リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

何でそんなにキイキイと声を張り上げて歌うの?

2019年04月30日 | 日々の風の吹くまま
4月29日(月曜日)。☀☀。何か必死でメモを書いている(ような)夢を見ている最中にカレシに起こされて、朝から少々どよぉ~ん。でも、ウォーキングをしたらすっきり。クィーンズパークはヤエザクラが盛大に散っていて、今は潅木はライラック、ヤマブキ、ツツジ、アザレア。日陰ではまだモクレンが咲いていて、5番アベニューの1ブロックに並ぶトチノキの大木には花の穂がにょきにょき。カエデにも黄緑色の花が見えるけど、州の西南部にしかないヒロハカエデ以外は苦くて食べられないらしい。

何となくあれこれやる気が起きないので、朝からラジオを聴きながらクロスワード三昧。前に聞いていたAM局がスポーツ専門局に衣替えしてから、60年代~80年代のロック専門のFM局を聴くようになって気に入っていたんだけど、しばらく前に音楽配信会社Stingrayに買われて突然Breeze(そよ風)という局になってびっくり。選曲も70年代~90年代に下がって、ワタシが好きなハードロックはイーグルスなどの大物バンドや歌手以外はほぼ全滅。代わって女性歌手の曲が大増殖して、みんな似たような声で似たような泣き言っぽい歌い方なので、リラックスが専門と言うのに逆にストレスになる感じ。特にセーラ・マクラクランのような頭の後ろから空気が抜けるような歌い方はぞぉっ~として嫌だし、世界的人気のアデルも何か粘りつく感じの声が気持ちが悪い。

シアトルのクラシック局を聞きながら仕事に没頭していた1990年代にはこういう女性歌手が人気だったのかなとも思うけど、ヘンに甘ったるくて、ねっとりしていたり、無理に声を張り上げていたりで、何でそんなにキィキィと絶叫しなきゃならないのかと、ついには痛々しくさえ感じてしまって嫌。まあ、ワタシのポップスの好みはリズムの乗りの良さと歌詞の意味の深さで決まる傾向があるし、最近はやりのセレブたちの#MeToo運動だって、偽善臭が強すぎて拒否反応か起きるし、歌の内容がどうであれ「オンナノコ」の媚びて甘えるような感覚が生理的な嫌悪感を呼び起こすのかもしれない。(まあ、日本のアニメの女の子も視覚的に気持ち悪いし・・・。)

ポップミュージックは本来エンターテインメントのはずなのに、最近その世界でも政治的、社会的な主張の偽善的な押し付けを感じているのもあるかもしれない。スマホに入れてある局のプレイリストのアプリで、寒気のする女性歌手に片っ端からDislikeボタンを押しまくってやろうかな。

異なる世代のエネルギー消費量を比べてもねえ

2019年04月29日 | 日々の風の吹くまま
4月28日(日曜日)。☀☀。いい天気。ブラインドと窓の開閉で室温を調節をする季節が来たみたい。上の3フロアのユニットはエアコン付だけど、我が家は事前販売で買った前のオーナーがオプションを選択しなかったのでエアコンなし。それでも、太陽の位置が高い夏は直射日光が奥まで入らないから、寝るときにブラインドを下げておいて、太陽が寝室のある北東からL字型の角の東、そして反対側のレクルーム外のバルコニーの端まで回って行くのに合わせてブラインドと窓を順に開けて回るだけで十分。レクルームはバルコニーの奥行きが深い上に上階のバルコニーが日差しを遮るので、夏は1日中ひんやりだし。

土曜日からダウンしていた銀行のサイトが復旧したので、待ってましたと電気料金の支払い。2ヵ月分で4万円ちょっと。だいぶ前に電力会社が、省エネ意識が高いと自認するベビーブーム世代がテレビなどの家電の所有率が高いせいで、(ほぼ孫世代の)ミレニアル族に比べて2倍の電力を消費していると発表したけど、注目を引かずに忘れられて、何が言いたかったのか不明のまま。ライフステージが大きく離れていてライフスタイルがまったく違う2つの世代を比べて、どっちが無駄をしているとか言っても無意味だと思うけど、視野狭窄症が進んで金太郎飴的な思考になっているらしいミレニアル族には許しがたい「格差」ということか。

ベビーブーム世代はもう半分くらいがリタイアしているから、自宅で過ごす時間がダントツに長いので、テレビを見たり、三食おうちご飯だったりして、昼間は仕事に行って不在のミレニアルたちと比べたら必然的にエネルギー消費は多いはずだと思う。さらに、リタイア世代と言うことはミレニアルよりもずっと長く稼いで来たということで、大きな持ち家に住んでそれに見合う「ぜいたく品」を所有しているだろうから、そこでもエネルギー消費は多くなるだろうな。要するにりんごとオレンジを比べるようなもので、ミレニアル族の僻みってところなのかな。

