リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

この年になったら元気で遊べるうちに遊んでおかないと

2024年11月09日 | 日々の風の吹くまま
11月7日(木曜日)。🌤⛅☁。目が覚めたら7時をちょっと過ぎたところで、起きてみたらちょうど日の出の時間。日が昇る位置がいつの間にかベーカー山に近づいていて、あと3週間くらいで山の上から朝日が差して来るだろうな。その頃には日の出は7時半過ぎになっているだろうから、運よくその時間に目を覚まして、運よく晴れていたら、瞬間の写真が撮れるかもしれないな。カスケード富士のご来光、きっとすばらしいだろうな。




きのうから来年3月のクルーズ中のレストランの予約が始まったので、今日はすでに予約してある寄港地でのツアーの予定を勘案して検討。私たちには3度目の乗船になるSilver Muse号にはレストランが8つあって、夕食時は予約制が3つ、自由席制が3つ、予約制で席料がかかるのが2つ。(バーやラウンジもそのくらいの数。)今回は船内での(実質的に前払いで返金不可の)「お小遣い」が500ドルずつ、Silverseaからのお小遣いが250ドルずつ(合計1500ドル)あるので、エージェントのジェフに「使わなきゃ損だよ」と言われて、よぉ~し使い切ってやるぞと、有料のツアーとレストランに注目。でも、席料のかかるフレンチのLa Dameは、クルーズ中に3回あるフォーマルナイト(ノー・カジュアルウェア)にはもうキャンセル待ちだからすごい。(せっかくめかし込むんだからってことかな。)

クルーズは16日間で、終日航海の日が7日。予約済のツアーがあるのは、2泊するホーチミンシティの初日、済州島、1泊する仁川の初日、そして鹿児島の4日。そのうち鹿児島以外は有料ツアーで、ホーチミンシティとソウルは夕食つき。つまり船で食事をするのは14日(ホーチミンシティを案内してくれるカレシの生徒と夕食をすれば13日)。ああだこうだと考えて、最終的に香港に入る13日と仁川を出港する18日はLa Dameで、終日航海の15日と鹿児島に寄る20日は和食のKaisekiに予約。これで「お小遣い」は残りごくわずかになって、ま、いいかな。後は要予約のイタリアンのLa Terrazzaに、メニューが変わるサイクルを勘案してフォーマルナイトの7日と14日、東京に着く前夜の21日に予約。後は自由席レストランにその日の気分次第で・・・。

長いバケーションから帰って来てまだ1ヵ月だというのに、次のバケーションまであと115日なんて、私たち何をやってんだろうと思わないでもないけど、2人の年齢になったら、やっと手に入れたリタイア暮らしを楽しめるのはあと何年くらいかあるのかなと考えしまうわけで、子供はできなかったけどその分潤沢な老後資金を作れたんだから、ここは遊びすぎもへったくれもあるもんか。誰にも遠慮せずに元気に遊べる今のうちに大いに遊んでおこうじゃないの。さて、今日は今年最後のファーマーズマーケットの日だから、夏中おいしい野菜、おいしいきのこ、おいしいパンを楽しませてくれたケイラとポールとアリにお礼を言って来よう。




ケイラ(とお嬢さん)、ポール、アリ、来年の春を楽しみにしてまぁ~す。


ドナルド・トランプが選挙で勝ったからって・・・

2024年11月08日 | 日々の風の吹くまま
11月6日(水曜日)。☁⛅。ワタシは8時半には起きたけど、カレシがぐずぐずしているので、朝ご飯は9時過ぎ。今日は水曜日で、週の真ん中のこぶの日。この「こぶ」さえ越えれば後は楽しい週末に向かって楽々下り坂(だからがんばろう?)という日。その「こぶ」の頂点のニュースはトランプのカムバック。ゆうべのうちにニューヨークタイムスがトランプ当選確実と報じていたので驚きはしないけど、左派メディアの名門NYTの見出しは何ともそっけない「Trump Wins」(トランプの勝ち)。きっと断腸の思いなんだろうな。ま、今日のアメリカはこれまでとこれからの間の「こぶ」の上ってところで、下りを転げ落ちるのか、それとも楽々の歩調で歩いて行くのか、関心はあるけど、とどのつまりはアメリカの市民が決めること・・・。

でも、こういう世界が注目したイベントの後では、「生まれついてのアウトサイダー」を自認する極楽とんぼのワタシには、メディアが続々と掲載する自称知識人や知ったかぶりの評論家なんかのpost mortem(検視、つまり事後検証)がめちゃくちゃおもしろい。アメリカでは「ハリス(民主党)の敗因」を、海外では「トランプ(共和党)の勝因」を分析しているものが多いのもおもしろいところ。左派のメディアに「エリートの政党になった民主党が自ら墓穴を掘った」という論評があって、これにはなるほどと思うところが多い。急進化が目立つようになった民主党の下で、従来の支持者たちが意識高い系の束縛的な活動に付いて行けなくなったというところかな。トランプの勝利は民主主義の危機だという論評もあるけど、いやいや、アメリカ人の多数が「トランプの方がいい」、あるいは「トランプの方がまし」という意思表示をしたわけで、これこそ民主主義が機能している証拠だと思うよ。

まあ、世界がこれからどうなるかについてはいつだって読み切れないほどの記事があるんだし、株式市場の狂乱だっていつ急に冷めるかわかったもんじゃないんだから、きのうのできごとは人類のながぁ~い歴史のひとコマに過ぎないということでいいんじゃないかな。でも、トランプの勝利が確実になったあたりから、Googleの検索トレンドで「カナダに引越し」とか「カナダに移住する方法」といったキーワードがトップに躍り出たというから、何をかいわんや。特にハリスが勝った州での検索が目立ったそうで、なぁ~んだ、選挙の結果が気に食わないからって、国を見捨ててすたこらさっさかいな。そういうのをknee-jerk reaction(ワンパターンの安直な反応)というんだけど、アメリカ人として、(民主党流の)デモクラシーの担い手としての誇りも結局はそれだけのもんだってことね。

でもねえ、まずタイミングが良くないね。カナダでもマイホームの価格(アメリカより高い)は高騰するは、賃貸が不足して家賃が高騰するはで、それを移民や留学生を入れ過ぎたせいにする世論が主流になっていて、カナダ政府が来年から移民の受け入れを20%減らすと発表したばかり。それに、トルドー君の自由党は支持率ががた落ちもいいところで、協力関係にあった左派政党の新民主党にも見捨てられて、人気急上昇の保守党に大きくリードされているから、来てみたら期待に反して右寄りの政権になっていたってことになりそう。カナダの反応はけっこうからかい半分で「take a number」(番号札を取って順番を待ちなよ)。もっとも、最近は長い行列を捌くのにずいぶん時間がかかっているようだから、順番が来る頃にはトランプは引退しちゃっているかも。ある移民弁護士が「一番手っ取り早くて安上がりな対応策はストレスや不安について精神衛生の専門家に相談すること」と言っていたけど、あんがいベスト・アドバイスだったりして・・・。


世の中は黙っていても忙しんだから

2024年11月07日 | 日々の風の吹くまま
11月5日(火曜日)。☀。うはっ、台風一過みたいないい天気。右目で見る青空の色が何とも清々しい。のんびりと9時過ぎに起き出して朝ご飯。終わったらもうウォーキングの時間で、忙しくもあり、忙しくないようでもあり。小町横丁では引退して悠々自適の暮らしを期待したおひとり様の後期高齢者が、遊びもひっくるめてとにかく毎日忙しくて、悠々自適のためには代わりに諸々の雑用をやってくれる人(家族?お手伝いさん?秘書?)が必要なんだと気づいたと投稿していたけど、関白亭主やサラリーマンおじさんの成れの果てじゃあるまいし、自分の生活くらいは自分でやらなくちゃと思わないのかな。自分のことまでめんどうだからと他人にお任せで済ませていると認知症リスクが高まるそうなんだけど・・・。

