リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

春遠からじってほんと?

2016年01月31日 | 日々の風の吹くまま
寒い!雨!朝から気温が下る一方で、10時過ぎにはみぞれ。あのぉ、1月も今日で終わり
で、明日からきさらぎ2月なんだけど・・・。でも、2月は春の気配がして来る時期で、「きさら
ぎ」は衣替えのことだと思っていたら、勘違いもいいところで、寒いからさらに重ね着をする
という意味らしい。(大丈夫か、ワタシの日本語・・・。)それでも、ベッドメーキングをしながら、
何の気なしに外のデッキを見たら、見ぃつけたっ、ちっちゃな、ちっちゃな春!

     

小さい方の仕事を片付けて、大仕事の入稿までのんびりニュースめぐり。まずは北海道新
聞。おお、葛西さん、ジャンプのワールドカップ戦で第3位。第1子の誕生に立ち会ったその
翌日の快挙というからすごい。この人くらい「どさんこ」を絵に描いたような人はいないと思う。
おめでとう。何だか札幌オリンピックの日の丸飛行隊を思い出してしまった。ワタシにはなぜ
かスキージャンプこそいかにも道産子のイメージにふさわしいスポーツだと思える。破竹の
勢いで7連勝中の沙羅ちゃんもすごい。そう、道産子はすごいんだから、みんな、がんばれ
よっ!応援してっからさ!

今日はプロホッケーNHLのオールスター戦。バンクーバーからは双子の片割れのダニエ
ル・セディンだけ。今季は負けてばっかりのチームだからいいんだけど、注目を集めたのは
ジョン・スコット。ファン投票でオールスター戦出場が決まってすぐにトレードされ、即刻マイ
ナーに降格されたため、出場資格をめぐって論議が起き、NHLから出場を辞退しろと圧力
がかかったという噂が広まったけど、本人は「選んでくれたファンのために出る」。コミッショ
ナーのベットマンは「本人が出ると決めたんだから」と、まるで恥をかきたきゃ勝手にかきな
と言っているようなコメント。そのスコットがパシフィック軍のキャプテンとしてリンクに出てく
るとやんやの大喝采。試合では2点ゴールして、得意のファイトも披露して、ついでにMVP
までかっさらったもので、ファンは大熱狂。マイナー降格を決めた人、今頃どんな顔をしてい
るやら。

夕方、大きな仕事が入稿。何かやたらと指示が多いなあ。大手企業ほど外注先の翻訳者を
頭から信用していないという感じで、ああだこうだと細かなところまで注文をつけて来ること
が多い。信用しないってんだったら社内にごまんといるはずのエイゴデキル君にやらせなよ
と言いたくなっちゃうじゃないの、ほんとにもう・・・。

フリーザーの中の何これ現象

2016年01月30日 | 日々の風の吹くまま
寒いけど穏やかな土曜日。のんびり起きて、のんびり朝ごはんを食べて、それっと恒例のま
じめ掃除。いつものように箒でそろり、そろりと丁寧に床の掃き掃除。いつの間にこんなにと
思うくらいの細かなゴミが掃き寄せられて来て、ほんっとに「埃高きもの汝の名は人間」て感
じだな。でも、週に2度くらいの掃き掃除でもこの程度だったら、意外と小ぎれいに住み成し
ているじゃないかと、潔癖症には程遠い極楽とんぼは思ってしまうけど。

ランチはピッツァにしようと、フリーザーの蓋を開けてびっくり仰天。製氷皿の氷から小さな
氷柱がにょっきり!

     

きのう水を入れて凍らせるために貯蔵用フリーザーに入れたんだけど、細長い方は2セン
チ以上あって、しかもちょっと斜めに突き出している。氷の柱ができているのは14個のうち
2個だけ。カレシとためつすがめつ観察して、2人して不思議だ、不思議だと首を傾げるば
かり。カレシは鍾乳洞みたいに水が滴って凍ったんじゃないかと言うけど、フリーザーの中
で水が滴るわけがないし、蓋の裏にもそんな形跡はまったくない。何かのはずみで水しぶき
のように跳ね上がったとしても、水が凍るにはけっこう時間がかかるから、瞬間冷凍でもな
い限りはこんな柱にはならないと思うけど。

不思議虫に取り付かれると、急性のなぜなぜ病が出るのがワタシ。「ice、spike、ice tray」
でググッたら、ピンポ~ン!家庭用フリーザーなどで製氷皿に蒸留水を入れて凍らせると起
きる現象だそうで、その名も「アイススパイク」。角氷は外側から凍って行くわけだけど、水
が凍ると膨張するので、そのときに表面が凍り切る寸前の穴から中の水が押し出されて来
てチューブ状になり、それが凍って塞がると氷柱になるしくみ。氷のチューブが塞がるまで
の時間によってはかなり長く伸びることもあるらしい。普通の水道水ではスパイクができな
いんだそうで、水道水には鉱物塩が含まれていることと関係がありそうという話。