我が家だって、1日中2台のコンピュータが動いているし、ラジオがかかりっ放しだし、冬は暖房や照明の時間が長いから、電気料金は年間20万円をゆうに超えるし、管理費に入っている水道やお湯、ガスの消費量も単位面積で比べたら勤め人よりずっと大きいと思う。だって1日中2人とも在宅なんだもの。でも、その分ガソリンの消費量は微々たるもんだけど・・・。

何となく土曜日は家事をする日

2019年04月28日 | 日々の風の吹くまま
4月27日(土曜日)。☀☁。朝はいい天気。寝ている間に大風が吹いて、バンクーバー島へのフェリーが欠航したり、あちこちで木が吹き倒されたりしたそうだけど、バルコニーもルーフデッキも鉢物はちゃんと立っていたので、ニュースを見るまでちっとも知らなかった。何とか被害と言えそうなのは盛りを過ぎたヒヤシンスの花が1本折れていたことくらい。まあ、頭が重いから、そよ風でもポキンと行きそうだったけど。

土曜日は何となく「家事の日」。まずビーフバーリースープのミックスを水と一緒に大鍋に入れて、シチュー用の牛肉を加えて火にかけて、ランチの準備をしてから床掃除。東角の我が家のリビングとダイニングはぐるっとガラス張りなもので、朝から午後まで日が差し込んで、今の季節は特に明るい。金魚鉢のオフィスはブラインドを下ろしても27度になって、出してあるダイソンのタワーファンをオンにしようかと思ったくらい。おかげで家中をダスターで埃を払って回って、箒で掃いて1ヵ所にまとめたごみを掃除機で始末して、ごしごしとモップをかけたら、もう顔中が汗だく。終わったところで洗濯機を回し始めたら、カレシが「ウォーキングに行くぞ」。

Tシャツ1枚のジャケットなしでかけたら、風がちょっと冷たい。それでもまぶしい日差しの中を40分ほど気合を入れて歩いていたら、背中が汗ばんで来た。途中で6番ストリートを北へ行くときによくすれ違うおじさんと「おはよう」。ニューウェストではよく知らない同士が道路ですれ違ってあいさつを交わすけど、ほとんどが長く住んでいそうな年配の(特にヨーロッパ系の)人たち。中年の人たちはけっこうスマイルを見せるけど、若い人たちはどこでも同じようにたいてい知らん顔だし、アジア系の人たちは年代に関係なく目が合ってもにこりともしない。何気なく観察していると、文化の違いだけじゃなくて、同じ年代でも元から住んでいる人と最近バンクーバーあたりから転入して来た人の違いが見えて来るからおもしろい。

午後はクロスワードパズル三昧。ニューヨークタイムズのは月曜日が一番易しくて、日曜日が最難関。なのでその前の土曜日はかなりの難関。それでも1時間足らずで解けて、やったぁと伸びをしていたら、突如外でどどぉ~んっ、デッキには大粒の水玉模様。すぐに乾いてしまったけど、あれはカミナリだったのかなあ。午後はクロスワードパズル三昧。ニューヨークタイムズのは月曜日が一番易しくて、日曜日が最難関。なのでその前の土曜日はかなりの難関。それでも1時間足らずで解けて、やったぁと伸びをしていたら、突如外でどどぉ~んっ、デッキには大粒の水玉模様。すぐに乾いてしまったけど、あれはカミナリだったのかなあ。すごい大音響でたったの一発って、ヘンな天気だなあ。

加齢の話・水漏れ事故の話

2019年04月27日 | 日々の風の吹くまま
4月26日(金曜日)。☁☀☁。ちょっと肌寒いけど、まずまずの天気。北海道では雪が降っているそうだけど、生まれ故郷の釧路ではゴールデンウィークに雪が降るのはそんなに珍しくなかったような気がする。日本はもう土曜日で、今年は特別に10連休だそうだけど、実際に10日間も休める人はどれだけいるのかな。みんなが遊びに出かけたら陸も空も大混雑するんじゃないかと思うけど、平成に遊びに行って帰って来たら令和だったとか、何だかタイムマシンみあい。これで「令和景気」とか言って、日本経済が元気になればいいけど。

ワタシと義弟のデイヴィッドの誕生日が終わって、今日は姪孫のアナベルの誕生日。しばらく会わないうちにもう何と14歳。考えたら、ママのセーラはワタシがカナダに来てすぐに生まれたので今年44歳。孫世代6人のうちで、テイラーは20代で独立しているし、ジェイクとエイダンは高校生、アナベルもティーンエイジャー。私たちはしっかりジジババ世代ということか。テイラーと長い付き合いのボーイフレンドの間に子供ができたら、うはっ、大伯母ちゃんのワタシは「大大伯母ちゃん」になるわけで、自分の血筋なら、ひいおばあちゃんだぁ。

