京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

嘯風弄月

2009年10月04日 05時50分50秒 | モノ


嘯風弄月(しょうふうろうげつ)とは?
風に吹かれて詩歌を口ずさみ、月を眺めること。
自然の風景に親しみ、詩歌・風流を愛して楽しむことをいう。



「嘯」はうそぶく。口をすぼめて声を長く引いて歌うこと。
さて・・・どんな詩歌を歌いましょう・・・。
「弄月」は月を眺め賞すること。



そうとまではいかなくとも自宅でいつも月を楽しもうと
京女の大学(実は陶芸専門なんですよ)の同窓生の陶芸家さんの個展で
この月を表現したオブジェを手に入れました。
彼曰く「月って凹んで観える時がありませんか?」と。



たしかに丸いから凸に見えそうだけど、凹んでいるように見える時がある。
それがとても不思議だと思ったそうです。



こうやって壁に取り付け、外光の光、照明の光でできる影をたのしんでおります。
ようやく爽やかな秋の風が部屋を通るようになりました。
いい季節のはじまりですね。





昨晩は、雲は多いかったけどちょっとだけ観えました。
この2点の写真は、私が夜外出して撮れなかったので路渡カッパさんからいただきました。
ありがとうございました。
明日の記事にも使わせてもらいます。


本家玉寿軒「名月」


こなし、白こしあん
コメント (6)
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