リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

潮時を知っていれば苦労はない

2015年02月28日 | 日々の風の吹くまま
今日もいい天気だけど、ちょっと冷え込んでいる。花冷えというのかな。道路向かいの桜は
もうはらはらと散り始めている。あと1週間で「夏時間」だもの。先に春をやって、ちょっと息
抜きに冬をやって、公式に春になる日の2週間も前に時計だけひと足先に夏。いつもながら
季節は方向オンチ。でも、大騒ぎして時計の針を1時間進めたり、遅らせたりするこの年に
2度の行事だけは何とかして欲しい・・・。

ポールから週明けの月曜日にまた物件の見学の予約を入れたと連絡。前の月曜日に見て
「いいね」と思ったところを再度見に行くのが午後3時40分。その前にメトロタウン地区にあ
るペントハウスも見たらどうかという話。調べてみたら、築31年のいかにも1980年代な名
前の建物で、ペントハウスは19階の広さ162平米のメゾネットで、デッキが何と83平米!
デッキは確かに広々。でも、昨年4月に売買があって、その後再び売りに出てから8ヵ月。
提示価格は家具類一式も鉢物もぜんぶ込みって、何じゃ、それ?何かおもしろい裏話があ
りそうだから、買う気はさらさらないけど見るだけ見て来ようっと。

メトロタウンはあまり治安の良くないところなので参考に見るだけ。今のところ本命に近いの
はその後再度見に行くところ。まあ150平米以上の物件はかなりレアだとわかって来たし、
タワーは先細りのデザインが多いので、最上階よりはすぐ下のユニットの方が広い傾向に
あることもわかって来たし、再度見せてもらうというのはある程度本気で購入を考えている
という意思表示的なところもある。「持ち家の売却」が条件になるオファーを出すには売却の
見通しがなければ難しいと思うけど、ポールは相場の比較分析をやり直してタイミングを決
めよう、と何か目算があるような言い方。毎日いろんなデータを見比べているから「潮目」が
見えるんだろうけど・・・。

引越し作戦が始まってまだ3週間そこそこだというのに、市場情勢はかなり急激に変化して
いるらしい。何年ぶりかで売り手市場に転じつつあるそうだけど、そこで「もっと上がるんじゃ
ないか」と欲の皮を突っ張らせたりすると潮時を見誤りかねない。でも、沖のかもめは教え
てくれないから、潮時を見極めるのはすごく難しい。あれ、ケニー・ロジャースが歌った『The
Gambler』の歌詞浮かんで来た。勝負の最中は決して金を数えてはあかん・・・と。

たかが迷信、されど信心

2015年02月27日 | 日々の風の吹くまま
2月も今日と明日。午後3時半にポールと見せてもらうコンドの前で会うことになってたので、
朝食後は何となくだらだら、ぶらぶら。今日行くところは小さいのがわかっているので、まあ
参考にと言う程度。どういう道順がいいのか、2人で地図を睨みながらああだこうだ。バー
ナビー市の南斜面の道路網はかなりややこしくて、区画整理して分譲されたあたりなんか
袋小路だらけ。車が通り抜けられないから「閑静な住宅地」となるわけか。

立地は交通量の多い道路の交差するあたりで、緑は多いけど静かとはいえない感じ。すで
にポールが待っていて、売り手のエージェントの到着を待って33階へ。廊下の反対側を見
たら「3305号」で、ペントハウスがワンフロアに5戸というのは珍しいな。それで狭いのかな。
オープンキッチンはわりといいけど、2つのバルコニーのひとつは階下のユニットの広いバ
ルコニーが丸見え。パンフレットには123平米となっているけど何か狭すぎの感。よ~く見
たら合計に「未造作部分」というのがあって、どうもバルコニーのことらしい。つまり、居住面
積は104平米しかないってことで、いいのかなあ、こんな表記をして・・・。

下りのエレベーターを待つ間に非常口の表示を見たら、33階は4戸で「3304号」がない!
ポール曰く「4があるとアジア人に売れないから」。中国系はかなり迷信深い人が多いんだ
けど、中国系市場を狙うなら「4」はダメということか。逆に人気なのは「8」。ポールに言わせ
ると我が家の住所も末尾を「8」に変えればもっと高く売れるらしい。へえ。前から読んでも
後ろから読んでも同じなのが気に入ってたんだけどなあ。家が売れて引っ越すときに建て
替え前の古家の玄関にぶら下がっていた住所看板を外して持って行こう。義父がきれいに
汚れを落として新築した家のポーチの軒に下げてくれたものだから記念になりそう・・・。

