京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

キンモクセイの香りにつつまれて・・・

2009年10月16日 05時29分58秒 | 風景


いま、窓を開けると目と鼻の先にキンモクセイ(金木犀)の木がある。
キンモクセイって、昔(1970~1990)に流行ったトイレの芳香剤の人気の香りだった。
このキンモクセイは、中国ではよく使われる。
桂花陳酒は白ワインの風味付け、茶なら桂花茶、蜜煮にして桂花醤と呼ばれる香味料に仕立てたりする。



また桂花蟹粉(芙蓉蟹の別名)、桂花鶏絲蛋、桂花豆腐、桂花火腿などのように鶏卵の色をキンモクセイの花の色に見立てて名づけられた卵料理は多く、正月用の菓子で金木犀の花の砂糖漬けを飾るなど実際にこの花が使われる料理もあるそうです。



そういえばトイレの香りでキンモクセイというのは、あまり見かけなくなった。いまは、消臭するというのが主流なのと、昔と違って水洗方式が定着してきたから、強い香りで打ち消す必要がなくなったんだろうな。



それにしても、昨日はすっきりしたいいお天気だった。
いつの間にか秋が深くなってきた。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

被綿

2009年10月15日 05時50分54秒 | 和菓子

↑紫野源水「着せ綿」

そういえば、10月26日は、旧暦の重陽(ちょうよう)。
一年で一番「陽」の重なるめでたい日。



26日ぐらいになったら、菊も本格的に咲いてきて、「被綿(きせわた)」もできるだろうな。
「被綿」って、前日の夜、菊の花を真綿で覆って夜露と香りを移しとり、
翌朝、その綿で体や顔を拭うというもの。
そうすると長寿がかなうというものです。




↑煉切製(白小豆こしあん入)

ちょっと街中をバイクで走るともう寒い。
秋が駆け足で過ぎ去っていく感じ。
もうすこし紅葉っぽくなっている街路樹がある。
今年は紅葉どうなるかな・・・。


↑紫野源水「薄紅葉(うすもじみ)」


↑薯蕷きんとん、小豆粒あん
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋深し・・・PCの温かさがうれしい季節

2009年10月14日 05時42分55秒 | モノ


このところゆっくり外を歩いていないです。
菊も種類によっては咲き始めている。



気の早い山茶花(さざんか)も咲いていました。
もう朝晩もタオルケットと夏用のパジャマじゃ寒くなってきた。



これが新体制のデスク周りです。
左端のが新型なんです。
キーボードとマウス、ヘッドセットは、青歯(Bluetooth)仕様。
マウスは、トラックボールタイプに変えることにしました。
まだ未到着。
真ん中が一番古いタイプ。
旧OS9も起動し、ハードディスクを3台内蔵、合計1テラ。窓の外にも1寺。
OSは「Tiger」「Panther」「OS9」、モニターは、24インチ、DVD鑑賞に最適。



右端は、15インチのブック型。OSは「Tiger」
キーボードは、Happy Hacking Proで統一してあります。
新型は、主にブログ、写真、担当。OSは「Snow Leopard」&「Vista」
旧型は、デザインワーク作業。
各々の後ろに外付けハードディスクがあり、バックアップ体制がとれます。
インターネットの領域にも重要なデータをアップしてある。
縦横でバックアップが肝心。

BGMは、旧世代のiPodとBoseのスピーカーで対応。
コンピュータ用のスピーカーは、Harman Kardon SoundSticks IIという透明のスピーカーと
サブウーハーがモニタの後ろに置いてあります。
ヘッドフォンは、Boseのノイズキャンセル「QuietComfort2」を使用。
机は、ここに越した時に図面を書いて作ってもらいました。
角に座っているのは、CRTの21インチのモニター時代の名残。
でも肘がちょうど机の上に乗せられるので快適なんです。
イスは、古くなってきましたが、テンピュールのイスを採用。

15インチのブック型は、出張&連絡、スカイプなんかもこれです。
この他に、13インチのブック型もあります。OSは「Leopard」脳波測定担当。

子供たちに新型が2台、旧ブック型1台、旧ディスクトップ型1台。
2系統のワイヤレスで繋いであります。
全部、Macなんです。
なんという家庭でしょうね。
管理が大変です。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オムライスはデリシャス!

