万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

第二次朝鮮戦争では保守が戦争反対・左翼が戦争支持

2013年11月21日 15時27分57秒 | アジア
朴大統領は「優れた指導者」=韓国に対話呼び掛け―安倍首相(時事通信) - goo ニュース
 日本国に対して、常に威圧的で高飛車な態度をとっている韓国は、集団的自衛権についても、朝鮮半島で行使する場合には、韓国の要請が必須であると注文を付けてきたそうです。もちろん、国際ルールでは、当事国の承認なく軍隊を派遣することはできませんので、この発言自体は常識の範囲なのですが、韓国側が、日本国が要請に応えると見なしているとしますと、それは、甘すぎると思うのです。

 世論調査によりますと、7割ほどの国民が、”韓国を信頼できない”と回答したそうです。日本国は、官民問わず、何度となく韓国に裏切られてきたわけですから、”韓国を信頼せよ”と言われても、それは、所詮、無理というものです。そして、仮に、朝鮮半島で第二次朝鮮戦争が発生し、韓国が、日本国に対して軍事的な支援を求めてきた場合、日本国は、疑心暗鬼に陥ることになります。例えば、散々に背信行為や迷惑行為を働き、町中に悪口を言いふらし、理由を見つけては脅迫してきた隣人が、そのまた隣に住む親戚から暴力を振るわれたといって、援けを求めてきた場合を想定してみることにします。こうした場合、隣人を助けることに二の足を踏む人の方が多いのではないでしょうか。何故ならば、支援の要請は、必ずしも、言葉通りではないかもしれないからです。暴力を振るっているのは、他人ではなく隣人の親族であり、この親族もまた隣人と同様に、日頃は恨みを募らせ敵視してきました。この状況下で、迂闊に助けますと、隣人が親族側に寝返り、両者から袋叩きになるシナリオも予測されます。しかも、この隣人一族の後ろには、評判の悪い町のボスが付いているとなりますと、余計に警戒が必要となります。つまり、韓国の支援要請は、純粋な防衛目的ではなく、日本国を謀略に巻き込むための罠であるかもしれないのです。

 韓国は、自国が要請さえすれば、日本国が軍事的な支援を二つ返事で承諾すると考えているようですが、何れにしても、日本国には、韓国からの支援の拒絶する自由があります。そして、第二次朝鮮戦争に際しては、一般の日本国民を含む保守が戦争に反対し、平和主義の仮面をかなぐり捨てた左翼が戦争に賛成する構図となるのではないでしょうか。前者の方が、圧倒的に多数ですので、たとえ韓国が要請しても、日本国の軍事支援は見送られる公算が高いと思うのです。

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コメント (8)
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