なるほどっ。我が家の角氷は逆浸透圧法でろ過した純水で作るから、氷ができる過程でフ
リーザー内の条件によってはスパイクが伸びるということだったのか。温度が低すぎるとス
パイクが十分に伸びないうちにチューブが凍って塞がってしまうそうで、フリーザーの中の
温度はマイナス15度前後だけど、常温の水を入れることで一時的にスパイクができやすい
温度になるのかな。ちょっと実験してみるか・・・。

仕事の嵐の前の静けさ

2016年01月29日 | 日々の風の吹くまま
金曜日。午前7時前にバタバタと飛び回るヘリコプターの騒音で目が覚めて、その後少しだ
けうとうと。空から交通情報を流すテレビ局のものだったのかな。呆れるくらい毎朝のように
どこかで事故やエンストがあって、渋滞、渋滞の通勤地獄。(手の届く)おうちがだんだん遠
くなるばかりで、遠い郊外からバンクーバーに通勤する人たちには、すごいストレスだろうな。
特に雨の日なんか寿命が縮まりそうだけど、天気予報サイトは、週末に冷えて、来週の火
曜日あたりは雪混じりの雨なんて物騒なことを言っている。それにしても何でいつも火曜日
が狙い撃ちされるんだろう・・・。

今日はのんびり遊びモードで行こうともくろんでいたら、ゆうべのうちにひと仕事。小さいか
らいいかとOKしたら、けさのメールに別のところから大きな仕事。週明けに入稿して納期
は1週間。来週は何かと予定があるんだけどなあ。でもまあ、ちょっと気合を入れれば5日く
らいでやれそうだし、まとまった金額が入って来るから、遊び資金稼ぎのつもりでやっちゃう
か。何しろアメリカドル1000ドルをカナダドルにしたら1450ドルになるご時世だから・・・。

昼を過ぎても雨が止みそうにないので、31日に切れるトラックの保険を更新しに出かけた。
バンクーバーまで車を飛ばすのはめんどうなので、手っ取り早くリビングの窓からAutoplan
(州営の自動車強制保険)と書いたオーニングが見える角の保険代理店で更新。手続きを
してくれたお嬢さんが書類の住所を見て「あら、私もそこに住んでるんです。エレベーターで
お目にかかるかも」。わっ、通勤2分!職住近接の見本みたいだな。ニューウェストには都
会的なオフィス街らしいものはないけど、小さな町だから徒歩通勤の圏内に住んでいる人
がけっこう多いらしいのも、自己充足的な性格の現われなのかな。渋滞でイライラしながら
橋を渡って来るのはニューウェストを素通りして行く通勤者・・・。

夕方に雨が止んで、夜には遠い夜景がチカチカとすごい勢いで瞬き始めた。あしたはまた
雨の予報だから、きっと大気が不安定なんだろうな。川向うのキングジョージ・ブルヴァード
を途切れることなく流れてパタロ橋を渡って来るヘッドライトの列は、まるで煌びやかなネッ
クレスから宝石がこぼれ落ちて来るよう。でも、みんなクィーンズ公園の向こう側を通り抜け
て行って、眼下の大通りの6番ストリートは9時を過ぎるともうひっそり・・・。

さしたることもなき日はよき日かな

2016年01月28日 | 日々の風の吹くまま
夜通し吹き荒れた大風がうるさくてよく眠れなかったけど、朝は静か。今日の日の出は午前
7時50分、日の入りは午後5時2分。冬至の頃に比べると1日が1時間も長くなっている。
今日は気温が2桁で春の気配。でも、週末にかけて急に冷え込むんだそうで、春って人の
気も知らないでほんとにやきもきさせてくれるなあ。ま、春に備えて、今日はどうしようもなく
伸びすぎた髪を切ってもらうヘアドレッサー探し。いたるところに床屋と歯医者があるけど、
ヘアサロンも負けずに多いから選り取り見取り。6番ストリートを下って、上がって、ドア越し
にのぞいて感じの良さそうなところに予約を入れた。家から歩いて1分で便利・・・。

その足でモールのウォルマートに行ってファイルフォルダと大型封筒を買って、帰りにフード
コートでランチ用にロシア風ボルシチをテイクアウト。ニューウェストにはロシア人やウクライ
ナ人がかなり多いらしく、近くには緑のドームを載せたウクライナ人カトリック教会がある。
(教会もやたらとたくさんある。)カレシが帰って来た頃にはぬるくなっていたボルシチを電子
レンジで温めなおして、ついて来たサワークリームと黒パンを添えてランチ。フードコートの
食べ物としてはなかなかイケるな。今度ボルシチのレシピを集めて自分で作ってみようっと。