2009年10月13日 05時42分02秒 | 

↑大阪「北極星」地鶏オムライスセット

連休は、いいお天気でしたね。
結局、コンピュータ相手の三日間でした。
以前の環境で使っていた不要なラインやACアダプタ、機器等と思いっきり捨て
ものすごい埃と汚れと格闘。
一応レイアウトは、すっきりしました。
キーボードもマウスも青歯(Bluetooth)仕様で快適。



新型の中味は、整備しきれませんでした。
昨日は、仕事を一日こなしていました。
外出も買い物ぐらい。



そろそろ写真のネタがつきてきました。
ただ、いま京都でどうしても行きたい場所はないかも。
行事も時代祭ぐらいかな・・・。
気がつくと10月も半分近く経ってしまった。



明日から平日。
ちょっとホッとします。
まわりが動いてくれる。
さて、ブログも通常に戻らないとね。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋らしい生菓子・・・作業は続行中

2009年10月12日 07時58分38秒 | 和菓子


そろそろ温かいお茶と生菓子が美味しい季節になりましたね。
私は予定通りひたすらPC設定の世界。
Windowsも使えるようにインストールしておかなくちゃ。
そうなんです。
一台でMacとWindowsが動くように設定しているんです。


↑総本家駿河屋「嵯峨菊」/嵯峨菊ってこんな形じゃないんだけどな

まだ、旧ブック型のPCもこの際、初期化して一からキッチリ設定してみたい。
その際、ハードディスク交換し大きな領域を確保するか。
また草津行か・・・。
それは、いますぐには無理だな。


↑煉切、白こしあん

それよりファックスの設定とかソフト的な設定が先か。
新しいワイヤレスのキーボードにも馴れないと・・・
そうかインプッドメソッドも新しいものに交換しないといけない。
3000語ぐらい作った特殊な辞書を移す必要もある。


↑京都鶴屋鶴壽庵「おみなえし」

仕事がはやくしたい。整備が仕事ならいいのですが。
コメントのご返事や訪問ができなくてすみません。
なんか余裕がないな。


↑外郎、黒こしあん

急に朝晩が冷えるようになりました。
できるだけ早く復帰するように顔晴ります。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食べたいな・・・酢豚

2009年10月11日 11時01分34秒 | 

↑酢豚美味しそうでしょ・・・

今日は遅いアップです。
写真は全部先日食べた「みんみん」の写真。
見ていたら食べたくなってきた・・・。


↑酢豚に入っている胡瓜が妙に好き

まだ3台のコンピュータと格闘しております。
結局、膨大なデータを移すのに外付けHDやその他部品を購入に、草津へ行く。
草津といっても温泉はありません。
昔、草津温泉は滋賀県にあると、かなり最近まで思っていた。


↑焼豚入ラーメン


↑肉みそかけソバ

草津は、話には聞いていたがやっぱり活気がある。
京都駅周辺よりいい。
京都としては、滋賀の人が京都駅に買い物に来ると思っているけど、
これは下手をすると京都の人が周辺都市に買い物に行くという事態がもう起こっている可能性があるかも。


↑焼餃子

京都駅から自宅まで乗ったタクシーの運転手さんと話していたけど、意外と観光のお客さまはお金を使わないタイトな観光が多いんだそうです。
自家用車で来ない人は、一日バス乗車券なんかで観光スポットを回るそうです。
うまく地下鉄と京阪や阪急、嵐電、JRとうまく組み合わせないと効率よく回れないですよ。道路が満杯ですからね。


↑ぞうすい



さて、また設定の世界に戻ります。
コメントをいただいても、ご返事ができなくてすみません。
たぶん連休明けには、終えたいものです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消耗する作業や・・・

2009年10月10日 07時18分32秒 | 和菓子

↑長久堂「京の雅」/そういえば22日は時代祭ね

今日は、記事がおそいアップです。
昨日から新しいコンピュータが3台とプリンタ、ワイヤレス基地がきた
その対応が大変。
部屋の模様替えまでして埃まみれ。
フト気がつくと深夜だった。


↑外郎、備中白こしあん(山芋入)、金箔

この3連休(月曜が休みと知らなかった・・・)ネットワークを構築しないと。
プリンタのセットとワイヤレスも新しくなるので大変。
3台もコンピュータのセットも考えただけで気が遠くなる。
昨晩から先ほどまで、なぜかインターネット接続ができなかったんです。
どうやらEtherのハブが容量オーバーしていているのかな。
もう・・・また電気屋に行かないといけないし。
延々と不毛な作業が続く。


↑本家玉寿軒「色づき」/今年の紅葉はどうなるやろ・・・早いかな、遅いかな?

