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京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

衣笠丼

2021年10月06日 04時53分19秒 | 
衣笠丼(きぬがさどん)とは、甘辛く炊いたおあげさん(あぶらげのこと)と青ねぎを卵で綴じ、ご飯に乗せた丼。


↑松庵「衣笠丼」右の入れ物が山椒粉

衣笠とは、京都市北区、金閣寺(鹿苑寺)に臨む標高201メートルの山。真夏に雪景色を所望し、山に白絹を掛けて雪に見立てたという宇多天皇の伝承に因んで「きぬかけ山」とも呼ばれている。
こんな大げさな由来をいうのが京都らしい。
大阪あたりなら卵で綴じた「きつね丼」となる。


↑ここの衣笠丼は、ストレートな感じがいい。

ただ、京都の場合、卵綴じた丼を食べる時、卵の臭みを消すために山椒の粉を使う。他府県ではどうかな?山椒の粉を使わないかも。京都は山椒が好きなんです。

私は、おあげさんが好きかも。
肉よりおあげさんやね。
以前住んでいた家のすぐ近くにお豆腐屋さんがあった。
揚げたてもおあげさんを子供が笊をもって買いに行った。
熱々のおあげさんに生姜醤油で食べたら、他におかずはいらない。
お豆腐もよく食べた。


↑京男の食べたもの。丼は京女と半分こ

魚やも肉やも近くにお店がなかった。
かしわ屋さんは、あったけど。
鰻や川魚屋さんは、ありました。でも高いからそうそう食べられない。
買い物環境は、いまでもあまりよくない。大きなスーパーが街中にはないのです。だからデパ地下で買いに行く。
私は、いままで車を持ったことがない。バイクだった。仕事で車を使わないからそれでいい。京都市内の駐車場は家賃が高いしね。
車のない生活をしていたから、我が家の子供たちはファミリーレストランやスーパーを知らない。いまは、独立しているから知っているでしょうけど。


↑すだちそば(温)、こういうのが流行なのかな?あたたかいそばにはあわなかった。

外食は、毎日ほどするのですが、最近、大手チャーン展開のお店が目立つ。
味もコンビニ風に濃い味付けになっているように思う。
若い世代は、薄味が苦手なのかも。
近い将来、糖尿病や痛風、老眼、難聴、鬱病、原因不明の難病が続出するだろう。それに対し医学はさほど進歩していない。結果、寿命が短くなる。子供を作るのも一苦労しないといけなくなる。免疫力もきわめて弱くなる。
薬を多用し過ぎるから、あめり効かなくなるだろう。
いまの若い世代の歩き方をみていると将来、腰、膝がおかしくなる。呼吸もよくない。そういう未来が訪れるだろうな。
もっともその時代には、私は生きていないだろうけど。


↑なすあんそば、これは面白い。でもそばよりうどんの方がいいかも。そばにあんかけが合わないのかな・・・。そばがきにあんかけの方が・・・。

衣笠丼の話から大きく話題がそれてしまった。
衣笠丼や木の葉丼は、お店によってかなり違いますね。
京都らしい食べ物だから観光時に食べるのもいいかも。値段も安いしね。

和菓子
クリエーター情報なし
河出書房新社

↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)000(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (常盤万作)
2021-10-06 05:56:04
京料理なんて高級で高額、他府県人から金を毟り取る料理なのに、地元民には貧乏臭く安価ですね。
上京の際は「なすあんそば」にします。
返信する
>常磐万作さん、おはようございます (京男)
2021-10-06 06:36:49
京都人は、そんな高級なものは食べておりません。
昔は、肉や魚はなかったから工夫して食べていましたね。貧乏臭いのが普通です。
返信する
こんにちは (す-)
2021-10-06 13:13:04
私も衣笠丼は大好きです。
お揚げさんいいですよね(^_^)ニコニコ
返信する
>すーさん、こんにちは (京男)
2021-10-06 13:37:41
衣笠丼や木の葉丼は、いいですよね。安いし。
返信する

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