昼寝をしたカレシがスカイプレッスンがあるというので、切らしたオレンジジュースを買いに
Buy-Low Foodsへひとっ走り。こういうときに近くに何でもあるのっていいもんだと思うけど、
逆にいつでも行けると思うからつい切らすことになるのかもしれないな。車で買出しに行っ
ていた頃は必需品を切らさないようにちゃんと在庫を調べて買い足していたものなのに、便
利すぎて反ってぐうたら度が上がってしまったのかな。マンションの前の道路でパーキング
メーターの操作が分からないでいたおじいさんに手を貸してあげて、ハッピーな気分になっ
た勢いでスライスしたバゲットとかフリーケとかよけいなものも買ってしまった。でも、人の役
に立つのっていいもんだな。

買い物に出た時は雨がぽつぽつ降っていたのに、いつの間にか青空。真っ白な雲、薄雲、
黒雲が入り乱れて、これからいったいどんな天気になるのやら。おもしろいので写真を撮っ
たら、あれ、こういうのもフォトボムというのかな。いつの間にやら人間なんだか猫なんだか
良くわからないヘンてこな顔が・・・。

 

飽きもせずに荒れるなあ

2016年01月27日 | 日々の風の吹くまま
午前8時半起床。雨は降っていないけど大雨警報発令中。風邪気味のカレシは鼻が詰まっ
て、頭が重いとぶつぶつ。まあ、人の出入りが多くて、たくさん集まるところへ行くから、ウイ
ルスの1つや2つもらってもしかたがないけど、ちょっと調子が悪くても昔みたいにむずから
なくなったのはえらい。熱はないし、のどの痛みや咳がないから軽症で済みそうかな。そう
いうわけで今日は日がな一日ひざ掛け毛布をしてコンピュータの前に座りっぱなし。ワタシ
は体が温まるようにと蜂蜜入りの高麗人参茶を入れたり、ランチに熱々の椎茸入り肉うどん
を作ったり・・・。

旧居のお隣さんのパットから電話が来て、「BCハイドロが電線を切って行ったよ」。はあ、い
よいよ「その日」が来たということか。特別な感慨はやっぱりわいて来ないけど、旧居が解
体されて、若夫婦の夢のマイホームが建てば、あそこに私たちが住んでいた形跡はせいぜ
いバンクーバー市が保全を指定した大きなカエデの木に残るくらい。斜め裏の家も遺産相
続の兄弟げんかがやっと解決して売りに出したら何と3日で売約済みになったとか。パット
自身も春には田舎にガールフレンドのウェンディとの新居を買って引っ越すそうで、1年後
にはあの界隈も様変わりしていることだろうな。バンクーバー市では戸建て住宅の91%が
査定額1億円を超えて、もう狂気どころじゃない。

午後、雨が降り出したので、荒れる前に買い物。留守番のカレシの注文リストにはシリアル、
牛乳、ジャム、パン。今日のご飯はポークチョップのアップルソースにしよう。最近のカナダ
ドル急落で値段が急騰しているカリフラワーはバラにしたのが1キロ880円。適当な量を袋
に入れたら400円になった。丸ごと1個買っても500円くらいで、千円もすると騒いでいた
のはどこの話なんだか。(トロントの話じゃないのかな。)カレシがトーストにつけるジャムは
何でもいいと言われていたので、初めて見たボンヌママンの「マンダリンオレンジ」にした。
みかんのジャムってことで、明日の朝はちょっと味見させてもらおうっと。

今日の日没は午後5時ちょうど。雨降りで薄暗くても日が長くなって来ているのがわかる。
夜、風が強まって嵐の様相。気温は12度で、ハワイからのパイナップル特急かと思ったら、
カリフォルニアから北上して来たんだそうで、アボカド特急ってところかな。それにしてもこの
冬はよく飽きもせずに荒れるなあ・・・。

忙しいときにご馳走ができる不思議

2016年01月26日 | 日々の風の吹くまま
雨。なぜか火曜日と木曜日の朝は雨が降っていることが多いような感じ。もっとも、このあた
りは西岸海洋性気候帯で冬に雨がまとまって降るところだから、火曜日や木曜日じゃなくて
もいつも降っているんだけど、「カレシが英語教室に出かける日」というラベルのついた日だ
から雨が降っていることに注意が行って、何でこの日に限って・・・と言うことになるんだろう
な。人間の心理っておもしろい。

カレシを送り出して、まずはランチのアイリッシュシチューの仕込み。骨入りのラムチョップを
骨と肉に分けて、肉はひと口サイズにして玉ねぎとジャガイモと人参で煮込む。アイルランド
の伝統料理と言うだけあって、地方ごとのバリエーションがすごいけど、ワタシのはコーク州
のコーブという絵のような町で食べて感動したのを真似たさらり、あっさりのスープ風。塩と
胡椒とタイムだけで味付けするので、スープにコクをつけるために外した骨も一緒に入れる。
のんびり2時間も煮ているとジャガイモが煮崩れてとろみがついて、カレシが帰ってくる頃に
はちょうど食べ頃。冬の雨の日は熱々のアイリッシュシチューで身体の芯までホカホカ・・・。