外は、また観光の人や車でいっぱいだからろう城して早く、仕事ができる状態にしなくちゃ。
なんだかエネルギーを消耗する作業です。


↑きんとん、黒こしあん

というような訳でこの三連休はちょっとコメントをお返したり、訪問が遅れ気味になるかも。
ご容赦ください。



3日の日に時計のベルトをチタンからシャークスキンに戻す。
この作業時計屋さんにもっていかなくちゃいけないんです。
工具的に自分でできない作業なんですよ。
時計の衣替え、台風が過ぎて秋の空気にすっかりなりましたね。
半袖では寒い。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かま風呂は古式サウナ

2009年10月09日 05時14分56秒 | お土産

↑大原女家「かま風呂」

先日、京女の母君から大原女家の「かま風呂」をもらった。
これも昔からあるお菓子。
でも食べたことはほとんどなかった。
この大原女家も店舗改装後は喫茶がなくなった。
すーさんならきっと恐怖する「甘党会席」というのがありました。
松(2500円)と竹(1800円)もしていたのがいまでも憶えている。
惜しいなご招待したかった。


↑上が白あん、下が黒あん

かま風呂といえば京都市左京区八瀬周辺にある日本古式のサウナ。
大きなかまくら型の竈の中に入り蒸気浴をする。
天武天皇(631~686)が若い頃、流れ矢に当たり、
この地のかま風呂で癒したのがはじまりなんだそうです。
飛鳥時代やんか・・・その時京都の都はなかった。
京の都は、794年やものね。その頃の八瀬ってそうとう山奥だっただろうな。



昔は、「風呂」というとサウナのような蒸気浴のことをいっていた。
湯や水で体を洗うことは「沐浴」と使い分けたらしい。
大きな湯船でというのは、温泉が天然に湧いているところぐらいだったかも。


↑ちょっと遊んでみました

私は、かま風呂には入ったことがないんです。
現在も八瀬にかま風呂に入れる旅館があります。
入浴だけじゃだめみたいだけど。


↑建仁寺浴室/これも中は蒸気浴

子供の時は、八瀬遊園のプールに、よくに泳ぎに行った。
水が冷たかったな。
この八瀬は、比叡山へ西から登る入口の叡山電鉄叡山本線の終着駅。
駅名が「八瀬」→「八瀬遊園」→「八瀬比叡山口」と変化しました。
この駅前にあったのが八瀬遊園。


↑泉湧寺浴室/これも蒸気浴

小学校ぐらいまで八瀬遊園がすべてだった。
秋は、ひらかたパークに菊人形を見に行くというのもあったけど、かなり遠いイメージだった。
その「八瀬遊園」も「スポーツバレー京都」になり「森のゆうえんち」となり
2001年に閉園になった。
まだ、長女次女が小さい時に私の両親と我々夫婦で車で遊びに行ったのが最後だろうな。
あの時、私が最初に買った携帯電話を子供コースターに乗って落とした事件をいまだに憶えている。高かったんです。当時の携帯電話。ということは、スポーツバレー京都の時代かな。
なんか京都人にしかわからない雑談でした。
八瀬比叡山口駅地図
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風天の京

2009年10月08日 06時14分38秒 | 風景・和菓子


いま、台風18号が名古屋方面を通過中だろうな。
昨晩から雨と風が強い。
どうか台風が通る先で被害が最小限でありますように。


↑これは風天じゃなく風神

京男は、台風が近づくと妙に元気になる。
風天と仲がいいんだろうか。
風天(ふうてん)は、仏教における天部の十二天の一人。
風を神格化したもの。


↑種子(バー)

真言「オン・バヤベイ・ソワカ」


↑印契

ヴェーダの神話では、原人の胸から生まれたとされ、
仏教に入ってからは、風の精神のままに無碍(むげ)にして速やかなる、
神通自在の仏の精神、何ものにもとらわれない悟りの境涯を体現する釈迦の化身。
ちょっといいじゃない。

