↑ホテル日航プリンセス京都「翡翠苑特製冷菜」
7月や8月は法事が多い月なんです。
本日の写真は、法事の後の「お斎(おさい)」の時のもの。
↑蟹肉と冬瓜の生姜香るスープ
↑夏の食材を包んだ春巻
精進料理じゃないと言われそうですね。
でも故人夫妻が好きだった場所で好きな中華料理がいいという説明でした。
それは、それでいいのだと思います。
主役は、故人ですからね。
↑黒アワビと海老のあっさり塩炒め
私ならどんなお斎がいいかな?
大徳寺一休「大徳寺精進料理本膳」がいいかも。
まあ、そんなことは子供たちはしないだろう。
料理の写真だけとか・・・。
↑こんな感じね。大徳寺一休「大徳寺精進料理本膳」
精進でなくてもいいのですが、料理のタイトルが「開業十五周年記念黒アワビランチ」とあります。
黒のアワビとか黒酢を使った料理という意味なのかな?
黒が流行なんでしょうね。
↑黒酢の酢豚
↑翡翠苑特製焼飯
黒は、だめだと思います。
黒というと不祝儀で、祝儀は朱と思いがちです。
これは逆なんです。もちろん地域によっても違うらしいのですが、本来朱塗りの器は貴族でも高位の方々しか使うことが許されなかったものです。ですから仏様へのお膳は朱塗りを用います。
不祝儀の精進料理を不祝儀の精進料理を一般の人たちに朱塗りの膳でだすのは、仏様のおさがりをいただくという意味で朱塗りの器を使うのを許されているのです。
以上のような意味合いからすると「黒云々」は避けた方がよかったかも。
そこまで考えてくれたらよかったのに。
↑デザート二種
料理も伊勢エビの踊り食いとか・・・。
赤ピーマン炒めとか、真っ赤な麻婆豆腐、赤蒟蒻の刺身、近江行の赤身ステーキ・・・なんかがいいのかも。
なんて考えながらお斎をいただいておりました。
時々、クスッと笑っていて気持ち悪い雰囲気だったかも。
なにはともあれ無事に終わってよかった。
和菓子 | |
クリエーター情報なし | |
河出書房新社 |
↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事と新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
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それにしてもなんとも何とも、綺麗で食欲をそそります。
私は黒の料理はどうしてもテンションが下がります。
今月と来月は法事が多いです。