リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

運動不足に尽きるんじゃない?

2016年11月30日 | 日々の風の吹くまま
11月30日(水曜日)。雨。午後には晴れ間が出るかもしれないという、何だか頼りない予
報だけど、今日は先週特別上演を観た『The Day Before Christmas』のオープニングナイ
トでおでかけだから、夕方までに雨が止んでくれれば御の字。ま、今日はまず洗濯。きのう
カレシが「洗濯かご」代わりの乾燥機に洗濯物をどさっと放り込んだので、ついでに2つの
バスルームのタオルを全部どさっ。洗濯機は2回に分けて、乾燥機はハンガーで乾燥させ
るカレシのシャツを取り出した残りをまとめて1回。スイッチを入れるだけには変わりがない
のに、どうして昔はめんどうだったんだろう。まあ、大容量の洗濯機を3回、乾燥機を2回も
回すほど溜め込んだら誰でもめんどうになるか・・・。

カレシが急に外を歩いて来るというので一緒に行こうかと言ったら、「キミは歩くのが速すぎ
るからダメ」。実は、今年の春あたりから一緒に歩いていてカレシに「待て」と言われることが
増えていた。空気が冷たいときに今までのペースで歩いていると胸がきりきり痛くなるんだ
そうで、気になって調べてみたところでは、鼻呼吸で温められた湿った空気と違って、口呼
吸のときは冷たいままで入った空気が気道を刺激して炎症を起こすということらしかった。
若い頃にはジョギングをしていてよくあったそうだし、暖かいところに入れば痛みは消えるそ
うだし、カレシは鼻が詰まって口呼吸になることがよくあるし、なるほど・・・。

それで、運動不足が最大の原因であると自覚して、とにかく外をゆっくり歩いて来ることから
始めようという気になったらしい。気道を少しずつ冷たい空気に慣らしながら、普通のペー
スで歩いても平気なようにするんだと言って、雨の中を傘を差して出かけて行った。たしか
にカレシはコンピュータの前に座り込んで動かないから、もろに運動不足になるよねえ。そ
れで、自分は去年から5キロも太ったのに何でワタシは太らないんだと文句を言うけど、ワ
タシの場合は掃除などの家事でかなり動くようになったし、歩くのが好きだから交通機関の
便が良くなってけっこう外歩きをするようになったから。身体を動かさなければワタシだって
おなかの周りが丸くなるばかりだけど・・・。

ワタシは自分でも歩くのが速いのはわかっているけど、それは昔から早足だったカレシに合
わせようとがんばって歩いたおかげなんで、40年以上も経って今さら「速すぎる」と苦情を
言われてもねえ・・・。

   
   雨上がり。ルーフデッキの手すりに降り立ったのは・・・。


中華料理の会食はエネルギーがいる!

2016年11月29日 | 日々の風の吹くまま
11月29日(火曜日)。まあまあの天気かな。今日はカレシの英語教室の生徒さんたちが企
画したクリスマスランチに便乗してメトロタウンでカレンダーやクリスマスカードを買う予定で、
授業は11時半に切り上げるということで、カレシと一緒にでかけることにした。メトロタウン
にはショッピングモールが4つ(メトロポリス、ステーションスクエア、クリスタルモール、シル
ヴァーシティ)あって、元からあるメトロポリスは複雑に枝分かれしていて、買い物に要する
時間よりも歩いている時間の方がずっと長いくらい広い。

開店時間の10時にモールに入って、まずは大型書店のChaptersでカレンダー選び。日
本向けのバンクーバー風景のものがなかったので、とりあえず私たち用に選んだ2枚をラッ
クの後ろに突っ込んで、モール反対側にあるカードショップに向かったけど、どうやらいつの
間にか長いモールの中央部に移動した模様で、案内板で現在位置を確認しながら逆戻りし
てやっとたどり着いたら、あら、カレンダーは置いていない。クリスマスカードも数が減った感
じで、それでも宗教色の薄い16枚箱入りカードと別に数枚を調達して店を出たらもう11時。
大急ぎでChaptersに戻って、隠しておいたカレンダーをつかんでレジに行列。モールを出
たのが11時18分、カレシの教室のあるオフィスに着いたのが11時25分。間に合った・・・。

ランチはクリスタルモールの中の中華レストラン。モールは香港ってこんな感じなのかと思う
ようなところで、会場のレストランはちょっと高級らしいけど、あちこちで大きな丸テーブルを
囲んだ客たちがわいわい、がやがや。クラスのリーダー格のギャリーが中国語で注文を取
り仕切って、そのうちに料理が山盛りの大きな皿がどんどん運ばれて来て、生徒さんたちが
どんどん取り分けてくれるもので、あっという間におなかがはち切れそうになって、まいった、
まいった。2人とももう食べられないと言ったら、「夕ご飯に」と残っていたものをぎっしり詰め
た箱をお持ち帰りさせられてしまった。いや、中国人のエネルギーはほんっとにすごい・・・。

帰って来たらもう3時。夕食の時間になってもおなかがいっぱいで、まじめに食事を作る気
分じゃないもので、夕食はごく簡単に炒めたシャンテレルきのこのオムレツとヤムいものフ
レンチフライ。食べることの多いクリスマスシーズン、太っちゃうなあ・・・。

デビットカードじゃなかったの?