建物の階数と最上階の番号の頭の数字(階数)が合わないところがあるのは、きっと4階が
ないからだろうな。昔は12階の次は14階になるビルがあちこちにあったけど、顧客層が変
わった今は3階の次は5階、3号室の隣は5号室ということになるわけか。だったら8階のユ
ニットは人気だろうな。まあ、わざわざ8888の携帯番号を手に入れたエージェントがいた
し、ポールは9が並ぶことが多い売値に8を並べるそうだし、たかが迷信、されど信心・・・。

断捨離とは言えないまでも・・・

2015年02月26日 | 日々の風の吹くまま
ああ、くたびれた、もう。目覚ましで起きて、朝食を済ませてカレシを英語教室に送り出した
ら、腕まくりをして仕事!特急プレミアム料金の仕事。でも、退屈きわまりない税金の話とか
契約の話と違って、理系は楽しい。特急だから道草を食いながらリサーチをしている暇はな
いけど、おもしろいからどんどん捗る。楽しみながらできる仕事ってたぶんそうそうあるもん
じゃないだろうな。カレシが帰って来る頃にはほぼ終わり(静かだったせいもあるけど・・・)。

なぜかちょっと本腰を入れてガラクタの廃棄処分を始めたカレシ。ワタシが夕食のしたくをし
ている間に少しずつリサイクル品をトラックでゴミ処理ステーションまで運んでいる。車でせ
いぜい5分のところにあって、午後5時前後は一番空いている時間帯。さっと捨てて、さっと
帰って来る。いくら「捨てられない魔」のカレシでも、いくら広いところが見つかっても、家中
にある不用品や廃品や何やらを全部持って行くわけには行かないよね。近所の雰囲気が
嫌になったということの他に、よけいなものを捨てて身軽になるきっかけにしたくて引っ越す
ことにしたんだから。

夕食の後は、たまりにたまった教材プリントをシュレッダにかける作業。ワタシが翻訳を印刷
した紙の裏を使っているもので、そのままリサイクルに出すわけにはいかない。デスクの下
でごそごそやっていたと思ったら、シュレッドする紙類がうずたかく積み上がって、カレシは
「こんなに・・・」と途方にくれた顔。カレシのシュレッダはワタシのお下がりで、付きっ切りの
手作業で一度に数枚ずつかけるものだから、すごい時間がかかりそうだけど、ワタシのシュ
レッダは100枚くらいまで連続でクロスカットするから、使ったら?ということで、容器がいっ
ぱいになるたびにゴミ袋に移しながら、途中で休ませて冷やしながら、紙の束をぐじゃぐじゃ
もぐもぐとやっていたら、2時間足らずで大きな袋3つ分を処理・・・。

     

まあ、断捨離とまではいかないけど、ローマは1日にして成らず。千里の道も一歩から。でも、
捨てられない人(カレシ)と捨てるのがめんどうな人(ワタシ)が同じ家で27年も暮らしたら、
ゴミ屋敷になっても不思議はないかな。せっかくきのうヴァルがきれいに掃除機をかけてく
れたのに、ワタシのオフィスの床はあたり一面の紙ふぶき・・・。

眺望も値段のうちなのだ

2015年02月25日 | 日々の風の吹くまま
ちょっと寒々として、ちょっと雨っぽい水曜日。いつもの時間にシーラとヴァルが来て掃除。
ヴァルが気を利かせてワタシのオフィスの方を先にほこりを払って、掃除機をかけてくれた
ので、きのうに続いてお役所文学との格闘。でも期限は今日の午後4時だから、まあまあの
余裕・・・。

シーラがジグソーパズルをまとめて引き取ってくれるので、来週ディナーに来てもらって引き
渡し。1990年代のしっちゃかめっちゃかな激務だった頃、20年後の「まったりした老後」を
夢見て通販で爆買い(今どきは「爆」何とかが流行?)したもので、どれもまだ封を切ってい
ない新品。いったい何個ぐらいあるのかな。たぶん20個や30個できかないだろうな。シー
ラの車に全部積めるのかなあ。カレシにトラックで配達してもらおうか・・・。

シーラはニューウェストミンスター住まいで、最初に見に行ったワンフロア独占の物件に近
い。丘の上の家の二階の部屋を借りていて、「夕日がきれいよぉ」。眺望なんか美人と同じ
で3日もしたら見飽きるもんだと思ったけど、やっぱり違うらしい。どのリストを見ても高層階
のユニットの謳い文句は「すばらしい眺め!」だもんね。それほど重要なセールスポイントと
いうことかな。まあ眺めがいい分それなりの対価を払っているんだから、楽しまなきゃ損か
な。おととい見に行った30階のサブペントハウスは北西角なのでノースショアの山並みの
パノラマ(真ん中に別の建物が突っ立っているけど)。冬に雪を被ったらきれいだろうな。

