【座ったままで自由に発言する子どもたち】
授業において子どもたちに話し合いをさせるときに、「挙手→ハイ→立つ→椅子を入れる→発言する」をさせていませんか。これでは、時間の無駄であるし、第一話し合いにはなりません。
話し合いとは、前の友だちの発言を受けて、それに反応して発言する。そして、また他の友だちがそれに対して発言するというように続いていくものです。話の内容も関連して続いていくものです。
私たちが日常話し合うとき、手を挙げて、立ってから発言するなどしません。そんなことをしたら、話の内容が切れ切れになり、深まっていきません。特に重要な話し合いになればいっそうのことです。
もちろん会議によっては、挙手して、起立してから発言するということもありますが、学校での授業の場合は、そうでないほうがいいでしょう。
このことも私たちの長年の授業の経験知がじゃまをして、なかなか変えられなくなってしまっているようです。
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