PTCのハイディから「26日の午後3時はどうか」というメールが来て、会うところはPTCのオフィスに近いザ・ドライブ(コマーシャル・ドライブのおしゃれな界隈)の、いかにもアーティストが集まりそうなトレンディなカフェ。コーヒー豆は自家焙煎だそうなので、二つ返事でOK。ハイディが会う前に読んでおきたいから脚本のファイルを送ってちょうだいと言って来たので、脚本草稿の第1版と比較用の日本語のオリジナル脚本をストレートに英訳したものをPDFファイルで添付して送信。東京の先生には前半の各シーンの登場人物をもう少し整理しないとわかりにくいと言われていて、オリジナルでは30人近くいた脇役の人物を整理して、10人くらいのアンサンブルがシーンごとに違う役を演じるように組み立ててみたんだけど、ハイディのドラマターグの観点からの意見を聞けるのはうれしい。どんな評価になるかと考えたら胸がドキドキするけど、今のワタシには願ってもない勉強のチャンス・・・。

BC州ではきのうから港の荷役がストップして、クリスマス商戦を控えた小売業は真っ青。荷役の現場監督に当たる人たちの組合がスト突入の事前通告を出したら、それに雇用者側がロックアウトの通告で対抗して先手を打って実行。何しろ貨物の取扱い量ではカナダで最大、北米全体でも第4位の、バンクーバー港で荷役がストップしてしまうと、国際貿易も国内の物資の流通も大混乱になって、カナダの経済は大打撃を受けるからえらいこっちゃ。連邦政府は「交渉現場に調停人を配置している」とか何とかもぐもぐ言ってたけど、鉄道ストの時のように強制的に仲裁で解決すればいいんじゃないかな。カナダポストもストに入りそうな様相だし、党内からも辞任要求が出て四面楚歌のトルドー君にとってはやれるってことを見せるチャンスだと思うけど・・・。

さてさて、今日はアメリカの大統領選挙。世論調査ではきわどい大接戦ということで、全世界が固唾をのんで注視しているらしい。トランプが勝てばこうなる、ハリスが勝てばこうなると、メディアや有識者や政治家の「世界の行く末占い」合戦もすごいけど、よく見てみるとどれもトランプ/ハリスが勝つと(自分の主義主張や理想と相いれないから)世界は地獄に落ちるみたいになんちゃらかんちゃらのああだこうだ。あのさ、いくらアメリカが世界の政治や経済に影響する大国だと言っても、アメリカでの選挙はアメリカの市民が「自分や家族」の将来や毎日の暮らしを左右する為政者を選ぶイベントなの。だから最終的な勝ち負けはトランプ/ハリスがどれだけ足元の民意を読んでいるかにかかっていると思うんだけど、その点から見たら、どうもトランプに勝ち目がありそうだという気がするなあ・・・。


食べちゃうぞぉ?


インフルエンザとコロナのワクチンを同時接種

2024年11月05日 | 日々の風の吹くまま
11月4日(月曜日)。🌧☁🌤。時計が1時間戻ったので、日の出は午前7時ちょっと過ぎになり、日の入りは午後4時45分。そ、冬時間になると日暮れが急に早くなるのよね。だから遊びたい人たちは冬でも日暮れが遅い夏時間の方がいいというんだけど、それだと真冬の日の出が午前9時過ぎになるので、学齢期の子供を持つ親が「暗いうちに子供を学校に行かせるなんて」と息巻くから困ったもんだ。中緯度地域で育った私としては日の出が午前9時なんてピンと来ないから、時計の切り替えを廃止するなら昔からの「標準時間」がいいと思うんだけど、政治やビジネスのいろんな思惑が絡んでいて・・・。

ほんっとに人間のやることって賢くないような気がするんだけど、ワタシもその人間の1人としてあんまり賢くないこともけっこうやって来ているから、大きな声では言えないよね。ゆうべは夜半から嵐になるという予報で大雨強風注意報が出ていて、起きてみたら案の定どこもかしこもびしょびしょの風景。ずいぶん降ったみたいだけど、強風による被害の方が大きかったみたいで、州全体で約24万戸、メトロバンクーバーでも10万戸が停電。電線が地下に埋設されている街中の商業区域に住んでいるとこういう時に便利だな。雨は小降りになっても風はまだ収まらなくて、ルーフデッキではプランターの植物がざわざわ、ゆさゆさ。まあ、警報が出るような強風と言っても、この辺りでは最大瞬間風速(gust)が時速35~37キロで、秒速にしてせいぜい10メートル。(バンクーバー島のビクトリアでは25メートルくらいだったそう。)日本のように秒速で表示すればどのくらいの強風か実感しやすいと思うんだけど、たぶん北米人には自動車社会のスピード感じゃないと風速の感覚も分からないのかも。

午後一番で2人揃って保健局から「お忘れなく」メールが来ていたインフルエンザとコロナのワクチン接種。処方箋の送り先に登録してある行きつけのスーパーの薬局はスペースがなくて扱っていないので、予約を入れたのは6番ストリートと6番アベニューの交差点でモールの反対側に右折したところにある小さい薬局。歯医者もそうだけど、薬局も我が家から徒歩3分以内に7軒あって、遠くまで行かなくても済むのはいいけど、ちょっと便利過ぎの観。保健局の電子記録に予約したことが記載されているから、健康保険番号(運転免許証の裏)だけで、まずワタシ、次にカレシの順で、8回目のコロナワクチンと高齢者用高用量インフルエンザワクチンを注射して絆創膏を貼ってもらっておしまい。同じ腕にしたから後で腕が上がらないってことにならないといいけど、夜になってそれぞれ宛に「今回の予防接種を記録に追加しました。接種後の注意事項はこちらをクリック」というメール。別に見なくてもいいんだけど、登録しておくと高齢者にはこうして「予防接種のお誘い」メールに始まって、予約をすれば前日に「お忘れなく」メールが来て、接種が済めばすぐに「記録しました」メールが来るので、し忘れる心配がないのがいいところ。何よりもどっちも無料だし・・・。



午前中に、PTC(Playwright Theatre Centre;劇作家集団)の芸術監督を退くハイディに来月12月9日のイベントに参加すると返事をして、同時に白内障手術のことと、東京でワタシのメンターの先生に会って出発前に送った英語訳・脚色の脚本にコメントをもらったことも報告して、読んでもらいたいのでイベントに行くときに持って行ってもいいかとお伺い。午後遅くに「次の手術の前にどこかで会ってゆっくりお話しない?」というお誘いメールが返って来て、PTCを退いてもフリーのドラマターグとして演劇活動を続けるそうなので、ワタシとしては願ったり叶ったり。向こう3週間は予定のない日がほとんどだから、いつでもそちらの都合の良い日にお願いしますと返信メール。芝居の翻訳家への道がまた一歩近くなるかもしれないと思うと胸がわくわく。マティニアワーが終わって、さて晩ご飯のしたくをばという頃になって、たっぷりと新雪を被ったゴールデンイアーズと大あくびをしているようなコクィトラム山が広がった青空に映え、早くなった夕暮れが夕闇に変わって行く西の空には沈んで行く三日月と金星のコンビ。心が軽くなっていいなあ・・・。






