜の和パスタにたっぷり突きごまをかけて、あっさり簡単。洗い終わったシーツ類を乾燥機に入れたら、洗濯の第2ラウンドはいつもの洗濯物。きのこ屋のマット君に今日は何があるかメールしようと思ったけど、ウォーキングに出かけた時にマンション前の道路に「臨時に駐車禁止」が札があって、今日の日付だけ書かれていて、時間の表示がないから、来てもらって止めるところがないと困るな。ま、猛暑が続いたから、山菜はもうないだろうし、乾燥していたからきのこはまだ出てないだろうな。来週にしよ。来週にはきのこが生えているといいな。

シーツ類が乾いたら、ベッドメーキング。洗濯するのは簡単だけど、乾燥し終わった後のベッドメーキングは一番の難所。ポケットコイルのマットレスはとにかく分厚くて、どっしりと重たくて、しかも我が家のはダブルとキングの間のサイズだから、シーツを被せるのにマットレスを持ち上げるのはもう格闘も同様。今は左手の指の関節炎が出ているので、マットレスの角を持ち上げるたびに、イテテ。でも、後はバカでかいトップのシーツをかけて、コットンのとアクリルの毛布を掛けて、足の方の余分なところをマットレスの下の押し込んで、ああ、やれやれ。でも、よく考えたら、夏至まで後1ヵ月。ということはその頃にはシーツをフランネルから肌に涼しいパーケールに取り替えて、アクリル毛布をしまうことになるわけで、またひと仕事だなあ。いっそのこと、シーツも取り替えちゃった方が良かったのかもしれないけど、後の祭り。

これで土曜日の家事が終わったら、もう午後は半分おしまい。ずっと晴れていたのに、青空は久しぶり。刷毛でさっと掃いたような白い雲は天気が変わる前触れかな。ほんとにひと雨欲しいなあ。ルーフデッキに出て、胸いっぱい空気を吸っていて、ああ、いい気持。去年シソを植えてあった大きな鉢に一面に出ていた芽が本葉を出し始めていて、ちょっと摘まんで、潰して匂いを嗅いでみたら、あはっ、ほのかにシソの匂い。花が咲いた後放置していたら、落ちた種が冬越しして一斉に芽を出したんだ。やったぁ。たくさん育つといいな。じゃ、後はのんびりして、晩ご飯の後は音楽を聞きながら翻訳の見直しと行こうか。





自分がありのままの自分でいられる居場所

2023年05月20日 | 日々の風の吹くまま
5月18日(木曜日)。☀。まあまあの空模様。きのうよりは山並みが見えているので、森林火災の煙りそのものは南からの風が抑えてくれているようだけど、大気の健康指数(AQHI)は「4」と中リスクの領域。煙そのものはここまで来ていなくても、煙の成分は確実に来ているってことかな。それでも、直射日光を遮って、家の中にいる限りはあまり暑い感じがなくて快適。キッチンのあたりなんか冷房の中にいるように肌に感じるから不思議。

今日は夜になってArts Clubの本拠BMOセンターの会議室で「Play Club」の集まりがあって、早めに晩ご飯を済ませてから、電車で行くので、午後はゆっくり、のんびり。たっぷり時間をかけてシャワーを浴びて、このところの猛暑の汗を洗い流して、さっぱり。

☆☆それではPlay Clubへ☆☆

5月19日(金曜日)。☀。空の色はきのうよりもずっと青くて、北の方の山並みはくっきり。東の方はかすんでいるけど、それでもまだ雪が残っているゴールデンイアーズの山頂が見えるし、AQHIは「2」(低リスク)と、いたって普通。季節外れの猛暑も峠を越して、ビクトリアデイの三連休からはおおむね今ごろあたりまえの気温に戻るらしい。やれやれ。

きのうのPlay Clubは楽しかった。Arts Club後援者の中核グループ(ADC)の常連メンバー13人が参加。旗振り役のジーンの他、いつもつるんでいるケイトお姉ちゃん、デイヴィッドとイーディス、ティムとヒラリー、スタンとキャシーもいて、和気藹々。劇団の新作開拓担当ディレクターのスティーブンの司会で、今シーズンの上演作品から『The Cull』、『Teenage Dick』、『Sense and Sensibility』の3本を選んで、タイトルから配役、全体の構成や運び、セットや衣装のデザインまで、観客の視点からの感想やら批評やら注文やら、持ち寄ったワインやつまみを楽しみながら、2時間にわたって喧々諤々。何しろみんな、背景や経歴は様々でも、20年、30年とArts Clubを後援している、骨の髄まで芝居好きの連中だから、意見はどれも的を得ていて、ドラマタージのスティーブンもたじたじ。我流で演劇を勉強中のワタシには、聞いているだけでもすごい刺激なのに、ワタシの視点からの感想や意見もちゃんと聞いて、同感してくれたり、突っ込んでくれたりで、熱中し過ぎて脳みそがくたびれたけど、演劇コース1年分の勉強をさせてもらったような気がする。(カレシは少々退屈だったようだけど。)

今やっと長い間寄り道と回り道をしながら見続けて来た夢を追いかけられるようになったワタシには、何年も大学に行って、系統的に勉強して、学位を取って来るという時間は残されていないから、機会があれば食らいついて行って学ぶ他に道はないんだけど、それでも芸術の世界にはそういう行き当たりばったりの学び方しかできない人間を受け入れて、それとなく応援する、いうなれば「弟子」を育てるような雰囲気がまだまだ残っているらしい。元々規格外れに生まれ付いて、回り道をたくさんして来たからこそ、そういう世界にすんなり入り込めたのかもしれないな。日本にいた頃からの夢を諦めずに、いつかきっと、いつかは、と半世紀も見続けて来たのは、酔狂と言えば酔狂な話だけど、心地よく地のままでいても弾き出されない「ここ」が、行き当たるべくして行き当たった居場所なんだろうと思う。人生って、回り道も寄り道も通り抜けて初めてそうとわかるんだし、とにかく我が道として歩いてみなきゃね。この先、夢が成就するかどうかは、ワタシのがんばり次第だけど、ゆうべはほんとに楽しくて、ワタシって幸せ者だなあと実感したのだった


世界は広いんだねえ

映画じゃなくて本物のカーチェイス

2023年05月19日 | 日々の風の吹くまま
5月17日(水曜日)。☀。まだ暑いなあ。予想最高気温は27度くらいで、猛暑は少し収まって来た感じだけど、晴れているんだけど、空がだんだん白っぽくなって来て、山並みもかすんで見える。遠い北部の森林火災の煙が沿岸地域の方に広がって来ているらしい。午前中にはまだはっきり見えていたゴールデンイアーズが午後にはもうぼんやりと見えているだけ。やぁだっ。早々と森林火災のシーズンに入ってしまったようで、先が思いやられるなあ。バンクーバー圏の大気の健康指数(AQHI)はまだ低リスクの上限の「3」だけど、中リスクの範囲(4~6)に入るのは時間の問題だな。国際基準によると、今アルバータ州の大気の質は世界最悪なんだそうで、エドモントンやカルガリーもAQHIは高リスク(7~10)の「7」。北部ではもう超高リスクの「11+」と、何年か前にバンクーバー圏が森林火災の煙に覆われたときのレベル。あのときは、汚いオレンジ色の太陽を見つめてもまぶしくなかったっけ。月曜日には雨が降ると言う予報だったのが、いつの間にか晴れに変わっているし、やぁ~だっ。でも、気温は下がるようで、予想最高気温は何と16度だって。あぁ~あ。


山はどこへ行った?

午後になって、窓の下の6番ストリートでやたらとサイレンが鳴って、何か慌ただしい空気。我が家のあるマンションは商業区域のど真ん中なもので、夏が近づいて窓を開けるようになると、いろんな「街中」の生活音に交じって、緊急車両のサイレンが、救急車、消防車、パトカーの違いを聞き分けられるようになったくらいしょっちゅう聞こえて来る。今日のはパトカーのサイレン。それも1台じゃなくて、2台、3台。人口8万ほどのニューウェストミンスター市の警察にパトカーが何台あるのか知らないけど、我が家の窓の下を突っ走って行って、ほどなくして止まったから、おいおい、何なの。我が家からショッピングモールまではわずか1丁で、銀行が3つあるし、さらに1丁先は高層アパートの工事現場で、もっと先には新築したばかりの生徒数2000人の高校があるんだけど、大丈夫か。

