リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

移ろいやすいのは秋だけじゃないらしい

2017年02月28日 | 日々の風の吹くまま
2月27日(月曜日)。曇りのち雪のち曇りのち晴れ。朝、雪降らなかった!と喜んだのも束
の間。朝ごはんの最中にカレシが「雪だ!」と言うので窓の外を見たら、でか雪がぼたぼた。
ルーフデッキが白くなったけど、昼にはほとんど解けたので、ほっ。でも、今日なんか日中
の気温が午後になっても2度だし、3月なら10度を超えて普通なのに6度、7度がやっとで、
最低気温も何とかプラス。向こう2週間の予報を見たら、月半ばにまた「にわか雨/雪」。こ
の「/」が曲者だけど、もう文句を言う気力さえなぁ~い!

カレシは今日に延期した園芸センターへのおでかけをまたキャンセル。まあ、ぼたぼたと落
ちて来る白いものを見たら機先を殺がれても無理ないよね。結局今日はオフィスに篭城し
て、カレシは教材作り、ワタシは飛び込みの急ぎ仕事。お出かけに備えて半分やっておい
たから楽だと思ったら「追加で~す」というメール。ええ?追加ってことは未完成ってことで、
書き上がってないんだったら「ラッシュで」なんて発注するなっての。計画性がなさ過ぎるっ
てば。特に夕方に急ぎ仕事が入るとコーディネータさんは残業になっちゃうし、「どうでしょう
かぁ?」と期待を込めて打診される方だって予定ってものがあるんだからねっ。

なぁんて言いつつ、原文の日本語よりいい英文になったじゃんと勝手に自分の背中を(仮想
的に)叩いて昼前に納品。やれやれと遊びモードになって、何千枚も溜まった写真を外付け
HDにコピーしてバックアップしたり、「人生ドラマの総集編だ!」なんてでっかくぶち上げた
ストーリーを何度も読み直して舞台をイメージしみてみたり。夢の世界での話だからすべて
が非現実的で、そこが舞台演劇が持つハリウッドには絶対にまねできない芸術性だと思う。
(ハリウッドはお金と名声と自惚れが複雑に交錯して、政治発言も台詞に聞こえる巷とは隔
離された別世界・・・。

来週バンクーバーに「トランプ」の名を冠した超高級ホテル/マンションがオープンするんだ
けど、ロビーなどを飾る彫刻や絵を制作したメキシコ生まれのカナダ人アーティストがオー
プニングに出席することで「メキシコ人なのに敵に靡くのか」と反トランプ派に叩かれている
けど、「私はメキシコ系のカナダ人。私の意見は言葉ではなく作品で表現します」。よく言っ
た!「いいね」を100回!テレビに映った作品はとってもすてき。ああいうのを描いてみたい
なあ・・・。

人生ドラマの総集編もいいかも

2017年02月27日 | 日々の風の吹くまま
2月26日(日曜日)。うす曇のち晴れ。夜の間に雪が降って、ルーフデッキに1センチ。気温
が上がったら早々と解けて昼過ぎには消えたけど、北国育ちのワタシもさすがに春が待ち
遠しい。命が一斉に芽を吹く春に生まれた子は根っからポジティブで、遅霜や季節外れの
雪になんかに負けない強い生命力があると言われるけど、その春に予定日を大きく過ぎて
4月も末近くの雪の日に自分のへその緒を巻きつけて仮死状態で生まれたのがワタシ。生
と死の狭間に生れ落ちてかなり病弱な子だったけど、あと2ヵ月で69歳の誕生日を迎える
というんだから、春に生まれた子は生命力が強い!(そう、その命、大事にしなくちゃね。)

めんどうくさい仕事をきのうさっさと片付けて、期限より1日早く納品してしまったおかげで、
今日は心置きなく遊びモード。カレシがママのご機嫌伺いがてらメープルリッジの園芸セン
ターをのぞいて来る計画だったけど、朝の雪を見て「明日にしよう」。カレシのドタキャン、ド
タチェンは慣れっこだから、あっ、そ。洗濯かご代わりにしているドライヤーをのぞいて、じゃ、
今日は洗濯でもしようっと。ついでに針と糸を出して来て、カレシお気に入りのズボンの底
が抜けたポケットも修理。気づかずに鍵なんか落したら困るから、ちょっと浅くはなるけど、
薄っぺらな生地の底の部分を三重に折り返して、ちくちくと返し縫い・・・。

午後は遊びモード満開で、15年前に書いた2本の短編を見直して、芝居としての骨格を考
えてみることに没頭。ランガラカレッジで取った一連の創作講座の最初のコースで書いた
『Dream』とその後先生の個人的な創作スタジオで書いた『Seafarers』 を統合して、ある女
性のいわゆる自分探しの葛藤をメタファーとイメージで綴るファンタジーの形で芝居にして
みたいと思っていた。デール先生が教えるThe Writing Tablesはストーリーを書くことによ
るセラピーの性格があって、そこで8週間様々なトラウマを抱えた10人の仲間と一緒に泣
いたり、励まし合ったりしながら、壊れてしまった自分をいったん解体して再構築する過程を
「夢の中」の世界でのメタファーとイメージで書き綴った「力作」・・・。

あれから15年経ってやっと傷を弄ることなく読み返せるようになって、芝居脚本として構築
できるという気がして来た。まあ、上演できるレベルに到達できる、できないは別として、ワタ
シの人生ドラマの総集編として書き上げてみたいもんだな。

プロのアイスホッケー選手がおたふくかぜ!

2017年02月26日 | 日々の風の吹くまま
2月25日(土曜日)。晴れのち曇り。でも、差し込んでくる日差しはぽかぽかしていて、掃除
をしていると額にじっとりと汗。それでも明日の麻にかけてまた雪が降るという予報だけど、
みんな愚痴るのに疲れてしまったような感じ。あと2週間で「夏時間」になるんだし、もういい
加減にしてくれないかなあ。春が来ないうちに時計の上では夏って、そんなのありえないで
しょ?(ま、実際はありえてるわけだけど・・・。)

掃除が終わったらとにかくガンガン仕事。期限は明日の夜だけど、何かさっさとやっつけて
せいせいしたい気分。何しろお役所文学のお手本みたいな原稿で、回りくどいったらない。
今回はひとつのセンテンスが400文字以上なんて呆れるようなのはないけど、ファイルの
プロパティを見たら「何とか課」となっているから、段落によってスタイルが違ったりするのは
その何とか課のお役人が2人か3人で分担して書いたものだからかもしれない。翻訳する
のはワタシひとりだから最後は統一された英語文書になるけど、ですます調とだである調
がごっちゃになったままはいかんなあ・・・。

アイスホッケーのバンクーバーカナックスの若い選手が何とおたふくかぜにかかって、他に
4人の選手も感染した兆候があるということで5人とも故障者リスト入り。ニューヨーク州の
ユティカのファームから若手を補充するとしても、シーズンが終わりに近づいて、プレーオフ
に出られるかどうか極めて微妙な状況だというときに選手が一気に5人もいなくなっては、
もうシーズンは終わったようなもんだな。でも、ファームの若手にNHLのプレーを経験させ
れば、認めてもらって一軍に上がりたい一心で張り切るだろうから、いい機会かもしれない
けど・・・。

それにしても、おたふくかぜは小さい子供の病気かと思っていたら、最近ははしかと共に高
校生や大学生の間で流行する傾向があるらしい。おたふくかぜや水疱瘡はおとなが罹ると
重篤になる危険が大きいし、特におたふくかぜは男性不妊の原因になる合併症を起こすこ
とがあるから、予防接種はしておいた方がいいように思うけど、「ワクチンは危険」、「自閉
症の原因になる」といった主張を鵜呑みにして我が子に予防接種を受けさせない親がけっ
こういるらしい。ワタシはおたふくかぜも水疱瘡もやったことも、予防接種を受けた記憶もな
いから、もしも流行して来たらエレベーターなんかでは気をつけないと危ないかな・・・。

プレミアムフライデーもプレ金と略されると

2017年02月25日 | 日々の風の吹くまま
2月24日(金曜日)。曇りのち晴れ。ちょっと早く目が覚めたら、ああ、外は雪景色。眠い目
をこすってみたけど、やっぱり白い。ルーフデッキの雪は1センチ程度だから、気温が上が
れば解けてしまうだろうけど、平年ならクロッカスが咲いている時期なのになあ。地形な複
雑なメトロバンクーバーは5センチくらい積もったところもあれば、まったく降らなかったとこ
ろもあるというから不平等すぎ。今どきは人類にとって不平等は絶対悪だってこと、マザー
ネイチャーはご存じないのかな。

週末は「ノー仕事デー」かと期待していたら、あちゃ、また仕事だぁ。雪は降るし、仕事は降
るしとこぼしたら、日本は土曜日の丑三つ時なのにコーディネータさんから「私のデスクの
上は猛烈な吹雪になってま~す」と返事が飛んで来た。初プレミアムフライデー(さっそく省
略して「プレ金」)なのにと言ったら、「うちは実施してないんです」。お役所が華々しくぶち上
げたこの「プレ金」、導入した企業はほんのわずからしいし、早く帰れても「家でゆっくり」した
い人が多いらしいから、狙い通りの経済効果があるのかどうかは怪しいもんだな。働く人と
しては、早く帰って買い物をしろ、飲みに行けと言われても、給料を上げてもらわないことに
は懐が・・・。

