小高い丘への登り道の法面が削られ避難路として拡張された。その法面に特定外来種に指定されたナルトサワギクが根付いて周辺に広がりつつあった。手前のぼかしたのがナルトサワギクでピントのあったのが、在来種のタイキンギクである。タイキンギクはダンチクなどがつくる安定した植物相にあるが、特定外来種に指定されたナルトサワギクがそこまで迫っている。在来の植物相には光の関係で進入することはないだろうが、相が崩れると一気に入り込んでくるだろう。
外来生物法については、環境省のサイトをご覧あれ。
http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/basic.html
今度そこを通ったときはナルトサワギクを引き抜いてやろうと、ちょっと攘夷家気分になった。