リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

マンションの配管が詰まると大変

2018年01月31日 | 日々の風の吹くまま
1月30日(火曜日)。晴れ時々曇り。今日はキッチンの配管の清掃があるので、早めに朝ご
飯を食べて、流しの下のゴミ箱やら洗剤やら全部を外に出して準備。マンションはキッチン
もバスルームも共有部分のパイプでご近所さんとつながっているから、シンクの排水口に無
造作に流した油やごみが階下に向かって蓄積されて行って、ついには一番下の階で水が
流れなくなったり、汚水がシンクに逆流したりする。特に油はパイプの内側で固まるから始
末が悪いんだけど、マンション暮らしは初めての人たちも多い上に、多様な食文化や生活
文化の人たちが住んでいるので、目詰まり防止はなかなか難しいみたい。

我が家のある23階は最上階4フロアの一番下なので、上の階からのごみや油が溜まって
シンクに逆流する可能性があって、全5戸が清掃の対象。ワタシはごみは流さないし、フラ
イヤーの油も3重のビニール袋に空けて家庭ごみとして捨てるので、後ろにある共有部分
のパイプが油汚れでぎとぎとだと言われてびっくり。築浅のせいで今回が初めての清掃だ
から、「前の住人のと上の階からのが溜まっていたんだよ」と配管屋さん。前のオーナー(東
アジア人)は揚げ物や炒め物の料理が多かったようで、レンジの上の戸棚が油汚れてテカ
テカだったくらいだから、油をそのままシンクに捨てたとしても驚かないな。(ちなみに戸棚
のドアのテカテカはいくら洗剤とスポンジで洗ってもまだきれいになっていない。)真上の前
の住人(南アジア人)も油を多量に使う食文化の人たちだったし・・・。

シンクに上がって来た真っ黒な汚水にはぎょっとしたけど、パイプの清掃が終わって、シン
クの下から外したパイプを戻して、シンクの下のキャビネットからダブルのシンクまでピッカ
ピカに掃除してくれて、ついでに「洗い物の後でシンクいっぱいに水を張って栓を抜くと、水
圧で溜まっている汚れを一気に流せるよ」とか「上から来る分はどうしようもないけど、定期
的に液体パイプクリーナーを使うと詰まりを防げるよ」とアドバイス。うん、シーラにバスルー
ムのシンクの流れが悪くなって来たから2、3本買っておきなさいと言われていたところだか
ら、ちょうどいいね。買い物に行ったらLiquid Plumberを何本か買って来ようっと。

予定に入っていた英日翻訳の校正用ファイルが送られて来たので、明日は久しぶりにArts
Clubのオープニングナイトだし、期限がきついので、今からちょっと仕事をしないと。

束の間の雨上がりに太い虹

2018年01月30日 | 日々の風の吹くまま
1月29日(月曜日)。雨。よく降るなあ。今日は心臓のバイパス手術からちょうど8週間、退
院してからほぼ7週間なので担当専門医の検診。運転するカレシに、右に曲がって、まっす
ぐ行って、はい、あそこで左に曲がってと病院のすぐそばにあるチャン先生のオフィス隣の
駐車場まで「道案内」。入院中の2週間ほぼ毎日バスで通った道だから慣れたもの。交通量
が少ないのですいすい。

チャン先生はどう見てもまだ40歳そこそこで、ロイヤルコロンビアン病院の心臓カテーテル
治療科の医長。カレシが夜中過ぎに救急センターに駆け込んで、午前3時前というとんでも
ない時間に呼び出されて来て、緊急のステント治療をしてくれた、いうなればカレシの命の
恩人。血圧を測り、心電計を見ながら、救急センターに着いた頃に心筋梗塞になったので、
心筋の壊死の範囲が限られて、ダメージは軽度で済んだと説明。「壊死した部分は治るん
ですか」と聞いたカレシ。先生の返事は「ノー」。でも、軽度だったおかげで心臓の機能はそ
れほど低下しなかったので、運動と生活習慣のコントロールに努めて、薬を飲んでいれば
健康に生活できるとのこと。うん、カレシはそれが聞きたかったんだ。

上半身の運動については、胸骨が完治するまで3ヵ月は必要なので、負担のかかる運動は
まだ時期尚早。ウェイトを使って腕の筋肉を鍛える程度にとどめておくこと。処方薬は変更
せずに飲み続けて、1年後の検診で抗血小板薬とβブロッカー降圧薬を中止できるかどう
か判断する。というわけで、1年後の予約をもらって、ちょっといい気分で帰宅。カレシはさっ
そく寝室にあるバンジーコードを引っ張る筋トレマシンを試してみて、「うはっ、力が入らな
い」。このマシン、旧居から持って来た唯一の運動器具なのに使わないままになっていたも
ので、強度の違う3本のコードの組み合わせで5種類のウェイトを設定できて、水平、垂直
のどちらにも引ける優れもの。こんな形で使うようになるとは思わなかったな。
   

雨の中を買い物に行って来て、ご飯の支度をしていたら、夕暮れどきにさぁっと晴れ間が出
て、太い虹がにょきっ。束の間の晴れ間なのはわかっているけど、虹は心が弾んでうれしい
ね。さて、今日の晩ご飯はアヒまぐろでカレシが大好きなポケご飯。ご飯は少しだけど、ポケ
はちゃんと半分食べて、大きなボウルにいっぱい作ったサラダもパクパク。そう、たくさん食
べてちょうだいっ!