2016年11月28日 | 日々の風の吹くまま
11月28日(月曜日)。おお、晴れっぽい。雲の間からさして来る朝日のまぶしさ。たまには
こういう朝もないと気合いが入らなくなる。最低気温はかなり下がったようで、天気予報のお
兄さんが「クリスマスより前に雪が降るかも」なんて言っていたけど、2週間の長期予報を見
たら、あちゃ、来週は火曜日が小雪、木曜日が雪。今週、来週と、買い物やら何やらでお出
かけが多いんだけど、何とか雪はクリスマスまで待ってくれないかなあ・・・。

今日はそのクリスマスショッピングの1回目で、同じ方向にある店2つ。まずはカレシが生ま
れ育った辺りにあるGourmet Warehouse。元からブルーカラー層や移民が多いところで、
古い家がたくさんあったけど、ここもやっぱり開発ラッシュ。おまけに道路工事だらけなもの
で、横道をジグザグと走りながら、「あそこにオレの初めてのガールフレンドの家があったん
だけどなあ」。でもカレシが花のティーンだった頃の60年近く前の話だから、「とっくにおん
ぼろ家だったのがまだ建ってるはずがないよな」。うん。いろんな珍しいものがある店内をう
ろうろして、カレシはカクテルに使うビタース3種類、ワタシは冷凍のフォアグラの塊とスヴラ
キのスパイスとしょうがジュース。

そこからバーナビーとの境にあるイタリア食品の問屋Bosa Foodsが併設している小売店
へ。なぜか普通のスーパーにはないオリーブ油漬けのツナ缶をどっさり。白トリュフのペー
ストにアーティチョークの芯の瓶詰めにクリスマス必需品のパネットーネ。奮発して15年物
のバルサミコ酢も買って、(クレジットカードは使えないので)銀行のキャッシュカードで払お
うとしたら「ダメ」。しょうがないからせっかくのバルサミコ酢をキャンセルしてもらって、残りを
手持ちの現金で払って来たけど、入力したPINは間違ってないのに何で?

すわ、銀行の口座に何かあったかと青くなったけど、ランチの後で銀行に駆け込んで聞い
たら、何とキャッシュカードはデビットカードが登場する前の古いもので、ATMでしか使えな
いものだった。ATMではクレジットカードで現金を引き出していたもので、てっきりこれがデ
ビットカードだと思ってたんだよねえ。その場でデビットカードに切り替えてもらったけど、銀
行の若いお嬢さん曰く「このカード、初めて見ました」。はぁ。でもまあ口座に何もなくてひと
安心。空は夕焼け。日の入りは午後4時17分・・・。

 
 冬の夕暮れ(南西)
 
 夕日に輝く高層マンション(北東)

タイピング歴50年になった

2016年11月27日 | 日々の風の吹くまま
11月27日(日曜日)。あめぇ・・・。でも、風がないからいいか。朝ごはんが済んだらまずは
仕事。きのう芝居書きに夢中ですっかり忘れていた仕事で、期限は今日の午後。寝る頃に
なって思い出さなかったから、すっぽかしてしまうところだった。朝のコーヒーを片手にオフィ
スに駆け込んで、PCを立ち上げて、パカパカっと仕事開始。最近のBlogosに「キーボード
の騒音に共感集まる」という記事があったけど、手動のタイプライターから始めて今年でタイ
ピング歴丸50年のワタシなんか「騒音公害!」と総すかんを食っちゃいそう・・・。

仕事は小1時間で終わって、さっと圧縮して、納品。やれやれ。ふと思いついて件の「キー
ボード騒音」の記事を開いてみた。「キーを叩く音」そのものが耳障りで苛立つのか、「キー
を叩いている人」が嫌いでその人が立てる音に苛立つのか、何か微妙な心理的問題があ
るような感じ。記事に対するコメントでも、キーを叩く音どころか、マウスのクリック音から書
類をそろえる音、はては靴音までが気に障るようで、日本では他人に対して五感で過剰反
応する人が増えているのかと思ってしまった。ワタシは高校を出てすぐ英文タイピストとして
就職して以来ずっとタイプライターの音の中で働いて来たから鈍感なのかもしれないけど。

日本ではずっと手動タイプライターだったのが、カナダに来たらすでにIBMの電動タイプラ
イターが主流になっていて、レバーをガッシャン!と叩いて改行する快感はなかったけど、
使い易さに感心した。音は手動よりも大きかったような気がする。最初のはタイプバー式の
Selectric Iだったけど、次のSelectric IIはタイプボールがガチャガチャと回転する音がや
かましかった。(よくボールのワイヤが絡んで、修理に来るテクニシャンがタイプが速すぎる
とこぼしたっけ。)Selectric IIIを経て、ワタシのデスクに電子タイプライターが登場。内蔵メ
モリ8Kで、ディスプレイは数語ずつ「流れる」小さな窓。使い難くて、総務に「元のを返して」
と泣きついた人もいたっけ。勤め人を卒業したのはオフィスのタイプライターがパソコンに変
わる頃・・・。

う~ん、なつかしいなあ。ところで、「タッチタイピング」ならキーの音が静かになるようなこと
を言っている人がいたけど、タッチ(ブラインド)タイピングは騒々しいタイプライターの時代
からあるキーボードを見ずにタイプする方法で、静かにタイプする方法とは違うんじゃない
のかと思うんだけど・・・。

大事なことを忘れていた!