シチューを仕込んだら、きのう飛び込んで来た仕事。納期は日本時間で明日の午後3時、
つまり今日の午後10時。今どき流行りの企業のミッションステートメントみたいなもので、ど
こでも似たり寄ったりのものを作るから、慣れれば簡単だけど退屈極まりない。まあ、日本
は政府も役所も企業も「何とか基本方針」というのを作るのが好きだなあという印象。立派
な「基本方針」をたくさん作っても、経営者や社員がそれに沿ってちゃんと仕事をしているか
どうかはまったく別の話らしいけど、所詮は「たてまえ」みたいなものだからかな。

雨が降っているし、早く仕事を終わらせたいしで、今日の夕食はフリーザーの在庫品。冷凍
してあった寿司飯を電子レンジで温めて酢を足して冷まし、解凍したサーモンとイクラを載
せて「親子生ちらし」。さやえんどうと残り物の豆腐でみそ汁を作って、ししとうを焼いて付け
合せたら、「取り急ぎ」メニューでもなぜかカレシがご馳走だと喜ぶものになってしまうからお
もしろい。ワインに代えてミニ冷蔵庫の隅にまだあったにごり酒で、何に乾杯する?

     

事業者登録番号よ、さようなら

2016年01月25日 | 日々の風の吹くまま
わりといい天気になりそうな空模様。1月も早くも最後の週になって、今日は待ったなしの気
分で2015年度の帳簿整理。個人事業の年度末は1990年代の半ばに政府が一方的に
統一した12月31日。1月末なら事業所得を確定してから個人事業主の源泉税みたいな
「予定納税」の額を計算できたのに、12月末になってからは「とりあえず」前年度の納税額
を4半期分割で納める仕組みになった。毎年収入が増えれば問題はないけど、商売繁盛し
て多額の税金を納めた翌年に不景気で売上げが激減しても、儲かった前年度の納税額を
4分割して請求して来るから、確定申告で戻って来ると分かっていても、泣きたい気分・・・。

でも今は経費と言っても毎月の電話料金とネットとメールの料金くらいのもので、後はときた
ま事務用品のような雑費。これが普通の年だったらあっさり半日で帳簿付けが終わりそうな
ものだけど、去年は住居(オフィス)移転の関係で8月あたりからややこしくなって、結局は
丸1日かかってしまった。それでも何とか12月31日にたどり着いて、最後のGST還付額
を確定。現役のコンピュータとプリンタだけ減価償却して、税務署に言われた通りに償却後
の価額と新しい椅子の価格を足した額の20%にGST5%をかけて「売却したと見なした場
合のGST徴収額」を出して、電話料金の1月に入ってからの日数分の5%を加えて「その
他」のGST納付額を確定。あは、差し引きしてもまだ20ドルほどの還付・・・。

申告期限は1月31日だけど、数字が出揃ったことだし、さっさと申告してしまうに越したこと
はない。連邦政府がGSTを導入したときに、総売上げが登録義務が発生する額をはるか
に超えていたので、いやでも事業者番号を持たされて、以来ずっと4半期ごとに申告させら
れて来た。そのGSTもこれが最終申告かと思うと、肩の荷がするっと下りた感じがするな。
バイバイ、GST。2016年度からは「Small Supplier」。れっきとしたGST徴収免除の「零
細業者」になったワタシ・・・。

おかげで2015年度の決算も99%終わったようなもの。終わった、終わったと喜んでいた
ら、さっそく仕事が飛び込んできたけど、仕事をやりすぎて再登録なんてことにならないよう
に、年末が近くなったら仕事をサボる格好の口実になりそうだな。うん、完全引退に向けて
また一歩前進したというところで、おめでとうっと自分の背中をぽんぽん・・・。

パスタメーカーで作ったスパゲティ

2016年01月24日 | 日々の風の吹くまま
日曜日の朝は五里霧中。バルコニー側の道路向かいのマンションも見えなくて、視覚的に
無重力の世界。でも、晴れて来る日の朝霧は明るくて、朝から漂流している気分にならない
のがいいな。最初のうちはただびっくりしたけど、慣れてしまうとミルク色のカンバスの中に
いろんなイメージが浮かんで来たりして、五里霧中もけっこう楽しい。

今日はまず仕事。この社長さんは社員に檄を飛ばすのが好きらしいけど、こそばゆくなるよ
うな今どきのビジネス言葉が並んでいて、指示された通りに「読みやすく、かつ格調高い」英
語で表現するのにひと苦労。トップが飛ばす檄なんてそんなもんだろうけど、いやぁ、ほんと
に背中がこそばゆ~い。(「こそばゆい」って北海道語だったっけ?)ああだこうだと茶々を
入れながら1時間ほどでやっつけて、日本時間まだ丑三つ時にさっさと納品して、後はのん
びり。前は「仕事モード」から「遊びモード」に切り替えるのに苦労したもんだけど、いつの間
にか逆になったみたい。この調子で行けば「1割現役」になっても大丈夫そうかな。