2月は忙しくなりそう

2018年01月29日 | 日々の風の吹くまま
1月28日(日曜日)。雨。明日にかけて大雨の予報。やぁだっ!大雪じゃないだけましかも
しれないな。花の都パリではセーヌ川が氾濫して、ルーブルの美術品を高いところへ移した
りしているらしい。道路から川岸の遊歩道に降りてセーヌ河畔のそぞろ歩きをしたんだけど、
あは、カレシとパリに行ったのはもう17年も前の話。夫婦の大きな危機を乗り越えて、マル
タへ結婚25周年の旅行に行って、パリで2人だけの「銀婚式」の日を迎えたんだっけ。セー
ヌ川のシテ島にあるLe Vieux Bistrotという古ぼけていたけどパリらしい粋なレストランだっ
た。道路の向こうにノートルダム寺院の壁がそそり立っていたっけな。あのレストラン、大丈
夫かなあ。

今日のカレシは2週間後にマンションでの英語教室を再開する準備。ワタシはドリスとコー
ヒークラブを再開する相談。ベルが始めたコーヒークラブは、(ワタシが行けなかった)12月
の集まりがベルのだんな様の病気でキャンセルになって、その後だんな様が亡くなったの
で中止のまま。せっかくご近所さん同士の親睦とコミュニティ作りのためにとベルが始めてく
れたコーヒークラブを廃止してしまうのはもったいないから、私たち「おばあちゃん二銃士」
でやらないかというドリスの提案で2月から再開することにして、ドリスがクッキーを焼いて、
ワタシがコーヒーを調達するということになってるんだけど、今日はその確認。

ロビーでドリスと落ち合って、杖だけなので腕を貸して、「オズの魔法使いに会いに行こう」と
歌いながらドアに向かったら、掃除をしていたグルディープが爆笑。雨が降っているのでドリ
スに傘を差しかけて、向かいのティムホへ。コーヒーとティムビッツ(丸いミニドーナツ)はワ
タシのおごり。コーヒークラブの話はすぐに終わって、後はイギリスでの話や日本での話や
勤めていた頃の話に2時間も大輪の花。ドリスが「あなた、若いね」と言うから、今年70歳
だと言ったら、「70歳なんてまだ赤ちゃんよ」。あはは、そうだねえ。ドリスは今年89歳だか
ら、母娘に近い年の差だよね、うん。

しっかり晩ご飯を食べて、8時半に1階のジムへ。日曜日のせいかひっそり。カレシが15分
早足でトレッドミルを歩いている間、ワタシは大きなエクササイズボールに座っているんだけ
ど、常にバランスを保っていないとごろっと落ちそうで気を抜けないから、あは、ワタシも側
杖を食ってちょっとしたコアエクササイズ・・・。

夫婦の絆は「私たち」から生まれる

2018年01月28日 | 日々の風の吹くまま
1月27日(土曜日)。雨時々曇り時々晴れ間。空模様は相も変わらずどうしたいのか決めら
れないでいるってことで、いっそのこと「春たけなわ」にしちゃったらいいのにね。大勢の人
の中でカレシとすれ違ってばかりのヘンな夢を見ていたら、カレシに起こされて、あら、ここ
にいたの?カレシはトレッドミルでの運動を始めてからよく眠れているようで、朝ご飯の後は
「よぉ~し」と掛け声をかけてバスルームの掃除を開始。ワタシもつられて念入りに床を掃い
てモップかけ。あ、普通の土曜日の朝じゃないの、これ。

寒波の東京からメールが来て、1ヵ月半の入院生活から解放されて3週間、だんな様が上
げ膳据え膳で掃除洗濯までやってくれるもので、晩ご飯を作る以外はあまり主婦やってな
いとのこと。あはは、いいじゃないの。奥さんの入院中に家事全般を担当してくれるだんな
様ってめったにいないと思うけどね。我が家なんか、ワタシが入院したらカレシは即お手上
げ状態になっちゃうもん。やれるのはトイレの掃除とごみ出し、料理はサラダとドレッシング
と後はゆで卵のサンドイッチくらいだし、未だに洗濯機の使い方も知らないし、昔はワタシが
病気すると「後でやればいいから」。だから、少しぐらい過保護でもいいじゃないの。日ごろ
大切に思っている人が命拾いして帰って来たんだもの、どうしてもそうなっちゃうのよね。

小町横町で婚活中の(つまり結婚相手が見つからない)女性が『女は経済力より家事育児
だと思う』というトピックを立てて、「夫の給与で生活できないような結婚はしたくない。(仕事
は続けるとしても)夫には私の給与をあてにして欲しくない」と言っていて、ずらりと並んだコ
メントに今どきの日本の結婚(難)の事情を垣間見るようでおもしろい。「家族を養えるような
男は早くに売り切れ」と言うのを読んで、婚活はバーゲン会場で売れ残り品から掘り出し物
を探すようなものかと思ってしまったけど。