週末明けには、あっという間に5月。早いなあ。毎月第1水曜日はコーヒークラブ(ワタシが世話役になっている親睦会)の日だけど、1日は臨時休業。というのも、復活祭の週明け早々に1階のパーティルームが上階からの水漏れで大きな被害を受けて、当分は使用不可。かなり大規模な漏水だったらしく、天井と壁の一部をはがしての修理作業をやっているところ。水漏れの源は何と3階の部屋で、多量の水がすぐ下のセレストの部屋の壁を通って、一番下のパーティルームにまで達したらしい。原因は洗濯機か食洗機か・・・。

前に同じ1階のフィットネスジムに真上の部屋から水漏れして、天井の張替えが必要になって、しばらく使用禁止になったことがあった。あのときは洗濯機が元凶だったけど、上階からの水漏れ事故はけっこうよくあるらしい。共有部分以外からの水漏れの損害は水源の部屋のオーナーが負担することに成っているので、それぞれがかけるマンション損害保険に一定額(150万円)の「水漏れ」保険を含めることになっているけど、賃貸に出ている部屋などはその保険がないことが多いらしい。相棒のドリスの90歳の誕生日パーティまでに修理が終わるといいけどなあ。

極楽とんぼ亭のシェフの誕生日

2019年04月26日 | 日々の風の吹くまま
4月25日(木曜日)。☀☀☁。春らしく明るくていい天気。そう来なきゃ。だって今日はワタシの誕生日なんだから。めでたく71歳。でも71歳ってどういう年ごろなのか、何か今いちピンと来ないな。60歳になったときも意識してみたけど「還暦」ということがあまりピンと来なかったし、65歳になったときも年金をもらえるっと喜んだけど年を重ねたことにはやっぱり何かピンと来なかったな。子供の成長を見て自分が重ねる年齢に思いを馳せるという機会がなかったからかな。でも、子供ができなかったのは神さまが何か思し召すことがあったからだと思うので、別に後悔はないけど。

きのうの夜はArts Clubのファンドレイジングのディナーで、今回の会場はStanley劇場の舞台の上。ちょうどチェホフの戯曲を翻案した『Orchard』が閉じた後で、セットはまだそのまま。狭いので参加者は60人に満たないけど、半分以上は互いに知っている人たちなので和気藹々。私たちは芸術監督のアシュリーと同席で、ワタシの席は彼女の隣だったのはラッキー。娘のような年ごろだけど、なぜかワタシは年の差に関係なく誰とでもおしゃべりできるようで、ああだこうだと演劇の話に花が咲いてすごく楽しかった。

カレシにリクエストした誕生日のプレゼントはレミマルタンのXO。今日はシェフの誕生日だから何でも好きなように料理していい!とばかりに、フリーザーをかき回して使い残した食材や小皿料理用に小分けしてある食材を何種類も出して解凍。スーパーでは時間をかけて付け合せに使えそうなものを選んで、キッチンのカウンターに並べて、さて何をどの順番でどう料理しようか。小皿のコース料理はほんとに久しぶりで、大筋が決まったら時間のかかるものから下ごしらえしたり調理したり。前菜にと決めたスシロールには44年の年季が入ったサンヨーの電気釜で日本米を1合だけ炊いて準備。前菜の次はジャンボハマグリのスープ仕立て、次いでギンダラとタイガーえびとほたてで海鮮グリルのひと皿、その後は鴨のソーセージとビーツ、最後は小さなリブアイステーキにローストしたこごみとポテトと5コースを作りながら食べて、デザートはとっときのクッキーと誕生日にだけ飲む1948年のアルマニャック・・・。

ワタシの小皿料理は材料を前にして思いつきで作るので、味付けはシンプルで、盛り付けもいたって簡単。思いつき料理が大の得意の極楽とんぼ亭のシェフには楽しい誕生日だったね。
   
   
   
   
   
   

またまたクルーズ、今度は南半球へ

2019年04月25日 | 日々の風の吹くまま
4月24日(水曜日)。☁☀。春が戻ってきた感じ。ニューウェストには普通のソメイヨシノ系の桜よりも派手なヤエザクラが多いようで、窓からクィーンズパーク地区を見渡すといたるところにこんもりした濃いピンク色の塊。この地区は市の草分け時代からの「屋敷町」なので、家々の庭のヤエザクラも並木のヤエザクラも大木が多い。頼りなげなソメイヨシノ系よりも、ワタシとしてはこの色もボリュームも圧倒的なヤエザクラの方が春の旺盛な生命力が伝わって来て大好き。

今日は真っ先に旅行代理店のジェフに「予約お願いしまぁす」メール。彼には去年の南シナ海クルーズで世話になって、来年春の地中海西部のクルーズの手配もしてもらっているけど、今日のお願いはまた別のクルーズ。去年のクルーズデビュー以来、船会社シルバーシーからひっきりなしに宣伝メールが来るようになって、これはいいね、あれもいいねと興味を持って見ているうちに、ついにカレシが「これっ!」と言うのが登場。12月にオーストラリアのシドニーからニュージーランドのオークランドまでの14日のクルーズ。船は去年乗って気に入ったSilver Muse号だし、寄港地の中にカレシが昔から行ってみたがっていたタスマニアがあったので、あっさりと決まり!