一病息災~自分の身体を労わってあげないと

2024年11月05日 | 日々の風の吹くまま
11月3日(日曜日)。☁。ゆうべ寝る前に時計を1時間戻しておいたので、今日から冬時間(標準時間)。寝たのは10時過ぎ(夏時間の11時過ぎ)だったのに、起きたのは8時(夏時間の9時)。でも、1日が1時間長くなったのにかこつけてよく眠ったから、まっ、いいか。普通に朝ご飯を食べて、普通に日曜日の洗濯と掃除を開始。白内障手術から2週間を過ぎたから、もう前屈みになっても良くなって、掃除の効率はアップ。この2週間は低いところのものを取るのにできるだけ背筋を伸ばしたまましゃがんでいたので、膝が鍛えられたと見えて、今では屈伸運動なんか楽々で、スクワットもできてしまうから、見ていたカレシが「オレも膝の運動をやろうかな」。いや、無理しなくて良いって・・・。

膝が鍛えられたのはうれしいんだけど、1年半も前に傷めて以来さっぱり治らないでいた右肩は、最初のうちにしゃがんだ姿勢から立ち上がるのにカウンターにつかまって上半身を引き上げようとしたのが祟って、腕を動かす方向によってはカクンと音を立てるようになったし、黙っていてもシクシク痛い。右肩はもう20年以上前に痛み出して、五十肩かなと思っているうちにカッチカチに凍り付いた前科があるから厄介。あの時は右腕が肘から先しか動かなくなって、車の運転ができなくなるなど、日常生活のいろんな動作が不自由になってえらく不便したもんだった。結局は物理療法に1年以上通って「融かした」けど、キーの操作は普通にできたから仕事に支障がなかったのは不幸中の幸いだった。今のところは右腕は動くことは動くし、動かせる範囲も特に狭まっている感じがないから、痛みを伴う急な動きを避けていれば、再び凍り付くことはないかも・・・。

まあ、人間として生まれて与えられた何十年の命をより良く生きるためには、持って生まれた全身のパーツを駆使しなければならないわけで、年齢と共に身体のあちこちに何やかやと故障が出て来るのは生きていればこその、言うなれば体当たりで生きて来たという証のようなものかな。そう考えたら、多少の痛みや故障は「自分」と言う人間家族の一部として受け入れて共生するのが一番の療法なんじゃないかという気がするな。ひと頃ネットでよく見かけた「一病息災」というあれだと思う。まあ、痛みに関しては、ワタシは鎮痛剤や麻酔との相性が悪いもので、痛みを我慢している方が楽だと思うせいで、医者に「だからと言って我慢していたら重病を見逃しかねないよ」と言われたくらいの耐性が付いてしまっているから、black sheep(厄介者)まで家族に取り込んじゃっているのかも・・・。

それでも、右手でマウスを動かすと肩の痛みが強くなったり、パチッと音を立てることに気が付いたので、マウスを右に置き換えたのも肩が良くならない一因かもしれないと思い当たって、今日から元来の左に切り替え。元々左利きで、35年前におひとり様稼業になって最初に使い始めたコンピュータのMacのマウスを左手で使っていたからだろうけど、やっぱり右手よりも使い勝手が少し上という感じかな。もっとも、Macは左手、Windowsの登場でPCが2台(マウスも2個)並ぶようになってからは英語版は左手、日本語版は右手と言う時代もあったんだけど、あの頃はまだ若かったから両手利きで悠々。キーボードだって、社会に出て最初の職業が英文タイピストだったから、タイピング歴は手動タイプライターに始まってもう60年になるわけで、手指の関節すべてに変形性関節症が起きているのも当然の成り行き。うん、やっぱり痛いのは平気だなんて言ってないで、少しは自分の身体を労わってあげないとねえ・・・。


来春のクルーズは時間帯がややこしい/寄港地でのツアー選び

2024年11月04日 | 日々の風の吹くまま
11月2日(土曜日)。☁🌧☁。相変わらずパッとしない天気だけど、「夏時間」最後の日。今夜寝る時に時計の針を1時間戻しておいて、明日の朝に目が覚めたら「冬時間」。ベーリング海を航行中に数日連続で1時間ずつ時計を戻していたら、日本標準時帯に入る頃には体内時計がおかしくなったけど、今度は1回きりだから狂わずに済むかな。もう何年も前から「夏時間」を通年で標準時間にしようということになって、カナダもアメリカもそれなりの立法措置は済んでいるはずなんだけど、アメリカ側のごたごたで実現しないまま。最近になって「いや、夏時間は生理的に悪い影響があるから、元からの標準時を通年で採用するべきだ」と主張する学者が出て来たりしてまだまだ一筋縄では行きそうにない。どっちでもいいから、もう時計の針を動かすのは止めてほしいだけ・・・。

時間帯と言えば、来年の春の夏時間切り替えは3月9日で、シンガポールからクルーズ中の私たちはベトナムのホーチミンシティを出港して香港に向かう日。つまり、いない間にカナダでは時計が1時間進むわけ。終点の東京に着くまでに何回時計の針を動かすのか調べてみたら、シンガポール時間はUTC+8で、次のベトナムのホーチミンシティはUTC+7。地図を見たらシンガポールはマレーシアやフィリピン、香港と同じ時間帯で、ベトナムはシンガポールの北北東にあるのに西側のインドネシアやタイと同じ時間帯で、そこにマレーシアとシンガポールの時間帯が西向きに食い込んでいるからややこしいわけ。つまり、ホーチミンシティで1時間戻して、2日の終日航海中にまた1時間進めてシンガポールと同じ時間帯に戻って香港(UTC+8)に行き、次の2日間の終日航海の終わりにさらに1時間進めて韓国(UTC+9)で済州島と仁川(ソウル)に寄港するという流れで、その後は1日終日航海で鹿児島に寄港し、さらに1日かけて終点の東京という日程だけど、日本はUTC+9で韓国と同じだから、最終的に16日間の航海中に時計をいじるのは3回で、実際の時間差は2時間ということか。でも、何かややこしいなあ・・・。

ジェット機なら一気にいくつもの時間帯を飛び越えられるけど、船はそうは行かないので、時差ぼけもじわじわと来るわけ。まあ、波荒きベーリング海で6日連続で毎夜1時間ずつ時計を戻していたときのような不思議な経験はなさそうだけど、どんな感覚か興味津々だな。寄港地でのツアーを予約しようとMySilverseaにログインしたら、あは、出発まで124日だって。実際には4日前にバンクーバーを発ってシンガポールに向かうので120日。あっという間にその時になってしまいそうで、ツアーやレストランの予約をしておかなくちゃと言う気になるな。最初の寄港地ホーチミンシティ入港は3月8日の正午で、出港は10日午後2時。カレシが英語を教えているツアーガイド志望のミンが案内してくれることになっていて、中心地よりかなり離れたところに接岸するらしいから、日曜日でもある中日の9日が最適かな。ご当地グルメが目玉になっているツアーが多いので、その前後の2日は船でのんびりと行くかな。

香港は13日午前7時入港、同日午後11時出港。昔初めてのクルーズの起点が香港で、船に乗る前に当時寧波に住んでいたカレシの生徒の(香港大学で博士号を取った)チオンとパートナーが来て案内してくれたので、カレシは船を降りずにのんびりしたいらしい。まあ、ここも広東料理が目玉のツアーが多いしね。次の韓国の済州島は当初予定していた上海に行けなくなって急遽振り替えたところで、16日午前9時入港、同日午後6時出港。サングムブリ噴火口や石文化公園のツアー(有料1人99ドル)はおもしろそうだな。翌17日の仁川は正午に入港、1泊して翌18日午後6時出港で、仁川そのものはあまり興味はないけど、初日の「ソウル探索」ツアー(有料1人199ドル;夕食付7時間半)はカレシが俄然興味を示したのであっさり決定。最後の寄港地は20日午前6時入港、同日午後5時半出港の鹿児島。鹿児島と言えば桜島だよねえということで、フェリーで桜島に行って有村溶岩展望所に行って旧島津邸を見ての5時間15分のツアーを予約。Silverseaのツアーにはパッケージに含まれているものと別料金がかかるものがあって、有料のものは船内クレジット(前払いの小遣い)の格好の使い道。今回は1人500ドルとおまけとして付けて来た250ドル、2人合計で1500ドルもあって、使い残しても返金されないから、使わにゃ損々。使い切れそうにないけど、残りはフォーマルナイトなんかにテーブルチャージがかかるレストラン(フレンチと和食)で食事しようか。あ、レストランの予約は出発120日前からだから、4日後からか・・・。


雨がちの日がな一日はやっぱりねぇ・・・

2024年11月02日 | 日々の風の吹くまま
11月1日(金曜日)。☁🌧☁🌧。起床9時。まぁた雨もよう。やぁ~ねぇ。ま、これが昔からこの地域の晩秋から早春にかけてのごく普通の天気で、そう、バンクーバー圏の冬は「雨期」なんだよねえ。思うに、49年と半年前の今ごろは毎日雨、雨、雨で、車を持っていなかった頃だから、いやぁ、とんでもないところに来ちゃったとがっくりしたような気分になったっけな。好きになっちゃった人と一緒にいるために遥々やって来たんだから後悔はしてなかったけど、それでも毎日雨ばかりだとやっぱり・・・。

今日はカレシが11時半に歯医者の予約を入れているので、ランチの時間との兼ね合いを考えて、ベーコンときのこ(シャンテレルとハナビラタケ)で卵焼きを作って、ブリオシュローフのトーストに載せてブランチ。それで起きるのも遅めにしたんだけど、普段の朝ご飯(名付けて「鳥の餌」)と比べたら蛋白質たっぷりで高カロリーだから、晩ご飯まで持ちそう。ワタシはエコバッグと財布を持ってモールまでカレシと一緒に行って、Kin’sで野菜類を調達。季節柄バラエティは少ないながら、(どこでも品不足に悩まされているらしい)スーパーよりも品数が多くて、しかも新鮮で安いから、毎日でなくてももうちょっとまめに買い物に出た方がいいかとも思うんだけど、空模様を見ながらの季節だとやっぱり・・・。

カレシが1時間ほどで帰って来て、「歯が壊れたんじゃなくて、古くなったフィリングが取れただけだった。詰め直してまた取れたりしたら嫌だから、クラウンを被せてもらうことにしたよ」と、治療費の見積書。公務員年金の団体保険でかけている歯科保険(年間750ドル)はカレシの分は今年初めに別の歯が欠けた時の治療で使い果たしているので、全額自己負担になって1800ドルちょっと。うはっ。いつも11月と12月は歯科保険を使い切ろうという患者が殺到して、1丁ごとに歯科があるところでも歯医者はどこも大忙し。特に患者に人気のあるソニア先生は連日予約がいっぱいで「残業続きなんだってさ」とカレシ。というわけで、クラウンを被せるための予備治療は来週木曜日の午後5時。うは、早飯しなくちゃ・・・。

午後2時過ぎ、雨が止んだようなので、今度は道路向かいのヴィクターの肉屋へひとっ走りして、豚のシュニッツェルとプライムリブのパティと鶏の胸肉とダブル燻製のベーコンの他、お母さんが作っているウクライナ風ボルシチのベースを調達。次の客が入って来るまでひとしきり世間話をして、雨が戻ってくる前に駆け足で道路を斜め横断。マティニアワーになってカレシが「ジンが足りないっ」。あはっ、歯医者に行ったせいで車でMarket Crossingの州営酒屋に行く予定を度忘れ。でも、何とか2杯作れるだけのトバモリーのジンが残っていたので、無事にマティニで乾杯して、今日の晩ご飯はプライムリブのハンバーガー用パティの1枚半を「ハンバーグ」の形に作り直して、焼き上がりにスモークチーズのスライスをちょこっと載せて、エアフライヤーでフレンチフライを焼いて、後は蒸したインゲン豆とカレシが大量に作ったサラダ。うん、連日リッチに飲んで食べてのクルーズの後は、簡単なおうちご飯が何よりのご馳走だなあ、やっぱり・・・。


今日で10月も終わりで、今夜はハロウィーン

2024年11月02日 | 日々の風の吹くまま
10月31日(木曜日)。☁⛅☁🌧。ハロウィーン。とうとう10月も今日で終わり。窓の外ではワタシのお気に入りのコクィトラム山の雪を被った表情がおもしろいし、工事中の新パタロ橋には5本目のケーブルが取り付けられて、橋らしい雰囲気。長ぁ~い1ヵ月のバケーションから帰って来て3週間。右目の白内障手術から2週間。ついこの間のことで「まだ」が付くのに、何だかもうずいぶん前のことのような気がするな。でも、11月のカレンダーを見ると次のクルーズの最終支払日まであと1週間。はあ・・・。




なんて思っていたら、午後一番にエージェントのジェフから「期日は来週の火曜日だけど、今払ってしまう?」と電話。何でも来週後半から2週間半のカリブ海クルーズに行くんだそうで、今のうちに手続きを済ませるものは済ませておこうということらしい。資金はすでに当座預金口座に入っているから、こっちはいつでもけっこう。と言うことで、シンガポールでの出港前と東京での下船後のホテル宿泊日数を追加してあるので、シンガポールではフェアモント2泊、東京ではコンラッド3泊が含まれていることを確認して、最終支払額46,100ドルをクレジットカードにチャージ。シンガポール~東京の16日間のクルーズは総額54,236ドルで、これまでのクルーズの最高額になるけど、バンクーバーからシンガポールまでと東京からバンクーバーまでのビジネスクラスの飛行機代が全体の30%以上を占めているからしょうがない。シンガポール行きなんか直行で17時間も飛ぶので、燃料費がすごいだろうと察しが付くというもの。まあ、払い込んでしまったら、後はもう着々と準備を進めるだけ。バンクーバーを発つのは3月2日で、うは、あとわずか4ヵ月・・・。

今日はPTC(劇作家集団)の芸術監督兼専務理事のハイディから「12月9日午後7時からPTCのリーダー交代のスペシャルイベントがあるから来ない?」というメール。そっか、ハイディは今年いっぱいでPTCを去ることになっているんだった。ワタシはまだ実績はないけど一応PTCの会員になっていて、寄付もしているからイベントの参加資格はあるけど、有能なドラマターグでもあるハイディからの直々の招待となるとちょっとこそばゆいな。これまではたまにカフェで落ち合って、コーヒーを飲みながら演劇談義を楽しんだし、ワタシの芝居の翻訳プロジェクトでも相談に乗っもらったので、これからもメンターとして友だちとして付き合って欲しいと思うから、ぜひ行くことにしよう。たまたまカレシがレッスンで忙しい日だから、ひとりで出かけるにはもってこいだし・・・。

午後3時ちょっと前、トートバッグを担いでファーマーズマーケットへ。来週のマーケットが2024年の最後になるので、アリのテントでブリオシュローフを2個買って、ポールのテントではヤマブシタケ、ミニエリンギ、ヒラタケ、シイタケの詰め合わせボックスを買って、テーブルに置いてあった傘の差し渡しが15センチもある巨大なきのこの名前を聞いたら、何とマツタケ。キノコ採りに行って偶然見つけたんだそうで、「売り物じゃないよ」。あはは、ハロウィーン松茸ってことでお飾りね。うん、大きすぎておいしくないかも。帰り道ではあちこちの家の前庭のハロウィーンの飾りつけを携帯でぱちり。とっぷりと日が暮れて、雨が降り出したハロウィーンの夜は、あちこちで花火が上がって、ドンパチ、ドンパチと賑やかなこと。昔は子供たちのお祭だったハロウィーンも今では若い大人のパーティイベントと化して、飾りつけや(大人用、子供用の)凝った仮装や小小道具が飛ぶように売れる商戦シーズン。風情というものがなくなったような・・・。


これがハロウィーン松茸



ハロウィーンの飾りつけをした家々


遊びすぎかなあ・・・

2024年11月01日 | 日々の風の吹くまま
10月29日(火曜日)。⛅☁。目が覚めて起きたのが9時で、朝ご飯が終わったらもう10時に近い時間。霧っぽかったのが晴れて、雨が続いた後の建物の屋上に溜まった水や川の表面に遅い朝の日差しが反射してるのがすばらしい。それにしても、ちょっと寝過ぎかなあ。それとも丸1ヵ月の長いバケーションから帰って来てすぐにいろいろあったので、日常へのスイッチがスムーズに行ってなかったのかな。それとも、カレシの場合はどうなのかわからないけど、ワタシは手術後まだ1週間半で、前屈みになるな、重いものを持ち上げるな、目をこするな、点眼を忘れるなと、気に留めておくことが多くて、どれも降ってわいた「非日常」のことだから、ある意味で気疲れのようなものが溜まって来ているのかな。

まあ、突き詰めると「もう年なんだよ」ってことになるのかもしれないから、今日はArts Clubのファンドレイジングのディナーへのおでかけがあるしということで、ぐうたら三昧で行こう。ということで、ニューヨークタイムズのクロスワードに熱中。毎日のパズルの他にアーカイブがあって、これが1993年の11月末から始まっていて、ぼちぼちやって来て今やっと2012年の1月。ほぼ20年分(約7000個)をやっつけたわけだけど、毎日やるようになったのは2019年の4月からなので、まだ7年分ちょっと、ざっと2600個が残っている勘定。最初の1993年から今日まで全部を足したらゆうに1万1千個を超えてしまうなあ。もっともクロスワードパズルは他にもいろいろソースがあるんだけど、なぜかニューヨークタイムズのもの以外には気が向かない。そうでなかったら、まさに病膏肓の域に入ってしまうから、ま、ほどほどにってところで、今日は2012年1月28日から・・・。

☆☆午後5時半、ウーバーコール☆☆

10月30日(水曜日)。☁🌧☁。ゆうべは楽しかったぁ。白内障手術の後の初めてのおでかけイベントで、基本的にまだ右目しか見えないんだけど、そんなの関係なぁ~い。今回は会場の設定でちょっと小規模(40人くらい)だったけど、私たちのテーブルはいつもつるんでいるケイトお姉ちゃんとロバート、ティムとヒラリー、マーヴィンとアーマ、エリザベスと専務理事のピーターという顔ぶれで、一番にぎやかだっただろうな。スペシャルゲストのThe Gingerbread Menが、ピーターと芸術監督のアシュリーの挨拶の後、前菜とメインの間、デザートの前と後で12月のクリスマススペシャルのさわりをアカペラで聞かせてくれて、合間にはメンバーとも軽いおしゃべり。今回は前菜もメイン(鴨のコンフィ)もデザートもおいしくて、ワインもたくさん飲んで、ああ、サイコーっという気分で帰館、楽し過ぎたせいで11時にはいつものココアも寝酒もなしで2人ともベッドへ突進。あはは。


Gingerbread Men

ケイトお姉ちゃんと一緒

シリコンバレーに住むリリーのレッスンをやっていたカレシが、終わるなり「やっとグリーンカードが取れたってさ」。あら、おめでとう。「だんなも一緒だって」。じゃあ、もうIT業界の行き先を心配しなくても良くなったってことね。リリーは中国人で、何年も前にボストンの大学に留学して以来、学士号を取って修士課程に進み、修士号を取っても帰らずにカリフォルニアに移り、学生ビザを取り直して別の大学院の修士課程に進んで別の修士号を取り、その間に知り合ったアップル勤務の中国人と結婚して、最近はシリコンバレーのユニコーン企業でインターンをしながら永住権をもらえるのを待っていた。最近は英語レッスンと言うよりはカレシが論文や履歴書、レポートなどの書き方のコーチをしていたようなもので、何年か前にサンフランシスコで会ったことがあるけど、外見はおとなしいアジア女性ながら底知れない芯の強さを持っているという印象だった。

最近大規模なレイオフが相次いだアメリカの大手IT企業では特殊な就労ビザで働く外国人が多くて、レイオフされると滞在資格がなくなってしまうため、リリーの夫氏もかってはアップルがビザの更新を支援するために一時バンクーバーに「駐在」させたほどなのに、最近はいつレイオフされるかと気が気でなかったそうだけど、夫婦そろってグリーンカードを取得できたことで、とりあえず胸をなで下ろしたと思う。これでリリーも就活に集中できるというものだけど、今は就職先どころかキャリアの足掛かりになるインターンのポジションさえも奪い合いになっているらしく、前途多難であることには変わりはなさそう。でも、とりあえずアメリカに腰を落ち着けられるのは何よりの朗報。

グリーンカードを申請したばかりの頃、カレシが「カナダなら永住権を取りやすいから、夫婦で移住して来たらどうだ」とけしかけていたけど、そのカナダも移民の受入れ枠を大幅に削減すると発表。年間50万人だった目標を40万人にして「一時的に人口増加を抑える」というもので、四面楚歌のトルドー君が都市圏の住宅価格や家賃の高騰は移民を増やし過ぎたせいだという世論におもねったと言えるけど、世間の批判にも一理あるのは事実。年間50万人なら2年で100万人で、その100万人(プラス期間限定の外国人労働者)が住むところを必要としてカナダ人と競合するわけで、住宅の供給が追い付かなければ当然価格も家賃も高騰するから、人口を増やせば国の経済が潤うという単純計算は立ち行かなくなるわけ。メディアではいわゆる「識者」が移民を減らせば人手不足に拍車がかかり、ビジネスに悪影響を及ぼして国の経済を停滞させると「警鐘」を鳴らしていたけど、よく見たらどれも「移民支援」の専門弁護士だから、トルドー不人気で焦っている政府にはよけいなお世話だろうな。何はともあれ、人類大移動にブレーキがかかりつつある今どき、まだ若いリリーと夫氏がアメリカの永住権を得たのはいいタイミングだったと言えそう。いつか揃って遊びにおいでよぉ。


政治も人生も折り合いをつければ長持ちする

2024年10月30日 | 日々の風の吹くまま
10月28日(月曜日)。⛅☁⛅☁🌧。あぁ~あ、もう10月最後の週。何かいっつもそう言っているような気がするけど、ほんっとに時間の足は年と共に早くなるばかり。急ぎたいときにちっとも速くならなくて、急ぎたいときや急がなくてもいい時にやたらと速いのが人間感覚の時間の足と言うものなのかな。じゃあワタシは今急ぎたい時なのか、急ぎたくない時なのか、急がなくてもいい時なのか。やりたいことが進まないと感じると急ぎたくなるけど、自分の年を考えると急ぎたくないという気持になるし、リタイアして自分の時間ができてみると急がなくたっていいじゃないのという気持にもなるから、要はどこかで折り合いをつけながら行かないと時間に取り残されるよってことかな。

時間はどんどん過ぎるのに、互いに折り合いを付けられないでいるのが今どきの政治の世界。選挙で市民の投票によって代表として選ばれた人たちが集まって、それぞれに主張や方針をぶつけ合って、そこで折り合いを付けられるものがあれば話し合い(議論)を通じて歩み寄り、どうしても折り合いがつかないことは市民に問うというのがそもそも民主主義というものだと思うんだけど、今どきはどこもみんな自分以外の声は聞こえないコチコチの頑固者が跋扈していて、アメリカの大統領選挙は個人攻撃に熱中して、これが世界情勢を左右する大国の民主主義かと呆れるばかりだし、日本では与党が大負けしたのに野党はその穴を埋める能力がなさそうだしで、何だか公園の砂場で口喧嘩をしている子供みたい。

投票から10日も経ってやっと結果が発表されたBC州議会の総選挙は、与党の新民主党(左派)がちょうど過半数ぴったりの47議席を取って政権を維持したものの、最後まで競り合った野党の保守党(右派)は44議席とほとんど五分五分で、さらには与党が一時は協力を求めた(もっと左の)緑の党は2議席で党首本人は落選。保守党に3議席の差をつけた与党にとってはご機嫌を取る必要がもうなくなったかもしれない。まあ、落選した党首は政権がどっちに転ぶかわからない段階で保守党の党首をこっぴどくこき下ろしたもので、前党首が「両方と交渉で優遇や譲歩を引き出すチャンスを吹っ飛ばしてしまった」と怒っていたっけ。ワタシは自己主張におぼれて猪突猛進が過ぎる活動家は支持しかねるので、それみたことかと思ったな。でも、保守党が僅差で負けたのは残念だと思う一方で、新民主党政権の継続がBC州にとっては良かったんじゃないかと思うな。なぜって、泡沫並みの存在から政権を争う存在に急成長して少々天狗になっている新米が多くて、政権を担う能力や経験がひどく不足している感じが否めないから、えらいドジを踏みかねない。ここは野党第1党として政治の裏表(全体のために折り合いをつける知恵)をしっかり学んで次につなげられればいいと思う。(あんまり期待はできなさそうだけど・・・。)

さて、のんびりの午後もあっという間に過ぎて、晩ご飯の算段をする時間。ちょっと手をかけて焼き豚と松茸ご飯を作ろうと、早めに下ごしらえを開始。豚ロースの塊は1.3キロもあって大きすぎるので、2つに切り分けて半分はフリーザーに直行。松茸ご飯はググって見つけた白ごはん.comというサイトの電気釜で炊くレシピを使って、まず出汁にする昆布を水に浸し、米(カリフォルニア産の日本米)を水に漬けておいて、電気釜の準備。我が家の電気釜は母が「嫁入り道具」に入れてくれた昔懐かしいサンヨー製で、来年は50年になるからレトロもいいところだけど、年に数回しか使わないせいで未だに元気。頃合いを見て豚ローストを鍋に入れて、しょうがをたっぷり、にんにくをたっぷり、ねぎをたっぷり。松茸を手で裂いて、内釜に水切りした米を入れて、昆布だしを入れて、水を足して、松茸を並べて、マティニアワーの直前に電気釜のスイッチをポン。アズナブールの甘いシャンソンを聞きながら気分を盛り上げているうちに、焼き豚は柔らかく仕上がり、ご飯は松茸の香りがいっぱい。薄切りにした大根と鰹節を電子レンジで蒸して付け合わせ・・・。


まだまだ元気

焼き豚と松茸ご飯なら「なんちゃってアジア風」ということで・・・


晴れたり曇ったり降ったりの日曜日

2024年10月28日 | 日々の風の吹くまま
10月27日(日曜日)。☁⛅☁🌧☁🌥☁(狂乱天気)。自然に目が覚めて起きたのは8時ちょっと過ぎ。カレシを起こそうと思ったけど、あまりよく眠っているようだったので、もうちょっと待とうか。背中が痛かったのは、やっぱりテンピュールのベッドパッドの捩れて固まったところがごろごろして、眠れなくて寝返りを打っているうちに筋肉のどこかがガキッとなったのかもしれない。


晴れたいのか曇りたいのか・・・

日曜日はいつもの掃除の日。手術をしたばかりだった先週はわりと手抜きをしたので、今日は気合を入れてまじめに掃除。前屈みにならないと手が届かない低いところには、上体を伸ばしたまま膝を深く曲げてしゃがんだ姿勢を取るようにしていたので、初めは立ち上がるのに難儀して、つかまった手で身体を引っ張り上げようとして傷めていた肩を悪化させてしまっただけど、膝にとっては思いの外の屈伸運動になったようで、今は痛まなくなったし、しゃがんでも楽に立ち上がれるから、76歳の老体?もまだまだ捨てたもんじゃないな(と自画自賛)。今は窓を開けないので埃はあまりないとしても、(右目がシャープになったせいで)床に散らばった花びらやクッキーの屑がやたらと目に付いて、箒で掃き集めたらやっぱりいつもより多い感じで、掃除機のダストボックスの綿ぼこりの塊もいつもより大きめ。モップをかける腕にも力が入って、終わってバッドを見たら、うはっ、真っ黒け。まあ、週に一度しかやらないから当然だろうけど・・・。

掃除が終わったのでウォーキングに行こうと言ったら、「今日は休み。キミはもう十分に運動したからいいだろう?」とカレシ。あっ、そう。それではとPCの前に陣取ったと思ったら、「インターネットにつながらないっ。セキュリティコードって何だ?」とカレシ。これだよ、ルーターのコードを書いたポストイットを渡したけど「つながらないよ」。はて、ワタシはつながっているけど、あら、よく見たらいつの間にか5Gから2.4Gのに変わっているじゃないの。なぜかのろくなったなあと思っていたけど、「利用可能なネットワーク」に5G が出て来ないし、携帯を見てもWiFiに接続していない。いったい何なんだ、これ?思案してもしょうがないから、とりあえずルーターのプラグを引っこ抜いて、1分ほど待って入れ直してみたら、インターネットがオンになり、2、3分してWiFiもオンになって、ワタシのは自動的に5Gに接続。カレシのもセキュリティコードを聞かずにすんなり接続したようで、2人とも何だかキツネにつままれたような気分。家の中の設定や環境は何も変わっていないんだから、たぶんTelus側での障害だったんだろうけど、慌てさせないでもらいたいもんだな。

ひと息入れる暇もなくランチの時間になって、今日はきのこスープのミックスにきのうマットから買ったシャンテレルと松茸と残っていたヤマブシタケを盛大に加えて、冷凍した後に少し残っていたきのこブロスも入れて、この季節にはぴったりの熱々スープ。おなかが温まったところで、やっと「ワタシ時間」になってクロスワードパズルに熱中。秋もぐんと深まって、今日は曇ったり晴れたりまた曇ったり雨が降ったりの忙しない天気。(今ごろはラニーニャになっているはずなのに、なぜかまだ現れていないらしい。)でも、晩ご飯のしたくができたところで夕暮れが近づく時間(5時20分)になって、クィーンズパーク地区の木々に日が差した時の鮮やかさには思わずため息。まさに秋深し・・・


目がよく見えるのって幸せ・・・



使い慣れたコンタクトレンズを移植するようなもの?

2024年10月28日 | 日々の風の吹くまま
10月26日(土曜日)。☁🌥☁🌧。揃ってよく眠って、起床は普通に8時半。カレシが珍しく「自発的」に背中にボルタレンを塗ってくれというので、あいよ。どうやら背中の痛みは軽くなっているようで何より。洗濯するつもりでシーツを剥がしたら、マットレスの上に敷いてあるテンピュールのベッドパッドがところどころ盛り上がって見えるじゃない。しっかり平に敷かなければならないのに、捩れてしまったのかな。もしかしたらカレシの背中の痛みと関係があるのかな。(えんどう豆の上に寝たお姫様の話みたい・・・。)

前屈みにならずにベッドメーキングできるかどうかわからないけど、とりあえずシーツ類もベッドカバーも全部洗濯機に入れて、ベッドパッドを伸ばす作業。マットレスの位置が割と高いので、深く屈まなくてもいいのが幸い。カバーはかかっているけど、ウレタンフォーム製で滑らないので、何かのはずみで捩れたりすると自力では元に戻れないのが難。えいやっとパッドのこっち側を掴んで引っ張り、あっち側に回って引っ張り、頭の方を引っ張り、足の方を引っ張りして、みごとにでこぼこゼロのまっ平。そのまま洗濯して乾いたシーツを持って来て、カレシの手を借りることなく、あまり前屈みにならず、最低限の力仕事でベッドメーキング。これならうちの王子様もぐっすり眠れるんじゃないかな。

白内障の手術後は、少なくとも2週間は前屈みになってはいけないと言うけど、例を見たら自転車に乗るな、ウェイトリフティングはだめ、ヨガはだめと、けっこう極端なことばかりだから、1週間経った今なら上体をせいぜい30度くらい倒す程度の「前屈み」は別に問題はなかろうというのが極楽とんぼ流の判断。大事を取るのもいいけど、「おおごと」にしてしまったら日常生活に支障が出て来るもんね。それにしても、手術後の右目の変わりようにはびっくり。でも、遠くを見るとすべてがくっきりと見えるのに、手元の文字はぼやけていて、まだ手術前の左目も使って何とか読めるのが不思議で、単焦点レンズを入れたからなのかなあと考えているうちに、あはっ。初めてあまり遠くない将来に白内障手術が必要になると言われた時に、コンタクトレンズはどうするのかと質問したら、「同じ処方の眼内レンズを入れるので、術後はコンタクトは要らなくなりますよ」と言われたんだった。なぁ~るほどっ。

かれこれ40年以上世話になったコンタクトレンズはドライアイの悪化で使えなくなったけど、それまで20年以上右目で遠くを見て左目で近くを見て、両目で視界が普通にはっきり見える「モノヴィジョン」という処方だったから、眼内レンズもそうなるということで、手術後に渡されたレンズのデータカードでは「+6D」になっていたのはそういうことだったのかな。右目だけはっきり見えて、眼鏡がなくなった左目は遠くも近くもぼんやり((しかも色あいが違う)というアンバランスな状態にあっさりと順応して何も不都合がないのは、ワタシの脳みそがモノヴィジョンに慣れ切っていたからで、左目から来る情報は「役立たず」ということで無視しちゃっているわけか。だから、左目を開けても瞑っても見える景色に変わりがないんだな。つまり、左目の手術が済んだら、コンタクトレンズ時代の視界に戻れるということで、要するに、ワタシにとって白内障の手術と言うのは、長年使い慣れたコンタクトレンズを眼球の中に移植するようなものなわけか。おまけに今度はめんどうくさい朝夕の着け外しも洗浄液もドライアイも埃も無縁だから、いいじゃないの、それ。うれしい!


黄葉が鮮やかに見えるのは目のせい?それとも厳寒の冬が来る兆し?

きのこは豊作らしい~松茸、ハナビラタケ、シャンテレル


ヘッドフォンだとヴォーカルが聞こえないのはどうして?

2024年10月26日 | 日々の風の吹くまま
10月25日(金曜日)。⛅☁。やっとよく眠れた感じで、8時ちょっと前に起床。ワタシは眼科で8時40分の予約があるので、ささっと身支度。カレシはすやすや眠っているので、そのままにしておいたら目覚ましがピーコピーコと鳴り出して、カレシが「ええええ」。あ、ごめん。止めるのを忘れてた。せっかく久しぶりにぐっすり眠れたんだから、そのまま寝ていていいよ。どれだけ時間がかかるからわからないから、起きたら先に朝ご飯を食べてねと言ったら、カレシはむにゃむにゃ・・・。

午前8時40分の予約はずいぶん早い感じがするけど、マケンジー先生のオフィスはマンションの隣の医療ビルの2階。こういうときには何でもすぐ近くにあって歩いて行けるという「街中」の便利さは何ものにも代えがたいな。今日は先週ほど込んでいなかったのは、たぶん先週は土曜日だったからだろうな。視力や眼圧を測定して、最後にマケンジー先生の出番。機械で眼球の中を覗いて「うん、最高のできだ」。あ、この1週間というもの大真面目に1日4回点眼薬を指して、うっかり前に屈まないように注意して、寝る時はちゃんとアイシールドをテープで止めてと、けっこうがんばったから、先生のそのひと言は何よりのご褒美。あっさりと検診が済んで「じゃあ、次は11月29日ね」。はぁ~い。今度は今から楽しみ・・・。

帰って来てちょっと遅い朝ご飯を食べて、カレシの10時のハナちゃんとのレッスンが終わるのを待ってウォーキング。ランチに海老天そばを作って、午後の買い物の時間まで好きな音楽でも聴いてのんびり・・・と思ったら、あれれれ、カレシにMP3ファイルにしてもらったCCRの『Suzie Q』がナニコレの状態。楽器演奏は普通なんだけどヴォーカルが消えてしまっている。どうして、どうしてと試しにワタシの好きな曲をダウンロードしてMP3のアルバムにしたファイルを聞いてみたら、一番最初のルイ・アームストロングの『この素晴らしき世界』が音楽は流れるけど肝心のアームストロングの歌が聞こえない。イーグルスの『Lyin’ Eyes』も同じ。シャルル・アズナブールも同じ。MusicBeeを削除して、別のMP3プレイヤーをインストールしてみたけど同じ。Windowsのメディアプレイヤーをデフォルトにしてみても同じ。(「カラオケができるんじゃない?」とよけいな茶々を入れるカレシ。)ところが、アームストロングの歌をメモリスティックにコピーして、カレシに試してもらったら、あら、スピーカーでもヘッドフォンでもちゃんとあの歌声が聞こえるじゃないの。何なの、これ。カレシの勧めで、ヘッドフォンのプラグを抜いてスピーカーに切り替えたら、はっ、ちゃんと聞こえる。ヘッドフォンをブルートゥースで接続してみたら、これもちゃんと聞こえる。でも、ヘッドフォンをコードでつなぐとヴォーカルだけ消えちゃうのはどぉ~してぇ~?そこで、カレシのヘッドフォンのコードを借りてPCにつないで見たら、あはっ、ちゃんと聞こえるっ。延長コードなしで直接つないでもちゃんと聞こえるっ。ははぁ~ん、包囲網が狭まって来た感じ・・・。

元凶を突き止めたので、幸いにもヘッドフォンを買い替えた時に保存してあったコードをつないでみたら、あはぁ、アームストロングが何ごともなかったようにのんびりと歌っているじゃないの。緑の木々が見えて。赤いバラが見えて、うん、青い空も白い雲も見えて、何て素晴らしい世界なんだろうって。改めてMusicBeeをインストールし直して、デフォルトのミュージックプレイヤーに設定して、一件落着。それにしても、ヘッドフォンのコードは細いから、急に立ち上がったはずみに引っ張られたり、椅子のアームに絡んだりしている間に(外からは見えないけど)どこかでヴォーカルを流すワイヤが断線しちゃったのかもしれないな。ほんとに人騒がせなこと。くるくると巻いて捨てようとしたら、カレシが「カラオケ用になるかもしれないから、もらっとくよ」。もらっとくって、アナタはカラオケなんかやらないじゃないの。でもまあ、今はおもちゃにしかならないから・・・。


カラオケには使えるかもしれないけど・・・

もう雪を被ったゴールデンイアーズ(1716m)とエッジピーク(1680m)


背中が痛いのは運動不足だからじゃないのかなあ

2024年10月25日 | 日々の風の吹くまま
10月24日(木曜日)。☀⛅。何だか眠たいなあ。カレシが背中が痛くて寝つけないとかで、ワタシも3時半には目が覚めてしまって、その後はうとうとしてはカレシが起き出したりベッドに戻って来たりするたびに目が覚めての繰り返し。これではいかんと察したカレシが「オレ、眠れないから起きる」と言ってリビングの方へ行ったのが5時過ぎで、ワタシはそのまま眠りについて、カレシが寒いと言ってベッドに戻って来た振動で目が覚めたら8時過ぎ。

起きて朝ご飯のしたくをしながらも、「立っていると何ともないけど、寝ていると刺すような痛みが来て眠れない。もしかして心臓発作かもしれない」と心配そうなので、どこが痛むのか聞いたら背中の肩甲骨の下からウェストにかけての一帯。それは心臓じゃないと思うよ。「でも、眠れないんだよ」。そりゃそうだろうけど、今現在のワタシは目の回復が最優先で、膝を曲げていて上体を引き上げようとして傷めた右肩もずきずき痛いのであまり世話を焼けないから、ひどくなるようだったら救急車を呼んでね。「昼間はいいけど、眠ろうとすると刺すような痛みで目が覚めてしまって、眠れないんだよ」。あのねえ、眠れないのはワタシも同じなの、んっとに。カレシはどうも注意欠陥症の上に不安症を持っているようで、さらに思考がネガティブと来ているから、ちょっとしたことでもどんどん悪い方に考えてしまう傾向があって、場合によっては不安が高じてパニック状態になることがある。そうなる前に方向を変えようと試みるのがポジティブ思考でI’ll find the wayで行っちゃう極楽とんぼのワタシが会得した秘術・・・。

朝ご飯のコーヒーを飲みながら、あのさあ、アナタは帰って来てから運動らしい運動をしてないし、昼間は見るたびにソファに寝転んで居眠りをしていたから、筋肉が緩んでいたところへして、急に食洗機の出し入れとか体を屈めることが多くなって、一種の「ぎっくり背中」になっているんじゃないかと思うよ。ね、試しにウォーキングを再開してみたらどうかな。まず今日は3周して来て、熱いシャワーをして、その後で痛いところにボルタレンを塗ってあげるから。それでだめだったら次どうすればいいか考えればいいでしょ?私の提言にはいつも「ノー」で応じるカレシが「イエス」と言ったのちょっとびっくりしたけど、善は急げ。モール2階を3周して、どうだった?と聞いたら、「まあまあかな」。疲れた?「それほどでもない」。背中は?「歩いている時は痛くないんだ」。じゃあ、やっぱり心臓は関係ないな。

そんな感じで、どう見ても一過性の炎症だろうなと、カレシがシャワーから出て来るのを待っていたら、眼科から電話。明日の朝にアポがあるのはわかっているけど、溌剌とした声で「次の白内障手術の日取りなんですが」。おお、今役立たずになって萎れている左目ね。11月29日と12月6日のどっちがいいかと聞かれて、もっちろん11月29日!何たって、その前の27日はArts Clubのオープニングナイトだし、12月6日はケイトお姉ちゃんとロバート兄貴のクリスマスツリーパーティがあるから、これ以上のタイミングはないもん。やったぁ。クリスマスには両方の目がぱっちりと見えているようになるんだっ。ばんざぁ~いっ。病院に出向く時間は2日前までわからないけど、右目の手順を思い出せば次は円滑に行きそうだな。シャワーから出て来たカレシに日取りを伝えて、背中にボルタレンを塗りながら、また迎えに来てもらわなければならないし、その後1週間はまた「屈伸運動」をしてもらうことになりそうだから、今からしっかりコンディションを整えておいてよっ。「大丈夫さ」とカレシ。うん、そうだといいけど・・・。


猫の顔が見えるような・・・

ではひとつよろしくお願いしまぁす、かな?



めっけものの話、お金の話、クリスマスシーズンの話

2024年10月25日 | 日々の風の吹くまま
10月23日(水曜日)。⛅。やっとごく普通に眠ってごく普通に起きた気分。まあ、東京から帰って来て2週間の間にエアコンの工事やワタシの白内障手術があって、時差ぼけに十分に対応できる状況じゃなかったこともあるけど、特にカレシには年齢的な要素もあるんじゃないかな。ワタシだって後期高齢者なんだけど、それでも5歳差というのはけっこう大きいのかもしれない。この次の旅行はのっけからシンガポールまで17時間近いフライトだけど、座席をフラットにして寝て行けるとしても、大丈夫かなあ。まあ、4ヵ月半先の話ではあるけど・・・。

そろそろまともにシャワーをしてもいい頃なので、きのう届いたアマゾンの七分袖のTシャツに着替え。注文した時には特に注意を払わなかったんだけど、ラベルが「アマゾンエッセンシャルズ」となっていて、そう言えば旅行前に買ったカレシの下着やソックスも「アマゾンエッセンシャルズ」だったから、どうやらアマゾンのプライベートブランドらしい。いつも買っていたランズエンドのTシャツよりやや薄めの感じだけど、値段は(クレカ凍結で買えなかった)ランズエンドの同じようなTシャツの3分の1以下という安さで、伸縮性があって、着てみたらぴったりフィット。へえ、アマゾンもやるもんだねえ。これまでランズエンド(その前はLLビーン)のお高いTシャツを買っていたのは、普通の店ではワタシのサイズ(XS/PXS)が見つからないからで、プライムで無料で迅速に配達してくれるアマゾンから買えるなら上々。どれだけ長持ちするかわからないけど、ランズエンドの夏のTシャツ(50ドルもした!)が2ヵ月でおなかの辺りに穴が開いたので、価格差を考えたらアマゾンはお買い得と言えそう。

シャワーでさっぱりして、新しいTシャツの上にお気に入りのチュニックを羽織って、今日はのんびりしようかな。いつもその日の「やることリスト」のトップにあるのが銀行サイトのチェックで、今日はきのう連絡があった通り、当座預金の口座に5万ドルの振り込みを確認。(ダウもナスダックもかなり下がっているようなので、まさにグッドタイミングだったな。)銀行が凄腕の金庫番を付けてくれたおかげで、投資の儲けでエアコン工費の残り半分と3月のクルーズの最終支払いができるんだから文句なし。後は東京から持ち帰った50万円(預金の使い残しの半分とカナダドルでクレジットカードに上がっているウーバーの料金)をいつドルに換えるかだけど、すごい円安だから難しいなあ。ホテル9泊を現金で払って、都内やさいたま市までをウーバーやタクシーで走り回って、あちこちでおいしいものを食べて、デジカメを2個買って、ハンズで欲しいものを買いまくって、それでも実質9日で70万円以下。眠っていたお金だからと派手に使ってしまおうとしたけど、意外と簡単じゃなかったということだね。自分で言うのも何だけど、ワタシはケチでも節約家でもないし、浪費家というわけでもないから・・・。

まだハロウィンも過ぎていないのに、ケイトお姉ちゃんからもう12月のクリスマスイベントへのお誘いメール。お姉ちゃんの茶飲み友達のロバートのマンションで毎年やっているパーティで、ワインとおつまみを持ち寄って、ロバートが用意する小さなダグラス樅の木に飾りつけをするという趣向。その前の週にはArts Clubのサンタクロースの真偽がテーマのシーズン第2作『34番街の奇跡』のオープニング、その前にはウィスキー試飲会があって、12月にはクリスマススペシャルのGingerbread Menのショーがあって、そこからダダっとクリスマスに突進だから、その間に左目の手術の予定が入ったらてんてこまいになりそう。でも、2024年は「いい年だった」と大晦日にゴールインしそうな気がする。



夕暮れが来る、おうちに帰ろう

夕焼けのベーカー山