夫婦というのは「家庭」というひとつの共同体を支える最小単位だと思うけど、他の結婚/
離婚トピックを見ても、近頃は「自分」のために結婚したがっている人が増えたのか、そこに
は「私たち」という共同体意識が希薄な感じがする。たしかに夫婦と言えども独立した人格
だから「私は私」で当然。でも、相手を大切に思う気持は「私たち」という絆から生まれるもの
だと思うんだけど、結婚したから即強い絆ができるってわけでもないし・・・。

ペアソースを作ったり、仕事をしたり

2018年01月27日 | 日々の風の吹くまま
1月26日(金曜日)。雨がちだけど、ときどき晴れ間が出る落ち着かない天気。今日はちょ
こちょこと仕事をしながら、カレシご所望のペアソース作り。材料はアンジュー梨。緑がかっ
た普通のアンジュー梨よりも赤いアンジューの方がずっと甘いので砂糖がいらない。まずは
大きな梨4個をざくざくに切る作業。水気が多いもので、つるつるして皮を剥くのにひと苦労。
切った梨を鍋に入れて、ひたひた以下の水を足して、スパイスはシナモンと少量のしょうが
汁とレモン。焦げ付かないようにときどきかき回しながら、汁が少し煮詰まるくらいまでとろ
火でゆっくり。梨が煮崩れたらハンドミキサーをかけて、さらにかき混ぜながらちょっと煮詰
めて出来上がり。
   
   
   
   

カレシは子供の頃にママが作ってくれたアップルソースが大好きだったそうで、ペアソース
はそのバリエーション。味は似ていなくもないけど、ペアソースは梨に特有のしゃりしゃりし
た食感があるのが違うところかな。アップルソースもペアソースもジャムのように朝のトース
トにつけて食べたり、冷えたままか少し温めたのをデザートとして食べたり、アーモンドクッ
キーに載せて寝しなのココアに添えたりして楽しんでくれるし、豚肉やチキンのソースにもな
るし、ごく簡単に作れるので便利この上ない。ただし、大きなりんごや梨を4個使っても出来
上がりのソースはせいぜい2カップがやっとだけど・・・。

午後はけっこうまじめに仕事。納期が短いけど、毎年やっているものなので楽々。これが終
わる頃に校正することになっている英日訳の論文ファイルが翻訳者から送られてくるはず
だけど、専門分野の学者の卵でも翻訳の経験はゼロで、ccで送られて来るお客さんへの
質問を見ていて何だか心配になって来た。客先から回ってきた履歴書によるとワタシがす
でに勤め先で翻訳をやっていた頃に生まれた世代なので、日本でもそれなりの英語教育を
受けて来ているとしても、翻訳ってのはA言語の単語をB言語の単語に置き換えるという
単純なもんじゃないから、大丈夫なのかなあ。

まあ、翻訳に問題があって作業に時間がかかっても校正料金は所要時間ベースで払ってく
れるからいいけど、今度のは期限が短くて手直しにあまり時間をかけられないから、はてさ
て。ま、とにかく今手元にある仕事を片付けて、後は運を天に任せるしか(は大げさだけど)
ないか。来週は何かと予定があって忙しいんだけど・・・。

極楽とんぼ亭のシェフが腕まくり

2018年01月26日 | 日々の風の吹くまま
1月25日(木曜日)。雨。午後になってぼた雪交じり。そんなの予報になかったけど、何で?
まさか日本の寒波のおすそ分けってわけじゃないだろうな。いやだねえ、雪なんて。まあ、
今日は外に出るような予定はないし、食べるものはあるから、冬ごもりを決め込んでのんび
りするか。それにしても、ルーフデッキがだんだん白くなって来た。やぁだ・・・。

朝ご飯が済んだら、まずはランチのスープの仕込み。郊外の家族ビジネスが主にビーガン
向けに手作りしているスープのキットで、前に病院近くのスーパーで買ったミックスが気に
入ったので、先週のファーマーズマーケットで見かけたときにビーフとマッシュルームの2種
類を買っておいた。セロファンのチューブのような袋に乾燥野菜やスパイスや穀類がカラフ
ルな層になって入っていて、これを大鍋に空けて2リットルか2リットル半くらいの水を入れ
てことこと煮るだけで、実に簡単。ひと袋で2人前ずつ3回分のスープができるので、2回分
は冷凍。(ビーガンでない人向けに)好みで「たんぱく質」を加えるといいと書いてあるので、
今日はビーフ向きのミックスにひと口サイズに切ってさっと炒めた牛肉を追加。ちょっと寒い
日の熱々のスープはおいしさが倍増。

今日の夕ご飯はカレシのリクエストで、フランスはプロヴァンス地方ニースの野菜の煮込み
料理「ラタトゥイユ」。薄切りの玉ねぎとたっぷりの大粒にんにくとパセリを炒めて、ざくざくに
切ったでっかい西洋ナスと太いズッキーニとワタシの拳よりも大きい黄色のピーマンを入れ
て炒めて、塩コショウ。缶詰のトマトをざく切りにして加えて、赤ワイン酢を少し入れて、バル
コニーの鉢から摘んで来たオレガノとタイムを散らして、後はスロークッカーにおまかせ。食
欲を取り戻して来たカレシが食べたいと言うんなら、何だって極楽とんぼ亭のシェフが腕まく
りして作ってあげちゃうから、どんどん注文してよねっ。