それにしても、週1回の「ノー残業デー」とか月1回の「プレミアムフライデー」とか、お役所の
掛け声で特定の日を決めて、せぇ~の!とやりたがるのは日本ならではかな。毎日がノー
残業デー、毎日でなくてもせめて毎週がプレミアムフライデーであればこれほどのお祭り騒
ぎをしなくたってみんな早く帰れるだろうにね。でも、ノー残業デーでも夜遅くまで残業する
人が多いみたいだし、「花のプレ金」もいつの間にかいつもの金曜日と同じってことになって
名ばかりってことになるんじゃないかな。だって、残業しなかったら翌日にしわ寄せが来て、
プレ金で早帰りしたら週明けがブラックマンデーになりそうな気がするもの。

暗黙のうちに残業を勤務時間に取り込んでいるような労働慣習や企業文化や職場の環境
を根本から変えて、社員の自主性と自己裁量をもう少し信頼できるようになれば、定時退社
があたりまえになるかもしれないけど、そのためにはまず子供の頃から自主性を育てなけ
ればならないわけで、日本の社会風土にがっちりと太い根を張った労働観を「根本的」に変
えるのは、たぶん無理じゃないのかなあ。

節税が老後に増税になったら意味がない

2017年02月24日 | 日々の風の吹くまま
2月23日(木曜日)。晴れ。朝の気温はゼロだって。カレシを英語教室に送り出して、今日
はまず去年の事業所得を推定する作業。というのも、きのう年金基金のことで銀行のアドバ
イザーに相談しに行って未使用で繰り越した額を一気に消化することにしたからで、全額消
化できるかどうか知るためには「勤労所得」の数字が必須。でも、売上税(GST)の申告義
務がなくなったのをいいことに、事務方が(って自営業ではワタシなんだけど)ぐうたらを決
め込んで1年間ずっと帳簿を放ったらかしていたもので、フォルダにごちゃごちゃ入れてある
レシートを整理することから始めて、ダウンロードしっ放しの業務用クレジットカードの明細
書を1年分印刷して、経費の勘定。

個人年金制度(RRSP)は掛け金を勤労所得から控除できるので、払込み金額や年齢に制
限を設けている。要は、稼げる間に節税しながら老後の蓄えをして、引退して減収になった
ときに年金として引き出せば税率が下がるから二重に節税できるという「おいしい話」なん
だけど、しばらく払い込まなかったので、繰り越した未使用枠が200万円。一方で払い込め
るのは70歳までだからあと2年しかなくて、今年の事業所得が減ると来年貯まった未使用
枠を消化できない可能性がある。そこで、ああだこうだと議論した上で、老後資金のための
極めて保守的なファンドとして薦められたミューチュアルファンドに投資することにした。

自分の意思で株や債券に投資をするのは初めだけど、40年もの間ひたすら堅実に家計を
運営して来たんだし、RRSPはワーカホリックと言われながら築いて来たワタシの老後資金
なんだし、何たって銀行系列の証券会社の口座には規定の率で引き出すと年200万円の
年金になる残高があるので、ここらで少しくらい冒険してもいいんじゃないかなという心境。
そんなに増えなくても原資が減らなければそれで良し。だって、投資が儲かりすぎたら税金
が上がるだけで、二重の節税にならないどころか、最後的には「増税」になってしまうわけで、
それではまったく意味がないもの。

一緒の生活を始めた頃は月に1度マクドナルドに行くのが唯一の「外食」だったくらいに貧
乏だった私たちが40年経って老後を迎えてみたら税金が増える心配をしているなんてまっ
たくの想定外。まあ、お金は天下の回りものというから何とか回さないと世間の役に立たな
いんだけど、お金ってほんっとに不思議な生き物・・・。

マンション管理組合の年次総会

2017年02月24日 | 日々の風の吹くまま
2月22日(水曜日)。おおむね晴れだけど不安定な空模様。白い雲と黒い雲が入り乱れて、
それぞれに目まぐるしく表情を変えるので、だまって眺めているだけであっという間に時が
経ってしまう。でも午前中に何とか仕事を片付けて、送って、とりあえず遊びモードに逆戻り。
ランチの時間が近づく頃に黒雲がどんどん広がって来て、ルーフデッキにぽつぽつと水玉
模様・・・と思ったら、何か白っぽいものがひらひら。気温7度で雪なんてありえなぁい!でも、
白い雨なんて聞いたことないしと思っていたら、夜の天気予報で「graupelが降りました」。
えっと、前に訳したことがあったけど、何て訳したっけなあ。(「霰」だよ、ぼけ!)