2016年11月26日 | 日々の風の吹くまま
11月26日(土曜日)。雨じゃぶじゃぶ。8時に起きて、朝ごはんを食べ終わった頃に開発業
者の顧客サービス担当のアミエルがドアをノック。4月に主に水漏れで傷んだリビングエリ
アの床の修理を担当した人。土曜日なのに休日出勤なのは「忙しくて、忙しくて」。そうねえ、
10月からずっと荒れ模様の天気が続いたもんね。建売住宅と違って、マンションは100戸、
200戸と大量生産的に作られるから、新しいうちは何かと不具合が見つかるもんだけど、
保証期間中は開発業者が修理の責任を負うから、管理組合にとってはどんどん不具合が
見つかった方が後々のためになるというもの。

こんな形じゃまた会えてうれしいとは言えないねえと笑いながら、外壁は晴れの日が続かな
いと恒久的な修理ができないし、フローリングは備蓄がなくなって注文になるそうなので、今
回は10日隔てて撮った(拡大する)膨れの写真、床板の膨れや濡れていた幅木の位置や
雨水の浸入が疑われるスポット(応急処置として防水シリコーンを塗ったら幅木が乾いたの
で99%怪しい)にマークや注記をつけた間取り図や、春の修理のときに見つけた「アンダー
レイの隙間」の写真などをレポートにまとめて印刷しておいたのを渡して、簡単に説明して、
今日のところはおしまい。

アミエルが帰って、恒例のまじめ掃除を済ませたらもうランチの時間。最近はまっているス
モーキーのホットドッグ。ソーセージを焼いているフライパンで玉ねぎも炒めて、トーストした
ブリオシュのバンに粗挽きマスタードと一緒に挟んで、太いソーセージがはみ出して来るの
を抑えながらかぶり付くのが楽しい。ランチの後はスロークッカーに鶏の丸ごとローストを仕
込んで、後はのんびり。オーブンで焼くのと違って「蒸し焼き」だから、すごくジューシーに柔
らかくできあがるのがいい。

推敲中の芝居の脚本に「もしも」と史実を捻じ曲げる設定にプロローグを加えることを思い
ついて、夢中になって書いているうちに日曜日が期限の仕事があったのをすっかり忘れて
しまった。気がついたら10時。いつものところからの置きみやげ仕事で、1時間もかからな
い小さなものだったから良かったけど、危ない、危ない。でもまあ、朝一番でやっつけること
にして、寝酒でもやるか・・・。

クリスマスに向かってよ~い、ドン!

2016年11月25日 | 日々の風の吹くまま
11月25日(金曜日)。雨の予報だったのに、雲の間にぽこぽこと青空。山並みは真っ白。
きのうはアメリカの感謝祭で、今日は「ブラックフライデイ」。この日は1930年代からクリス
マスショッピングを始める目安だったそうだけど、今では激安セールでクリスマス商戦の幕
が切って落とされる日。もう10年も前の話だけど、アメリカの感謝祭なのに気づかずに遊び
に行ったサンフランシスコで、翌朝ユニオンスクエアのホテルの外に出たらショッピングバッ
グをいくつも提げた人たちが歩道を埋め尽くしていて面食らった。あの朝、メイシーズの開
店は午前6時・・・。、

感謝祭のごちそうではちきれそうなおなかを抱えた人たちが早朝に始まる超激安セールの
ために大型量販店なに夜通し行列して、早朝の開店と同時に店内になだれ込む光景がテ
レビのニュースで流れる。ときにはいい年のオトナが目玉商品を奪い合って、乱闘騒ぎを起
こすこともある。最近ではエスカレートして、真夜中、いや、感謝祭の朝からセールを始める
ところも現われたそうだからおっそろしい。カナダでは伝統的にクリスマス翌日のボクシング
デイが超激安セールの日なんだけど、昨今は待ちきれない客がアメリカに越境ショッピング
に行ってしまわないようにと「ブラックフライデイセール」も始める始末。何だか「人を押し退
けて超激安の値札がついたモノをゲットする」ゲームのような感じがしないでもない。

  

