万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

韓国のF35A選定-アメリカは韓国を信頼するのか?

2013-11-24 15:57:40 | その他
レーダー探知されず北へ…韓国が最新鋭戦闘機(読売新聞) - goo ニュース
 先日、韓国国防省は、次期主力戦闘機として、ステルス性能を備えたF35Aを選定したと発表しました。果たしてアメリカは、韓国を信頼し、虎の子のF35Aを売却することを許可するのでしょうか。

 朴政権の誕生を契機として、米韓同盟をよそに、韓国の中国への傾斜は増すばかりです。ネット上などでは、中韓の軍事同盟を主張する意見も見られるそうですが、韓国の立ち位置は定かではありません。事大主義の伝統を引きずる韓国は、寝返ってでも”強い方”に味方する傾向がありますので、全幅の信頼を置くことができない国なのです。加えて、先月には、米国の外交専門誌「Foreign Policy」が、韓国がアメリカの軍事技術を盗用した可能性があると報じています。現在、アメリカ政府も調査に乗り出しているそうですが、事実であれば、アジア情勢に鑑みても憂慮すべきことです。何故ならば、中韓接近とアメリカの軍事技術盗用が結び付けば、アメリカの最新鋭戦闘機のステルス技術などが、中国に流れる可能性があるからです。しかも、韓国製の対艦ミサイルは、改良を加えた結果、今や、性能においてアメリカ製を上回っているとも指摘されています(国際武器市場でもアメリカのシェアを浸食中…)。最近、日本国に対しても、韓国は、威圧的な態度を示しているのも、最先端の軍事技術を獲得した自信によるのかもしれません(北朝鮮ではなく、韓国の攻撃の矛先が、日本国に向かうこともあり得る…)。

 もちろん、性能を落としたり、ブラックボックス化を施すといった対処方法もあるのでしょうが、信頼関係なき軍事同盟ほど危ない関係もありません。昨今の不安的な状況を考えますと、アメリカが、F35Aの韓国への提供についてどのように判断するのか、注目されるところなのです。

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コメント (2)