その物件は寝室が3つでそれぞれにバスタブつきのフルバスルームが付いている。お風呂
を3つも掃除するなんて想像もできないけど、収納スペースが多いのが気に入ったし、キッ
チンは改装の可能性がたくさんあるし、カレシも静かさや完全にプライベートなテラスが気
に入ったようだし、何だかいいフィーリング。評価額よりもうんと高い値を付けているから、も
しもあと500万円下げるなら買いたいかも。でも、週末ごとに(誰でも見に行ける)オープン
ハウスをやっているから、2人がその気になる頃には売約済みになっているかもしれないな。
新居探しにはある意味で早い者勝ちのゲームみたいなところもある。ま、あしたはまた仕事
をして、金曜日にまたペントハウスの見学。忙しいこっちゃ・・・。

新居探しはけっこう楽しい

2015年02月24日 | 日々の風の吹くまま
まいった、まいった。それほど大きな仕事じゃないと高を括っていたら、もろにお役所文学の
傑作。アベクンがぶち上げたキーワードがみんな出て来る。この「地方創生」って何なんだ
ろうな。「創生」と言うのは新しく作ることだから、地方を創生するってことは日本には今まで
「地方」が存在しなかったので新たに作ろうってこと?「地方」の対義語が「中央」なら、中央
政府には東京しか見えていなかったということかな。対義語が「都市部」だとしたら、地方は
「田舎」。都会でなければ存在価値はないと思っていたのか。北海道は思いっきり「地方」か
もしれないけど、札幌は人口200万の日本で4番目に大きな都市で、オリンピックもやった
んだけどな・・・。

ポールがまた金曜日に見せたい物件があると言って来た。小さめだけどいい物件だという
ので調べてみたら、キッチンのカウンターに料理本が置いてあって、これも「セット」だとすぐ
にわかる。きれいに整い過ぎて、まるでインテリアデザインの雑誌を見ている感じ。寝室が
2つしかないけど、33階建てのてっぺんで南東向き。きのう見た物件そばのモールと電車
の駅の中間くらいだから、どっちへも徒歩数分の圏内で便利そう。でも、105平米はちょっ
と狭いんじゃないかと思うけど、まあ金曜日に見てのお楽しみということに・・・。

ゆうべはカレシとそれぞれの希望条件を出し合って、何が優先条件なのかをじっくりと話し
合って、一応のチェックリストみたいなものを作った。カレシは「静かなこと」と「広めのデッキ
かバルコニー」が譲れない条件。ワタシは「オフィス用の十分なスペース」と「2人が使える
キッチン」、「買い物と駅が徒歩圏内」が必須条件。床の防音がしっかりしていれば最上階
でなくてもいいからできるだけ高層階。広さはやっぱり最低で130平米以上、できれば150
平米近い方がいいな。値段は今の家を売った諸経費を差し引いて2千万円以上残る数字
を上限にしたい。ポールが自信を持っている売値だとこの線でもかなりいい物件が見つか
りそうな気もするけど・・・。

それにしても、新居探しは都市計画とか人間の心理とか、いろいろと勉強になることが多い。
バンクーバーに40年(カレシは70年)も住んでいた私達の行動範囲の狭さが良くわかって、
二人三脚のステップが揃ったら、市外の今まで行ったことのないエリアを見て回るのがけっ
こう楽しくなって来たし・・・。

だんだん波長が合って来た

2015年02月23日 | 日々の風の吹くまま
ちょっと早起きして、まずは満開の桜を見ながら、ピーミールベーコンと目玉焼きで朝食。
「peameal bacon」は脂身のない塩漬けのバックベーコンを挽いたトウモロコシで厚く包ん
だもので、カナダが発祥の地。昔はトウモロコシじゃなくて挽いた豆だったので今でも「ピー
ミール」。ハムのように厚切りにして焼いて食べると甘味があっておいしい。トウモロコシは
固いから、こんがり焼けたベーコンの縁のコリコリした食感が何ともいいし、カレシお得意の
目玉焼きから半熟の黄身をとろ~りと垂らして食べるのもいい。

今日は納期があるけど、午後4時予約のコンドミニアム見学の前に済ませようとしゃかりき
になって仕事をしていたら、同じ建物の一階下のサブペントハウスを見るアポを3時に入れ
たので来れるか、とポールから緊急メール。4時のアポを30分繰り上げたと言うので、だっ
たら帰って来てから仕上げても午後7時の期限に間に合うと胸算用してOK。お隣のバーナ
ビー市の南側で、幹線道路キングスウェイはうらぶれた感じだけど、大改修したモールの後
ろに30階前後のタワーが4棟あって、高級化への過渡期にある感じ。徒歩5分足らずで行
けそうなモールにはスーパーも酒屋も銀行もあって、電車の駅は徒歩15分・・・。