おいしいと言いながらたくさん食べてくれると、見ているシェフはコレステロールやナトリウム
の数字を頭の中で足し算しながら、何を作ったら、どう調理したら食べてくれるんだろうと考
えに考えた甲斐があったぁ~と、ほんとに泣きたいくらいうれしい。野菜料理で低カロリーだ
からと、デザートにデニッシュを食べて、コーヒーも飲んで、「こんなに腹いっぱい食べたの
は久しぶりだ」とカレシ。ほんとにしんどかったけど、やっと山を越えたね。

食欲もりもり、やる気ももりもり!

2018年01月25日 | 日々の風の吹くまま
1月24日(水曜日)。雨がち。天気予報はずっと雨、雨、雨。と思ったら、来週の半ばごろに
は「雪混じりのにわか雨」(それとも「雨混じりのにわか雪」?)みたいなことを言っている。ね
え、もうすぐ2月でしょ?春の気配がして来る頃じゃないかと思うんだけどねえ。ああ、なぜ
か今年は春の来るのが待ち遠しくてしかたがない感じ。ワタシ、春爛漫の4月にはいよいよ
70歳になっちゃうってのに。

メトロバンクーバーの「普通の」冬は雨ばっかりで鬱陶しいけど、大雪や大寒波よりはずっと
いいかな。でも、東京でマイナス4度ってのは「冷え過ぎ」の感がある。日比谷公園の噴水
の鶴はつららを纏って芸術的だけど、48年ぶりなら公園の池がガッチンと凍ったのを初め
て見た人も多いんじゃないかな。水道管が凍って破裂したらエライこっちゃだけど、北海道
のように水を抜いて凍結を防ぐ止水栓はついているのかな。北海道ではマイナス31度を記
録したところがあるそうだけど、道産子のワタシには、マイナス20度以下になったら後はど
れだけ下がっても「寒い」と言うよりはただ「痛い」というのが実感かな。だって、鼻の奥まで
カッキィ~ンと来るんだから。

今日のカレシは顔色も良くて、リビングにラップトップを持ち込んで英語の教材作り。ランチ
はきのう食べたいと言ったピッツァ。前からよくランチに生地の薄い冷凍ピッツァを食べてい
たけど、ヘルシー志向の最近は超薄型のものが出て来てありがたい。今日のは野菜とヤギ
のチーズ。晩ご飯の買い物に行くのに、カレシにいるものがあるかどうか聞いたら、「デニッ
シュとかケーキとか食べたいね」。でも、ケーキの類はクリームやバターでコレステロールが
すごいと思うよ。でも、カレシが食べたいのならと、ベーカリーであれこれと成分表を見比べ
て、ジャム入りのデニッシュを買って来た。当面はコレステロールにだけ注意して、とにかく
食べたいと言うものを食べてもらうのを最優先。

大盛のサラダもデニッシュも含めて、久しぶりにしっかり晩ご飯を食べたカレシ、1階のジムに
行って、きのうは少し物足りなかったからと、トレッドミルのスピードを一段上げててくてく。付
添い役のワタシはそばのベンチで読書。軽く10分をこなしたカレシ、「もっとスピードを上げ
られそうだけど、無理しないでおこう」。食べられるようになって、やる気がもりもりって感じで、
ワタシまで元気がむくむくっ。うん!

運動するか薬をのむかのどっちかと言われて

2018年01月24日 | 日々の風の吹くまま
1月23日(火曜日)。また雨。起きてテレビをつけたら「津波警報解除」というニュースにびっ
くり。夜中過ぎにアラスカ州沖で大きな地震があって、北米西海岸一帯に出された津波警
報が解除されたということだった。実際は小規模な津波があったらしい。まあ、こういう警報
は「何もなかった」のが一番だからね。それにしても、日本では火山が突如噴火したそうだし、
フィリピンでもマヨン火山が噴火中だし、その前はバリ島でも噴火があったし、あちこちで地
震が起きているし、地球は落ち着きがなくなったなあ。

今日はカレシのドクターのアポがあるので、雨の中をモールのクリニックまで。介助の必要
がないので、カレシの診察の間ワタシは待合室で待機。クリニックには当番医が予約なしで
誰でも診察するウォークインクリニックと、かかりつけの一般医(GP)に診てもらうファミリー
プラクティスが同居していて、いつも混んでいる。一般医は激務のわりに専門医に比べて収
入が低いせいもあってか、全国どこでも絶対数が不足。私たちもモールに新しくできたクリ
ニックに行く機会があったときに、一般医の新規患者の待機リストがあると聞いてすぐに登
録して、受け入れの連絡が来たのは7ヵ月後。カレシが心臓発作を起こす前にかかりつけ
の先生が見つかったのはほんとにラッキーなことだった。