今月30日までに予約して全額払い込めば、10%オフの上に5%の会員割引があって、さらに込みになっている往復の飛行機便をビジネスクラスにアップグレード可能ということで、ジェフにすぐに手配してぇっとメールを飛ばしたら2時間後に「予約OK。インボイス添付」のメールと即行で電話。時差ぼけを考えて1日早くシドニーに着く方が楽だよとのことで、ホテルを1日追加。修正インボイスが来たらすぐに電話でクレジットカードにチャージしてもらう算段。来年春の地中海クルーズも決定が早かったけど、これも超スピード。おかげで1年半に3回もクルーズに行くことになるわけで、2人ともほんとに味を占めちゃったみたい。

まあ、若いうちは全部2人で決めて勝手に歩き回って楽しんだけど、年を取って来ると、荷物運びや乗船/下船の前後のホテルも含めて空港から空港まで何もかも世話を焼いてくれるオールインクルーシブのクルーズパッケージに大きな魅力を感じるね。担当の執事だったアルンはまだ乗ってるかな。今度は毎晩あのジャズバーで寝酒をやろうか。そうそう、これから7ヵ月ちょっとの間にしっかり体力をつけておかないと!

連休が終わったら大忙し

2019年04月24日 | 日々の風の吹くまま
4月23日(火曜日)。☁☀☁。復活祭の連休が終わって、世の中は平常通り。私たちは、朝ご飯が済んだら隣町の会計事務所へママの最終確定申告の書類を受け取りにひとっ走りして、午後にはワタシが網膜専門の眼科医の予約があって、ウォーキングは晩ごはんの後のカレシのレッスンの前という、けっこう忙しい日程。

相続税の制度がないカナダでは、故人がすべての財産を処分して払うべき税金をちゃんと払って逝ったと見なされるので、遺言執行人が故人に代わって最後の確定申告をするしくみ。去年の夏に亡くなるまでの年金や配当その他の収入に対する所得税は約40万円。カレシが申告書類にサインして、立て替えで納税する小切手を会計士に渡して完了。ママの場合は定期預金や投資信託口座に多額の財産があったので、全部解約してから申告に必要な書類を集めたり数字を集計したりするのに予想以上の時間がかかってしまったけど、後は兄弟3人で相談して(カレシが立て替えて払った)経費を差し引いた残りを等分してそれぞれの口座に振込む手続きをすれば、遺言執行人はお役ご免。ごくろうさまでした。

眼科医の先生が行きつけの検眼医のオフィスに来るので、歩きなれた道を5分だからコンタクトを外して行けて大助かり。待っている間に瞳孔を開く薬を3種類も点眼されて、そうでなくてもぼやけた視界がさらにぼんやり。朗らかな先生が目の中をあれこれと調べて、「内出血の影響はありませんね。異常なしです」。ばんざぁ~い!でも、「近視には注意が必要です」。ワタシの目、近視と遠視と乱視がオールインワンなんですけどぉと言ったら、コンピュータの画面を見て「そうですねえ。でも一番注意が要るのは近視なんですよ」。この年で近視が進むときは白内障や緑内障の可能性があるんだそうで、ワタシの白内障は今ステージ2。うん、年に一度の検査を怠らないようにしないとね。

検査結果はうれしいけど、がっちり瞳孔が開いたままのエイリアンの目で外に出たら五里霧中どころじゃないではないの。コンタクトなしだけなら信号の色を見分けられるのに、信号そのものが見えないから、周りの動きに合わせて道路を渡って何とか無事に帰って来たけど、今度は晩ご飯の支度に四苦八苦。白ごまで固めたマグロをフライパンに入れて、付け合せの玄米ご飯もアスパラガスも電子レンジでチン!よく見えないのってほんっとに不便。目は特に大事にしないとね!
   

良き友は何ものにも代え難い宝

2019年04月23日 | 日々の風の吹くまま
4月22日(月曜日)。☂☂。イースターマンデイ。連邦と州の公務員は4連休最終日だけど、民間企業は概ね普通の営業日。ワタシが会計事務所に勤めていた頃は復活祭の時期は確定申告の時期と重なるので休みなんてもらえなかったのに公務員のカレシはばっちり休み。寝坊を決め込んだカレシを横目にそっと起きて、朝ごはんをかき込んでバスで出勤(普段は一緒に車で出勤))して、帰って来るなり「晩ごはんは何?」と聞かれてがっくりした気分になったっけ。遠い昔の話・・・。

