昨日、和歌山大学の生物学教室主催の標記の観察会に参加してきました。150人ほどの家族連れが参加し
ていたみたいです。みなさん楽しそうに観察を行っていました。多人数が干潟に入るそのために動物は身
を隠してあまり種類は見られませんでした。しかし名勝和歌浦の景観を眺めながらの観察会は有意義な時
間を過ごすことができました。

和歌山市に出かけたときは、何気なく見ている景観ですが、こうしてみるとなかなかイケてます。聖武天
皇や赤人が眺めた和歌浦干潟景観はさぞや秀麗だったのではないでしょうか。

遠くには、積雲を背景にした生石山が見えます。

干潟を見ていると、やはりハサミの大きいハクセンシオマネキが目につきますが、日高川河口のそれは、
白っぽい個体が多いですが、ここの個体は背甲に模様があったり、ハサミに色がついているものが目につ
きました。

日高川河口干潟のスターであるトビハゼは、人が多い中では姿を隠していたのでしょうが、一匹小さな個
体を見ることができました。

アナジャコでしょうか。