午後の陽だまりでタブレットで遊びながら、カレシに夕食には何がいい?と聞いたら、「ホー
ムメードのパスタ!」という返事。冷蔵庫をのぞいたら、黒オリーブとアンチョビとケッパーベ
リーがある。ちょっとググッたらこの3つを使うぴったりのレシピが見つかったので、生のマ
グロの代わりにアルバコアまぐろの燻製を使うことにして、決まり。ソースは火にかけてから
数分だし、パスタメーカーだとスパゲティが10分でできてしまうので、一番時間がかかるの
は鍋にお湯をわかすことかな。というわけで、まずソースの材料を全部切っておいて、次に
大鍋の水を火にかけ、次にパスタメーカーを出して来て、セモリナ粉と小麦粉を混ぜてセッ
トして、卵液を用意して、こね始めたところでちょろちょろと加えて行くと、数分でぐぃ~んとス
パゲティが押し出されて来る。

全部押し出されたら、ちょうど沸いたお湯に放り込んで、ソース作りにかかる。ベースは玉
ねぎとニンニクとサンドライドトマトと白ベルモット。タイミングさえうまく計れたら実に簡単、
簡単。付け合せのパティパンとズッキーニを電子レンジで蒸している間に、ソースに刻んだ
燻製まぐろを混ぜん込んで、茹で上がったスパゲティと合わせて、極楽とんぼ亭の特製ス
パゲティのできあがり。そっと味見したら、おおっ、イケるじゃないの!

     

こういう土曜日もあるってことで

2016年01月23日 | 日々の風の吹くまま
北米大陸は東海岸で記録的な荒れ模様で、ニューヨークは完全にシャットダウンの状態ら
しい。日本列島も荒れ模様で西半分で雪。(北海道はずっと大雪の寒波だったけどあまり騒
がれないみたい。あたりまえと思われているのかな。)間のメトロバンクーバーでは何となく
春がもうすぐ近くまで来ているという感じがする。悪いなあ・・・はないけど。

土曜日だから恒例のまじめ掃除。カレシは時差の関係で朝の9時半に始まったビッツバー
グからのホッケーの中継を見ながら先週さぼったバスルームの掃除。興奮した歓声が聞こ
えるたびに出て来てテレビに見入るので、掃除はなかなか進まない。ワタシは床掃除をした
後で、シーツ類の洗濯。下のシーツはクィーンサイズ、上のシーツはキングサイズなので、
ドラム式洗濯機では嵩張りすぎて一緒に洗えないから、別々に洗って、乾燥。乾き上がった
らベッドメーキングの番だけど、これがなかなかの力仕事で、ああ、くたびれた。

おかげで全部終わる頃にはもうランチの時間で、家事ってけっこうタイヘンだなと思うとき。
これを毎日やるとなったらもっとタイヘン。ワタシなんかすぐに音を上げてしまいそうだな。専
業主婦の奥さんてけっこうえらいなあと思うけど、ほぼ専業で毎日、毎日仕事ってのもけっ
こうタイヘンなもんだから、このあたりは痛み分けかな。ランチはオーブンで温めるだけの既
製品。ちょっと日が差して来て、お気に入りのコーナーの椅子でのんびりゲームなんかやっ
ていて、はたと思い出した。仕事があるんだった!おきみやげの週末仕事!明日の夕方が
期限の仕事!けろっと忘れていた・・・。

ちょっと慌ててみたけど、チラッと見たらいつもの社長さんの訓示。まあ2時間もかからない
だろうと高を括って、家事でくたびれて気合が入らないと言い訳して放置。やりかけの帳簿
整理もレシート類を入れたファイルを引っ張り出しただけで放置。有効期限切れが迫って送
られて来ていた業務用の新しいクレジットカードもサインしただけでアクティベートせずに放
置。マイクからやっと送られて来たバスルーム改装の請求書も週末には郵便屋が来ないか
らと小切手を書かずに放置して、あした、あした。こういう土曜日もあるってことだけど、いい
のかなあ、みんな放り出してしまって・・・。

ベビーブーム世代が生きた激動の時代

2016年01月22日 | 日々の風の吹くまま
湿っぽいけど晴れて来そうな金曜日。朝食後にさっそく洗濯機を回しながら、おととい観た
『BOOM』の原作・演出・主演のリック・ミラーがひと昔前にコメディクラブでやったクィーンの
『ボヘミアン・ラプソディー』のパロディをYouTubeで見た。音楽産業で最も「うざい」25人
の歌手の声で歌うというもので、ついでにエアギターでリードギタリストのパロディもやって
見せて、フレディ・マーキュリーが見たら卒倒してしまいそうな熱演にひとりで大笑い。

『BOOM』はベビーブーム世代が育った激動の25年(1945年~1969年)を時代を代表
する音楽や文化、政治情勢と共に「どんな時代だったか」と聞かれた背景の異なる3人の語
り手が回顧するもので、100人以上の政治家や活動家やミュージシャンが登場してのソー
シャルコメントでもある。ベビーブームは日本ではわずか3年だったけど、カナダでは20年
も続いて、そのしんがりが今50代。彼らにとって『BOOM』はまさに幼少から青春にかけて
の成長期の再体験。日本の団塊世代ど真ん中のワタシにとっては今どっぷり浸かっている
カナダ文化の背景を知り、この国を養母国としてからとそれ以前の間の自分史をつなぐこと
ができた気分。

