リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

年をとっても健康でおいしいものを堪能したい

2020年08月31日 | 日々の風の吹くまま
8月30日(日曜日)。☀☀☁☂☁。目が覚めたらまたもや8時過ぎで、今日はワタシがカレシを起こす番。これでおあいこね。カレシは胸焼けがほとんどなくなってご機嫌だけど、なぜか今度は鼻水が止まらないとティッシュを持ってうろうろ。窓を開けているから、あんがい埃の中にアレルゲンが混じっているのかな。昔、当時の家庭医のマー先生に減感作療法を勧められたときに、「めんどくさい」と断らなければ良かったのにね。ワタシなんか、まだ勤め人だった頃に花粉やら埃やら何やら空中に漂うものに片っ端からアレルギーになって、減感作療法の注射を1回2本ずつ、かれこれ4年くらい続けたらほぼ完全に治ったけど、アレルギー退治は忍耐がいるのよ、ほんとに。

リフォーム業者のワルデマーとSMSで連絡を取って、水曜日に来てもらうことに。外へ出ていることが多いから、EメールじゃなくてSMSにしてくれと言われていたので、ゆうべ寝しなに水曜日はどうかとメッセージを送っておいたら、けさ「そんな遅い時間に送らないでね」とのメッセージ。そっか、SMSは電話番号に送るから、メッセージが着信したら電話が鳴っちゃうんだろうな。ワタシのスマホは鳴らないようにしてあるけど、仕事の連絡に必要な人はそうは行かないよね。未だに時間に関係なく送っておける「留守電的」Eメール思考で、ごめんなさぁ~い。ま、水曜日までにおおまかな改装計画を書き出しておこうっと。家電もいいものに買い換えて、グルメキッチン、いいなあ。

カレシは明日の朝9時にかかりつけのスラニナ先生との「電話診療」の予約があるので、前回4月末の電話診療で混乱があった処方箋の内容を確認するための「台本」作り。1月から2月にかけて、スラニナ先生と心臓専門医のチャン先生の間で投薬について意見の違いがあって内容がくるくる変わった経緯を箇条書きにして、データとして8月中に測定した朝の血圧と心拍数の平均値を添えて印刷。2月末から続いている内容でいいかどうかを確認するためのカレシの台本みたいなものだけど、ここははっきりさせておかないとね。それにしても、平均値を計算したら、カレシの血圧は118/71、心拍数は72で、何だか年齢的にちょっと低過ぎないのかなあという感じ。もしかしたら今度こそはベータ遮断薬(メトプロロール)を中止できるかもしれないな。

午後、新しいショッピングカートを引っ張って買い物。ブードルズのジンを切らしたので、角の酒屋に寄ってつなぎにタンカレイの中瓶を調達。(家で杜松の実を入れて香りをアップ。)ついでに、ワタシのムッシュヘネシーもまだ開けていないのが1本あるけど「予備」として1本。きのうマティニの代わりにサイドカーを作ろうとしたらブランディもなくなっていて、何かにおまけについて来たヘネシーのVSのミニ瓶にワタシが寝酒にしているVSOPを足して作ったら、これが思いの外おいしかったので、この次ジンを切らしたらまた「極上」のサイドカーを作ってもらおうという魂胆。カクテルに関しては2人ともけっこう舌が肥えているのかな。ま、この年になったら、健康でおいしいものを堪能できるのが何よりの幸せだよね。


想定外、想定外で最後はハプニング

2020年08月30日 | 日々の風の吹くまま
8月29日(土曜日)。☀☀☀。カレシに「8時だぞぉ」と起こされたのが変てこな夢を見ている最中だったようで、、何となくもにゃぁ~っ。すごく現実的な夢だったように思うんだけど、目が覚めたとたんに雲散霧消。あっさり忘れてしまうくらいだから、悪い夢ではなかったんだろうな。

土曜日はいつもの掃除。今日は埃があまりなくて、箒で掃くのは楽々。掃除機をかけるのも楽々。天気がいいから1週間ずっと毎日リビングの窓も4ヵ所あるパティオドアもかなり盛大に開けていたんだけど、何でだろう。意外と楽々だったので、モップかけもすいすい。掃除は前かがみになることが多いので、いつもはこのあたりで胸焼けがしているんだけど、今日はそれもなし。そういえば、カレシの胸の痛みも、ラップトップの小さい画面を見るのに前かがみの姿勢になっていたせいで胃酸が逆流して胸焼けがひどくなっていたせいみたい。体幹筋肉を鍛えるエクササイズチェアを臨時に少し低めの元のオフィスチェアに替えてみたら、画面と目の高さが合ったようで、前ほど前かがみじゃなくなって、処方薬が切れて1週間経ってもほとんど胸焼けしなくなったそうな。ただし背筋と膝が痛くなるそうだから、大画面の新しいデスクトップが届いたらまたエクササイズチェアに替えればいいよね。

届けものと言えば、きのうの配達予定が急に変更になったワタシのショッピングカート。今日から来週の土曜日までの間と言うのんびりした予定に何か変化がないかとアマゾンの追跡ページを開けたら、えっ、「本日午後8時まで」になってるっ。宅配会社の追跡ページを見たら、あら、どうやらシステムがクラッシュしたもよう。それにしても、午後8時までと言われたら、今日は1日中出られないってことか。買い物には行かなくてもいいけど、ウォーキングはとっぷり日が暮れた後だな。でも、午後は引越しで1時から4時までエレベーターの予約が入っているので、ま、いいか。午前中いっぱい掃除やランチ作りで立ちっぱなしだったので、午後はPCの前に座って足休め。思いついてアマゾンを覗いたら、えっ、「配達済み」。呼び出さずにロビーに置いて行ったのか。慌ててロビーに下りてみたら、メールルームの隅に段ボール箱が1個あって、ラベルを見たらワタシ宛。慌てさせるなあ、もう。でも、この追跡機能ってのは便利なもんだね。

夕暮れ時が迫る頃、食洗機に食器を入れていたら、バルコニーの外で上って来た月が真っ黒な雲で霞んでいる。外へ出てみたら、黒いのは雲じゃなくて煙。我が家は市内の一番高いところにあるので、眺望の効く範囲の火事の煙が全部見えるんだけど、この煙は建物の反対側から延々とたなびいて来ていて、色と量からするとよっぽどの大きな火事。後でローカルニュースのサイトを見たら、リッチモンドのルル島北岸にある古紙のリサイクル処理場の火事で、煙が通った対岸のサレーでは灰が降ったとか。
 


100%実りの多い日にはならなかったけど

2020年08月29日 | 日々の風の吹くまま
8月28日(金曜日)。☀☀☀。今日もまたいい気持。太陽が低くなって来たので、東南向きの屋根付きバルコニーも1日いっぱい日が当たるようになった。椅子に枕を置いて干していたら、6番ストリートの保育所の園庭からにぎやかな子供の声。元はファミレスだった建物で、遊び場が幼児用と年長児用に金網フェンスで分けられていて、歓声の主は年長児。マスクをした保育士は遊びに夢中になっている子供たちを離すのに大忙し。ワタシは手すりにもたれて日差しを浴びながら、しばし高みの見物。

ルーフデッキのカレシ菜園はトマトの収穫期。緑色の赤ちゃんで始まったブラックチェリートマトはお尻から赤黒くなって来たら食べられるけど、もっと熟すとオレンジっぽい色になる。苗を買ったときに「グリーンゼブラ」と書いてあったトマトは確かに緑色のまま大きくなってちょっと縞々になっていたけど、熟れてみたら縞々どころか全体が黄色くなったから不思議。まあ、エアルームトマトにはいろんな種類があるから、何がどうなるかわからないけどね。トマトと一緒に「記念写真」に納まったのは1個だけの最後のイチゴ。色も形も何か有終の美って感じで、朝ご飯のシリアルに仲良く半分ずつポン。
 

カレシがレッスンをしている間、レクルームの工房で新しいマスク2枚の仕上げ。顎の部分の真ん中をつまみ縫いしてみたら、ずり落ち感がなくて収まりが良くなったので、前に作ったマスクも持って来て改造。大きなハンカチやバンダナは3枚にたたむとちょうどいい大きさになるので便利。改良が進んだので、和タオルで作った初期のマスクはリタイアしてもいいかな。近頃はどこへ行っても色とりどりのマスクが百花繚乱。医療用マスクには抵抗感があった人たちも、ネットに現れるおしゃれっぽいマスクの広告を見て「着けてみようかな」という気になったのかもしれないな。公共交通機関は今週から車内と駅のホームでのマスク着用が義務化されたけど、初日はほぼ100%の着用率だったそうだから、マスクが定着したという感じかな。きのうバス停のそばを通りかかったら、ちょうどバスが来て、乗る直前にマスクをつける人と降りたとたんに外す人が1人じゃなかったからおもしろい。たぶん「屋内で適切な距離を取れないときにはマスクをする」と言うアドバイスを聞いたんだろうな。だって、けっこうきつい北緯49度の日差しの中をマスクをして歩いていたら、露出している部分だけ日焼けして、レッサーバンダみたいになってしまいそうだもの。

 

今日はアマゾンに注文してあったショッピングカートが「午後8時まで」に届くことになっていたんだけど、8時になったとたんにアマゾンの追跡ページに「配達が遅れます。8月29日から9月5日の間になりました」。週末前の金曜日だから、宅配業者の手が回らなくなったのかな。愛用して来たショッピングカートは元々旅行用のデザインなので、2日分の買い物が入り切らないことが多いし、車輪が小さくてちゃちだから荷物が重いと引っ張りにくいし、それで肩を痛めてしまったので、車輪の大きいショッピング用のに買い替える潮時。明日届くのか、それとも来週の土曜日に届くのか。ま、楽しみにしてようっと。
 


我が家の経理部長は敏腕なのよ

2020年08月28日 | 日々の風の吹くまま
8月27日(木曜日)。☀☀☀。秋晴れ。朝ご飯の後は、PCを立ち上げて銀行サイトのチェック。我が家の家計管理は結婚以来ずぅ~っとワタシの仕事で、会計士のカレシは「家に帰ってまで金の話はごめんだ」とほぼノータッチ。「払うものを払ってまだ銀行に金が残っていればそれでいい」そうで、そこはワタシが10歳の時に父がお小遣い帳をくれて「右端の数字が持っているお金で、もらったお金は左端の列に書いて足し算、使ったお金は真ん中の列に書いて引き算して、残っていればよろしい」と手ほどきしてくれた会計のいろはと基本的に同じことなんだけど、たまには「会計報告」ぐらい要求してもいいんじゃないかなあ。でもまあ、そんなんだから、45年も一緒にいてお金に関するけんかだけは一度もしたことがないんだろうな。

銀行のサイトはワタシの名前でログインするので、表示されるのは共同名義の預金口座3つとクレジットカード2枚と投資口座の他に、ワタシだけの名義になっているクレジットカードと個人年金と非課税貯蓄のポートフォリオ。カレシ名義の個人年金と非課税貯蓄は別にカレシのIDとパスワードでログインしてチェックできるけど、どれもGICだけなのでたまに見るだけ。コロナのおかげでワタシの虎の子ポートフォリオは3月にあっという間にどどっと600万円近く目減りしてびっくり仰天したけど、その後はくねくねと上下しながらもじわじわと戻して、今日はあと95万円ほどで元金のレベルというところ。マネジャーのトニーががんばってくれてるってことだな。まあ、今のところは2人の年金で十分に足りているので、投資資産の上がり下がりをおもしろがって見ていられるのは幸運そのものだと思う。

その国民年金(CPP)と老齢年金(OAS)は月末の前々営業日に振り込まれるので、すでに無利子の普通口座に2人分の数字が4つ。公務員だったカレシの組合年金の振込みは明日なので、ほんのちょっぴり高めの利子が付く貯蓄口座への移動はまとめて明日ということにして、まずは市役所から2ヵ月ごとに来る電気料金の支払い。クレジットカードの明細をチェックして、不審な請求がないことを確認。いうなれば、ワタシが家族用を持っているカレシ名義のカードは「一般会計」で、ワタシがビジネス用に使っていてカレシは家族用を持っていないカードは「特別会計」、3枚目のアメリカドルのカードはアメリカから通販で買い物をするとき用で、現役時代に日本から翻訳料を受け取るのに作ったアメリカドル建ての口座から支払いをする「特殊会計」といったところかな。

ワタシのカードにきのうカレシに代わって注文したカレシの新しいPCの請求が未決で上がっていることを確認。デスクトップを買い替えると言ってさっぱり腰を上げないでいるうちにデスクトップが頓死して、ラップトップ1本で何とか凌いでいたけど、画面が小さくて何かと不便が募って来たらしい。前から薦めていたHPのオールインワンを選んで「注文してくれ」。あのさぁ、必要なものを必要な時にすぐ買えるのも、我が家の敏腕経理部長の会計管理がしっかりしているおかげだってこと、わかってる?


今日はいい日だった

2020年08月27日 | 日々の風の吹くまま
8月26日(水曜日)。☀☀☀。今日も「秋はすぐそこまで」感がいっぱいのいい天気。きのう毛布を替えたせいか、2人ともわりとぐっすり眠ったみたい。やっぱりこの年になると、寝ていておなかが冷える感じがするというのは体にとっていいことではないってことだな。

今日は「仕事モード」で始めることにして、おとといアップロードされた第3章の校正。きのうのうちに大半をやっつけたので残りは少し。変更履歴機能をオンにして、コメントにルイザからワタシへの質問があったら、コメントしたり、ググりまくって資料を見つけたりするので、何だかリサーチアシスタントみたいな感じ。(これはすごくおもしろい。)後は見落としたものがないかどうか2度チェックして終了。ちょうど編集担当のボブからは第2章の最終稿をアップロードしたというメール。みんなけっこう速いペースだなあ。さっそくダウンロードしたファイルを開いて、ルイザに向けられたコメントを目を皿にしてチェック。今さら編集者を目指そうという気はなくて、翻訳でも創作でも編集者の技量や相性が最終的な仕上がりを左右するから、経済書の編集歴30年という大ベテランのボブの編集は大いに勉強になる。

仕事が終わったら、もうランチの時間で、チューブ入りの材料ににんじんやジャガイモ、コーン、アサリの剥き身を足して大鍋いっぱいに作ったクラムチャウダー。午後は「遊びモード」にギアを切り替えて、思いついたのが、先月描き上げて本棚に無造作に置いてあった絵を壁にかけること。まず『Nightscape I』(夜景Ⅰ)を外して「新作」の展示場所を作って、外した絵はレクルームの外にあるバスルームに移動。次にカンバスの裏にやっとこれと決めたタイトル『Megaliths』(巨石群)と制作年を書き込んでサイン。地球が創造した山という「巨石」と超高層建築と言う現代の「巨石群」・・・というと何か哲学っぽいけど、とりあえず山はうまく描けたと思うな。大きな鉢に植え替えた寝転がってばかりのヒバをルーフデッキに運ぶ途中のカレシも「その山、いいねえ」。
 
 

きのうさぼったせいで長くなったショッピングリストを持って買い物。ロビーに下りたら、おや、エレベーター1号機に「20」のライト。おお、やっと復旧して、かれこれ3週間の超がつく不便から解放されたんだっ。何だかすぅ~っと肩の荷が下りたような感じ。でも、来週いっぱいは滞っていた引越しが12件もあって、その間エレベーターが1台ロックされるから、昼間はまだ不便が続くかもしれないな。今度は重量超過か何かで第2号機が故障なんてことにならないといいんだけど、とりあえず、ばんざぁ~いっ。


みんな健康で元気なのが何よりものグッドニュース

2020年08月26日 | 日々の風の吹くまま
8月25日(火曜日)。☀☀☀。おお、秋空だっ。でも、太陽が低くなって、全体に日が当たるようになったバルコニーに出るといい気持。早速日向に椅子を動かして、枕は日向ぼっこ、枕カバーとシーツ類は洗濯機。真夏用のコットンのブランケットでは夜の間に何となくおなかの辺りが寒く感じるような気がして、早々に保温性の高いアクリルの(秋の)毛布と入れ替え。どこかでこの冬は寒くて雪が多いだろうなんて言ってたけど、夏の短さからして何だか信憑性を帯びて来たような・・・。

きのうは誕生日にミニチュアの「森の隠れ家」をプレゼントした(義)妹のジュディからお礼の手紙が来て、トロントでの家族の近況報告。長年カナダ国鉄に勤めたカレシの末弟デイヴィッドの転勤先で(音楽の学位を生かして)教会の音楽監督や聖歌隊の指揮者をして来たジュディはずっと引きこもって毎朝ピアノの練習、デイヴィッドはクラシック音楽の素養はゼロなので、ジムに行けなくなったこともあってイライラだって。モントリオールに住む長女のスーザンは研究機関の実験の代行や実験用動物の供給をしているアメリカ系の上場企業に勤務していて、婿さんのモンティは専業主夫。軽度の自閉症を持つ孫のエヴァンはもうすぐ8歳。トロントに住む次女のローラは製薬会社相手の技術コンサルタント会社勤務で、大手銀行のリスク管理専門家の婿さんと揃って在宅勤務。孫のローガン(2歳半)は保育所に行かなくてもよくなってハッピーそのものだとか。でも、ジュディは「今年中は誰にも会えないかもねえ」と嘆息・・・。