サブペントハウスは30階にあって、新築で入居してからずっと住んでいた家族が東隣のコ
クィットラムに戸建てを買ってすでに引っ越したそうで、ソファや食器やグラスを並べたテー
ブル、寝室のベッドなどは、プロのセットデザイナーが設えた「セット」。空っぽでがらんとし
ていると買い手にアピールしないらしい。ワタシなら空っぽの方が頭の中で家具を置いてみ
てどんな具合になるか見られていいと思うけどな。広さは150平米で、ペントハウスよりも
ずっと広いから不思議。カレシは細いL字型の屋根のないデッキが気に入った様子。その
上のペントハウスは120平米で、真っ先に見たキッチンが窮屈そうで、こりゃダメだ・・・。

ロビーのソファでしばしポールとコンド選びの要点や我が家の売り値(ほんと??)の話をし
て、カレシが築10年以内のタワーであればサブペントハウスも範囲に入れて探してくれる
ように頼んで、ラッシュの中を機嫌よくおしゃべりしながら帰宅。すぐに仕事を仕上げて納品
して、夕食のしたくをしながらまたおしゃべり。だんだん2人の波長が合って来たみたいで、
いい傾向だな。でも、あ~あ、また仕事が・・・。

時間を止めてしまいたくなる季節

2015年02月22日 | 日々の風の吹くまま
何だかゆっくり寝ていられない気分で、午前11時前に目が覚めて、結局はちょっと早起き。
朝食もそこそこに「出勤」して、仕事の仕上げ。期限は午後4時だから、それこそタイマーが
コッチコッチと時を刻んでいるような感じ。でも困るんだよなあ、「これを参考に」と送って来
た何とか法の英訳版。訳してからいったい何度改正されたか、たぶん知らないんだろうな。
「これも参考に」と送って来た関連資料もあまり関係はのないことばかり書いてあって、とに
かくぜぇ~んぜん参考にならないっつうの・・・。

ぶつぶつ言いながら、とにかく仕上げて、見直して、期限ぎりぎりの午後3時55分に納品。
ああ、やれやれ、肩が凝った、首が凝ったと騒いでいたら、また仕事って、何?明日の夕方
までって言われても、ワタシ、何かと忙しいんだけど・・・なんて言っても太平洋の向こうでは
聞こえないし、何よりもクライアントは知ったこっちゃないから、カナダドル安(アメリカドル高)
だしと、頭の中でドルのサインをネオンみたいにチカチカさせながらオッケーの返事。やっぱ
り魔の季節だ・・・。

夕食後はまたちょっと不動産関係のリサーチ。カレシが高いと文句を言っている管理費。比
較のために単位面積あたりの数字を探してみたら、同じ建物で上から下まで同じ。(メート
ル法になって久しいのに不動産の床面積はまだ「平方フィート」が通用している。)要するに、
広いからその分高いだけの話で、さらに調べたらニューウェストミンスターでは新しい建物
の管理費としては概ね相場の単価。なぁ~んだ、全然高すぎてないじゃないの。(トロントは
もっと高いらしい。)まあ、こういう背景情報は知っておいて損はない。交渉するときに「高す
ぎる」と言うのと「相場なのはわかっているけど」と言うのとではかなり違いが出て来ると思う。
昔からKnowledge is power(知識は力なり)と言うから・・・。

ついでにポールが入手してくれたデベロッパーの重要事項説明書と標準の売買契約書と、
管理代行会社のサイトからコピーした業務内容をカレシに渡しておいて(どうせ天の邪鬼に
なって読まないだろうけど)、仕事にかかる。さして難しい内容じゃないから、明日の午後に
また物件を見に行く前に仕上げてしまえば楽々。それにしても、2月もあと1週間で終わって、
さらに1週間したら、もう夏時間になっちゃうんだなあ・・・。

良くも悪くも女の直感は・・・

2015年02月21日 | 日々の風の吹くまま
午前11時半に目覚まし。何かヘンな夢を見ていたような気がするけど、目がさめたとたん
にすぅっ~と記憶から遠のいて行くから不思議。ぽかぽかといい天気。東部では(「シベリア
特急」というニックネームが付いて、ナイアガラの滝が凍り、避寒地のフロリダ州でさえせっ
かく実ったオレンジが凍ってつららが下がっているくらいの寒波なのに、窓の外は桜が満開
で、まるで北米大陸がぐるっと方向転換したような感じ。

今日は久しぶりで親友とランチをする日だから、朝ごはんを食べずにいそいそとお出かけ。
ホテルのロビーで落ち合って、今回はワタシがご馳走する番なので、ワタシのお気に入りの
レストランHawksworthへ。土曜日はブランチメニューだけど、特製ハンバーガーに決まり。
自家製の挽き肉なので焼き具合をミディアムを注文しても大丈夫。(タルタルステーキをや
ればいいのに。)カリカリのフレンチフライとハンバーガーは土曜日のブランチにぴったりで、
おいしかった。まぶしいくらいの日差しの中、美術館前の旧正月のイベントをちょっとのぞい
たり、そぞろ歩きを楽しんだり。こういうおでかけをしたいから、新居の条件は「駅近く」。