今日は11時にPTCの芸術監督ハイディとオリンピックヴィレッジで会う約束。PTCの「T」は「劇団」だけど、実体は制作に携わらない会員制の劇作家集団。ワタシも書いたものをプロに読んでもらうために「劇作家」として会員登録しているけど、ハイディとはどっちかというと気の合う友だちに近い関係で、会うのが楽しみな人。それでも、演劇を通しての先住民文化の交流プロジェクトにはいろんな面において知恵を貸してくれるし、会って話し込むたびに演劇界全般について何かと勉強をさせてくれる頼もしい「大先輩」でもある。(ワタシよりひと回りは年下だと思うけど・・・。)

午後1番にレッスンがあるカレシのためにランチのサンドイッチを作っておいて、Compassカードと財布とスマホだけを雨がっぱのポケットに入れて、ゴム長を履いて、雨の中を駅までてくてく。Arts Clubの隣のカフェで落ち合って、コーヒー(今回はワタシのおごり)を飲みながらひたすらおしゃべり。ちょっとしたことから自分の文化的アイデンティティについて考え込んでいた話をして、自分なりに出した結論を聞いてもらったんだけど、立場上いつも多彩な民族的・文化的背景を持つ演劇人に接しているハイディは終始うんうんと聞いてくれて、ワタシなりの結論に「それでいいのよ」。つまり、ワタシの文化的アイデンティティはカレシが育ったバンクーバーのイーストサイドの(主にヨーロッパ系の)労働者階級、中流階級の生活文化に根を張っていて、それはカレシの家族が異国から来た嫁と言うよりも家族のひとり(娘、姉、妹)として受け入れてくれたおかげに他ならないということ。

よくアジア人だけど白人的な思考を持つ人を「バナナ」というけど、ワタシはまさにそれなんだと思う。だったらチキータって呼んでくれていいよと言ってハイディと大笑いして、妙にほっとした気分。何ものにも代え難い友だちは天の恵みとしか思えない。

パティオの工事完了を復活祭のディナーでお祝い

2019年04月22日 | 日々の風の吹くまま
4月21日(日曜日)。☀☁。復活祭。ウォーキングに出かけたら教会の鐘が聞こた。復活祭には教会に行く人の数が1年のピークに達するんだそう。ワタシは自分なりにイエスが説いたアガペーの精神を軸にキリスト教を基盤とする宗教観を持っていると思うし、教会に入れば自然に敬虔な気分にはなるんだけど、何であれ組織化された宗教は性に合わないので特定の教会には属さない主義。政治的思考にもそういうところがあって、要するに硬直したヒエラルキー組織に取り込まれて、「○○ならこうあるべき」という鋳型に自分をはめ込むことを強制されるのがいやなの。

きのうはウォーキングと床掃除とマーケットでの買い物以外はミニチュアパティオの突貫工事。ツタのつるになる4本のワイヤは勝手な方向に行きたがるので格闘ひとしきり。しまいに超速乾接着剤をポチッと落として爪楊枝でグィッと押さえて、どぉ~んなもんだ。その後は、まだ壁に接着していない60個近い家具や小物を配置する作業。説明書の写真は拡大鏡でよぉく見ても何がどこやらさっぱりなので、ここでも自分なりの工夫。それにしてもごちゃごちゃしたパティオだねえ。ま、ミニマリズムのキットは売れないだろうから、とにかくてんこ盛りにするんだろうけど、でも、何でパティオに「洗濯板」が置いてあるんだろう。最後にツタの葉をつるのあちこちに片っ端から貼り付けて、ドアをほんのちょっと開いた状態に取り付けて、着工から16日目の午後10時過ぎ、やったぁ。
   
   完成!

一夜明けて日曜日。接着剤が乾いたので、ダイニングのちょうどぴったりの高さのサーバーキャビネットの上に「展示」。カレシは通りかかるたびに覗き込んでは「霧吹きが良くできてる」とか「カートに袋を載せたところがいいね」、「麦わら帽子は日差しが強い日のためかな」とけっこう楽しんでいるみたいで、「次のはこの隣に置けるけど、その後のは別に飾るスペースが必要になるなあ」。ま、飾るところがなくなったら、プレゼントとしてあげるから大丈夫。「何でだよ」。何でだよって、作ること自体が楽しいんだもん。
   
   夏の夜には明かりの下でワインを片手に夕涼み

今日は何年ぶりかの七面鳥。丸ごとでは2人には大き過ぎるので、胸肉だけ。開いて適当にナッツやクランベリーを入れて作った詰め物を広げてロールアップ。焼き上がってスライスしたらけっこうそれらしいディナーになったので、白ワインを添えて・・・。
   

パティオに明かりがともったよ

2019年04月20日 | 日々の風の吹くまま
4月19日(金曜日)。☁☀。グッドフライデイ。復活祭の三連休の初日。天気が回復して、行楽に出かける人が多いと思うけど、メトロバンクーバーのガソリン代はカナダ史上最高のリットル170円。公共交通税が上乗せされているので元から他の地域より高いんだけど、最近に炭素税も加わって大幅値上がり。さらに行楽シーズン最初の連休の需要増を見越して供給元がいつものように値上げするので、あれよあれよと言う間に新記録を達成したわけ。日常生活がほぼ徒歩範囲の我が家は年に数回給油する程度だからいいけど、長く続いた住宅市場の高騰で手の届くマイホームを求めて交通機関が整備されていない遠い郊外に出た人たちにはきついだろうな。