オンタリオ州では沈静化しつつあるようだから、そこまで神経質になることはないと思うけど、ジュディは昔から引っ込み思案なところがあるから、怖いから外に出たくないという気持はわからないでもないな。まあ、日々の買い物はデイヴィッドがやっているので日常生活には支障がないそうだから、夫婦の対応はほんとにそれぞれ。とにかく、家族の写真を飾ってカスタマイズした「森の隠れ家」が誕生日に間に合って着いて、すっごく喜んでもらえたので、ワタシもうれしいことこの上なし。メープルリッジの(義)妹マリルーからは「庭にテーブルを置いたから遊びに来て」と声がかかっているので、エレベーターの修理が済んだら3月に作ったミニチュアを届けに行きたいな。誕生日と退職を兼ねたプレゼントだったんだけど、社長である娘のセーラが「今は後任を雇って訓練するのは無理」と言って退職は無期延期。今でも週2、3日出勤しているらしい。ミニチュアは園芸好きの彼女に合わせてカスタマイズした名づけて「秘密の花園」。コロナがなければ今頃はずっと楽しみにしていた庭いじりで汗をかいていただろうに・・・。

家族でさえもなかなか会うことができなくなってから早くも半年になろうとしているけど、私たちの家族も友だちも今までのところ誰もコロナに感染せず、経済的な苦境にも陥らずに、いたって健康で毎日を過ごして来られているのは何よりのグッドニュース。みんな元気な笑顔で存分にハグし合える日が早く来ないかなあ・・・。


外はコロナバカ、内は遊びバカの仕事バカ

2020年08月25日 | 日々の風の吹くまま
8月24日(月曜日)。☂☁☀☀。夜の間に想定外の雨が降ったみたい。日の出は6時17分、日の入りは8時8分。夏時間でなければ午後7時過ぎには日が暮れてしまうってことか。やっぱり秋だなあ。あと1ヵ月もすれば秋分で、そこから先は夕暮れがどんどん早くなるんだよねえ。

いくら注意しても「三密」で遊び呆けるコロナバカに業を煮やした州政府が感染防止プロトコル違反の摘発に乗り出して、さっそくビクトリアで違反切符第1号。何でも金曜日にダウンタウンに近いアパートであった騒々しいパーティを解散させるために警察が出動したら、日本で言うなら1LDKに相当する小さい部屋に40人だか60人だかが集まっていて、むんむんの汗で窓が曇っていたそうで、パーティの主催者に23万円の罰金。ところが、日曜日の早朝にアパートでパーティをやっているという通報があって、これが何とまた同じ住所。警察が出動して集まっていた15人ほどに解散を命じたら、1人だけ抵抗して来たのがいたので、はい、2万3千円の罰金。ほんとにもうミレニアルって、権利意識は人並み以上のくせに社会意識も危機感もゼロみたいなおばかが多いなあ。言いたかないけど、いったいどんな親に育てられたんだろうとつい首を傾げてしまうね。

きのう「やることリスト」消化の第1弾ということで、ケイトがマーヴィンから情報をもらってくれた工務店のワルデマーにメールを送ったら、こちらの都合のいいときに立ち寄って、プロジェクトの規模を見て、およそのコストと工期を想定したいという返事。よし、これで「リフォーム」のボールが転がり出しそう。あれこれやりたいことがあっても、ああだこうだ言ってるだけではいつまで経っても「やりたいこと」のまんまで、とにかくボールにえいっと最初のひと蹴りを入れなければ何にも実現しないのだ、と言いながらも何やかんやでこの5年の間に先延ばしに先延ばしを重ねて来たプロジェクト。今やらないとやらずじまいになってしまいかねないから、沖のかもめに聞かなくたって、今こそが潮時。(やぁ~ぁれん、そぉ~らん、そぉ~らん・・・ふるさとの民謡、いいねぇ。)

なぁ~んて張り切っていたら、あらぁ、ルイザから「第3章をアップロードした」というメール。作業日程では1週間先なのに、いやぁ~早っ。ま、進捗が早いほど早く終わるから、オッケー、「遊びモード」の方はpauseボタンをポンッと押して、ちゃっちゃかと仕事の方を片付けちゃおうっと。仕事でも遊びでも、とにかくアップビートなうちが「旬」だもんね。


新しいコロナプロトコルの下で遊ぶ土曜日の夜

2020年08月24日 | 日々の風の吹くまま

8月23日(日曜日)。☀☀☀。起きてみたら、うわ、空いっぱいにさば雲。やっぱり秋がもうすぐそこまで来ているんだな。でも、こんなに広がっていたら空がよけいに大きく見えて、まさに壮観そのもの。秋は天高く・・・。

ゆうべはほんっとに楽しかった。ソーシャルディスタンシングの一環として劇場に入る時間が決まっていて、私たちは第1陣の7時。前回同様に交通量が少なくて20分も前に着いてしまって、時間までウォーキングを兼ねて周辺をぶらぶら。7時少し前に正面玄関に着いたら、感染防止のためのプロトコル(規則)がずらりと並んだ標識が立っていて、おや、マスク着用は「義務」になっているけど、カレシはマスクを持っていないんだけど。ドアが開いたら透明な衝立を立てたデスクまで進んで、受付のアマンダに「テーブル14番」と教えてもらって、そばにタブレットを持って立っていたゲストサービス担当のピーターに名前と電話番号を言って、「健康状態チェックリスト」の質問項目全部に「ノー」。ピーターが脇のテーブルを指して「マスクをどうぞ」。カレシが適当に選んだマスクを出して、まずはつけ方を指南。「何かくすぐったいなあ」とカレシ。

前回はロビーのバーでワインを注いでもらったけど、あの後あちこちでパブやクラブで感染者が出たので、カウンターサービスはなし。そのまますぐに劇場に入って自分の席に着いて、ワインはスタッフが赤か白の好みを聞いてグラスをテーブルまで持って来てくれるのが新しい規則。何だか味気ないのはコロナバカ共のおかげだな。『SPACED OUT』と銘打ったリーディングシリーズは資金集めのイベントだから、ちょっとキャバレー風の趣向で、カップルは舞台の前に間隔を置いて並べた小さいテーブル、シングルやテーブルが埋まった後にチケットを買った人たちは後ろの座席。7時半に芸術監督のアシュリーと専務理事のピーターが舞台で挨拶して、いよいよ初演のキャストの2人がアシュリーが読み上げるト書きに沿ってせりふの読み合わせ。結婚25年でセックスレスになってしまった夫婦がおしゃれなホテルの一室で自己啓発マニュアル『Sex for Dummies』を頼りに情熱の火を再びというストーリーはめちゃくちゃおもしろくて、合間にちょっと身につまされた気分でほろっとしたり。昔観た舞台と同じようにおもしろかった。ヨーロッパを中心に世界30ヵ国で上演されたのは、中年夫婦の危機は普遍的なテーマだってことなのかな。

土曜の夜のオリンピックヴィレッジはおしゃれな若い人たちがたくさん繰り出してにぎやか。やっぱり「とかいなか」のニューウェストとはずいぶん違うなあ。クラフトビールが売り物のパブもどこも人が入っていておしゃべりの花が満開。だいたいはテーブルの間隔を離していて、中も何とか客の間隔を保っているように見えたけど、群れて遊ぶのが好きな20代、30代があんなに大勢いるのを見たらちょっぴり気がかりになって来る。プロトコルに違反して羽目を外して遊んでいたせいで感染者がどんどん増えたら、また全部閉鎖になって遊ぶところがなくなるってことを肝に銘じておいてほしいもんだ。自分で自分の首を絞めるようなことはしないのが得策だよ。



しっかり遊びモードに切り替えないと

2020年08月23日 | 日々の風の吹くまま
8月22日(土曜日)。☀☀。いい天気。山並みに沿って大きなふっかふかの白い雲。でも、見上げると何だかやっぱり秋の空っぽい色だなあ。まあ、暑くもなく涼しすぎもせずで、かっこうの掃除日和。今の時期はバルコニーやルーフデッキへの出入りが多いので、床掃除はちょっと念入り。市の中心地ではあっても都会って感じじゃないので、窓やパティオドアを開け放しておいてもあんまり埃が入らないのはラッキー。

カレシが朝9時のレッスンをやっている間に、ダスターをかえて、箒で隅っこを掃いて、レッスンが終わったらすぐに掃除機をかけられるようにしておくのが近頃のパターン。掃き集めた埃やごみに目立つようになった細かな粉は、ダイニングテーブルの後ろのパティオドアのところに置いてあるマットの裏の滑り止めのゴムが乾き切って踏むたびに剥がれ落ちたもののようで、玄関ドアの内側に置いてある靴拭きマットも同じ「症状」だから,買い替え時ということでリフォームにかこつけて新調しようか。何だったらバルコニーにちゃんとしたパティオの家具を置いて、友だちに来てもらってスナックとワインのひとときを共有できるようにするのもいいな。来週こそはケイトが友だちから情報をもらってくれたリフォーム会社の候補に連絡を取ろうっと。またぞろ長くなって来た「やることリスト」を第3章のファイルが来るまでにやっつけておかないと。

人間、70代ともなれば人生の経験値がものを言って、「仕事モード」から「遊びモード」への切り替えくらいお安い御用だと思うんだけど、これがすんなり行かないから困る。逆の場合は、リタイアから1年半の今でもけっこうすんなりと「仕事モード」のスイッチが入ったので、昔取った何とかだなあと我ながら感心したけど、ファイルを送ってすぐ「遊びモード」に戻れるかと思ったら、未だに1日か2日は何となくだらだら、うろうろだから呆れる。習性になってしまっているのか、まだリタイア暮らしが板に付いていないのか、どっちなんだろうな。あんがい、コロナで「楽しみな予定」が何にもなくなってちょっぴりブルーになっていたせいで、「ちょっとリタイアを中止してみない?」という誘いに乗ってしまったのかな。

まあ、今日は1ヵ月ぶりに「楽しみな予定」が入っている日。15年前に上演された『Sexy Laundry』を初演時のキャスト2人がリーディング。倦怠期の中年夫婦がロマンスを取り戻そうとするのをコメディタッチで描いたもので、出版された脚本を今でもときどき読むのは、夫婦という名の「男女関係」の奥の深さに惹かれるからだと思う。うん、大いに楽しんで来ようっと。


めまぐるしく雨が降ったり止んだり曇ったり晴れたり

2020年08月22日 | 日々の風の吹くまま
8月21日(金曜日)。☁☂☁☂☁☀。ついでに風。朝起きてブラインドを上げたら、鉢植えのヒバのうちで背が高くて一番やせっぽのがルーフデッキをコロコロ。バルコニーに置いてあったときも、ちょっと風が吹いただけでコロンと寝転がっていたたけど、(1メートルもないけど)背丈の割には鉢が小さいし、おまけにひょろひょろしているから軽くて、ほんとにそよっと吹いただけでも鉢ごとコロン。「鉢が小さ過ぎるんだよなあ」と起こしに出て行ったカレシ。木が人間語を話せたら、きっと「だからさぁ、ずぅ~っと前からさっさと相応の鉢に植え替えてくれって言ってんだよっ」と噛み付いてくるだろうな。声なきは行動で抗議か。カレシはそんな鉢をバルコニーに持って行って、風の当たらない隅っこにポンと置いて、別の重い鉢を寄せて「そこに立ってろ」。今日の天気は土砂降りや雷もありそうな荒れ模様の予報・・・。

   
   立たされ坊主

1日中、黒っぽい雲、白っぽい雲、白黒ごちゃ混ぜの雲が南から北へすごい勢いで動いていて、雨が降ったり、やんだり、時には遠く(アメリカの方)にぽちっと青空が見えたりで、何ともめまぐるしいったらありゃしない。ランチの後で雨が止んだように見えたので、お気に入りのハンターのレインブーツを履いてウォーキング。いかにも昔ながらの「ゴム長靴」という感じなもので、水たまりを見つけるとついつい童心に帰って、ぴょんっと飛び込んでぴちゃぴちゃやりたくなる。でも、水たまりがほとんどなくて残念。ま、いい年して童心も何もないのかもね。雨はまだぽちぽち降っていたけど、風は鎮まって、天気が回復しそうな兆し。