ふと窓の外を見て、あっ、空飛ぶじゅうたんだっ、と思ったら、Amazon(dot)caの広告。デ
ジタル時代の先端を行く企業の何ともまあアナクロでアナログな広告。たぶんショッピング
センターや繁華街の上空を回っているんだろうけど、みんな買い物に夢中だろうから、いっ
たいどれだけの人が気づいたことやら。もっとも、オンラインショッピングの隆盛で、今年の
ブラックフライデイには昔ほどの長い行列はあまり見られなかったらしい。郊外の新しいア
ウトレットモールで並んでいた若い女性が「何を買うかわかんないけど・・・」と言っていたけ
ど、ま、詰まるところは一種の年中行事ということか。

ワタシもサイバーマンデイに先駆けてオンラインショッピングしちゃおう。ただし、前からカタ
ログにフラッグをつけて、クレジットカードのサイクルが変わるのを待っていたThe Great
CoursesのDVD講座3つ。ひとつはワタシ、ひとつはカレシ、ひとつは2人へのプレゼント
というところだけど、今なら送料無料だし・・・。

東京は雪、こっちは雨と風

2016年11月24日 | 日々の風の吹くまま
11月24日(木曜日)。曇りときどき雨。夜通しものすごい大風が吹いて、起きてみたらルー
フデッキのヒバやシーダーの鉢が吹き倒されて転がっていた。鉢は大きめでけっこう重いん
だけど、成すすべもなくあっちこっちにごろごろという感じで、風の力はすごいもんだと感心。
バンクーバー島からのフェリーが強風のためにトワッセンのターミナルに5時間も接岸でき
ず、乗客は船内で夜明かしを余儀なくされたというニュース。機械系統の不調でナナイモを
出たのがすでに1時間遅れで、ジョージア海峡を渡るのに2時間、目的地を目の前にして
延々5時間。ま、大型フェリーにはカフェテリアがあるので、温かい飲み物や食べ物には困
らなかったらしいけど、ジェット機だったら成田まで行ける時間・・・。

それにしても今年の秋はやたらと嵐が多いような気がする。10月には次々とパイナップル
特急が来て、とうとう雨が降った日数が28日という新記録を達成しちゃったし、今月は初日
から荒れてばかり。おかげで今度はダイニングエリアのラミネートの床板に膨れが2つ出現
して、またもや水漏れ不具合の保証修理を申請。東京では54年ぶりに11月に雪が降って
積もったそうだし、何か北太平洋の上空がすごいことになってるんじゃないかな。ある種の
サイクルなのかもしれないけど、考えたら1980年代前半には11月にマイナス10度なんて
寒波が居座ったりしていたっけ。

   
                 (2016年11月24日付「Japan Times」電子版から拝借)

でも、Japan Timesのサイトに載っていた「雪の浅草寺雷門」の写真はなかなか趣がある
なあ。(あまりすてきなのでちょいと拝借。)ほんの数週間前に私たちが浅草寺に行ったとき
は東京は30度くらいという季節外れの暑さで、境内はどこも大勢の観光客でごった返して
前へ進むだけでもタイヘンだったのに、大きな雪ひらがちらつく中、雷門の向こうに見える
仲見世通りは嘘のように閑散。風神さんも雷神さんも寒くて震えているんじゃないないかな。
この写真、何となく北斎の浮世絵のような感じもあっていいね。浮世絵の雪の風景といえば
広重の『蒲原の雪』。しんしんと雪が降る夜の風景だけど、これはいつもは喧騒としている
東京の珍しく静かな「雪の朝」の風景・・・。

一日中吹きまくっていた風が夜になって落ち着いて来たと思ったら、今度はまたもやじゃぼ
じゃぼ、ばちゃばちゃと盛大な雨。ほんっとに飽きもせずによく降るねえ、もう・・・。

現実はちょっと横に置いといて

2016年11月23日 | 日々の風の吹くまま
11月23日(水曜日)。雨が上がりそうな気配。きのうはおとといの穏やかな青空から一転し
て薄暗い雨空で、まるで前日に降れなかった分の埋め合わせをしようというくらいにじゃぶ
じゃぶ。夜、明日から始まるArts Clubの新作『The Day Before Christmas』の特別上演
に行くのに、駅まで歩くとずぶ濡れになりそうだったし、帰ってくる頃はバスが30分おきにし
か出ないので、駅の下の駐車場まで車。電車でメインストリート駅まで行って、劇場までは
フォルスクリーク沿いに歩いて10分。向こう岸に林立するタワーマンションの窓明かりとクリ
スマスライトで縁取りした建設現場のクレーンが入り混じった夜景は絶景・・・。

芝居は「クリスマスの前の日」というタイトルの通り、季節柄忙しいイベントプランナーの仕事
と家族伝統のクリスマスを両立させようと奮闘するする女性の涙ぐましいファミリーコメディ。
かまってもらえないでいるダンナさんと自分たちの計画で忙しい十代の娘と息子と、恋人と
出かけたディズニーランドへ別居中の妻と双子の娘を呼び寄せるいい加減な弟(スカイプ
の映像としてだけ登場する)。娘と息子を演じるのはそれぞれ中国系、フィリピン系の俳優
で、color-blind(色盲=人種混合)の配役はArts Clubの新ビジョンのひとつ。初めの頃の
ような違和感的な反応がないのは観客も慣れたということで、いいことだと思う。

劇団のビジョンは「コミュニティと共に」。日本の演劇界では日本の役者が日本語で芝居を
やるんだから、多民族都市バンクーバーの演劇コミュニティでは登場人物の人種に関係な
く多民族の役者を当てていいはず。というわけで、Arts Clubでは2、3シーズン前からキリ
スト役に女性、白人の少女の父親役に黒人、(ひげの)海賊の首領と相棒に女性を配して
いる。ジェーン・オーステンの『Pride and Prejudice』(『高慢と偏見』)では主人公エリザベ
スの4人の妹をそれぞれ民族系の異なる役者が演じていたけど、役の「性格」に合った配役
だったと思う。

だいぶ前にニューヨークで『ミカド』のキャストが白人だけなのはけしからんと騒いだ日本人
がいたけど、だったら、もしフランス人が(女性だけの劇団による)純日本製の『ベルサイユ
のバラ』はフランス革命の話なんだからフランス人の役者にやらせるべきだと言い出したら
何と答えるんだろう。芝居はストーリーテリング。どうしてもという場合を除いて、suspend
the realityで、話し手(役者)の肌の色も目の色もジェンダーも素通りしてストーリーを楽し
めばいいのにと思うけど。

つかの間の晴れの日は散歩に行こう

2016年11月21日 | 日々の風の吹くまま
11月21日(月曜日)。晴れ模様。朝日が川面に反射してキラキラ光るのがきれいでつい見
とれてしまう。また雨の1週間に入る前のつかの間の青空らしいけど、トロントでは遅い初
雪だそうだから、ま、文句は言いっこなし。北の方は灰色の雲がびっしりだけど、東から南
は白い雲、灰色の雲が入り乱れる中で明るい青空。午後には気温が10度を超えて、暖房
をオフにしてもちっとも寒くない。陽気に誘われて、クィーンズ公園まで散歩・・・。

オフィスに座っていると、真正面に見えるこんもりとした緑がクィーンズ公園。ビクトリア女王
が直々に命名したニューウェストミンスターの都市計画を指揮した王立工兵隊のムーディ
大佐が市民の憩いの場として作った公園で、このうっかり車で走り抜けてしまいそうな小さ
な市の面積の15%くらいを占める。我が家からは一応「繁華街」の6番ストリートを渡って、
由緒あるクィーンズパーク地区に並ぶ築100年以上の家々を眺めながら、通りすがる人た
ちと「ハ~イ」と挨拶を交わしながら歩くこと15、6分。夏は子供たちの歓声が響いているけど、
今の季節はいたって静か。すっくと立つ針葉樹を見上げたり、きれいな黄色に色づいた葉っ
ぱを拾ったり、出没する黒リスを追っかけてみたり・・・。

   
   大きなナッツ、ゲットしたっ!
   
   ほんとにナッツ、持ってないんかよぉ
   
   雨が上がったからか、もぐらも大忙し
   
   古い公園事務所のドアも今は飾り
   
   ピクニックテーブルでランチタイム。寒くないですかぁ?

小1時間の散歩の後は、カレシは昼寝、ワタシはゲーム。オフィスからふと見上げたら、アメ
リカの感謝祭恒例のメイシーズのパレードを彩るバルーンのような雲がにゅうっ・・・。
   

夕ご飯の材料を買いに道路向かいのBuy-Low Foodsに走って、何とも重たい朝のジュー
スやオリーブ油をえっさえっさと担いで帰って来たら、カレシが「コーヒーが、まだあると思っ
たらないんだよぉ」。あのさぁ、それ、ちゃんと切れる前に買っておけば問題はないんだけど、
ここは在庫管理担当者のミスだよねえ。ま、このまま回れ右してちょっくらコーヒーを買いに
行って来るか。「今日はスーパーサイズのマティニを作ってあげるからね」とカレシ。あ~あ。
何だかご飯を作るのがめんどうになって、ついでに冷凍のラザーニャを買って来ちゃった。
電子レンジに入れて、18分でチ~ンと楽々。やぁい、あっはっはぁ

雨がちだけどビューティフルな日曜日

2016年11月20日 | 日々の風の吹くまま
11月20日(日曜日)。雨がちで、空いっぱいに低く垂れ込めた灰色の雲がじわっとのしか
かって来る感じがする。そんな日は「Hi, hi, hi, beautiful Sunday; This is my, my,
my, beautiful day」(『ビューティフルサンデー』)と鼻歌を歌ってみる。すごく弾んだ気持
になるのが好きなんだなあ、この歌。ラジオで一日中懐メロ局を流すようになるまで知らな
かったけど、もう40年以上も前の古いもので、ワタシが日本を出る前に欧米でヒットしたけ
ど日本では注目されず、日本でヒットしたのは出た後だったかららしい。まあ、楽しい歌はい
つになっても楽しいもんだけど・・・。

テレビでニュースを見ていたら、バンクーバーでまた「空き家」が焼ける不審な火事。市内で
は今年に入って空き家の火事が多発して、放火の疑いで捜査中のものが25件もあるとい
う話で、賃貸市場の空室率までがゼロに近い住宅難になっている折、所有者が空き家のま
ま放置している住宅に課税する方針を決めたところなもので、空き家の火事と聞くと、家が
燃えてしまえば「空き家税」を取れないと踏んで誰かに火をつけさせたんじゃないかと勘ぐっ
てしまうけど、きのうのはマンション開発のために解体工事待ちだったらしい。ホームレスの
人が入り込んで暖を取ろうとしたのかもしれない。

1日中あまりにものんびりし過ぎたのか、夜には何となく疲れてしまってあくびの連発。だら
けついでにと開き直って、カレシのスカイプレッスンを聞きながらゲーム。生徒は四川省か
ら香港大学に留学中で、環境工学の博士論文を執筆中のチオン。最近フルブライト奨学金
を申請して、アメリカの名門ジョージア工科大学で研究することがほぼ決まったところだけど、
今度は来年1月にロンドンでの学会で発表することになったというニュース。すごいね。彼
女は裕福な家庭のお嬢さんらしいけど、頭がいいだけじゃなくて、ものすごいがんばり屋。
海外旅行は初めてなので、婚約者と一緒に行くと言うのは何ともほほえましい。

雨上がりの夜。ところどころにクリスマスライトが見える。まだ11月なのに何とも気の早いこ
とだと思うけど、ロビーのモニター掲示板を見ると、「バルコニーにクリスマスライトを飾るこ
とができるのは11月15日から1月15日まで」とのお知らせ。12月3日の夜はご近所さん
たちが飾りを持ち寄ってロビーにクリスマスツリーを飾るコミュニティイベント。はあ、ホリディ
シーズンの到来・・・。

甘いのが嫌いなわけじゃなくて

2016年11月19日 | 日々の風の吹くまま
11月19日(土曜日)。雨の予報だったのに晴れ。ま、今日はファーマーズマーケットの日だ
から雨が降っていないに越したことはないけど、天気予報、大はずれじゃないの、もう。気温
が平年並みに戻ったので、遠くの山並みにきれいにせっかく降った雪が解けてしまったらし
くて、日陰の谷だけが白い縦じま模様。まあ、これはこれで風情がないとは言えないけど、
朝起きてブラインドを巻き上げて、山並みが真っ白に冠雪しているのを見たときの感動とは
やっぱり違うなあ・・・。

朝ごはんが済んだら、まずは掃除。今日はビーチボーイズのCDをかけて、軽い調子で掃
き掃除。木曜日に掃除したのにけっこうな埃やごみや諸々。フローリングだから特に日が差
すとてきめんに目立ってしまう。でも、これがカーペットだったらごみも埃もけばの中に潜り
込んで見えないだろうけど、掃除機をかけたくらいでは取り切れないかもしれないと考える
と、フローリングははっきり見えるせいで掃除する気になるから悪くはないかな。ま、竜安寺
の石庭を掃くようにそろそろと箒を動かしていると禅の修行みたいで、ちょっとは精神修養
になるかもしれないし・・・。

11時過ぎ、玄関前の道路でやっているマーケットで、パンときのことクラフトビール。クラフト
ビールはニューウェストにあるSteel & Oak(S&O)という醸造所のもので、ワタシが好きな
ビター)1本と味見しておいしかったダークラガー1本。ワタシはビール類の中でもエールが
好きで、特にビターは一番のお気に入り。S&OのドライホッピングしたESBはちょうどいい
苦味(IBU40)があって、まだ始めて3年の醸造所のものとしてはなかなかの逸品。さっそく
ランチタイムに「スモーキー」と呼ばれるソーセージ(アメリカのホットドッグソーセージよりも
太くてどてっとしたやつ)でホットドッグを作ってお供にしたら、おお、うまぁ・・・。)

東京では友だちに連れられていったクラフトビールバーでいくつか試したけど、何となく甘く
てしまりがない感じのものが多かった。日本の普通の大手メーカーのビールにもよけいな
甘さを感じるんだけど、ワタシの舌は日本の白いご飯も(と言うか全般的に和食が)甘いと
感じるので、それが日本の味覚なのかもしれないな。まあ、別に甘いものが嫌いなわけじゃ
なくて、デザート(も甘ったるいのは困るけど)以外は甘くない方がワタシの好みだということ
なんだけど・・・。

マンション暮らしにもそれなりに何やかんや

2016年11月18日 | 日々の風の吹くまま
11月18日(木曜日)。雲がたくさんあるけど、あちこちに青空。霜は降りなかったらしい。遠
くの山並みがきれいに冠雪しているのがオフィスの窓から見渡せた。雪と雨が分かれる氷
結高度のラインがみごとな一直線で、山々の相対的な高さがわかるのがおもしろい。
 