我が家は連休はもうぜぇ~んぜん関係ないので、いつものように起きて朝ごはん。最近は朝だけは2人ともスマホを見ながらのご飯。(ワタシは新聞を読み、カレシは生徒さんたちからのメールをチェック。)今日は10時半からグループレッスンがあるのでウォーキングは午後にして、ワタシはミニチュアの作業の追い上げ。説明書は小物作り最後のページだからか、材料の数と作る数が合わなかったり、写真のキャプションが漢字(中国語)だったりしてかなりいい加減なので、ちょっとした知恵比べと言う感じ。最後のページのプランターに植える4種類の花はやっとこ1センチ四方の紙で花びらを作るんだけど、説明書の方法では細くてぺっちゃんこの花になってしまうので、自分なりの方法でやってみたら、おお、ちゃんと花らしくできたじゃないの。

   

午後のウォーキングは、ついでにお酒を買うために片道30分ほどかかる8番アベニューのモールの酒屋まで。昔は祝日と日曜日はばっちり休みだった公営の酒屋だけど、今では週7日かなり遅い時間まで営業していて、祝日の今日も閉店時間を繰り上げただけ。レジも昔と大違いで愛想がいいし、これも民営の酒屋との競争が激しくなったせいかな。帰り道は4本の酒瓶を2本ずつ持ってテクテクと30分。いい運動になったじゃないの。

   

晩ごはんの買い物に行く前に全部できあがった小物をどけて配線の準備。何かすごい数あるけど全部収まるのかな。配線はごく簡単で、試験的に床下のバッテリパックのスイッチを入れたら、おお、明かりが点いたっ。やったぁ。よし、パーゴラに絡ませるツタの葉を切り分けて明日に備えよう。ここまで来たら早く完成作品を見たいじゃないの。

   

ミニチュアパティオの工事は追い込みの段階

2019年04月19日 | 日々の風の吹くまま
4月18日(木曜日)。☂☂☂。朝のウォーキングは久しぶりにハンターブーツを履いて雨の中。独特の「ハンターグリーン」という緑色が好きだし、素足で履いて歩いても履き心地が満点なので大いに気に入っているゴム長靴。つい童心に戻って水たまりをぴちゃぴちゃとやってしまう。(いい年して・・・。)

今日は雨にかすんでいる川の風景を眺めて目を休めながら、日がな1日ミニチュア工作。作業を始めてから14日目で、パティオを飾る草花を作るだけの追い込みの段階だけど、ここまでで20時間どころかもう50時間以上はかかっているかな。葉っぱや花びらを作って鉢物に仕立てる作業のはまさに神経戦。どれも説明書には「点線に沿って折って、カットして、写真の通り糊付け」としか書いてなくて、しかも「写真」というのは完成品。でも、そこがモノのない時代の日本で「工夫、工夫」と言われて育ったワタシ。ピンセットでやっとつまめる葉っぱを茎になる針金に貼り付けるのに、ひと工夫もふた工夫もして効率化。もうひとつ買ってある「温室」を作るときには手馴れたもんだと言えるかな。

   
   こんな小さな葉っぱを切り揃えるって・・・
   
   くしゃみをしないでね

きのう仕上げた鉢植えは観葉植物は簡単だったけど、薄い紙を折ったりたたんだりして作る花は難関。指先は糊だらけになってだんだん小さなものつまめなくなるし、針金は糊づけが難しいし、つぶさないように気を使いすぎて豆粒より小さい花がぴょ~んと飛んで行ってしまうし。プチアトリエの作業台の下の床は切りくずの紙ふぶきだらけ。(家の中のあちこちに紙ふぶきが・・・。)

   
   小人さんの花
   
   ツタや観葉植物

ここまでで残るはプランターに「植える」花束4点。説明書の写真を見ると米粒みたいな大きさのような感じだけど、大丈夫かな。最後に大量のツタの葉を作ってパーゴラから屋根にかけて這わせたら、いよいよ作ったパーツ全部をパティオのあちこちに配置して固定して、最後に2ヵ所にフェンスをつけたら完成という段取り。うん、復活祭の日曜日には「竣工」を祝ってごちそうでも作るかな。

心臓手術をしても完璧な健康体になれる

2019年04月18日 | 日々の風の吹くまま
4月17日(水曜日)。☁☁☂。湿っぽいし、肌寒いしで、ぱっとしない天気だなあ。金曜日からは復活祭の三連休(人によっては四連休)なんだけど。

今日はカレシのドクターの予約を10時20分に入れておいたので、終わってからそのまま朝のウォーキングをする予定。クリニックは徒歩3分のモールの2階にあって、その日の当番医に診てもらえるウォークインクリニックと患者登録が必要なファミリードクター2人のオフィスが同居している。昔のように開業医が単独でオフィスを構えるのは経済的に難しい時代なので、同じ専門の医者が何人かで共同のオフィスを持っていることが多い。心臓専門医のチャン先生も4人のオフィスでカウンターに受付が4人並んでいるけど、スラニナ先生がいるクリニックでは3人の受付がウォークインとファミリードクターの両方を仕切っている。

オンラインでの予約は9時10分から始まって10分刻み。(時間のかかりそうな診察は電話か受付で直接予約するシステム。)診察が10分で終わることはほとんどないので、10時台にはかなりずれ込んでいるのが普通で、今日は25分待ちの10時45分にカレシの番。でも、血圧と血中酸素を計って処方箋をもらうだけだから、カレシの場合は10分で済んでしまう。今日の血圧は114/67だったそうで、ワタシのよりもいい数字。少し体重が増えたんじゃないかと言われたそうだけど、BMIは24だからまだ正常値の範囲。でも、最近は寝る前のリラックスタイム以外にもクッキーを食べることがあるから、1日のクッキーの数を減らすか、運動量を増やすか、そのあたりを考えた方がいいかも。

処方箋は3ヵ月分で、チャン先生が抗血小板薬を中止して、1日2回1錠半ずつだったベータ遮断薬を1錠に減らしてくれたので、朝はベビーアスピリン、ベータ遮断薬、ACE阻害薬の3錠、夕食時にスタチン1錠(1年近く前にスラニナ先生が用量を半分にしてくれた)、そして就寝前にベータ遮断薬1錠という日課。土曜日の夜にオーガナイザーに1週間分を仕分けしておくのはワタシの仕事で、ベータ遮断薬のちっちゃな錠剤をカッターで半分に割らなくても良くなったのは大助かり。食事も神経質にならずに適度に節制しているからストレスにならないし、心筋梗塞を起こして心臓手術をしてから1年と4ヵ月ちょっとでドクターも驚くような健康体に回復したカレシは心臓病患者としては模範中の模範かも。

運転免許証の更新にゲーム感覚で出かけたら

2019年04月17日 | 日々の風の吹くまま
4月16日(火曜日)。☁☂。何か季節外れの低温だそうで、朝方は2度まで下がったところがあるとか。日曜日のバンクーバー恒例のSun Run(10キロマラソン)ではレースの最中に雹が降ったというし、何とも落ち着かない天気。Sun Runには4万人以上が参加したそうで、計時する10キロマラソンとしては世界で4番目の規模という話。私たちが参加して揃って65分で完走したのは16年も前。気を良くして翌年も参加を申し込んだけど、直前に2人とも風邪でダウンして、マラソンはそれっきり。

今日はカレシが午後にスカイプレッスンがあるので、その間にワタシは運転免許証の更新。メトロタウンのモールの中のオフィスが一番近いけど、あそこはいつ通りかかっても外まで長蛇の列で、並んで整理番号をもらってからもどれだけ待たされるかわからない。ワタシの穴場はダウンタウンのバラード駅近くのオフィスで、メトロタウンのように広いモールを延々と歩かなくても駅を出てけっこうすぐだし、待っている人より空いた椅子の方が多いくらいなので、電車で倍の時間がかかっても総合的には時間の節約。

オフィスに入ったら予想通り空いていて、並ばずに整理番号の紙をもらって、空いている椅子で一緒に渡された臓器提供の登録用紙に住所氏名を記入して、移植用と研究用の両方にチェックを入れて承諾のサイン。すでに高齢者だけど使えるものは役立ててほしいものね。電光表示板にワタシの番号が出たので、指定の10番窓口へ。臓器提供登録の封筒と誕生日に切れる免許証と(二次的な)身分証明のパスポートを出して、住所や身長体重に変化がないことを確認して、印刷された暫定免許証にサインしながら、やせたと思いたいけどねえと言って係の人と笑っちゃった。おかげで免許証の写真はスマイル厳禁なのにカメラの前に立ってもまだ笑っていたもので撮り直し。写真が表示された画面をワタシの方に回して「これでいいですか」。気に入らなければ撮り直してくれるけど、別に良くなるとも思えないので、電子パッドにサインして更新手続きは終了。所要時間は25分もかかっていなかった。

そのままとんぼ返りで電車に飛び乗って、坂道を上って家に着いたらまだ3時前。家を出たのが12時40分だったから、全体の所要時間は予想より短い2時間ちょっとで、おまけに余裕で乗り放題90分以内に収まったので、残り2分でバスには乗り継げなかったけど片道料金で往復。やったぁ。

今日は外遊びと内遊び

2019年04月16日 | 日々の風の吹くまま
4月15日(月曜日)。☁☀。ほんのちょっと早めに起きて朝ごはんを食べながら、9時までに外に出さなければならない車をどうするかの算段。置きっぱなしでもいいんだけど、駐車場の床を高圧の水で洗うので「車に損害があっても管理組合と管理会社は一切責任を負いません」ということなので、万が一を考えてどこかに持って行かざるを得ないわけ。