午後にArts Clubのキャシーから、「新しい基金設立の募金を締め切ったけど、200万円の目標額には届かなかった」とメール。当初は15日が締め切りで、目標達成率は約80%。じゃあ、ワタシが不足額を足すよと言ったら、募金の期間を5日延長して、ワタシが不足額の半分を限度に新たな寄付と同額をマッチングするのはどうかという提案。特に華々しい活動の基金ではないのでそれほど集まらないだろうと思っていたけど、半分の半分まで行ったので、ワタシが出すのは補填の分を合わせて約30万円。せっかくの「かってないご時世」(unprecedented times)なんだから、ワタシもかってないことをやらかそうと寄付集めの旗振りに加わったので、基金を満額からスタートさせてあげられるのはほんっとにうれしい。

マティニのグラスを片手に晩ご飯のしたくを始めた頃からあちこちで青空が顔を出し始めて、晴れ模様になったら鰯雲がいっぱい。上空はまだ風が強いのか、ほんとに鰯の大群のようにどんどん流れて行くのは壮観だけど、鰯雲って、秋の雲じゃなかったのかな。ちょっと涼しいバルコニーで食後のコーヒーを飲んでいたら、ポートマン橋のケーブルと下を流れるフレーザー川の川面がほんのりとピンク色。Arts Clubのリーディングシリーズ第2回に行く明日は晴れるとの予報。うれしいっ。
 
あぁ~したてんきになぁれっ


エレベーターに乗れるかどうかは鉄砲のめくら撃ち

2020年08月21日 | 日々の風の吹くまま
8月20日(木曜日)。☁☂☁☀☁☂☁。夜の間に雨が降って急に涼しくなってしまった。やっぱり今年の夏は短いみたいだなあ。身づくろいをしていたら、キッチンの方でカレシの素っ頓狂な声。何やら「事故」があったようで、飛び出して行ったらせっせと床を拭いているところ。冷蔵庫の一番の棚からアップルソースの容器を出そうとしたら、隣にあったコルニションのパックがパカッと開いて、弾みで中身を全部床にぶちまけてしまったんだそうで、「まだ少ししか食べてなかったのに」とこぼすことしきり。カレシは蓋の隅っこを押してパチッと閉めるようになっている薄いプラスチックの容器が大の苦手。いつも開けるのに手こずっては「開けてくれ」となるんだけど、どうも閉めるのも苦手らしい。

エレベーターが来週半ばまで直らないので、できるだけ2、3日分ずつ買い物をしているけど、カレシが好物のコルニションが全部ゴミ箱行きになってしょげているもので、じゃあエスターのレッスンをしている間にひとっ走り行って、デリにコルニションがあったら買って来てあげるね。ランチの後1時を過ぎたあたりでタイミング良く青空がちらほら。下りのエレベーターは問題なしで、ロビーでは久しぶりに理事長の奥さんのエレンにばったり。ブルーのマスクをしていて、「肺の持病があるので、マスクをしていると咳が出るから困るわ」。ワタシもね、横隔膜がヒクヒクすると猛烈な咳が出るので、周りからジロ~っと睨まれるから困っちゃう。はて、カナダだって「隠れマスク警察」はいるだろうな。幸いスーパーにお目当てのコルニションがあって、量り売りのカウンターで中サイズの容器に入れてもらおうと思ったけど、あらかじめ小サイズの容器に入れて値札を貼ってあるのを2個買うと中サイズより量が多いみたいなので、ここは迷わず2個。帰ってからピクルス用のビンに詰め替えてやれば、開け閉めが簡単だから「事故」の確率は限りなくゼロになるかな。帰りの上りのエレベーターは待たずに乗れてすいすい。

カレシのレッスンが終わるのを待って、2時過ぎに今度はウォーキング。下りのエレベーターには顔なじみになったご近所さんカップルが乗っていて、「2組は2人ってことでいいわよ」と言ってくれたのですかさず乗ったら、カレシが「次ので行くからロビーで待ってろ」。下りて行く途中で奥さんが「みんなにマスクをさせたら5人くらい乗せられるんじゃないのかしら」。うん、どこかでマスクをしている同士が向かい合ったときの感染リスクは 1.5%と書いてあるのを見たと言ったら、「管理人に相談しようかな」。でも、相談しているうちにエレベーターが直っちゃうんじゃないかなあ。エレベーターは無人で上がって行ったけど、ロビーのパネルを見ていたら、うはっ、まるで各駅停車で、やっとカレシが降りて来たときには順番を待つ長い行列。。「フロアごとに止まるもんで、最後には5人乗ったよ」とカレシ。でも、その5人がみんな同じマンションの住人だったら、必ずしも「不特定多数」ってわけじゃないし、毎日乗り合わせなくても同じ1台のエレベーターの空間を共有しているわけで、何だか微妙・・・。

帰りはまたロビーで誰も待っていなかったのですいすい。人の動きって波のような満ち干があって、しかもみんないつも同じ時間に行動するわけでもないから、定員オーバーをやり過ごして待たなくてもいい時間帯を予測するのはまずできない話で、エレベーターに乗れるか乗れないかは鉄砲のめくら撃ちみたいなものかな。復旧は26日ごろの予定だそうだけど、はてさて・・・。


秋には消えていた劇場の灯が再び!

2020年08月20日 | 日々の風の吹くまま
8月19日(水曜日)。☁☀☁。どうやら猛暑は退散したもよう。あしたとあさっては雨の予報で、ここらでひと雨は何だかうれしいね。内陸地方では猛烈な雷雨での落雷による森林火災が相次いで発生したそうだから、まとまった雨なら消火活動の応援にもなって、火災の規模大きくならなければ一昨年、一昨々年のように何日も流れて来た煙に覆われるというないだろうな。あのときはもう天気予報がずばり「煙」。厄介なウィルスが跋扈している今は重症にならなくてもいいはずの人たちまでが集中治療室入りなんてことになりかねないから、雨、雨、降れ、降れ。

今日は第2章の校正を済ませてしまおうと、朝から仕事モード。でも、今日は何だか脳みそがごちゃごちゃしている感じで、いつもの自分じゃないような気分。最初の実質的なロックダウンから5ヵ月を過ぎて、日常の急激な変化によるストレスに対して身体機能が初めの頃とは違った形で反応し始めているのかもしれないな。メディアも最近はウィルスよりも長い目で見たメンタルヘルスの問題を取り上げたりしているし、自分の身体のストレスシグナルに耳を傾けて、鬱にならないようにしないと、とか何とか言いながらちんたらやって、それでも午前中で終了。午後一番でDropboxにアップロードして、上げといたよぉとチームにお知らせして、第3章ができて来る来週まではしばしの「遊びモード」。

エレベーターが混まないうちに帰って来ようと、いつもより少し早めに買い物に行って来たので、マティニの時間も少しばかり早めになったけど、ハッピーアワーはいつでもいいか。キッチンのカウンターでちびちびやりながらスマホでGメールをチェックしたら、わわっ、Arts Clubがいったん中止した9月からの新シーズンを趣向を変えて開けるって。おお、芝居をやるんだっ。ばんざぁ~いっ。まだ本格的な芝居はやれないので、新作の「1人芝居」3本を2人の役者が交代で1日昼と夜の2回、6週間ずつ。(同時にライブストリーミングのチケットも発売。)最初のと最後のはBMOセンターのニューモント劇場、真ん中のはグランヴィルアイランド劇場。感染拡大防止の規則では1回に入れる観客は50人までなので、上演回数を増やしたわけか。ニューモントは250席、グランヴィルアイランドは440席だから、舞台からは空席だらけに見えるだろうな。

さっそくカレシと一緒にカレンダーをめくって、3作とも火曜日の日にちを決めたけど、もしかしてオープニングナイトのADCのレセプションも再開するのかな。まあ、更新のときに買ってあった新シーズンのバウチャーはシーズンが中止になったときに全部寄付しちゃったので、とりあえずチケットを押さえておいて、集まりがあるんだったらそっちに変えてもらえばいいか。すっかりうれしくなって、鬱っぽい気分なんかどこかへ吹っ飛んでしまったぁ~。


大勢が乗って下りた後のエレベーターに乗っても大丈夫?

2020年08月19日 | 日々の風の吹くまま
8月18日(火曜日)。☀☀。なぜか2人ともぐっすり眠って、目が覚めたらもう8時過ぎ。がばっと跳ね起きたカレシは「9時半にレッスンがあるんだよぉ~」と、キッチンに直行して朝ご飯のしたく。したくと言っても、テーブルに食器を並べて、普段食べるものを出して来て、ジュースを注いで、パンをトースターに入れて、コーヒーの道具をセットするだけなので5分もかからないけど、なぜかカレシが自主的に引き受けた「家事」のひとつ。早食いなので、ワタシがまだ食べている間に立って行ってトースターのスイッチを入れたり、沸かしたお湯をコーヒーポットに入れて、テーブルで給仕したりと、毎朝けっこういそいそとやってくれるから、ワタシは大助かり。

週末は涼しくなる夜にウォーキングに出た以外は「外出自粛」にしていたので、エレベーターの利用状況がどうだったか知る由もないけど、昼から夜までずっとバーベキューの匂いが漂って来ていたのは、あちこちで友だちや家族が集まっていたからだろうな。午後ほぼ3日ぶりの買い物に廊下に出たら、掃除機をかけていた清掃係のリツちゃんが「お買い物の時間?」と聞くので、うん、週末は遊びに来る人が多くてなかなかエレベーターに乗れないかもと思って行かなかったのと言ったら、「そうね、土曜日なんかエレベーターを待つ人でロビーがいっぱいだったわよ」。やっぱりねえ。でも、何度も乗れなくてロビーで待たなければならないよりも、外から来たマスクもしていない大勢のグループを下ろして来たばかりのエレベーターに乗り込む方が心配だな。

先週から新たな感染者の数が急激に増えていて、土曜日には1日で経済活動が再開してから最高の100人、今日も83人。潜伏期間が5、6日から最大で2週間として日数を遡るとちょうど月初めの三連休に行き当たる。夏らしい好天だっただけじゃなくて、イスラム教の重要な祝祭「イードアルアドハ」とすっぽり重なったために、人出と往来がすごかったんだろうな。エレベーターなんか、下りる途中の階で3世代10人くらいの家族連れが乗り込もうとしたのでtoo many(多すぎる)と制止したら、おやじさんが大声で悪態をついていた(らしい)。あの時は2台とも動いていたからまだ良かったけど、1台しかない今は、私たちは戸数の少ない上の方の階から乗るので下りは定員オーバーで乗れないことはめったにないけど、上りは特に週末になると行く先階の高低に関係なく悲惨。ロビーで「上り」のサインが出てドアが開いても、来客用駐車場がある地下1階から乗って来たらしい数人の家族連れでいっぱい。やり過ごしたのがやっと下りて来たと思ったらまた「下り」のサインが出て、下がってからロビーに上がって来たときにはもう満員御礼。

感染者が急増する中で入院者や死者がほとんど増えていないのは、大半が40歳以下で、特に20代が多いかららしい。感染源は主に不特定多数が大勢集まるプライベートのパーティなどで、今のところは接触者を追跡できているようなので、まだ制御不能というわけではないけど、政府は強権を発動できる緊急事態宣言をさらに2週間延長して、感染拡大防止規則に違反する集まりの取締りに乗り出すんだそう。思いやりと理性に訴えて来た方策はコロナバカが重症化してしまっているミレニアル世代には通じなかったってことか。エレベーター1号が復旧するまであと1週間かかるそうだから、次の週末もまた外出自粛した方が良さそうかなあ。やれやれ。


一石二鳥、三鳥を狙うから計画が二転三転するの

2020年08月18日 | 日々の風の吹くまま
8月17日(月曜日)。☀☀☀。夜中にちょっとだけ雨が降ったみたいだけど、今日もいい天気。目を覚ましたら、カレシはとっくに起きて着替えを済ませていて、「車を外に出しておいた」。はあ?時計を見たら7時半。そっか、だいぶ前に管理会社から今日と明日の2日に分けて地下駐車場の清掃をするので該当する日の午前9時まで車を外に出すようにというお知らせがあって、地下2階の我が家の区画がある部分は今日。エレベーターの故障と重なってしまって、朝の出勤ラッシュで混乱しないか心配だったんだけど、「6時半に目が覚めてしまったから、混む前にと思って7時に下りて行ったの」とカレシ。エレベーターはさっと来たし、駐車場はまだ車がいっぱいだったし、帰りもすんなりとエレベーターに乗れたって、朝の7時ならそうだろうと思うよ。即断即決で正解だったね。

駐車場の清掃は排ガスからの煤などで汚れた床を圧力洗浄するもので、年に1、2回。通勤する人はいつもの通りに出かければ済むけど、そうでない場合は作業が始まる前に駐車場から出しておかなければならないので、ちょっとめんどう。立地が市の中心地の商業区域だから、周りはみんなメーター制で「2時間まで」の制限付き。地上階と地下1階の半分は有料駐車場で清掃の対象外だから、そこに1日分の料金を払って止める手もあるけど、たぶん一番手っ取り早いのはクィーンズパーク地区の住宅街の一角に路駐することかな。我が家はいつもその手で、カレシは「酒屋にジンを買いに行かなければならないから、わりと近いところに止めて来た」。あはは、中流の上の住宅街に15年落ちのちっちゃな車なんて、ちょっと絵になる・・・いや、ならないかな。ま、午後までのことなので、ごめんあそばせ。

車を駐車場に戻すのに、ウォーキングとジンを買いに行く一石二鳥(三鳥?)のタイミングを巡ってああだ、こうだ。結局、当初の計画を変更して、2時過ぎに車を止めたクィーンズパークの一角まで歩いて、車に乗って予定の店とは逆方向の公営の酒屋へ「ドライブ」して、ジン2本とベルモットとワタシのムッシュヘネシー(2本!)をゲット。月曜日だからか店内は閑散。車に乗ろうとして、あっ、ここはSave-On-Foodsがあるんだった。と言うことで、トートバッグの中身を出して、カレシを車で待たせて、店まで駆け足。超特急で今日の買い物リストにあった最優先3品目だけ買って、重いバッグを担いでまた駆け足。ああ、これで暑い中をとんぼ返りで買い物に行かなくても済む。いやはや、毎日の暮らしってのはほんっとにplay by ear(臨機応変)だよね。帰って来て、そろそろと地下2階の駐車場までへ行ったら、煤けた汚れをすっきり洗い流したフロアはまだ濡れていた。

買い物がない分時間が空いたので、しばし仕事。第1章は編集が終わって、編集担当のボブと監修役の先生から次々とコメントや指示が飛んで来る。最終的には書籍として出版されるものだから、正確な資料を探し出すのがけっこうな手間だし、何かと細かなことに神経を使うけど、久しぶりの仕事は刺激がいっぱいで、やっぱり楽しい。はて、ワタシの「仕事中毒症」、まだすっかり治ってなかったのかなあ。
 
色づいて食べ頃になった黒いトマト


いくら短くても猛暑は猛暑でしょ

2020年08月17日 | 日々の風の吹くまま
8月16日(日曜日)。☀☀☀。今日が暑さのピークらしいけど、あっついなあ。ニューウェストミンスターの予想最高気温は32度だって。ということは、もっと内陸の郊外は40度近くまで行くのかもしれないな。家族に会いに行こうかと思ってたんだけど、庭にテーブルを設えての集まりじゃあ、コロナは大丈夫でも熱中症になってしまいかねない。炎暑の日本ではコロナよりも熱中症や水の事故で死ぬ人の方が多いみたいだし、あちらが立てばこちらが立たずってところが世の常かな。

今日も暑いし、週末でエレベーターが混乱しそうなので、できることなら買い物に行かなくても済むように、まずはフリーザーの在庫を点検。ちょうどなくなった朝ご飯のパンは大事に保存してあったブリオシュローフにしよう。晩ご飯は、おお、スシ飯が底の方から出て来たから、アヒまぐろを解凍してポケ丼と行こうかな。アサリがたくさん入った袋もあったから、ちょっと吸い物風にしてみるのもいいね。ししゃもがあるからエアフライヤーで焼いてみるかな。ししとうもピーマンも使ってしまったけど、カレシの野菜入れにミニきゅうりがあるし、プランターには去年落ちた種から育ったネギがあるし、ま、何かおもしろいメニューになるんじゃないかな。きのう第2章の翻訳ファイルが出来上がって来たから、我が家で一番あっつぅ~い金魚鉢オフィスが日陰に入る午後は、ダイソンのタワーをがんがん回して仕事、仕事っ。

午後4時。気温は33度。バンクーバー市は28度だって。バンクーバー市の公式記録を観測しているのは海風が通って涼しい国際空港のあたりなんだけど、そこで28度なら猛暑の部類。フレーザー川を遡って内陸に行くほど気温の差が開くので、ニューウェストあたりでは夏は5度くらい高く、冬は5度くらい低いのが普通。晩ご飯のしたくをしていたら、バルコニーのパティオドアからむわぁ~っとまさに熱風が入って来て、やぁ~だ、もうっ。外の空気の方が熱い場合は窓を閉めておいた方がいいと言うので、パティオドアは全部ほんの少し開けるだけにしたけど、夕方は風が凪いでしまうから、入ってくる外気はちっとも涼しくならないで、熱風のまま。

午後6時には35度になったけど、湿度が27%でかなり低いからまだましなのかな。アジアのように蒸していたらタイヘンだよね。カレシもワタシも少々暑いのはいいんだけど、湿度が高いのだけはとっても耐えられない。カレシが首都オタワの連邦政府の将来ある職を捨ててまでバンクーバーに帰って来たのも、東部の夏の蒸し暑さが耐えられなかったせいで、まだ駆け出しだった当時はエアコン付きのアパートに住めなかったからだそうな。だったら、日本での楽しい人生を夢見ていた20年前にすべてを投げ捨てて行ったとしても、たぶんひと夏で音を上げて帰って来ただろうな。帰って来た後の人生がどんなものだったかは、今になっては想像すらできないけど、もしかしたら怪談みたいだったりして・・・。
 
晩ご飯はアドリブでエアライン風に