 
新しいマットレスカバーのおかげでちょっと寝過ぎかなと思うくらいよく眠れているけど、旧居
で使っていた空気じゃなくて物体を暖めるシステムのように、体温を反射して身体を芯まで
温めるようにできているらしく、朝ベッドから出て今までのように「寒っ」と感じないのは実に
快適。寝ている間はサーモスタットの設定を下げているので、どこも20度くらいまで下がっ
ているのが普通なんだけど、肌が暖かいと感じているうちに身支度を済ませてしまえる。ハ
イテク繊維のカバー一枚で朝がこんなにも心地よいなんてびっくり。これで新しいヒーターと
共に快適さアップで電気料金ダウンとなったら申し分なし・・・。

カレシがスカイプレッスンをしている間に印刷用紙と取り込んだ鉢物を置くためのビニール
のドロップシートを買いにウォルマートへ。モールの中を歩いていたら、あら、子供がサンタ
クロースと写真を撮るためのセットができている。去年は何もなかったから、それだけ子育
て世代の人口が増えたということかもしれない。モールには来年のカレンダーを売るスタン
ドも出ているし、ウォルマートはクリスマス用品でいっぱい。まだカードもカレンダーも買って
ないけど、クリスマスまであと5週間だもんね。つまりあと6週間で今年が終わってしまうって
ことか・・・。

買い物から返って来たらロビーに管理人のシェリーがいたので、ゆうべの火災警報の顛末
を聞いたら、ロビーの探知器が誤作動したんだそうな。どうやら「全館禁煙」とは知らずにタ
バコを吸いながら入って来た人がいたらしい。それは誤作動というよりも感度が良すぎるっ
てことじゃないのかと思うけど、やれエレベーターが止まった、火災警報が鳴り出したと、時
間外や休日に呼び出されるシェリーには迷惑もいいところ。それにしても、マンション暮らし
にはそれなりに戸建て暮らしとはまた違った何やかんやが次々とあって、いやはやほんと
にnever a dull moment(退屈している暇なんかない)・・・。

火災警報が鳴ってるけど・・・

2016年11月17日 | 日々の風の吹くまま
11月17日(木曜日)。雨のち曇り。ちょっと冷え込んで、外は4度くらい。明日の朝方には
初霜が降りるかもしれないという話に、カレシはゼラニウムの鉢を取り込んでから英語教室
に「出勤」。先週やっと修理が済んだばかりのエレベーター1号機がゆうべ止まったらしいの
で、念のために早めに出て行った。古いマンションならまだしも、築3年しか経っていないの
に頻繁にエレベーターが故障するって、何だかなあ、もう。理事会はコンサルタントの報告
を踏まえて抜本対策を取ろうという計画のようだけど・・・。

今日はカレシのコンピュータデスクの後ろ(=ワタシのデスクの横)に旧居から持って来たけ
ど使うところがなくて遊休状態だった大きなコルクボードを取り付ける「工事」。天気のいい
日は午前中の日差しを段ボール板で遮っていたので、日除けとして固定することにしてい
た。まずワタシの小さいコルクボードを外して、硬い板に穴を開けるのはめんどうなので、ね
じを抜いた穴を再利用して取り付け。位置合わせにちょっと手こずったけど、ねじ2本でしっ
かり固定して、その隣に先に外したコルクボードを縦にして並べて取り付け。何か高い壁が
できたような感じだけど、カレンダーやメモをピンで留めるスペースが一挙に3倍になったし、
カレシもデスクの上に突き出ている部分を使えるし、お互いの顔が見えなくたってどうってこ
とないし・・・。

   

工事の後はいつものように掃き掃除とモップかけをして午前中の仕事はおしまい。カレシが
帰ってくる頃合を見計らってランチのしたくを始める。よく働いたもので猛烈に腹ぺこ。帰っ
て来たカレシから「エレベーターは2台とも動いている」と報告。安心して午後は何事もなく
のんびりと過ぎたけど、夕食後になってまたぞろ頭の上で火災警報がピコン、ピコン。バル
コニーに出ても煙の臭いはないし、道路では人も車も普通に行き交っているし、道路向かい
のマンションの誰もこっちを見ていないし、第一に消防車がサイレンを鳴らして駆けつけて
来る気配が全然ない!

誤作動なのか、いたずらなのか、火災警報が鳴ったのは今週2度目。様子を見に廊下に出
て行ったカレシは戻って来て「(反対角の)エリザベスも出て来たけど、階段を降りるのはめ
んどくさいというのでオレもやめた」。ふむ、これじゃあ本物の火事が起きたときに誰も避難
しないってことになりかねないなあ。イソップの話みたいに・・・。

もぐりはないでしょ、もぐりは

2016年11月16日 | 日々の風の吹くまま
11月16日(水曜日)。新しいマットレスカバーのおかげかどうかわからないけど、ぐっすり
眠った気分で目を覚ました。外は雨。気温もぐっと下がってひと桁。周辺の山は雪の予報で
スキー場開きの準備をしているそうだから、もう初冬かな。統計的に見ると11月がわりと温
暖だと寒い冬になるというパターンがあるんだそうで、この冬はメトロバンクーバーにもまと
まった雪が降るかもしれないな。そうなったら通勤する人たちにはタイヘンだけど、条例によ
る早朝の雪かき義務がない今の環境では、ワタシとしては雨よりも雪の方がいいかなあ。

今日は仕事がないからワタシの「ウィークエンド」。午前中はカレシのスカイプレッスンがあ
るので、出かけるは午後までお預けにして、メールをチェックして仕事の置きみやげがない
ことを確認した後はゲームをしたり、英語レッスンを聞くともなく聞いたりで、だらだら。生徒
はロシア語/英語の通訳/翻訳者を目指して大学で言語学を専攻しているヤナ。「女房は
大学を出てないけど長いことフリーランスで稼いでいる」と言ったら、「うっそぉ~」みたいな
反応だったらしく、「ほんとだって」。ついでに「プロの翻訳者には学歴よりもリサーチ力や
ビジネス感覚が大事だよ」とわかったようなアドバイスを始めたので笑ってしまった。確かに
そうなんだけど・・・。

ワタシは学校に行って勉強するのが嫌で大学に行かなかった口なんだけど、理由はどうあ
れ履歴書の上ではれっきとした高卒。何をするにも「初めに学歴ありき」のような今どきだっ
たらプロの敷居をまたぐチャンスすらなかったかもしれないな。もうだいぶ昔のこと、何かの
集まりで有名大学を出て留学もしたという駆け出しのお嬢さんに出身大学を聞かれて、行っ
てないと答えたら、「えぇ、もぐりじゃないんですかぁ、それ?どうやってプロになれたんです
かぁ」と無邪気に返されたことがあって、今でも思い出すと吹き出しそうになる。いや、別に
何をしたら「なれた」んじゃなくて、周りからやれとせっつかれて「なった」んだけど・・・。

まあ、大学でも独学でも何でも、人間、いろんなことを学問するに越したことはないと思うし、
好奇心だけは人一倍(二倍?)あって勝手にあれやこれやと自分の好きなように「勉強」し
ていれば人生が楽しいワタシのことだから、たぶんこの先死ぬまで得意の「犬かき式学習
法」でつまみ食い学問をやってるんじゃないのかな。

今日は家事と仕事のダブルワーク

2016年11月15日 | 日々の風の吹くまま
11月15日(火曜日)。雨のち曇りのちちょっとだけ晴れで、しまいに青空が見えるのにしょ
ぼしょぼ雨。何なの、この天気?午前7時半過ぎ、いい気持で寝ていたら頭の上でピコン、
ピコンと警報。朝っぱらから火事?と目が覚めてしまったけど、3、4回鳴って止んだから、
あんがい子供のいたずらかもしれない。だとしたらメイワクな話だけど、どっちみち8時に目
覚ましが鳴るので、起き出して1日の始まり・・・。

まずは、シーツ類をはがして洗濯機に入れ、きのう届いた新しいマットレスカバーに取り替
える作業。今まで使っていたのは引越しのときにマットレスと一緒に買ったもので、ダニやア
レルゲンを通さないということだったけど、セリアントと言うハイテク繊維の新しいカバーには
遠赤外線で寝ている間に血行を良くする機能があるんだそうで、安眠効果がいいらしい。そ
れにしても、最近のポケットコイルのマットレスはやたらと分厚くて重いので、ダブルより大き
いクィーンサイズの我が家のは隅っこを持ち上げるだけでもけっこうな重労働。ま、効果の
ほどは実際に寝てみないとわからないけど、心地よく眠れたらしめたもの・・・。

乾燥機を回しながら今日の午後4時が期限の仕事をやっつけていたら、11時半頃にまた
火災警報がピコン、ピコン。今度はなかなか止まないので、23階から非常階段を歩いて降
りるのはまっぴらごめんだよぉと天井に向かって文句を言っていたら、「テスト中。避難の必
要はありません」との大音声のアナウンス。そっか、定期検査のときに管理人に鍵を預けず
に不在にしていたユニットの再検査があるんだっけ。188戸中13戸。一定レベルの階に集
中しているところを見ると、ほとんどが賃貸に出ているユニットで、オーナーが海外に住んで
いたり、間借り人が英語を読めなかったりしたのかもしれないな。それはそれでいいけど、
テストでも何でも朝の7時半に鳴らすのは勘弁してくれぇ・・・。

正午過ぎに終わった仕事を納品して、ランチのしたくを始めたところでカレシのお帰り。入っ
て来るなり今月の何日と来月の何日と何日は多文化協会と英語教室のソーシャルイベント
があるから覚えておいてくれと言うので、オフィスのワタシのカレンダーのカレシの言う日付
に不特定の「おでかけイベント」を示す黄色いフラグをぺたぺた。ああ、もう忙しいシーズン
の到来だぁ・・・。

 
 今夜は近くのすてきな家を使ってのロケ撮影・・・。