今夜はマンション管理組合の第3回年次総会。私たちには初めてだった去年は川べりの宴
会場だったけど、今年の会場は車で3、4分先にある州立の警察、消防、救急の分野の専
門学校の会議場。ワタシが州司法省の犯罪調査機関に勤めていたときに弟分のような存
在で、後にバンクーバー市警に採用されたカーティスがここの警察学校を首席で卒業して、
卒業式に出席した上司のブライアンをうれし泣きさせたという話がある。(元警察官のブライ
アンはワタシにとっても生涯最高の上司で、アイデンティティを模索していたワタシを今ある
ワタシに育ててくれた人。)

定刻の7時前に着いたけど、今年も定足に届かず、規定通り30分遅らせて開会。賃貸に
出している投資目的の非居住者オーナーが大半だし、実際に住んでいても英語が不自由
な人たちもかなりいるからしょうがない。管理会社の担当エージェントが進行係になって、企
業いの株主総会と同じように前年の総会議事録、保険契約の更新、今年度予算を次々に
満場一致で承認。組合の運営そのものは実際に住んでいる人たちのコミュニティ意識が育
ちつつあるし、ファーストネームで呼び合う中核グループもできてかなり円満に行っている。
退任する理事2人の後任にはその場で2人が立候補して、再選に立候補した5人と合わせ
た7人を新しい理事会として満場一致で選任。

議題が片付いた後は、エレベーター故障の問題や防犯対策を中心に、(バルコニーを含め
て)全面的禁煙のマンションで喫煙など主に賃貸のテナントが起こす問題について活発な
質疑応答があって、総会は2時間後に閉会。築3年で経験値の低いマンション管理組合の
総会としては、まだぎこちなさは残っているけど、上出来だと思う。

3月の嵐が来る前に

2017年02月22日 | 日々の風の吹くまま
2月21日(火曜日)。晴れ(霧)。あっちゃ、明日から最低気温がマイナスになって、木曜日
あたりからはまた雪混じりの天気になって、来週いっぱいくらい続くなんていう予報。「ええ?
せっかく外に出した鉢物をまた取り込まなきゃならないじゃないか」とカレシ。俗に3月はライ
オンのごとくやって来ると言うんだけど、去年の3月も大荒れの暴風雨で始まったような気
がするな。まあ、雪がちらつく程度だったら、雨風よりはいいかもしれないけど。

きのうはせっかく遊びモードに切り替え!と張り切ったのに、また仕事モードに逆戻り。何か
みんな逆戻りなんて、いやぁねぇ。きのうは出かけ前に納品の確認と一緒に「次の仕事が入
りそうです」と予告があって、帰って来たら同じ会社の別の部署から添付ファイル付きメール。
すごいラッシュ仕事で、わわわと返信メールを書いていたら、コーディネータさんからも添付
ファイル付きのメール。どっちも1、2と番号が付いているので、どっちの1でどっちの2です
かと確認メールを送ったら、「ええっ?」という返事。結局はコーディネータさんがワタシを
「ゲット」して落着したけど、危うくダブル受注になって、へたをすると徹夜になるところだった。
あ~あ、もう「魔の3月」の波がひたひた・・・。

1週間ぶりに英語教室に行くカレシ、10日ぶりにひげを剃ったせいか口元にシェーバーの
刃に引っかかったらしい傷がひとつ、ふたつ。送り出すのにいつものように運転に気をつけ
てね~と言ったら「それから?」という反応。あっ、そうそう、足元に気をつけてね。「うん。転
ぶつもりはないけど、まじない」。あはは。じゃあ、行ってらっしゃぁい。ドアを閉めたらまずは
ベッドを整えて、床掃除をして、モップかけ。1丁先のウクライナ人のベーカリーにひとっ走り
してバケツに入ったファミリーサイズ(2人なら2日分)の肉入りボルシチを買って来て、半分
を温めてランチ。

おいしいボルシチで温まったら、先月高さと色を指定して特注したスツールが届いているの
で、コクィットラムまでトラックでひとっ走り。バーのスツールを色違いで1個足して、カレシの
園芸ルーム用に別のデザインを1個。ケベック州のTricaという家具会社がモントリオール
郊外で注文製作しているもので、座り心地が良いので気に入って買い足しているうちにこれ
で3種類、合わせて6個。さて、今日の予定が済んだから、嵐のごとく仕事と行くか・・・。

   
   

予想はしていたけどやっぱりショック

2017年02月21日 | 日々の風の吹くまま
2月20日(月曜日)。晴れのち曇り。仕事が全部終わったので、今日はまったくのフリー!
ばんざいなんだけど、「遊びモード」へのスイッチの切り替えがなかなかうまく行かないから
困る。逆に「仕事モード」に切り替えるときはけっこうすんなり行くのに、どうしてなんだろう。
何となくだらだら、何となくうろうろ。それでもランチの時間が来て、久しぶりに野菜ラーメン
を作って食べたら、ちょっとしゃっきり。書きかけの芝居の2本目を開いてちょこちょこ。

カレシはロンドンの国際学会に行っていたチオンのリクエストで予定外のレッスン(というか、
現地報告)。研究発表はうまく行ったらしいし、英語でのやりとりも心配したほど難しくなかっ
たとか。初めての海外だったけど、いろんな人たちと英語で交流してすっかり自信をつけた
らしい。国際会議や学会での発表は場数を踏んで経験を積んでなんぼだからね。ワタシみ
たいにポイントだけのスライドを持って行って、1時間アドリブでしゃべり通した強心臓もいる
けど、普通は1に経験、2に経験・・・。

来シーズンのラインアップ発表パーティは5時半。カレシの怪我の後であることを考えて車
で行くことにして、ラッシュだから余裕を持たせて出発したら、ずっとすいすいで30分ちょっ
とで着いてしまった。カナダの他の州が軒並み祝日で休みなのと関係あるのかな。これが
いつものことならうれしいけど、そうは行かないだろうな。BMOセンターの劇場にはかなり
の数のメンバーが来ていて、芸術総監督のビルが9月から始まる来シーズンの出し物を順
を追って簡単に説明。今シーズンよりもいいものがあるなあと喜んでいたら、「来シーズンが
私の最後の年になります」と引退を爆弾宣言。えええっ・・・?

ビル・ミラードは演劇人がたむろするクラブの「芝居小屋」のようなところから出発したArts
Clubをカナダでも最大級の劇団に育て上げた人。ステージマネジャーから始めて45年も
Arts Clubの顔だった人だけど、今年73歳だもんなあ。劇団の未来の枠組みを作る取り組
みが始まった頃からそろそろ引退かなとは思っていたけど、実際にそう言われるとやっぱり
ショックだなあ。Leave a big shoe to fill(大きな空の靴を残して行く)と言うけど、後任探し、
大変だ。演劇界の裏表を知っていて、劇団経営の裏表も知っていて、非営利団体の運営の
裏表も知っていて、しかも芸術眼があって演出もできる人って、そんなにいるわけがない。
ああ、ショック・・・。

400文字の文章は言葉の迷路だ

2017年02月20日 | 日々の風の吹くまま
2月19日(日曜日)。雨。仕事、最後の追い込み。まずは木曜日の夜(日本の金曜日)に駆
け込みで入って来た小さなファイルをやっつけて納品してから、先週中ずっと苦闘していた
5つセットの最後で最大のファイルに戻ったけど、17ページもあってまだ半分くらいのところ。
こんなに残っていて、明日の午後の納期に間に合うのかなあ。ま、とにかくひたすらキーを
バンバンバン。だけど、お役所文学的だらだらと長ったらしい文章を解読して、それを別の
言葉に「書き直す」のはめっちゃくちゃ疲れるぅ・・・。

契約書のような弁護士が書く文書は英語でもやたらと長ったらしいけど、日本のお役所文
学の長ったらしさは右に出るものがないんじゃないかと思うくらいで、民間ビジネスだって企
業や研究機関の内部規則や規程は大きなところほど長ったらしくて、しかも回りくどいという
印象。何しろ第何とか条の後にああたらこうたらと300字、400文字続いるなんてのはざら
で、いったい何がどこにどうかかってどうなる場合はどうするのかと、まるで「暗号解読」もど
きの読解プロセスを経てやっとこさ句点にたどり着いた頃には思考がこんがらがってしまっ
て、ワタシの脳みそは息切れ。だって、ひとつのセンテンスが400字って、原稿用紙にして
丸々1枚の長さ・・・あああ。

それでも、1日中オフィスの窓を叩く雨を横目にひたすら、ひたすらキーを叩き続けた甲斐
があって、夕食の支度の前に最後のページの最後の行にたどり着いた。ああ、肩は凝るし、
おなかは空くしで、何だか日本百名山の100番目の山の頂上に到達したような気分かな。
自分の背中をポンッと叩いておめでとぉっと言ってあげたいくらい。おりしもデスクの上には
LLビーンの春のカタログ。う~ん、ご褒美にすてきなドレスでも買おうかなあ。何たって今
はカナダドル安に触れているから、アメリカドルでもらう報酬はカナダドルにすると即3割り
増しだし・・・。

まあ、後は見直しをして、スペルチェックしてさっさと納品したら、芝居の脚本書きに戻ろう。
ゆうべふとわいた新しい構想もちょっといじってみなくちゃ。(頭の配線が混乱したからヘン
なアイデアがわいたのかもしれないけど。)明日の夕方はArts Clubの秋に始まる来シー
ズンのラインアップを正式発表するパーティだから、ちょうどいいタイミングでぱぁ~っと遊ん
で頭の中の蜘蛛の巣を一気に払ってしまおうっと。もう春が来るんだもん・・・。

賃貸の家賃まで高騰したら

2017年02月19日 | 日々の風の吹くまま
2月18日(土曜日)。小雨がち。きのうは1日がっちり仕事をして疲れていたと見えて、ぐっ
すり眠って目が覚めたら8時半。よく寝る子は育つけど、よく寝るオトナは太らないという話
だから、昔と比べたらよく眠れているのはいいこと。毎日の生活エネルギーの質が何となく
自然に違って感じられるし、何よりも心身の健康を実感できるのがいい。人間はとことんアナ
ログな存在だから、寝不足などでストレスが溜まると心身のエネルギーが殺がれて、頭
の回転も鈍って来るというもの。

今日はまず土曜日のまじめ掃除。カレシが95%回復したからと言ってバスルームの掃除を
始めたので、ワタシもちょっと念を入れて担当の床掃除。床下の雨漏りでフローリングにで
きていた2ヵ所の膨れのひとつが前ほど目立たなくなっているのは、デッキやドア枠の防水
処置が成功したと言うことかな。だったら限られた範囲の床板を取り替えるだけで良くて、も
しかしたら主寝室のウォークインクローゼットの床板で間に合うかもしれないな。クローゼッ
トだから床板の違いなんてドアを閉めておけばわからないし・・・。

バンクーバーでは不動産が値上がりし過ぎて中流家族には手が届かなくなって久しいけど、
今度は賃貸アパートの家賃が高くなり過ぎたそうで、独身者や子なしカップル向きの寝室が
1つのアパートの家賃が平均して約19万円、寝室が2つのアパートは(やや値下がりしても)
30万円というから目玉が飛び出しそう。もっとも空室率がほぼゼロに近い逼迫状態にある
せいで家賃が高騰したんだろうけど、バンクーバーでは年収が7~800万円ないとアパー
トを借りることもできないらしいからおっそろしい。30万円の家賃を払えるならマイホームの
ローンを組めそうなものだけど、実際のところは収入の大半を家賃に食われてマイホーム
の頭金を貯めるなんて夢のまた夢・・・。

まあ、バンクーバーの不動産バブルもどうやらしぼみ始めたようで、売約戸数が減り続けて
いて、価格も下降局面というところだけど、特に減ったのは外国人が買っていた何億円、何
十億円という豪邸で、一般市民が住む普通の家は売りに出る戸数が減っているせいもあっ
てか、まだ値下がりしているようには見えない。需要が減らない限り、売り家の数が減れば
また値上がりし始めるだろうから、結局はマイホームはまだ遠いということか。どうしてこん
なにも住みにくくなっちゃんだろうなあ。

今日はマンション駐車場の清掃

2017年02月17日 | 日々の風の吹くまま
2月16日(木曜日)。曇り時々雨。午前中の気温は9度。NOAAの報告では、ラ・ニーニャ
が消滅して、今は「ラ・ナーダ」(中立)の状態にあるんだそうで、これからエル・ニーニョに振
れるかどうかはまだはっきりしないとか。バンクーバーの冬は温暖で雨が多いのが普通な
のに、数十年に一度という寒冷多雪になったのはスーパー級のラ・ニーニャのせい。それが
消えたってことて、春遠からじ・・・。

今日と明日はマンションの地下駐車場の清掃の日で、今日は住人専用駐車場の地下1階
部分と我が家の専用スペースがある地下2階の半分で、管理会社から午前9時までに車を
どけるようにとのお達し。(車があっても掃除はできるけど、車に傷が付いても業者は責任
を取ってくれない。)前回は近くの住宅地に路駐したけど、今回は地下1階に30台分あるビ
ジター専用スペースを先着順で使って良いことになって、ゆうべ10時前に降りて行ってとり
あえずトラックだけ移動。(9割埋まっていた。)

エコーは朝マンション付属の有料駐車場に移すつもりだったのが、住人用駐車場のゲート
を出たところでビジター用スペースから車が出て来たので、空きがある!とばかりにそっち
へ移動。ちょうどトラックの隣も空いていたので並べて駐車できた。有料でも1時間100円
でせいぜい半日だからどうってことないんだけど、無料ならそっちの方がいいもの。めんどう
だけど年に2度のことだし、この冬はかなりの融雪塩や砂がタイヤに付いて来ていて、それ
が靴に付いてロビーや廊下の共有部分に持ち込まれるとタイルやカーペットが傷むから、
想定外の経費を節減する上でも必須の項目。

区分所有は、専有居住部分だけじゃなくて、敷地や建物内外の共有施設についても所有ユ
ニットの面積に応じた「持分」について所有者としての権利と義務があるから、その運営や
維持管理に毎月持分に応じた管理費を払うわけ。(なぜか査定価額が2番目に高い)我が
家は床面積が4番目の広さなので管理費も4番目に高いけど、(合計70平米のルーフデッ
キとバルコニーは我が家に専用使用権のある共有部分だから)同じ広さの上の2部屋と同
じ金額。共有部分の駐車場も専用駐車スペースの割当てが1台でも2台でも管理費には反
映されない。それが公平なのかどうかはまた別の話で、分譲マンションは資産価値の共同
体だから、所有者同士の交流はもちろん維持管理への協力と参加も大切にしないと・・・。

終わり良ければすべて良しってことで

2017年02月16日 | 日々の風の吹くまま
2月15日(水曜日)。雨。今日は第2回目のコーヒークラブの集まりの日。仕上がった3つの
ファイルを圧縮フォルダにして送る準備をしてから、魔法瓶にコーヒーを入れて1階へ。今回
の参加者は前回の倍の人数で、やっぱり60代はワタシとエリックだけで、後はみんな70代、
80代。老人ホームのラウンジみたいでもあるけど、わいわいがやがやと賑やかで楽しい。
スカイプレッスンを終えてから加わったカレシはパートでカレッジの講師をしているエリックと
意気投合して教育論議。ああだこうだとおしゃべりをしているうちに毎月第1水曜日に集ま
ろうと言うことで意見が一致してお開き。

帰って来てランチを済ませて、さぁてと腕まくりして、4つ目のファイルを開いて仕事、仕事。
残り2つは大きめだから、あんまり遊んでいられない気分。ちょっぴり焦るけど、去年も似た
ようなのをいくつもやったから、まあ、あまり知恵を絞らないで済みそうかな。それにしても、
日本の組織ってすごく細かいなあと感心することしきり。ひとつの組織にいくつもの雇用形
態があって、それぞれについて人事に関する規定や規則、はては細則の類がいくつもあっ
て、それぞれに関連するいろんな申しみ書や届け出の書式用紙があって、何だか軍隊の
組織みたいな感じでもある。

まだ大雨警報発令中で、午後には雨と風。こんだけ降ったらあちこちの家の芝生に残って
いる雪も融けて流れそうなもんだけど、少なくとも歩道にへばりついた氷はなくなるだろうな。
雪が残っていた間中ずっと気をつけて歩いていて大丈夫だったのに、気温が上がって雨が
降り出したとたんに滑って転んでしまったカレシはほんとについてなかったよね。でも、ぎく
しゃくしてはいるけど、わずか1週間でかなり回復したからたいしたもの。今日はスカイプで
の英語レッスンでマッサージ療法士をしているドイツのエスターからいろいろとアドバイスを
もらって「助かるなあ」。

今日は楽しみにしていた『Men in White』のオープニングナイトを逃してしまったけど、大雨
の中を車を運転してグランヴィルアイランドまで行くのは今のカレシにはしんどいだろうから、
不測の事態ということでキャンセルは正解だったな。しょうがないもんね。その代わりワタシ
は仕事が捗ったから、終わり良ければすべて良しってことで、良しとしなくちゃ。

バレンタインは嵐の前の静けさ

2017年02月15日 | 日々の風の吹くまま
 

2月14日(火曜日)。バレンタインデイ。曇り。南東の空は朝から何とも不思議な雲がいっぱ
い広がっていて、昼前にはベーカー山の上にレンズ雲がかかって、ひと波乱ありそうな感じ
がする。実際に大雨警報発令中で、山側の高いところでは24時間に100ミリ降るかもしれ
ないとかで、雪解け水による洪水を警戒するようにとのこと。それにしてもこの冬は何かと
「警報(Warning)」が多かったな。大雪警報に大雨警報に強風警報に洪水警報に雪崩警報。
まあ、日本で言う「注意報」に近いレベルだと思うけど・・・。

 

今日はとにかく仕事、仕事、仕事。猛スピードでタイプを叩いて、サロンパスのお世話になり
たいくらい肩が凝ったけど、2時過ぎには5つのファイルのうち2つを仕上げたからエライ。こ
れで何とかバレンタインデイのご馳走を作ってあげられる時間ができた。ベーカー山の頂上
には、あはは、誰かさんの髪型に似ていなくもない雲!ひと息ついたらフリーザーをかき回
して食材集め。こういうときはスシか刺身が一番手っ取り早くて、しかもご馳走っぽく見える
からいい。雨が降り出さないうちに買い物に行って来て、久しぶりにカレシにマティニを作っ
てもらって、さぁて、ご馳走作り・・・。

     

小さいお皿にスシ飯を置いて、マグロ、サーモン、いか、たこ、ひらめ、ほっき貝に剥きえび
で生ちらし風。周りにトビコとイクラを載せた大根のスライスを交互に並べて、ほぐしたかに
の身のポン酢和え、しいたけと手まり麩の煮物、海草のごま油和え風サラダ、ジャンボはま
ぐりの吸い物、フルーツ(すいかとメロン2種)。全部まとめて大きなトレイに並べたら、極楽
とんぼ航空が誇るファーストクラスの機内食!デザートは今日だけダイエットを忘れてミニ
マカロン。ハッピーバレンタイン!

サロンパス万歳!

