リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

秋と共に演劇シーズンの始まり

2019年09月19日 | 日々の風の吹くまま
9月18日(水曜日 )。☁☀。8時過ぎに起床。青空が出そうな頃、南東の川向こうのサレーセントラルのタワー群の後ろの地平線に沿って黒、白、灰色の雲がぽこぽこ。晴れようか、曇ろうか、それが問題ってところかな。今日は夕方に出かけるんだから、ぜひ晴れて欲しいなあ。

   

ミニチュアのワインバーは仕上げの段階。バルサの板を貼って厚みを付けた舞台写真やポスターを、カウンターやドラムの位置との関係を考えながら、バックの壁のあちこちに置いてみて、配置に満足したところで糊付け。改装前のラウンジの写真はカウンターの後ろに付けた敷居に「無造作」に立てかけて「用済み」を表現。手前左隅が半端な空間になるので、ついでに丸テーブルを作ってクロスをかけたら、新装なったラウンジと同時にオープンする『The Birds and the Bees』のプログラムを積んでおくのにぴったり。スポーツバーだからか緑がまったくないことにふと気がついて、ついでのついでにテーブルに置く植物。花瓶には「ストロー入れ」を転用。男たちがビールを飲みながらサッカーを観戦するバーにストローはないもんね。さて、これでワインバーのパーツが勢ぞろい。自己流の自家製パーツは4割くらいかな。

   

4時過ぎにあっさりパスタの晩ご飯を食べて、5時に今日オープンするシーズン第1作『A Thousand Splendid Suns』のレセプションに出発。車の調子は上々で、どうやらカレシの新車買い替えへの関心はかなり萎んだ感じ。レセプションの会場はハイクロフト館(旧マックレー邸)で、顔なじみと「夏はどうだった?」とおしゃべり。スマホで撮って行ったワインバーを見せては、グランヴィルアイランド劇場のラウンジの新装オープンセレモニーまでに完成させて持って行くからねえと宣伝。はて、Arts Clubに「大ファンより」として贈呈するのはテープカットのときかその後2階の新装ラウンジに上がったときか。ハウスウォーミングならぬ「バーウォーミング」のプレゼントね。

レセプションがお開きになったら、今日は芝居をすっぽかしてまっすぐ帰宅。カレシはああいうドラマは嫌いだと言うし、脚本を買って読んだワタシは内容が内容なもので、目の前で演じられるのを観ている勇気がどうしても出なかった。タリバン支配下のアフガニスタンを舞台にした小説の舞台化で、Arts Clubの上演作品としては珍しく「観客への注意書き」が付いているくらいの心理的、感情的なパワーを持つドラマ。だから、演劇好きとしては観たい!という気持があっても、感情のレベルでは観る心の準備ができなかったわけ。きっといつか大丈夫な日が来るとは思うんだけど。


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