長女が幼稚園、次女が幼稚園前ぐらいだったな、
京女と4人で台風の来ている最中に外に出たことがある。
次女に傘を持たせて浮遊感を味あわせようとした。
風が強くて傘を思わず離した。
愛用の英国FOXの傘が風に乗って飛んで行った。
必死に追いかけた。
堀川通を渡ってやっと捕まえた。

その時、次女が「おとうさ~ん!」と何回も悲痛な声で叫んだ。
私がメリーポピンズみたいに風に飛ばされたと思ったと思ったそうである。
かわいいでしょ。
いまでもその時のことは憶えていると次女は昨晩言っていた。
もちろん私はくっきりと覚えている。

持ち手のところが傷々になり、
当時あった丸善(いまはジャンカラだ、このことを考えると無性に腹が立つ)へ
修理にだしたっけ。
家族を放って愛用の傘を追っかけたのはちょっと反省しております。
でもそれが京男らしいと私を知る人はいうだろうな。


紫野源水「初雁」
ちょっと台風で雁も飛べないだろうな・・・


外郎製(小豆こしあん入)
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨中烏

2009年10月07日 05時21分08秒 | 風景・和菓子


書斎というか仕事場の窓から見えるお寺の屋根。
雨がシトシト降っているなか
一羽の烏がジッと耐えているようにいる。
雨に濡れない軒下でなく、一番高い場所で。



「かれ朶(えだ)に烏のとまりけり秋の暮」
という芭蕉の句があたまに浮んだ。
この句について萩原朔太郎は、
「枯れ枝に止つた一羽の烏は、彼の心の影像であり・・・漂泊者の黒い凍りついたイメージなり」とし、
寂びしをりの禅的境地を代表するものと見る。



烏ってそんなに好きな鳥じゃないけど、
なんとなく自分の心の奥底にある自分と共鳴したのかも。
与謝蕪村の「烏図」というのも頭にうかんだ。



話しは全然かわります。
これは、先日長野の伊那からのお客さまから、
お土産にいただいた信州飯田「和泉庄」の「名代大きんつば」
きんつばって本来こんな形だったんです。
「つば」って日本刀の鍔(つば)のことを指している。
江戸時代当初は、現在のような四角形でなくこのような円形だったんです。
だから一番古い形のきんつばといえるだろうな。
一度みたかったんです。
もちろん、きんつま『金曜日の妻たちへ』とは、関係ないのはいうまでもない。



京都のきんつばとはまた違った餡のぐあい。
とてもやさしい味なんです。



どこかで食べた餡だ・・・おやきにはいっている餡の味。
そういえば、おやきも信州の名物ね。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二日酔いの酔芙蓉

2009年10月06日 05時27分24秒 | 社寺


いま、酔芙蓉が満開状態。
毎年恒例になってしまった山科の大乗寺に行く。









雨上がりの朝だった。
酔芙蓉は、芙蓉の園芸品種で、朝は白い花で午後になるとダンダンピンクになる。
そのようすがお酒を飲んで酔っぱらったようなので「酔芙蓉」となったそうです。
親近感を感じる人が結構おられるでしょうね。





この日は雨上がりで水分が好きな酔芙蓉が嬉しそうだった。
前の日も比較的涼しく二日酔い状態のピンクの花も多かった。
ちょっと得した気持ちになった。





ここも年々有名になり、狭い駐車スペースがすぐにいっぱいになります。
徒歩でくるとちょっと歩かないといけないし。
近所の人はちょっと迷惑かもね。
日頃は静かな住宅地なんだろうな。
大乗寺地図
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名月や・・・

2009年10月05日 06時07分02秒 | 風景・和菓子


昨晩は、新型のカメラが間に合ったので満月撮影の実験をしていた。
「名月や 写す姿は 色気なし」京男
色んな設定で撮影したけど、天体写真は色気がないな。
満月単独では、あまり面白くない。



やっぱりどこかのロケーションで撮った方がいいんだろうな。
でも夜に外出はなんだか不良になったみたいで・・・。
お気に入りの写真はこんな感じかな。
ちょっとボーッとしている写真がいいか。
十三夜の時に再チャレンジ。