2017年02月14日 | 日々の風の吹くまま
2月13日(月曜日)。晴れ。何となく春の気配がするような陽気。すっかり忘れていたけど、
「ファミリーデイ」とか言う祝日。他の州では来週の月曜日だから忘れていたのかな。祝日を
全国と統一してほしいと言う請願書に2万人近い署名が集まったとか。うん、家族のための
休日ではあっても、他の州では普通の営業日だから、金融関係など仕事を休むわけには
行かない人がいるだろうな。州レベルの祝日だから州が決めるんだけど、何だってわざわ
ざ他の州と違う日にしたんだろうな。

今日のカレシは朝からコンピュータの前に座ってスカイプ生徒さんのエッセイの添削。ヒー
ティングパッドを椅子の背との間に入れているけど、動き回ることも増えたので、背中とわき
腹にサロンパスをぺたぺた。こういうときはやっぱりサロンパスが効き目一番。消炎剤と言
えば、昔は患部に塗る液体やクリームが主流だったところに、数年前からプラスター形式の
ものが増えて来ていたんだけど、厚みがあるし、剥がれやすいし、効果もあまりぱっとしな
いのが難だった。そこへ去年あたりから見かけるようになったのが日本が誇る「サロンパ
ス」。日本製だから値段はちょっと高めだけど、懐かしいサロンパス!

  

おかげでうち中がメントールの匂いになっちゃったけど、カレシは「効くねぇ、これ」と感心。
そりゃそうよ、日本ではもう80年以上愛用されている優れもの。日本人にとってサロンパス
は消炎プラスターの総称みたいなもので、腰が痛けりゃサロンパスをぺたっ、肩が凝ったら
サロンパスをぺたっ!なんだもん。前に掃除をしていて腰を痛めたというシーラに残ってい
たのを箱ごとあげたら「すごく良く効いて、助かったわ」。慢性の腰痛に悩まされている仕事
先のだんなさんにも勧めたんだそうで、サロンパス、普及するかな。

おととい買って来た薬は筋肉をリラックスさせる効果は少しはあったけど鎮痛効果はほとん
どなくて、急な下痢症状が出たので、1錠ずつ2回飲んだだけで1日で中止。カレシは元々
鎮痛薬があまり効かない体質らしい。(痛みの耐性もあまりないらしい。)ワタシも市販でも
使えないものが多いし、全身麻酔ではひどい目にあうので、顎の嚢腫を取ったときも膝の手
術をしたときも処方された薬を使わずにひたすら我慢。(卵巣嚢腫が破れたときは「我慢し
すぎ!」とドクターに叱られたけど。)さて、外へ出たいカレシと散歩がてらサロンパスを買い
足して来ようっと。

ちょっとした塞翁が馬風の展開

2017年02月13日 | 日々の風の吹くまま
2月12日(日曜日)。晴れ。きのうはダブルシフトで家事をして、今日が期限の仕事にがっち
り取り組んだせいか、ぐっすり眠って目が覚めたら8時半。朝ご飯のテーブルはゆうべのう
ちにセットしておいたので、今日はカレシがコーヒーの用意をして、シリアルその他を冷蔵庫
から出して来て、「ちょっとズキンとしたけど何とか大丈夫だった」。おお、歩くのもスピードが
上がって来たようだし、年の割には回復が早いねえ。「何もできないのって退屈過ぎてイラ
イラするからね」とカレシ。なるほど、待つのが苦手な人は具合が悪くてもじっと寝ていられ
ないってことかな。

朝のうちに仕事の仕上げ。ワードの作業ファイルの内容をパワポのスライドに打ち込むん
だけど、これがえらい手間のかかる工程。日本語と英語では必要なスペースが大違いだか
らある程度の書式の調整は必要なんだけど、スライドにはポイントだけ並べて、発表のとき
に口頭で詳しく説明すればいいだろうにと思ってしまう。まあ、パワポの日本語原稿の扱い
にくさについては昔からずっと文句を言いっ放しのような気がする。書式に関しては、日本
語の文書作成は「400字詰め原稿用紙」が基本概念になっているのは確かで、英語の文
書作成ソフトでは日本人になじみが薄いタイプライターが基本概念だから、これはもう永遠
に東は東、西は西かな・・・。

それでも仕上がったファイルを送って、ああ、せいせいした。でも、丸1週間はゆうにかかり
そうな5つのファイルが後にで~んと控えている。ここは去年も今の時期に同じようなファイ
ルをいくつも送って寄こしていたから、どう見たって今年も予算消化のための発注だな。業
務の国際化で内部文書も英語版が必要になったけど、そんなに重要でもないから予算が
余っていたら翻訳してもらっとけばいいや・・・みたいな感じ。モノを売ってお金を稼げる企業
と違って、公的な機関は獲得した予算内で活動を賄わないとならないから、ちょっとだんな
さんの給料の中で家計を回さなければならない主婦みたいなところがないではないな。ま、
遊び心をちょっと抑えてがしがし仕事をしないと・・・。

それでも、カレシが長時間座っていられないと言うので、水曜日のArts Clubのオープニン
グナイトの出席をキャンセルしたから、時間的には余裕ができたかもしれない。いうなれば
塞翁が馬みたいなものか。人間の生活の流れにはそういう展開がけっこう多いような・・・。