退院してからほぼ毎週かれこれ5回行っているので、最初はぶっきらぼうだったスラニナ先
生もだいぶ打ち解けて来たそうで、いい具合。先週の検査の結果はすべて「正常」で、味覚
異常と食欲不振はやはり抗生物質の副作用だったらしい。やりたいことができなくて退屈し
て気が重いと言ったら、スラニナ先生は「やりたいことをとにかくやるか、抗うつ薬を飲むか
のどっちかだよ」と言われたそうで、実は処方してくれた抗うつ薬はすぐに効果が出ないと
知って手をつけないでいるけど、抗生物質で懲りたから、奮起していろいろ活動を始めるの
かな。

日本の友だちが「唐揚げ粉」ミックスをどっさり送ってくれたので、さっそく鶏ももを買って来
て、今夜は久しぶりの揚げ物。味覚が戻って来て食が進むようになったカレシ、お皿に盛っ
た唐揚げの半分をペロリ。おお。しばらくして、1階のジムのトレッドミルで運動して来ると言
い出したので、おおっ。かなりの早足で10分ほど息を切らさずに歩いたカレシ、「気持の問
題なんだよなあ」。おお、どうやら大きな山を越えたかな・・・。

食欲が出ると元気も出るよ

2018年01月23日 | 日々の風の吹くまま
1月22日(月曜日)。曇り時々晴れ間。カレシは今日も機嫌よくお目覚め。手術痕の痛みも
なくなったし、咳も取れて、このところ良く眠れているようで、少なくとも朝のうちは元気いっ
ぱい。雲が切れるたびに家の奥まで明るい日が差し込むので、気分的にも晴々として来る。
今日で手術から7週間。体力の回復がちょっと遅れているようなのは、風邪を引いて肺炎に
なりかけたというハプニングがあったせいだとしても、手術中に萎んだ肺の機能回復も遅れ
気味のようだし、年齢的にもしかたがないのかもしれないな。

今日のカレシはリビングの陽だまりで午後2時と6時半の2回あるスカイプレッスンの教材
作り、仕事始めが終わって次の仕事を待っているワタシは脚本の見直しで、2人の生活が
普通の「日常」にまた一歩近づいたような気がするな。抗生物質をのみ終わって、食前に少
しだけカクテルを飲むようになって、カレシの味覚も普通に戻りつつあるようで、食欲も出て
来たみたい。たしかに、何を食べてもヘンな味がするんじゃあ、食べる意欲が失せてしまっ
てもしかたがないよね。見るからに細身になっちゃったカレシだけど、カレシの凸凹に付き
合っていたワタシもこの1ヵ月で体重が3キロ以上減って、これ以上痩せたら着られるもの
がなくなっちゃうよぉ。

ランチの前に、空になったSoda Streamの炭酸カートリッジ2本を交換しに道路向かいの
London Drugsへ。ふと思い立って、エレクトロニクスのセクションで店員さんを捕まえて、テ
レビにつなぐだけのDVDプレーヤーはないですか?ブルーレイとDVDの両方を再生でき
るSamsungの小さなプレーヤーが8千円。テレビもSamsungだからちょうどいいとお買い
上げ。新しいカートリッジ2本をバスケットに入れてレジに行ったら、あっ、財布を忘れて来ち
ゃった。何てことだろ。バスケットを通路の端っこのところに置いて、大急ぎで財布を取りに
戻って、バスケットを引き取ってレジへ。こういう芸当ができるのも何でも「すぐそこ」にある
からなんだけど、ボケちゃってないかな、ワタシ・・・。

午後は天気がいいので6番ストリートを街外れまで行って戻って来る30分のウォーキング。
最後はちょっと息が切れたそうだけど、立ち止まってはひと休みすることもなく完歩。夕ご飯
は鶏を丸ごと高麗人参と一緒にスロークッカーで煮込んだサムゲタン風スープ。大根やほう
れん草を加えたスープにひと口大の鶏肉を添えて出したら、肉をスープに入れてたくさん食
べてくれた!

ひと晩中大風が吹いて・・・

2018年01月22日 | 日々の風の吹くまま
1月21日(日曜日)。曇り時々雨。ひと晩中ものすごい大風だった。風速は15メートル以上
あったかもしれない。それでもきのう一日根を詰めっぱなしで仕事をしたので、あまり目を覚
まされずにけっこうよく眠ったみたい。あたりが明るくなってからそっとブラインドの隙間から
ルーフデッキの様子を見たら、あら、(まだ小さい)針葉樹の鉢が横倒しになってあっちこっ
ちをごろごろ。重心が高いのか大風が吹くたびに倒れるんだけど、横倒しの植木鉢がごろ
ごろ転がって回っている図はちょっぴり滑稽でもある。

ニュースによると今朝はバンクーバー島へ行くフェリーも軒並み欠航で、メトロバンクーバー
ではフレーザー川の南側を中心に数万戸が停電しているとか。サレーの辺りが何となく暗く
見えるのはそのせいかな。起きて着替えをしてからデッキに出て、倒れた鉢を起こしてやる
作業。鉢からすっぽり抜けてしまった木もあって、デッキの反対側まで転がった空の鉢を回
収して来て、木をつかんでスットンっ!バルコニーでも軽いプランターが倒れたりしていたけ
ど、全体としてはさしたる被害はなくて、やれやれ。道路向かいのマンションでは屋根にある
煙突の大きな笠が見事にずれていたからびっくり。