でもまあ、サイレンは慣れっこなので、特に野次馬する気にもならず、カレシと銀行強盗とかじゃないのぉなんて冗談を言っていたら、6番ストリートがモールの裏で我が家から2丁先のプリンセスストリートと、その1丁先のハミルトンストリートの間で「警察事件」のため通行止めになっているというニュース。うへ、ニューウェストも最近は物騒になって来た感じだなあ。ルーフデッキに出て、身を乗り出してモールの方を見たら、現場はその先で建物に遮られて見えないけど、道路にセイフティコーンが並んでいて、車が次々とプリンセスストリートに左折して行くところ。後でニュースサイトを見たら、何と市内でタクシーをカージャックした奴がいて、路駐している車に次々とぶつかりながら走っているのを、通報を受けたパトカーが追っかけ回した末に、件の交差点で包囲して体当たりで止めたと言う事件。


ニュースサイトから拝借

モールに隣接する高層マンションのバルコニーから撮ったらしいビデオには、パトカーに追われるタクシーが6番ストリートで猛スピードで対向車線のバスの横をすり抜ける場面があって、怖っ。交差点でパトカーに挟まれて止まるや否や、拳銃を構えた警官たちが駆け寄って、運転していた男を引きずり出して、地面に押さえ込んで逮捕。まるで映画のシーンさながら。ニューウェストは大都会じゃないんだから、そういうことはどこか他でやってよと言いたいところだけど、どうも最近は脳内の配線がおかしくなった人間が増えたようで、老若男女を問わず、いつどこで何がきっかけで何をするかわからないから困ったもんだ。これも、社会的なコロナの後遺症なのかな。

まだ5月だというのにこの暑さ

2023年05月18日 | 日々の風の吹くまま
5月16日(火曜日)。☀。ん、今日はあまり暑くない。南東のバルコニー側のパティオドアを開けると、わりと涼しい風が入って来て、北東のルーフデッキ側のパティオドアを開けると、何とも風通しがいい。でも、快適だと喜んでいると、涼し過ぎてサーモスタットの暖房温度(23.5度)まで下がってしまう(暖房が入る)ことがあるので要注意。キッチンの隣で同じバルコニーに面したレクルームは、エアコン代わりにパティオドアを夜通し10センチほど開けておいたら、ちょっと涼しくなり過ぎ。こっちはサーモスタットの温度設定がリビングより低いので、暖房は入らないけど、何となく肌寒いなあ。季節外れの猛暑でうだっている人が多いときに、何とも奇妙で贅沢な悩みではある。

カレンダーを見たら、クルーズから帰って来て今日でまだ1ヵ月しか経っていない。もうずいぶん前のことのような気がしていたから、何だか意外だな。あれからコロナの後遺症らしいものはまったくなくて、2人とも健康状態は正常なんだけど、急な猛暑でストレスになっているのか、寝不足でもないし、食事の内容が変わったわけでもないのに、2人とも体重がこの2日で1キロずつアップ。特にワタシはストレスが溜まって来ると体重が増えるたちなので、夏の暑いときはいつも太りがち。だいぶ前に見ていたストレスに関するビデオ講座の先生によると、戦うか逃げるかしかないという強いストレスがかかると、人体は「余分な荷物」を捨てて身軽になろうとして痩せ、逆に飢饉や籠城のようなじわじわと長期的にかかるストレスの場合は。命をつなぐためのエネルギー源を蓄えようとするので太るようにできているらしい。暑さのストレスによる体重増加もその流れなのかな。

まあ、いつも気温が下がれば少しずつ元に戻って、太りっ放しということはないので、身体の調節機能が働いていると言うことかな。いつもよりちょっと疲れやすい感じはするけど、気にしない、気にしない。いつもの朝ご飯に、いつものウォーキング。ランチはたらこソースのパスタに焼きのりをたっぷり。きのう鈴屋に注文してあった食品が届いたので、今日は晩ご飯の後で発芽玄米や鈴屋で品切れになっていた濃縮めんつゆを調達しにHマートにひとっ走り。ラーメンスープの素も中華の素もひと袋で2人分のラーメンやワンタンスープ、焼きそばその他になるし、カレシが大好きな和風パスタソースは、2人前入りで、手間がかからないので、ランチにもってこい。うんと暑い日にはネギや生姜をたっぷり添えた冷やしそうめん、寒い日には温かな煮込みそうめんがうれしいね。大根が手に入るようになったので、何となく和風っぽい晩ご飯にはカレシ得意の「大根とワカメのサラダ」。おいしいものを、適度の量で、おいしく食べるのが健康の素だもんね。



