野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

スリムな太陽柱?

2011年11月27日 | 色と光
今朝東の空は高層雲らしき雲の底に赤い光があたりきれいであった。FH-20は良いカメラなのだが、空にピントを合わせるのが苦手なようだし、それに露出や色温度調節もイマイチなところがある。朝焼けを撮って海岸を歩いていると雲間から一筋の光が伸びている。太陽柱?はたまた光芒の1本なのか?とにかくレンズを向けシャッターを切った。
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管状花?舌状花?

2011年11月27日 | 植物
ツワブキは晩秋の花でそろそろ花期が終わる。キク科の花は多数の花が集まったもので、中央部に筒状に合着した管状花、周辺に平たい合着花弁を配してまるで一つの花のように見せている。今回舌状花の一部が筒状になっている花を見つけた。しかしさほど珍しい現象ではないように思う。花の形成時に遺伝子制御が若干乱れるのだろう。舌状花と管状花の違いはきわめて微妙なのかも知れない。
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冬の花

2011年11月27日 | 色と光
「赤く咲いても冬の花」はサザンカでちょっとマイナーイメージだが、スイセンは演歌には歌われていないのだろうか?検索してみると大月みやこさんの「水仙」や美空ひばりさんの「水仙の詩」、八代亜紀さんの「花水仙」などがあるが、すべて初見である。「さざんかの宿」ほどの大ヒットはなかったようだ。「水仙」や「花水仙」の歌詞を見ると、「さざんかの宿」以上にマイナーな内容である。冬の花はそういうイメージとしか重ならないのか・・・
ワーズワースの詩「水仙」には、湖水地方でであったスイセン(黄色)に心躍らせる内容である。詩の最後は『物思いに耽っていると 脳裏にあのときの光景がよみがえる 孤独の中の至福の眺め すると私の心は喜びに包まれ 花々とともに踊りだすのだ』(壺齋散人訳)
詩と演歌歌詞との比較には無理があるが、花一つとっても文化の違いが色濃くでているように思う。



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室戸岬

2011年11月26日 | Weblog
今日はとても良い天気だった。小春日和とは今日のような天気を言うのだろう。日没時仕事帰り名田の農免道路から望む紀伊水道は絶景であった。ずいぶんと夕日が南によったと思いつつ、そのやや左で四国が途切れている。もしやその先端は室戸岬?地図で確認してみたが、岬はやや東にふって海に突き出ている。その可能性は大である。
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天平の甍

2011年11月25日 | 歴史
普照、栄叡らの留学僧が鑑真和上を苦心惨憺の末、日本に招く様を描いたのが、井上靖の小説「天平の甍」である。写真は東大寺大仏殿であるが、来日早々の鑑真がこの前の戒壇で聖武上皇、孝謙天皇に戒を授けたのである。創建当時より横幅がやや短くなっているが、世界一の木造建築はまさに威風堂々。しかし威圧感はない。境内が十分広くとられているためだろうか。ここに立つと何かしら清々しい気持ちになる。聖武上皇と孝謙天皇の仏教を基にした国づくりにかける清新の気が未だ漂っているようだ。聖武上皇の母は宮子姫。日高は九海士の里出身いわれている。
小学校の修学旅行で拝観して以来、云十年。もう一度訪れたいと思っていたがひょうんなことからその願いが叶った。
2枚を合成したため大仏殿の右側が少々くびれてしまっている。
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冬の朝

2011年11月21日 | 色と光
西高東低の気圧配置になり、昨日とはうって変わって気温が下がり雲の様子もどこか冬めいてきた。東からさし込む光が赤くはっきりした光芒となっていた。もう11月も下旬なのだ。
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今が旬?

2011年11月20日 | 植物
オシロイバナは晩夏から初秋に咲くイメージがあるが、今海岸沿いで野生化した株が満開状態である。ここしばらく続いた暖かさが成長を促し花芽形成につながったのだろう。
大雨を降らせた低気圧が東に去り気圧配置は西高東低となってきた。そろそろ木枯らし1号が吹くかも。
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遅れんぼうのヒガンバナ

2011年11月15日 | 植物
朝の散歩をしている時、すでに伸びたヒガンバナの葉の中に花を見つけた。先日からの高温が花芽形成のトリガーになったのだろうか。一月前になる10月19日にも同じ場所で花を見つけている。遅咲は環境か生得的なものだろうか・・しかしこれだけではわからないなぁ。6時過ぎでまだ暗かったのでストロボを発光させて撮影したが、ちょっとどぎつい色あいになった。
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超ささやか「東北ガンバレ」

2011年11月08日 | Weblog
仕事の帰りに立ち寄った スーパーで岩手県遠野産のホップを使ったKIRIN一番搾りが目についた。東北の知人が復興支援には先ず東北の産品を買ってやってくれとの言葉がふと頭をよぎり、あまりにもささやかながらこのビールを6本ロットで購入して晩酌で1本いただいた。爽やかな苦みが口いっぱいに広がり、明らかに他のビールと苦みが違った。東北の底力を感じた一瞬であった。
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冬近し

2011年11月07日 | 色と光
そろそろ晩秋になろうとしているのに、この蒸し暑さは何なのだ。日中はまだシャツ1枚で十分である。蒸し暑さをもたらした低気圧が東に去って大陸の高気圧が張り出してきたがなかなか気温が下がらない。大陸からの大気は紀伊水道状で暖められ大きな対流を生じたようだ。その雲に朝日があたってちょっとドラマティックな光景をつくりだしていた。
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