午後には風が止んだけど、ゆうべは停電したら納期に間に合わなくなるっと、目がかすむく
らいにがんばったおかげで仕事は無事に完了。今日は午前中いっぱいかけて見直しをして、
経済学専攻だったカレシに用語をチェックしてもらっている間に、ずっと忙しがってサボって
いた床掃除。何日ぶりだろうなあ。ダスターであちこちの埃を払って、箒でていねいにごみを
掃き集めてから掃除機で吸い取って、ごしごしと念入りにモップかけ。カレシのチェックが終
わる頃には床もすっかりきれいになって、気分はすっきり。最終的に見直しをして、圧縮して、
さっと納品して、やれやれ。仕事始め、くたびれたぁ。

夕ご飯は、カレシがきゅうりのサラダを作り、小さいグラスにマティニを作って、ワタシはカレ
シが大好きなビーフとピーマンのソテー。蒸したアスパラガスを添えて大皿に持って出した
ら、カレシは「マティニを飲むと味がわかって食欲がわくんだよ」と、ソテーもアスパラガスも
サラダもたっぷりと食べて、デザートだとバナナを平らげたからびっくり。体力をつけるには
とにかく食べなくちゃ。カレシがたくさん食べてくれるなら、ワタシも料理する意欲がわくとい
うもの。

食欲増進にはやっぱり食前酒

2018年01月20日 | 日々の風の吹くまま
1月19日(金曜日)。雨。うっとうしい天気だけど、これがごく普通の冬。このところ2人とも
不思議とよく眠っていて、今朝は8時起床。カレシのリクエストで(減塩)バックベーコンと(卵
2個を卵白で増量した)スクランブルエッグの朝ご飯。カレシは「これなら食べられる」と、ワ
タシよりも早くパクパクと平らげてくれた。ここはナトリウムやコレステロールにあまり拘らな
いで、食欲が普通に戻るまで食べられるものを優先するのが一番だな。

今日はフォローアッププログラムの日で、テーマは「ストレス」。顔なじみになった人たちに混
じっ、初めて見かける人たちもちらほら。ワタシの隣に座った人一緒に来た奥さん共々はど
う見てもまだ30代後半くらいの感じで、参加者はほぼ全員が50代以降なので、えっ、こん
な若い人が心臓発作?とびっくり。若いだけに助かった人生は先が長いんだし、育ち盛りの
子供だっているかもしれないから、何かと大変だろうな。奥さんの英語の訛りから判断する
にカナダの生まれ育ちではないようだから、もしかしたら頼れる自分の家族も近くにいない
のかもしれない。そうだとしたら、ほんとにこれからがずっと大変なんじゃないかと思ってし
まった。

帰って来て、カレシは抗生物質の最後の1錠をのんで「ヤッホー」。セッションでカレシが味
覚異常による食欲不振について質問したときに、肺炎予防のために処方されたテトラサイ
クリン系の抗生物質が元凶じゃないかと言ったら、講師の看護師さんが「十分に考えられ
る」。あ、やっぱり。風邪を引いて薬をのみ始める前は、食は細かったけど、食べ物の味が
ヘンでどうしても食べられないということはなかったものね。薬局で渡された情報シートの副
作用の中にはなかったけど、日本の病院などの文献を調べたら、副作用として味覚異常や
食欲不振があって、特に高齢者に多いとちゃんと書いてあったもん。ま、抗生物質は終わっ
たから、味覚が正常になって食欲も回復するといいね。

今日の夕ご飯は大皿盛りのポークローストとソース、ラヴィオリ、いんげん。カレシはきのう
に続いてマティニを作って、「食欲増強」のためにちょっとだけ。これも病院のガイドブックの
類はお酒は極力減らせとうるさいけど、日本の文献には食欲を刺激するためには「少量の
酒」がいいと書いてある。カレシは今日もわりとまともに三食を食べてくれたので効果があっ
たんだろうな。やれやれ・・・。

遅ればせながら仕事始めってことで

2018年01月19日 | 日々の風の吹くまま
1月18日(木曜日)。曇り時々晴れ。夜の間にかなりの大風が吹いたらしい。そういえば、
ゆうべ10時過ぎ、ナイトキャップ(カレシはココア、ワタシはレミ)をやりながら2人で話をして
いたら、ワタシの視野の隅っこでピカッと光ったものがあって、しばらくして頭の上かと思うよ
うな雷鳴が響いたっけな。ピカッと来てからわりと間が開いていたので雷は遠くで鳴ってい
たはずだけど、けっこうゴロゴロっと派手だった。でも、どどっと雨が降り出すのかと思ったら、
何にも起きなくて、雷鳴も一発きりで拍子抜け。