ご機嫌で帰って来たら、カレシがまじめな顔で「時間をかけていられないのかな」。あれ、き
のうまでは時間をかけて探せばいいんだと主張していたのに、どうしたん?広々としたルー
フデッキを見ただけで食指を動かした物件があっという間に売れてしまったので、ひとりで
いる間にいろいろと考えたのかな。「どこもさっさと売れているのに、どうして(ニューウェスト
ミンスターの)あそこは売れないんだろうな」。たぶん、エレベーターが自宅の中にあるので
ホテルっぽい感じがするのと、エクササイズジムやサウナといった他のタワーにあるような
設備がないことかな。ジムもサウナもカレシは「いらねぇよ」。ガス暖炉もワタシは「いらなぁ
い」。でも、そういうのが今どきは人気らしい。

何だかまた流れが急転しそうな気配がするけど、カレシが「あそこが気に入ったの?」と聞く
から、うん、気に入った。アナタと初めて逢った時の「直感」と同じ。あれから42年の間にい
ろいろあったけど、今でもあの時の直感に従って「最初の男性」のアナタのところに来て良
かったと思ってるよ。まあ、それよりも何よりも仕事をがんばって終わらせなきゃ。納期はあ
したの午後4時で待ったなしなんだから・・・。

仕事が進まないんだけど

2015年02月20日 | 日々の風の吹くまま
何となくかったるい。桜はほぼ満開の花曇り。でも今日は仕事があるから、かったるいなん
て言ってられない。普通なら1日あればできる量だけど、発注元からのやたらと細かい指図
があって、それを確認しながらだからさっぱり進まない。そこへしてカレシが騒がしいと言っ
て第一候補から下ろした地区の、それもペントハウスじゃない物件を「ここを見たい」と言っ
て来て、仕事は中断。詳細を見たら最初に目をつけた建物の24階。広さは30階のペント
ハウスと同じだけど、広いルーフデッキがある。でも、上の階のバルコニーの端から丸見え
だけど、いいのかな。先入観は持ちたくないと言うけど、ほんとはどういうのがいいのか自
分でわかってないんでしょ?

ま、ポールにリクエストを送って、要返信のメールに返事。Arts Clubのレセプションで知り
合って、すっかり仲良くなったイーディスからディナーへの招待メール。イーディスは生物学
者、夫氏のデイヴィッドは物理学者と、2人揃って博士。でも芝居好きで演劇を守り立てた
い気持には肩書きは意味がない。カレシが「枇杷の種を進呈しようかな」。あ、去年東京の
デパ地下で枇杷を買って食べたのをこっそり持ち帰った種ね(しぃ~っ)。早速、「お伺いし
ます」メール。うれしいな。

Arts Clubのパルミーダからは「近いうちにクオリティタイムを持ちたいわね」。うん、レセプ
ションでいつも会うけど、パルミーダはホスト側だから独占するわけには行かないものね。こ
の前のエウリピデスの『メデイア』の論議の続きをやりたいよね。メールの本題の「どのプロ
ダクションのパトロンになりたい?」には、4月の『Farewell, My Lovely』がいい。レイモンド・
チャンドラーの小説を舞台化したもの。芝居のパトロンになって(キャストのサイン入りポス
ターをもらって)、寄付イベントのワインディナーとワインフェアがあって、その間にワタシの
誕生日があって、4月は忙しくなりそう、ってまだ2月・・・。

夕食後は落ち着いて仕事にかかって、うまく進み始めたところで、カレシが「買い物に行か
ないと野菜がない」。結局また中断して、Save-Onまでひとっ走り。魚は珍しくパーチとカワ
カマスがあった。マニトバあたりの湖で獲れたのかな。帰って来てひと通りの整理がついた
ら今度はランチの時間。これじゃあぜ~んぜん仕事が進まなぁ~い。好きなことをやって、
好きなように文句を垂れているカレシを何だか羨望の目で見てしまいそう・・・


この近所も終わっているのか

2015年02月19日 | 日々の風の吹くまま
眠い。きのうは暗殺されたキング牧師の死の前夜を「想像」した『The Mountaintop』を観に
行って、帰る途中でスーパーと酒屋に寄って、ランチの後は新居探しをめぐってプチけんか
の一発目。その後は寝酒をやりながらじっくりと話し込んで、寝たのは午前5時。良く眠れな
いでいるうちにキツツキに起こされて、寝直して、午前11時半に目覚まし。中国正月なのに
生徒さんは全員出席と言うので、カレシはいつものように英語教室にお出かけ。

不動産屋のポールから、明日の見学のキャンセル確認(カレシが「やっぱり狭い」と却下)、
月曜日に1、2件の見学を予定しているとの連絡。おととい見た物件については、カレシが
デッキが屋根付きなのが気に入らない、管理費が高すぎるといちゃもん。(だからけんかに
なる。)広ければ高いのは当然。デッキは北西、北東、南東に向いているから、真夏の太陽
が一番高いときでも少なくとも昼過ぎまではプランターに日が当たるはず。ポールは家が売
れることを条件にしてオファーを出したらと勧めて来る。入居前に破綻した夫婦から開発業
者が買い戻して所有しているので交渉の自由が利くらしい。まあ、何件か見た後でやっぱり
いいとなれば、家が売れる前に別に気に入ったところを見つけたら解約できる条項を入れ
てオファーしてみてもいいかも。

ポールがしきりに「市場が燃えているよ」と言うのを半信半疑で聞いていたら、今週に入って
東は3軒先、北はひとつ先のブロックで「売家」の看板が立ってびっくり。提示価格を聞いて
仰天。評価額と比べてさらに仰天。おまけに売る気になっていない隣のパットが不動産屋に
具体的な買値を示されたと言うので唖然。どうも地下鉄沿線の再開発計画区域で買い損ね
た中堅業者が周縁部で「地上げ」を始めている感じだな。あんがい我が家もほんとにポー
ルが自信があるという提示価格で売れるんじゃないかという気がして来た。情報通のパット
によると近所の独居老人2人が大病で入院したそうだから、近いうちにもう2つ「売家」の看
板が出そうな予感。There goes the neighborhood(この辺も終わってるな)というところ
か・・・。

新聞にはバンクーバーでは売値の真ん中の値段が全市で100万ドル超(約1億円)になっ
たけど、所得水準がそれほど高いわけでもないのに売れているという記事。主に金持の移
民が買っているらしいけど、でなくても低金利だし、貸室の家賃でローン返済ができるね。で
も、かなり無理していそう・・・。

ひと目惚れしたかも

2015年02月17日 | 日々の風の吹くまま
今日もいい天気で、桜が一気に満開になってしまいそうな気配。のんびり起きて、今日のア
ポは午後4時。ラッシュだけど30分もあれば十分と見込んで、3時半に出発。途中でガス欠
寸前に気づいてあわてて給油。ニューウェストミンスター市に入るあたりでポールにちょっと
遅れると電話。Sixth Avenueへの分岐点を見逃してちょっと回り道したけど、Sixth Street
とThird Avenueの角の建物に到着。同じ数字の「Avenue(街)」と「Street(通)」があるか
ら紛らわしいったらない。アップタウン地区の中心は6番街と6番通の交差点で「6th and
6th」と呼ばれているらしい。

ロビーで待っていたポールと売り手側のエージェントのティムと一緒にエレベーターで「物件」
へ。キーリングにつける電子キーみたいなものでピッとやると行き先の「PH2」のボタンを押
せる仕組み。エレベーターが止まって、ドアが開いたら、うわっ、明るい!前はギャラリーに
なりそうな一面の広々とした壁で、廊下?の左は床から天井までのガラス張りのカーブした
展望台のようなところ、右はキッチン。女性はやっぱりキッチンだな。2人が同時に作業でき
そうなオープンキッチン。すごく気に入っちゃったんだけど・・・。

これが「玄関」 

いやあ、眺望はほんとにすばらしい。ニューウェストミンスターはフレーザー川の北岸にあっ
て、ビクトリアが州都になるまでは植民地の首都だったところ。バンクーバーより古く、面積
15平方キロちょっと、人口約7万人程度の小さな市。川からけっこう急な坂を上った丘の斜
面一帯にはビクトリア朝時代の家がたくさん残っていて、窓から見ると、木々の間にドール
ハウスのような家があったりする。すぐ西側のBrow of the Hill地区では住民団体も参加し
て、そういう家を保存して取り入れる形での開発計画が立てられているとか。つまり、開発
が進んでもこの眺望が遮られることはほとんどないだろうという話・・・。

提示価格が評価額よりも低いのは、プレセールで買った夫婦が完成間際に破綻して、どち
らも単独では引き継げなかったので、売って財産分割と言うことになったんだそうな。もう少
し値下げしてもいいと言っているそうだから、よほど拗れているんだろうな。背伸びしたのか、
見栄を張ったのか、無謀だったのか、結婚の破綻の一番の元凶はお金だそうだから、高す
ぎる買い物をしてしまったということかな。結論はまだ早いのはわかっているけど、気に入っ
たなあ、ここ。でも、エイッと買ってけんかになったら元も子もないし・・・。

