野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

2013年よさようなら

2013年12月31日 | Weblog
今年も何とか記事を書き連ねることができた。移動エリアが狭いので同じような記事になることもあるが、今後もネタが尽きるまで書き続けるつもりである。
先週撮っておいてアップし損ねた写真2枚をアップして今年の締めとする。
オニフスベ
ハンドボール程度の大きさがあるだろうか。未成熟の時は白いが、成熟するとこのような色になり体全体に胞子をため込んでちょっとした振動で胞子をまき散らす。


名もなき花?
散歩道沿いの庭に咲いていた花である。名前は不明。何科すらわからない。たぶん外国産の花木だと思う。丈は1mと低い。花の中央は黒い膜で覆われめしべはどれなんだろう?もしかしたら雌雄異株だろうか・・・
       
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艶やかな赤

2013年12月29日 | 植物
実とすれば小さいが、歴とした種子である。つやつやと赤い一見果皮かと思われるが仮種皮とよばれる種子を覆う皮である。2009年から年末にアップしており、私は年末の風物詩として位置づけている。今朝ものんびりと川の土手を歩きながら少し時期を過ぎた種子を何枚も写真に収めた。
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山の神と虎魚(オコゼ)

2013年12月29日 | 動物
自分のお顔が醜いことを知ったショックで落ち込んだ山の女神様を村人が慰めに使ったのがオコゼであるという話が人口に膾炙されているが、紀州田辺には南方翁が収録した山の神(狼)がオコゼに恋をしたという民話が残っているようだ。
詳細は『オコゼに恋した山の神』http://www.minakatella.net/letters/okoze3.html
写真は県立自然博物館にて。
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寒い朝

2013年12月28日 | Weblog
強い寒波が襲来し雪雲が紀伊半島まで足を伸ばしてきた。朝からみぞれ交じりの雪がちらついた。温暖化で暖冬になるとは限らないようだ。
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視界絶好 一期一会

2013年12月23日 | Weblog
昨日から日本列島は大陸の高気圧に覆われ、紀州の海岸部はよく晴れ上がった。今朝塩屋の海岸に散歩に出てみると四国の山並みがよく見える。右側の雪を頂いた嶺は剣山だ。剣とはいうものの周囲を凌駕するような険しさはない。中央左に浮かぶ島は伊島である。その右横に橘火力発電所だろうか白い煙突が見える、とここまでは見慣れた光景である。今日は視界がきいてさらに奥の四国山地まで見える。左側にも雪を頂いた高い嶺が見える。もしかしたら西日本最高峰の石鎚山(1982m)ではないだろうか・・・ちょっと自信がないので家に帰って地図を見てみたが、塩屋の海岸から石鎚の山頂まで線を引くとちょうど伊島の左端を通る。写真ではちょうどそこには船がある。直線距離にして約190km。いやはや、和歌山の海岸から石鎚山が見えるなんて今まで知らなかったし、誰からも聞いたことがなかった。ちょっとした発見だ。やはり長生き(というほどの歳ではないが)はするものである。ひょっとしたら一期一会であったかもしれない。
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冬将軍来る

2013年12月21日 | 色と光
寒気は日本海でたっぷり水分を含んだようで中国山地で水分を落としきれず暖国和歌山海岸部に時雨をもたらした。 


東の空に明瞭な虹が現れた。大粒の水滴が舞っているのか、過剰虹だろう。青の内にも光の筋がわずかながら見られる。
           
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冬の月

2013年12月21日 | 色と光
寒波襲来。月齢18.4の寝待ち月が冬至前日の有明の空に皎々と輝いていた。
冬の月を見ながら「雲を出でて我にともなふ冬の月風や身にしむ雪やつめたき」(明恵上人)を思う。
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高野箒(コウヤボウキ)

2013年12月17日 | 植物
見てのとおり、冠毛が箒のようになっているからこの名があると思いきや、「花と樹の大事典」によると『昔、高野山では竹、果樹など商品価値のある作物は人間の煩悩のもとになるとして栽培を禁じているため、この植物の幹や枝を束ねて箒を作ったところから。』とあった。
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冬の花

2013年12月16日 | 植物
赤く咲いても冬の花とはサザンカだが、季節外れに咲く花はよりいっそう寒々しく感じる。(;~_~)9 ガンバレ!


カワラナデシコ


タカサゴユリ
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自然のデザイン

2013年12月13日 | Weblog
虫による食痕だと思うが左右不均衡が面白い。
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