今日は朝の9時からヘアカット。12月に行くつもりでいたのを「延期」を余儀なくされたので、
2人とも髪が伸び過ぎの状態。カレシは元々細面だから、薄くなった髪が伸び過ぎると細面
がよけいに細く見えて、老け込んだ顔になってしまうし、ワタシは生まれつき髪がカールしや
すいたちのようで、長くなり過ぎて肩に当たるようになると先っぽが外側に向かってカールし
始めるから始末が悪い。(高校生の頃に、三つ編みにしていたら先端がくるんと輪になって、
よく男子生徒にモノを引っ掛けるいたずらをされたもんだった。)でも、シャンデルの手早い
ハサミ捌きで、2人ともあっという間にすっきりして、気分もかなり軽くなった感じ。

さっぱりしたところで、ランチが終わったら改めて仕事の算段。きのうは結局のところ1行も
できなかったから、ハイギアに入れてちょっとぶっ飛ばさないとね。別のお客さんからも仕事
の話が入って来て、食指がむずむずするテーマなんだけど、いきなりずぼっと深みに飛び
込むのも何だし、こっちは英日訳だから、最終的に翻訳は新しい人に譲ることにしてワタシ
は校正の方を引き受けることでオッケー。今年はほんとに85%、いやあわよくば90%引退
を達成したいから、つい仕事を欲張らないように気をつけなくちゃ。

今日はカレシも調子がいいようで、ワタシは食べられるだけお皿に取れるようなご飯を作り、
カレシはスパイスの効いたサラダドレッシングを作って、食欲不振の克服に挑戦。マティニ
を作ってくれて、ひと口だけお相伴で飲んだカレシ、俄然おなかの調子が良くなったと言っ
て、メインをきのうよりも多く食べて、サラダもちゃんと食べて、おまけに奥さんお手製のペア
ソースまでぺろり。はあ?って感じだけど、カレシがちゃんとご飯を食べてくれてワタシも元
気が出て来たから、仕事、がんばらにゃっ。

家族だってストレスになるのに

2018年01月18日 | 日々の風の吹くまま
1月17日(水曜日)。曇りのち雨。きのうの今日と言うか、2人ともすごく深々と眠った気分で、
目が覚めたらもう8時半。カレシは一度もトイレに起きなかったそうだし、ワタシはずっと脈
絡のないヘンな夢を見ていた気がする。でも、気持は落ち着いた感じで、きのう、おとといは
何だったのかという気もするな。あんがい圧力釜の蒸気抜きのようなものだったのかもしれ
ない。救急センターで風邪をもらって来たのがいけなかったんだ、きっと。ワタシも熱があっ
て横になりたいくらいだったんだけど、弱音を吐いていられないという気張りが先に立って、
気力まで消耗してしまったのかな。まあ、この先は状況が安定するだろうから大丈夫だろう
けど・・・。

今日は朝ご飯が済んだらまずはマンションとなりのビルにある検査ラボへ。きのうまた血液
検査などのリクエストをもらって来たので、オンラインで時間を予約できるけど、それだと早く
ても来週になってしまうので、待つのを覚悟で行ったらがら空きで拍子抜け。このチェーン
は検査技師のトレーニングのために傘下のラボを順繰りに午後12時半から半日休業する
システムになっていて、たまたま今日が隣のラボの番だったというわけ。おかげで待たずに
すぐに採血してもらって帰って来て、今日の「予定」はおしまい・・・。

さてとメールチェックしたら、えっ?仕事?そういえば、今年はまだ仕事始めをしてなかった
な。仕事どころじゃなかった12月は幸いにも仕事がゼロ。どうやらお客さんの方から仕事を
送らないようにと配慮してくれたようで大いに助かったけど、年度が替わったことでもあるし、
やっぱり仕事モードに戻らないとね。仕事はもろに「日常生活」の一部だから、あんがい精
神的にいいかもしれない。仕事を始めれば、中断したままの脚本書きの方にも意欲が戻っ
てくるんじゃないかな。そう思って、オッケーの返事・・・。

夕方に「それでは」と何だか大き目のファイルが来て、よぉしっと!と思ったら、カレシが痰を
出そうと無理に咳をして、食欲がないのを無理して食べたご飯を吐いてしまったので、せっ
かく手ごたえを感じ始めた仕事への意欲ががっくり。病院でもらったガイドブックは「家族の
協力やサポート」について(当然なんだけど)受ける方の患者の視点でしか書いていない。
家族だって日常生活が一転して大きなストレスに曝されるのになあ、とぼやきつつ、引き受
けた仕事、やらないと・・・。

とうとういっぱいいっぱいになっちゃった

2018年01月17日 | 日々の風の吹くまま
1月15日(月曜日)。晴れ時々曇り。ベーカー山がきれい。山並みも尖った山頂が連なった
ぎざぎざが鮮やかに青空に映えてきれい。また明日から雨の予報だけど、1日でも2日でも
こうして晴れの日があると気持が弾んでうれしいな。でも、今日は「ブルーマンデイ」と言っ
て、1年で一番憂鬱な日なんだそうな。別に科学的な根拠はないようだけど、物好きなメディ
アはおもしろがっていて、ちっともブルーじゃない感じ。ご隠居さん暮らしの我が家は週末も
週日もあまり関係ないけど、世間には毎週がブルーマンデイの人もたくさんいるだろうに。

☆☆☆☆☆

1月16日(火曜日)。雨のち曇りのち少し青空。何だか私たちみたいな空模様だな。手術か
ら6週間をマークしたきのう、ブルーマンデイの暗示でもないだろうに、急に精神的に「もう
限界」みたいな感じになって、初めて泣いてしまった。ほんとにカレシが突然心臓発作を起
こして救急センターに駆け込んで緊急入院してから、ステント治療、バイパス手術と矢継ぎ
早に続いて今日まで1ヵ月半。いきなり激流に投げ込まれたようなもので、初めは状況を理
解するのに忙しくて、不安になったり、泣いたりしている余裕がなかったし、退院後もカレシ
のその日その日の波に対応するのが精一杯で、自分自身が心身ともに疲れ切っていたの
に気づかなかったんだろうと思う。

きのうはカレシと午前中にウォーキングに行って、ラタトゥイユを転用したパスタをランチにし
て食べて、午後には夕ご飯の買出しに行って、ご飯を作って食べて、2人一緒にDVDを見
て、普通の暮らしに戻って行くんだなという気分だった。それが夜になって急にワタシのコン
ピュータが不調になって、電源を抜いたり、差し込んだりして起動を試みること数回。12月
中棚上げしていた脚本のファイルを開いて、やっとワタシの「日常」に戻れるめどがついたと
思った矢先のことで、12月中にSurfaceラップトップを買う計画がバタバタしているうちに
頓挫した経緯もあって、もうやってられなぁいっ。

それまでのストレスやら緊張感やら疲労感やらが「いっぱいいっぱい」の状態になって一気
に怒涛みたいに溢れて出て来てしまったもので、なりふり構わず赤ん坊みたいに大泣き。カ
レシを慌てさせてしまったけど、精神的なブレーキが利かなくなってしまったみたいだった。
それでも何とかベッドに入って、しばらくカレシと話し合って(というか、何とか気持を落ち着
かせてもらって)寝たけど、ほんとにどうしちゃったんだろう、自分という、手のつけられない
気分で、どうなることかと思った。

でも、けさはカレシが医者に行くのについて行って、ワタシは一緒に診察室に入らずにモー
ルの外のサロンで2人一緒のヘアカットの予約を入れに行って戻った来たら、カレシの肺炎
は解消したけど、今度は(手術後に60%以上がかかるらしい)「心臓うつ」の症状があると
いうことで抗うつ薬を処方されて来たもので、また気持が動揺して涙がポロポロ。カレシに
叱咤激励されて気を取り直したけど、まず自分を何とかしなきゃなあ・・・。

心臓リハビリの運動プランが起動

2018年01月15日 | 日々の風の吹くまま
1月14日(日曜日)。晴れ。目が眩むような日の出だったけど、起きてみたら眼下は霧で、
濃霧注意報発令中。でも、我が家は何とか霧の上に頭を出しているおかげで、家の中が奥
まで明るくて、自然に気持が弾んで来る。カレシのリクエストに応えて、亜麻仁入りの全粒
粉のパンケーキミックスに卵白液を加えて焼いて、メープルシロップをかけて、フルーツを添
えて朝ご飯。オートミールよりも手軽にできたので、暖かくなるこれからはときどき作ってあ
げようかな。(冷え込んだ朝には熱々のオートミールがうれしいけど。)

きのうはけっこう動いたので、今日はワタシものんびり。きのうやり残した、洗濯かご代わり
の乾燥機に溜めてあったタオルや下着、シャツの洗濯。洗濯機が回っている間にカレシに
付き合ってウォーキング。金曜日のフォローアッププログラムで「週5回、合計150分の運
動」というガイドラインを示されて、ウォーキングだけでも十分だと言われたので、自分なり
の運動プランを練ったらしい。今日は6番ストリートを北へ歩いて行って、15分のタイマー
が鳴ったら回れ右して帰って来るという計画。なるほど、それで30分ウォーキングの距離を
測ろうということか。15分だったらバーナビー市との境界の10番アベニューまで行ってしま
うと言ったら、「元からそれが狙い」。

そっか、引っ越したばかりの頃、高校裏のマーサースタジアムが近いのがうれしくて、2人
一緒にジョギングしようと言ってたっけ。「往復が楽になったら、あのトラックに寄って1周ず
つ追加して運動量を増やすのさ。こういうことはしっかり計画を立ててやらないとダメなん
だ」。ということで、霧がしつこく這うように残っている中を往復30分のウォーキング。スタジ
アムをちょっと過ぎて10番アベニューの交差点まであと数歩と言うところでタイマーが鳴っ
て回れ右。行きは気づかないほどの下り坂なので、帰りは当然ごく緩やかな上り坂。さすが
に汗をかき始めて、2、3度息を整えるのに立ち止まったけど、何とか調子を崩さずに完遂。

ひと息入れてからランチを食べて、午後はのんびりして、食欲もりもりで夕ご飯。明日で不
測の心臓手術をしてから6週間。また快復期の大きなマイルストーンに到達したわけで、こ
こから先は大きな後退もなく健康回復に一直線で行きたいね。次のマイルストーン(8週間、
2ヵ月、6ヵ月)に向かって、2人一緒にひたすら歩け、歩け。