第二次世界大戦が終わって平和になったはずの世界は、鉄のカーテンで自由圏と共産圏
に二分されて冷戦に突入し、マッカーシズムの嵐が吹き荒れ、朝鮮戦争が勃発し、核兵器
開発競争が起き、米ソの対立から一触即発のキューバ危機が起き、ベルリン危機が起き、
インドシナ戦争がベトナム戦争の泥沼に発展し、公民権運動が盛り上がり、ベトナム反戦運
動が盛り上がり、徴兵忌避のアメリカの若者たちがカナダに流れ込み、ヒッピーが登場し、
ドラッグ文化が興り、その間にケネディ大統領が暗殺され、弟のロバート・ケネディが暗殺さ
れ、キング牧師が暗殺され、大勢の名もない人たちが死んで行った・・・。

激動する世界情勢のまっただ中で、アメリカとカナダのベビーブーム世代は一足先にモータ
リゼーションや技術革新の恩恵を受け、自由を求め、未来を信じて楽観を捨てないで来た
のではないかと思う。それなのに、地殻変動にも等しい25年と今の世界を比べるとあまり
違いがないようにも見える。『BOOM』は1969年7月のアポロ11号の月面着陸を背景に
デイヴィッド・ボウイの『スペース・オディティ』の一節で終わる。とてもおかしな風に漂ってい
て、今日は星が違って見える、と・・・。

やっと事業者登録を抹消できる

2016年01月21日 | 日々の風の吹くまま
前夜からの激しい雨がまだ降っている。きのうはグランヴィルアイランドでのArts Clubの
オープニングナイト。早めに行ってマーケットの中を歩いたり、ビール醸造所でビール石鹸
を買ったりして、フードコートで夕食をして、隣の劇場でのレセプションに一番乗り。出し物は
『BOOM』と言うカナダの物まねコメディアンのワンマンショー。北米のベビーブーム世代が
育った1945年から1969年までの世相を各年のできごとの映像を駆使して、ヒット曲と共
に描くもので、なかなかの逸品。太平洋の反対側のまったく異なるブーマー文化を過ごした
ワタシは、カナダ40年に先立つ「不在期」がつながって、漠然と感じていた「空白」が埋まっ
たような気がした。

今日はまず経理事務。物品サービス税(GST)の事業者登録抹消を承認したという通知が
来ていて、最終申告では事業用の資産を適正市場価格で売却したと見なしてGSTを(徴
収したつもりで)納付するようにと書いてあった。はて、事業資産といってもコンピュータとプ
リンタくらいのもので、廃業するわけじゃないから、売却した「つもり」ってのも変な感じ。だい
たい計算方法がわからない。問い合わせの番号にかけて、在宅自営業でかくかくしかじか
なんだけど、減価償却後の価額を適正市場価格と見なしても良いのかどうか聞いたら、「は
い、けっこうです」。あら、いやにあっさり・・・。

業務用に使う時間の割合はどれくらいかと聞くから、今は「2割現役」だと答えたら、「それで
は減価償却後の価額の20%についてGSTを計算してください」。あら、買ったときにはか
かったGSTを全額そっくり還付してもらったけど、100%でなくていいなんて、ちょっぴり得
した気分。「登録最終日までに発生した経費のGSTも忘れずに還付申告してください」。は
あ、ワタシの経費は毎月のネット料金と電話料金くらいのもので、請求サイクルが31日じゃ
ないんですけど。「それは比例配分で請求日から12月31日までの分のGSTを計算してく
ださい」。あは、登録抹消後の分までは還付してくれないってことだな。なるほど・・・。

というわけで、月末の申告期限までに去年1年さぼった帳簿の整理をやって、12月分の経
費を案分して最終四半期の還付金額を計算して、コンピュータとプリンタの減価償却費を計
算して、納付する額を計算して、最後のGST申告。めんどうくさいけどさぼったせいだし、こ
れで四半期ごとの申告が不要になるんだから、文句は言えないな。

お金の不思議

2016年01月20日 | 日々の風の吹くまま
きのうはくたびれて11時過ぎに寝てしまったもので、起床は8時前。首と肩の凝りも取れた
し、Arts Clubのオープニングレセプションがあるから遊ぶ気も満々。そう来なくっちゃ。朝の
トップニュースは「金利据え置き」。まあ、記録的な低金利をさらに下げてみたところで、庶
民は記録的な借金漬けになってしまっているから、需要や消費を押し上げる効果があると
は思えない。せいぜい外国人が大挙して不動産を買いに来て、パンパンに膨らんだバブル
をさらに膨らませるのがオチで、マイホームが遠のくばかりの庶民は踏んだり蹴ったり・・・。