最初は旧居に近いオークリッジに行って、モールの駐車場(4時間無料)に車を置いて電車でダウンタウンに出る計画だったけど、カレシが「ラッシュの中を運転するのはいや」とうことで、いったん近くのメーターのないところに路駐して、制限時間(2時間)が切れる頃に駅まで移動して、そこから電車でダウンタウンに行こうと提案。つまり元の計画とは逆方向回りってことで、ダウンタウンの会計事務所に書類を届けてから地下鉄でオークリッジに行って、そこでランチ。でも、地下鉄に乗ったところでカレシが「市役所で降りてランチをしてからオークリッジまで行こう」と言い出して、市役所の駅で降りてよく行くMilestone’sでランチ。その後でオークリッジをぶらついて、酒屋でレミを買って、地下鉄で終点まで行ってエクスポ線(始発)に乗り換え。帰り着いた頃(3時過ぎ)には排ガスで黒ずんでいた駐車場の床はぴっかぴか。これで年に一度のパワーウォッシュが終わり。

晩ごはんの食材は用意してあるので、4時過ぎまでは空き時間。ミニチュアの「パティオランタン」を組み立てる作業。見るからに手間がかかりそうな代物で、ランタンの中に入れる1センチもないろうそくを4本作るだけであっという間にご飯の支度の時間。食後にランタン本体の組み立てにかかったけど、こっちはさらに難航。説明書には「紙から切り抜いたランタンを折って、中に透明シートを入れて糊付け」といともあっさりした手順。だけどねえ、ちっちゃな紙の枠の中に透明なシートを取り付けようにも糊がくっついてくれないのよねえ。ピンセットと爪楊枝であれこれやっているうちに形は崩れて来るし。何とかできたけど、どうしようもない不細工。これじゃあと、別の少し厚めの紙を使って自分なりに作り直し。黒く色をつければ様になると思うけど。
   

今日の仕事はこれだけでくたびれてしまった。でも、夕日を浴びる去れーセントラルの高層ビル群とベーカー山の眺望がしょぼしょぼになった目を癒してくれた。また明日もがんばろうっと。
   


確定申告は2人揃って還付でホクホク

2019年04月15日 | 日々の風の吹くまま
4月14日(日曜日)。☁☀☁。静かな日曜日。朝のウォーキングはクィーンズパークの住宅街。いつ植えられたのか知らないけど、ムスカリや水仙、チューリップの球根が増殖に増殖を重ねて、庭中から隣の庭、果ては歩道の芝生まで拡散して、紫、黄色、赤が見事な饗宴。まだ咲いているモクレンやコブシの他にレンギョウ、ボケ、ツツジ、アセビ。桜が散り始めて歩道はピンクのじゅうたんで、そろそろ八重桜が主役。生垣の陰から飛び出して衝突しそうになったニャンコがニャ~ン!と抗議?するので、「飛び出しは危ないよ」と諭したらまたニャ~ン。ネコ語はわからないけど背中をなでてあげたら、しばらく私たちの後について来た。人懐っこいのはよほどかわいがられているってことかな。

ランチ前のひと仕事は会計事務所からPDFファイルで送られて来た確定申告書の印刷。何しろワタシのは(事業所得の計算書があるから)48ページ、カレシのは35ページで、他にサインして返送する書類が5ページずつ。所得税は夫婦でも個人単位で申告するのが原則だけど、夫婦間で年金所得を融通して、夫婦どちらでも控除できる医療経費(カレシの薬代と旅行医療保険料)や劇団への寄付をうまく振り分けて、世帯あたりの所得税が必要最低限の額になるようにしてくれるので、ひとりが還付でもうひとりは追加納税ということが多いけど、ワタシのビジネス最終年度だったせいもあって、今年は2人とも還付。合わせると20万円になって、要は払い過ぎた税金を返してもらうってことなんだけど、それでも何だかホクホクした気分。

確定申告の期限は30日だけど、さっさと申告書をく出せばそれだけ早く還付金が振り込まれるので、明日駐車場のパワー洗浄のために朝から車を出すついでに直接サイン済の電子申告承諾書と年金分割の明細書を会計事務所に持って行くことにした。帳簿を閉じて、税金の処理が済んで、これでおひとり様稼業はほんとに「廃業」。ワタシの最終年度事業所得と年金に対する所得税は29万円。ばか稼ぎしていた頃に最高で460万円も取られたことを思い起こすと、感慨と言うのか何と言うのか・・・。

ほんとにリタイアしちゃったんだなぁと大きなため息をついて、午後はまたミニチュア工作。指先での細かな作業に神経を集中していると精神修養の気分になるから不思議。盆栽と同じように、ミニチュア作りにも禅につながるものがあるのかなあ・・・なんて。

   
   今日の成果

   
   ワインのグラスを傾けたくなるような・・・