桜咲くきさらぎは春の狂気

2015年02月16日 | 日々の風の吹くまま
今日は毎週の有機ごみとリサイクルの他に隔週の普通ごみも収集する日なので、朝早くか
らトラックの轟音で目が覚めてばかり。レーンの両側を同時にカバーできるリサイクルトラッ
クは1回、機械式で片側しかカバーできない有機ごみと普通ごみのトラックは往復2回ずつ。
合計すると寝室の窓が向いているレーンを5回もゴゴゴォ~っと通るもので、うとうと眠りに
戻り始めるたびに起こされてしまう。おまけに隣の隣のシンママ一家の犬がキャンキャン吠
えまくって安眠妨害。タワーマンションの高層階だったら静かだろうなあなんて思っているう
ちに結局は正午過ぎまで眠ってしまった。

引越し作戦の方は、ポールから、明日見に行く予定だった3件のうち2件が週末のうちに売
れてしまったというメール。ありゃりゃ。メゾネットは惜しかったけど、ワンフロア独占の物件
はまだ売れる気配がないらしい。誰も住んだことがないまま売りに出てほぼ半年で、しかも
査定評価額よりも低い価格というのがちょいと引っかかるけど、おうちハントを始めてすぐに
飛びつくのは良くない。私達が高層アパートに住んだのは15階のワンルームで暮らした新
婚時代の1年ちょっとだけだから、ゼロから始める気持で何件も見て、その間にコンドミニア
ム暮らしのイメージを把握して、大局的な生活設計を描くのが良さそうだな。

アメリカのサンディエゴでは、買いたかった「夢の家」を別の人に買われてしまった53歳の
女性がぶち切れした挙句、ネットを使ってあの手この手の嫌がらせをエスカレートさせて逮
捕される事件があって、ストーカー行為で有罪になったとか。この人は100件もの家を見て
回って、件の家に足を踏み入れた瞬間に「私の家だっ!」と直感して愛着を持ってしまった
のが、他人が自分より高い値段をつけたために買えないと知って心が壊れたらしい。子供
の障害や夫のがん宣告といった事情で不眠症だったそうだけど、被害者の一家は崩壊寸
前だったというから、こういう思い込みの激しい人は怖いな、やっぱり。

まあ、世界のどこに限らず、どうも最近は粘着質というのか、ヘンに思い込みが激しくて、い
つどんなことで理性の糸がプツッと切れるかわからない怖い人間が増えているような気が
する。狂っているのは空模様だけじゃないってことか。東部は大寒波の大雪だけど、こっち
は春の狂気で、さくら、さくら、きさらぎのそらは・・・。

     
     

春風に誘われてピクニック気分

2015年02月15日 | 日々の風の吹くまま
春爛漫の先駆けのようないい天気。ぐっすり眠って、正午近くになってごそごそ起き出して、
日の当たるキッチンで朝食。はて、早寝早起きの計画はどうなったんだろうね。ま、何となく
もにゃもにゃして時差ボケっぽい感じでいたから、無理して生活時間を変えることもないよう
な気がするけど。昨日の今日だけど、スロークッカーに2キロ近くあるバックリブをセットして、
日がな1日のんびりと週明けに見に行くコンドミニアム周辺の衛星画像を見たり、ストリート
ビューを見たりして、予備知識の収集・・・。

ワタシとしてはメゾネットタイプの物件に惹かれるなあ。カレシが魅力がないところと言うの
は子供の頃によく親に連れられて嫌々ながら行ったあたりだからかな。今は第一候補の地
区と共にバーナビー市が20年ほど再開発を進めている4つのタウンセンターのひとつで、
物件があるのは有名な建築家アーサー・エリクソンが立てた総合計画に基づいて「City in
the Park(公園の中の街)」として開発した「団地」。エドモンズ駅の後ろ側に、ヨーロッパの
城を思わせる幾何模様の庭園を囲むように7棟のタワーマンションがあって、大きな通りが
ないし、広い自然公園に隣接しているから環境はいいし、交通量が少ないから駅まで歩道
橋を渡って5分のわりには静かなところじゃないかと思うから、カレシもすっかり見違えて気
に入るかも・・・。

そうこうしているうちに夕食のリブができ上がったので、Tomatoのシェフに教わったバーベ
キューソースにエスプレッソ入り蜂蜜の隠し味でコクを付けて、リブに塗ってオーブンでさっ
と焼き目。付け合せは何がいいかな。カリフォルニアのとうもろこしがあるから、グリルで焼
いて、蒸したミニポテトを添えて、味がしみ込んだナントにんじんも添えて、あはは、ピクニッ
ク料理みたい。ま、桜がちらほらの春っ気たっぷりの日曜日にちょうどいいかな。おしぼりを
用意して、たまには赤ワインを開けて・・・。

     

バレンタインはおうち居酒屋で

2015年02月14日 | 日々の風の吹くまま
久しぶりに明るい日差し。道路向かいの桜もちらほら開花しているのが肉眼でわかるほど。
まあ、0.1分咲きというところかな。記憶が正しければ去年は3月半ばだったから、今年は
やたらと早い。道路を歩いているとあちこちの陽だまりでクロッカスやマツユキソウが咲いて
いて、マイナス20度(体感温度マイナス30度)で震え上がっているトロントの人には悪いけ
ど、春だっ!