原油安が止まらなくて、株価と一緒にカナダドルも下がるばかり。でも、為替ってのは両刃
の剣で、輸入価格が上昇してスーパーでの値上がりが庶民の懐を直撃しているけど、輸出
産業は価格競争力が高まって万々歳。カレシの弟のジムが創業して今娘夫婦が経営する
照明器具製作会社はカナダドル高で苦労していたけど、アメリカからの注文が増えて業績
が持ち直したとニコニコ。現役縮小でクライアントを2社だけにしたワタシも支払いが1社は
アメリカドル、もう1社は日本円なもので、カナダドル換算の収入がぐ~んと上がってホクホ
ク。人生はYou win some, you lose some(勝つこともあれば負けることもあるで、ケセラ
セラ・・・。

最近はアメリカのロトの賞金が気が遠くなるような金額になって大騒ぎ。当たる確率も気の
遠くなるような話なのに一攫千金の夢に長蛇の列。ほんとにこの世にお金くらいおもしろい
モノはない。あってもなくても人間を悩ませ、心を温めも冷やしもするし、たくさんあっても使
いようしだいで幸せだったり、不幸だったりで、まさに両刃の剣。でも、お金が嫌いな人はま
ずいないだろうし、ワタシだってお金が好きだけど、今よりもっとたくさんあればうれしいとは
思わないな(試すほど持ったことないけど)。おいしいものが食べられて、好きなものが買え
て、好きなことができるだけのお金があって十分にリッチだし、運もあったとしたら40年働
いてここまで来たことへの神さまからご褒美だとも思う。

もっとも、何がおいしくて何が好きなのかは百人百様で、欲しいものが多すぎてお金が足り
ないという人もいるだろうし、足りなくてもいろんな理由で「好き」に使ってしまう人もいるだろ
うし、お金がありすぎて好きでないものにも使わないと持て余す人もいるだろうな。世の中
はどこを見ても「買え、買え」の誘惑ばかりだし・・・。

金銭感覚は生きた時代で決まる?

2016年01月19日 | 日々の風の吹くまま
 

今日の日の出は午前7時59分。冬至を過ぎてから初めて8時前になった。昇って来る位置
もだいぶ東へ移動して、ベーカー山のほぼ右肩。ということは、あと1、2週間でベーカーの
頂上から昇るってことかな。はて、ワタシの「カスケード富士」がダイヤモンド富士になれる
かどうか。お天気しだいではあるけど、楽しみ・・・。

今日の午後4時が期限の仕事をやっつけようと、きのうからバンバンとキーを叩き続けて、
カレシを英語教室に送り出した後は一心不乱でわき見もせずに突貫作業。がんばった甲斐
があって、30分ちょっとの余裕を残して完了したけど、首がコチコチ。肩もコチコチ。左目の
まぶたはピクピクするし、右手の中指はばね指になりかけていて、もう惨憺たるもの。でも、
仕事をしている最中にもカナダドルが下がって、実質料金が上がったからホクホク。ここは
ガチッと遊びモードにスイッチを切り替えて、寄る年波を押し返さなくちゃ。

肩の凝りをほぐすつもりでのんびりゲームなんかしていたら、カレシが思い出したように「ジ
ムに電話しなきゃ」。ジムはママの銀行口座を「共有名義人」として管理していて、めんどう
にならないように「信託宣言」があるかどうか確認しておいた方がいいと弁護士のリチャード
に言われていた。詰まるところ、遺産管理の要点は検認裁判所と税務署を蚊帳の外に置く
ことなんだろうな。聞くともなく聞いていたら、びっくり仰天情報が飛び出したらしく、カレシは
素っ頓狂に4つ文字言葉と爆笑を連発。電話が終わって、笑いが収まったところで「信じら
れないよ、ほんと」。何が?「おふくろはいつもホームは金がかかると愚痴ってるだろ?でも、
ジムによると後30年は困らないだけの金があるんだってさ。心配して損したなあ」。

ママは今年の5月に99歳になる。後30年も悠々自適で暮らせるほどの資金があるなら、メ
トロバンクーバーで一番のホームに入れるのにな。「そうなんだけど、今のところでいいって
動かないんだよな」。大恐慌の時代に育って、結婚してからも給料日前にはバス代もなかっ
たほどの貧乏をしたせいで、倹約精神が深く染み付いているんだろうな。苦労したんだから
目一杯の贅沢をしてもらいたいと思うけど、本人にその気がないんじゃどうしようもない。子
の心親知らずか。いや、足腰は弱っていても頭脳はまだシャープだから、息子たちの気持
はちゃんとわかっていると思うけど。

激安には何か裏がありそう

2016年01月17日 | 日々の風の吹くまま
きのうはずいぶん遊んだから、今日はがっちり仕事日。何しろややこしい科学論文の納期
が月曜日の夜で、翌火曜日の夕方にはちょっと大きめのビジネス文書が期限と来ていて、
ちょっぴりアコーデオンプリーツの状態。はて、のんきにOKするからなのか、アメリカドルも
円も為替レートがぐんと上がったもので欲の皮が突っ張ったのか、どうしてこんなことになっ
ちゃったんだろう。