さて、今日はまじめに芝居の翻訳の見直し。第2幕での男女の言葉遣いは、原作をしっかり読み直して、東京の先生に指摘された通りだと納得したけど、字面で人間関係の性質が分かってしまうのが日本語の口語表現の難しいところ。年齢や性別、社会的地位によって層化された社会秩序を基盤とする言語だからかなと思う。英語だとせりふを読んだだけで人間関係をそこまで深くイメージするのはけっこう難しい。そこが演出家や役者の才能の見せどころでもあるんだけど、日本語訳となると、表現の選択しだいでは、その演出家や役者の役割に踏み込んでしまうことになりかねない。このあたりも先生に指摘されたところで、もう、見直しと言うよりは、翻訳のやり直しみたいな雰囲気になって来ちゃった。はあ、この暑いのに、脳みそが煮立って来そう・・・。

今ごろ戻って来た税金で夏の騒音イベントから避難しよう

2023年05月17日 | 日々の風の吹くまま
5月15日(月曜日)。☀。今日も暑いなあ。起きたとたんからもう20度で、昼前に28度、ランチタイムを過ぎてあっさり30度。ニューウェストミンスターの最高気温はきのうも31度だったから、今日はもっと上がるのかな。まあ、ウォーキングは冷房の効いたモールだから、暑い日差しの中を歩くのはせいぜい往復の1丁だけど、いやあ、じりっと焼けて来るような暑さ。どうやら、アルバータとBCの州境を中心に、カナダ西部一帯に大規模な「ヒートドーム現象」が起きているらしい。千年に1度の現象と言われたおととし6月のヒートドームとは比べものにならないものの、圧力鍋の中に閉じ込められたようなもので、まだ5月半ばだと言うのにこれでは、夏が思いやられるなあ。

暑い中を買い物に行って来て、郵便箱を見たら、カナダ歳入庁(CRA)から2通の茶色い封筒。どうやらNotice of Assessment(査定通知)らしい。帰って真っ先に開けてみたら、あれ、「Reassessment」(再査定)だって。よく見たら、「2021年度」と書いてある。先月済ませたのは2022年度の確定申告だから、早々と振り込まれた還付金とは別だったんだ。歳入庁に報告されている情報を基に見直しをしたところ、2人とも2021年の所得税が大幅に減ったので、払い過ぎた分を返してくれたということらしい。うん、2021年の税金はすごい金額だったからなあ。税務書類が何か抜けていたのかな。どっちにしろ税金を払い過ぎていたってことて、今ごろになって「お返しします」となったってことね。ありがとさん。

今日ウォーキングに行く途中で、6番ストリート沿いの街灯のバナーが変わっているのに気付いて、よく見たら裏側からだけど「7月15日」という文字と「Uptown Live」と言う文字。アップタウン商工会の旗振りで我が家の下の6番ストリートでやる野外ロックコンサートを、コロナで2年連続で中止になったのが去年から再開して、また今年もやるってことか。ほんっとにニューウェストの市議会は道路を使ってイベントをやるのが好きで、どれも仮設ステージを2つも3つも作っての大音響のロックコンサートが定番で、道路沿いの住民は大迷惑だし、たまたまヒートドームなんかが発生したら、暑いのに窓を開けられない住人は熱中症になるんじゃないかと思うんだけど、何万人も集まってライブとトラック屋台の「グルメ」を楽しむコミュニティのイベントだからとか何とかと言って聞く耳持たず。

正午から午後9時まで、マンションの床が振動するくらいのどんちゃか騒ぎが続くので、コロナの前は「緊急避難」と称して、サンフランシスコあたりに2泊3日の旅行に出かけていたけど、去年はアメリカ行きにはまだコロナの制限が残っていてめんどうだったので、それまでいつも我が家のリビングのすぐ下(5番アベニューとの交差点)に作っていたステージが北の7番アベニューの交差点に移動して、6番アベニューのメインステージも交差点から東に引っ込めたこともあって、どこへも行かずじまい。幸いルーフデッキが防音壁の役目をしてそれほど騒々しくはなかったけど、1日9時間もずんどこずんどこというのにはイライラさせられたので、アメリカ行きの制限がなくなった今年はやっぱり避難しようということになって、じゃあ、どこに行こうか。サンフランシスコもいいけど、久しぶりにシアトルはどうかな。元同業の友だちが夫婦でクラフトビールの醸造所をやっていて、前から味見しに行くからねと言っていたので、この際だから行ってみようか。車で3時間もかからないし、それに棚ぼたの還付金でいいホテルに泊まれるしね。よし、今年はシアトルに避難しよう!

コヨーテや冬眠から覚めた熊が闊歩する都会

2023年05月15日 | 日々の風の吹くまま
5月14日(日曜日)。☀。朝から暑いよぉ。きのうの最高気温は31度だったんだって。でもまあ普通に起きて、朝ご飯を食べて、今日は掃除の日。それなりに園芸の季節で、カレシがルーフデッキやバルコニーに出入りするから、床はかなり汚れてるなあ。まあ最後のモップかけでいつもより力を入れてごしごしやれば済むことだけど、暑いなあ。ラジオからはエアコン業者のコマーシャルが流れて来るけど、マンションは最上階だけはエアコンがあるけど、他のフロアは一切なしで、屋外機・室内機のエアコンの設置もだめ。(もっとも、昨今の猛暑、酷暑に鑑みて、一定のエアコンの設置を認める方向に進んでいるようではあるけど・・・。)

幸いなことに、我が家は北東と南東に面した東角の部屋で、おまけに15センチ開かない小さな窓は3つだけで、代わりに床から天井までの大きなパティオドアが4ヵ所もある(たいていの部屋はバルコニーの1ヵ所だけ)から、その開閉でまめに室内の空気の流れを調整すればそれほど暑くならない。それどころか、うまく行き過ぎるとリビングのサーモスタットがオンになって(猛暑のさ中だと言うのに)暖房が入ってしまうからすごい。日が高くなる夏は、夜寝る前にルーフデッキ側の部屋のブラインドを下ろしておいて、朝起きてから太陽の動きに合わせて順次上げて行くと、午後には直射日光が差さなくなる。リビングと一番暑い金魚鉢オフィスにはシーリングファンがあるし、気化式のポータブルクーラーもあるし、バルコニーに面したレクルームは上階のバルコニーが日除けになって、真夏でも涼しいから、まあ、よっぽどの炎暑でもなければ大丈夫だと思う。第一にエアコンをガンガンかけるよりも電気代が少なくていいもんね。

急に気温が上がったせいかどうか知らないけど、入江の向こうのノースショアやこっち側のポートムーディやコクィットラムで冬眠から覚めておなかをすかせた熊が出没していると言う話。住宅地のごみ箱を漁りに来るので、あのあたりの公園などには熊が開けられない特殊なごみ箱を置いてある。ノースショア山脈の裾にあるノースバンクーバーやウェストバンクーバーでは、住宅の裏庭でうろついているのが見つかったりする。熊がフレーザー川の方まで来ることはめったにないけど、何年か前にはニューウェスト市でも工業地区の交通の激しい幹線道路に沿った線路を熊がマンションやタウンハウスが建ち並ぶ区域に向かって歩いていて大騒ぎになったことがあったっけ。コヨーテは最近はどこにでもいると言う感じで、けさはニューウェストの隣のバーナビー市の公園で6歳の子供が襲われたと言うニュースがあって、何日か前にはポートコクィットラム市内の公園で2歳の子供が襲われたばかり。どちらも軽傷で済んだそうだけど、危ない、危ない。

バンクーバー市にあった旧居では、向かいのゴルフ場にコヨーテが棲みついて、すぐ外を1周する遊歩道を歩いていると、ゴルフ場の中の木陰で何頭か群れて寝そべっているのが見えたり、夜には家の前の歩道を悠々と歩いているのが2階の窓から見えたりした。ニューウェストミンスターに移転してからも、市民の憩いの場であるクィーンズ公園には「コヨーテに注意」の看板があちこちにあるので、コヨーテ目撃は珍しい事ではないみたい。クィーンズパーク地区の住宅地でウォーキングの最中に「首輪のない犬」が私たちの目の前を横切って行ったのをよく見たらコヨーテだったことがある。ほんの2メートル足らずの距離だったので、思わず固まってしまったけど、コヨーテは私たちには目もくれずに堂々と歩いて行ったっけ。そういえば、マンションの周辺は商店街で飲食店も多いから、よく丸々と肥えたアライグマが出没していたけど、最近は見かけなくなったな。コヨーテに縄張りを取られちゃったのかな。ま、都会には2本足の野生動物もうようよいることだし、母の日の今日は下の方から野性味あふれる?バーベキューの煙の匂い。よし、我が家もヴィクターのお父さんが作った特上のプライムリブのハンバーガーをグリルしよう。けっこう野生的にケチャップも香味料もバンもなして、ステーキのように)食べると、肉そのものの味わいが何とも言えなくおいしいの。