午後はリッチモンドのアントニオの家へ2人してヘアカット。すっきりして帰ってくる途中でバ
レンタインデイのディナーのアイデアがポッ!昔はよくPastisやLe Crocodileに半年前か
ら予約を入れてスペシャルディナーに行ったもんだけど、ラブラブカップルに囲まれてのア
センブリラインみたいな食事に飽きてしまってやめてしまった。ああいうのはどっちかという
と若いカップル向きイベント。この年になるとやっぱり「おうちスペシャル」が一番気楽でいい。
ということで、今年は「居酒屋」がテーマ。ただし、日本の居酒屋ってものを知らないから、そ
こは赤提灯なしの「何ちゃら居酒屋」ってことで、・・・。

     
まずはワタシなりに知恵を絞った「居酒屋風の小皿料理」。揚げだし豆腐と薬味(大根おろ
し、刻みねぎ、わさび)、牡蠣とニラの柳川風卵とじ(うずら)、アルバコアマグロのゆず胡椒
ポケ、タコのにんにくバター焼き、牛肉のしょうが焼き、エビの竜田揚げ、(鮎家の)にしん昆
布、桃川のパール酒(濁り酒)。はて、居酒屋の雰囲気があるかどうか・・・。

     
お酒の仕上げはご飯。冷凍してあった寿司飯を電子レンジで温めて酢で補強しておいたの
を使って、塩鮭と明太子を具にしたサビ抜きの「おにぎり寿司」2種と梅しそふりかけをまぶ
した「スシキューブ」。魚はキントキダイを開いてすだち醤油で下味をつけて、刻みしょうがと
刻みねぎを載せ、一味唐辛子をふって蒸してみた。味噌汁はアンコウとたけのこの先っぽと
長ネギ。薄味にして残った刻みねぎをパラパラ。

     
デザートはスイカとミニ大福でバレンタインカラー。大福はあんこが入っていると思っていた
ら、フルーツ味のゼリーが入っていて、さっぱりした味。あぁ~あ、おなかがいっぱい。色気
よりも食い気で、ハッピーバレンタイン!

エレベーターのドアが開いたらそこは・・・

2015年02月13日 | 日々の風の吹くまま
カレンダーを見たら今日は「13日の金曜日」。この日は不吉な日のはずだけど、ワタシには
なぜかラッキーなことが多い日のような気がする。天の邪鬼だからかな。新聞を見ていたら、
あら、ゴルフ場の向こう側のリハビリ施設や長期介護ホームがある保健医療局の所有地の
売却が決まったというニュース。再開発が進む地下鉄沿線の土地のうち9ヘクタールを買っ
た開発業者が3年後から28階、30階のタワーマンションを含む3000戸近い分譲ユニット
の建設を始める計画で、すぐそばに新しい地下鉄駅を作る資金も分担。はあ。もしかしたら
我が家の市場価値も上がったりして・・・。

「引越しボール」は一度転がりだしたら止まらない感じで、ポールがペントハウス物件のリン
クをどんどんメールして来る。隣のバーナビー市の南からさらに先に進んでその隣のニュー
ウェストミンスター市まで範囲を広げたらといいよと言って、フレーザー川から坂道を上がっ
たアップタウン地区に16階ワンフロアを独占する177平方メートルのペントハウスを見つ
けて来た。下にオフィスや店舗があるビルで、築1年の全75戸。まだ誰も住んだことがない
そうで、プレセールで買った中国あたりの投資家が売りに出したのかな。提示価格が予算
の上限だし、月々の管理費がえらく高いけど、エアコン付きなのはすごく魅力だな。ま、他の
2件と合わせて火曜日に見に行くことになったので、ここでボール蹴りはひと休み・・・。

マイホーム探しをしたのはもう32年半も昔のことで、エージェントのヘレンがあちこち物件を
見に連れ回してくれたな。あれから何もかもが様変わりして、今はまずネットでリサーチ。州
の評価機関のサイトを使えば(固定資産税用の)評価額を調べて提示価格と比べたり、近
隣の物件がどんな価格で売れているか調べたりできるし、ストリートビューや鳥瞰図で建物
周辺の環境を見られるし、メールで話を進められるし、便利になったもんだ。変わっていな
いのは最後は出かけて行って自分の目で物件を見ることくらいかな。いや、今どきはそれも
しないで地球の裏側から買ってしまうも多いらしい。

ウェブサイトで見つけた間取り図を見たら、「エレベーターのドアが開くとそこはおうちだった」
という感じで、非常階段も中から直結していて、こういうのが本来のペントハウスなんだろう
けど、何か不思議な感じがするなあ・・・。