ランチを挟んで、午前と午後とぶっ通しでガンガン仕事をしたもので、首が痛くなって来るわ、
肩が凝って来るわ、まぶたはピクピクして来るわで、参った、参った。それでも明日が納期
の分を仕上げて、やれやれとひと息。新聞サイトをのぞいたら、東のトロントは寒波、西の
東京は大雪。24年前の1月の末を思い出す。父のお葬式の日、東京はすごい大雪だった。
ワタシの父は東京で生まれ育ち、戦後の人生を北海道で過ごして、77歳になる年に故郷
の東京で亡くなった。あの大雪は「北海道人」として生きた父が呼び寄せたものに違いない。
もしかして北海道で死にたかったのかな。遺骨は母の遺骨が待つ北海道へ帰って行った。
その北海道にも大雪警報・・・。

雨も止んだことだし、今日の晩ご飯は何がいい?と聞いたら、「ステーキとスマッシュポテト」。
何かダイエット向きじゃない気もするけど、作るのが簡単だからいいか。Save-Onに行った
ら見るからに柔らかそうなヒレ肉のパックがあった。セールの冷凍ビーフパイ6個入りをラン
チ用にひと箱。そういえば、日本のカレー屋チェーンが廃棄処分に出した冷凍ビーフカツが
なぜかスーパーのセールの目玉になっていたという話があったな。最初は中国の事件かと
思った。日本での話と分かっても別に驚かなかったけど、中国あたりで不正事件があれば
「やることがいい加減だから」と貶す日本人にとっては灯台下暗しのようなものかな。外から
見ていると、中国も日本も手を抜いたり、改ざんしたり、隠蔽したりに関しては似たもの同士
の観がある。まあ、善悪の境がぼやけているのはアジアに限ったことじゃないけど・・・。

それにしても、「安いのがあたりまえ」の消費者感覚が蔓延すると、いろいろな不都合が起
きて来るわけで、長い経済停滞とデフレが生んだ風潮なのかもしれない。何にしても値段が
高ければモノがいいってわけじゃないけど、飛びつきたくなるくらい安ければ裏にそれなり
の理由があるわけで、そこは消費者が賢くならないと・・・。

おばさんが3人集まると

2016年01月16日 | 日々の風の吹くまま
雨。でも、朝食を済ませて床掃除をしているあたりから小止みになって来た。良かった。今
日は「女子会」をやる日。カレシはおとといシーラがやってくれたからと、今日はバスルーム
の掃除当番はサボり。ま、いいけど。ちょうど掃除が終わって、外は雨がほとんど止んだ頃
にマリルーとブレンダが到着して、ファーマーズマーケットがオープンした頃合を見計らって
おでかけ。出店リストにあったThe Salt Dispensaryというグルメ塩の店のテントを真っ先
に探して、すっかり切らしていた燻製塩を買った。

     

海塩を燻製にするのに使う木が違うと香りと味も微妙に違うので、どれにしようかと迷って、
りんご、硬木と果樹、メスキート、ハンノキの4種類の塩とりんごの木で燻製した胡椒のお試
しパックを買った。しっかり燻してあるから色は黒褐色で、調理の味付け用と言うよりは仕上
げ用に向いている感じ。りんごの木のはデザートにも、メスキートのはアイスクリームにも使
えると書いてあったもので、そばにあった塩キャラメルの袋につい手が伸びてしまった。チョ
コレートや乳製品には意外と塩や胡椒が合う。柔らかなキャラメルはこの店の手作り製品で、
一番の人気らしい。

カレシに頼まれたマイクログリーンを買ったら、角を曲がってUnion Jackパブで女子会ラン
チ。賑やかにああだこうだとダイエット談義をしながらメニューを品定めして、3人ともパブ名
物のローストビーフとグレヴィーを詰めたヨークシャープディングに落ち着いて、またひとし
きりダイエット談義。おなかが一杯になった後は道路を渡ってモールのウォルマートで2人
の買い物にお付き合い。スロークッカーを買おうと思っていると言うブレンダに薀蓄を垂れ
て、衣料品のラックを冷やかしながらおばさん(というよりはばあさん?)3人でファッション
談義におしゃれ談義。よくしゃべって、よく笑って、よく食べて、よく歩くこと3時間・・・。

冷蔵庫を探して適当なおひとり様ランチを食べたカレシのために、きのうWhole Foodsで
買って来た分厚いをアヒまぐろをグリルにして夕食。子供の頃の浜辺の焚き火の匂いを思
い出させる燻製塩をパラパラと振って、マイクログリーンを散らして、ゆず胡椒マヨを添えた
らちょっとしたご馳走風。今日はおいしいものを食べ過ぎたかなあ、ワタシ・・・。