長久堂「明月」


外郎、備中白あん


本家玉寿軒「深山」


羊羹、栗入り蒸カステラ
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嘯風弄月

2009年10月04日 05時50分50秒 | モノ


嘯風弄月(しょうふうろうげつ)とは?
風に吹かれて詩歌を口ずさみ、月を眺めること。
自然の風景に親しみ、詩歌・風流を愛して楽しむことをいう。



「嘯」はうそぶく。口をすぼめて声を長く引いて歌うこと。
さて・・・どんな詩歌を歌いましょう・・・。
「弄月」は月を眺め賞すること。



そうとまではいかなくとも自宅でいつも月を楽しもうと
京女の大学(実は陶芸専門なんですよ)の同窓生の陶芸家さんの個展で
この月を表現したオブジェを手に入れました。
彼曰く「月って凹んで観える時がありませんか?」と。



たしかに丸いから凸に見えそうだけど、凹んでいるように見える時がある。
それがとても不思議だと思ったそうです。



こうやって壁に取り付け、外光の光、照明の光でできる影をたのしんでおります。
ようやく爽やかな秋の風が部屋を通るようになりました。
いい季節のはじまりですね。





昨晩は、雲は多いかったけどちょっとだけ観えました。
この2点の写真は、私が夜外出して撮れなかったので路渡カッパさんからいただきました。
ありがとうございました。
明日の記事にも使わせてもらいます。


本家玉寿軒「名月」


こなし、白こしあん
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

十五夜に因んだ和菓子

2009年10月03日 06時05分58秒 | 和菓子

↑紫野源水「大沢の月」
大覚寺の大沢の池は、平安の昔から日本三大名月鑑賞の地として有名。
その観月をかたどった生菓子。


↑去年の嵯峨菊の時の大沢の池



今日は10月3日(旧暦8月15日)の十五夜ですよね。
朝6時現在では、結構な雨。今夜はお月さまが見れるかな・・・。
今(9時)の最新時点では、晴れてきました。
この分だと観れるかもね。


↑半錦玉羹(煉切・小豆あん、二重あん)

10月30日(旧暦9月13日)の十三夜の方がイメージなんです。
中秋の名月(十五夜)は、もともと中国で行われていた行事が日本に入ってきた。
十三夜の月見は、日本独特なんです。
一説によると宇多法皇が九月十三夜(旧暦)の月を愛で「無双」と賞したことが始まりとも、醍醐天皇の時代(延喜十九年/919年)に開かれた観月の宴が風習化したものとも言われています。
確かに今月末の方が天候が安定していて、空気も澄んできれいに月見ができるでしょうね。


↑総本家駿河屋「子芋」

十五夜は、サトイモなどを供えることが多いから「芋名月」と呼ばれているのに対して、十三夜は、「栗名月」とか「豆名月」と呼ばれている。


↑煉切、黒こし

そやから、なんとなく私の中では「十五夜」より「十三夜」の方が上等というイメージがあるんかな・・・。


↑塩芳軒「月見だんご」
これは上等の月見だんご。普通のが三個買えます。
次女がパクッと一口で食べてしまった・・・。

一昨夜『カミングアウトバラエティ!! 秘密のケンミンSHOW』を観ていて
(厳密にいうと昨晩録画を早送りで観ただけやけど)
関西の月見団子と関東の月見団子の違いをやっていた。


↑外郎、黒こし

関西の人間は、やっぱりこの形を月見団子という。
老舗のおっさんが白い部分を月、餡を雲にみたてていると発言。
地方の人が納得していたけど。
あれは、たぶん違う。
里芋をかたどった形というのが本来の説明だと思う。


↑月見団子風京男
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カレーライスって久しぶりかも

2009年10月02日 06時05分41秒 | カレー


ある日のランチ(これもちょっと前の話しかな)は、
めずらしく「ムレスナティーハウス京都」で食べることになった。
いつもならお茶をいただくのですが、この日はランチ。


↑サラダ


↑ビーフカレー

偶然、再会した方とランチをいただくことに。
パスタとカレーどちらといえば、カレーですよね。


↑野菜カレー、これも美味しそう。動かしてルーが動いてしまった。

ここのカレーは、やさしい感じのルーでした。
サラダと紅茶がついてきたのかもしれません。
あまり憶えていないな・・・。



楽しいランチのひとときを過ごせました。
京都ムレスナティーハウス地図
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする