野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

望月

2012年10月29日 | Weblog
今日は十五夜、満月である。冷気に覆われた秋の夜の空に冴えた光を放っている。
満月と来れば道長公の「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の かけたることもなし と思へば」力もなくましてや金もない身にとっては縁のない歌である。┐('~`;)┌ 

話は変わって、月までの平均距離は38万kmであるが、離心率のけっこう大きな楕円軌道を描いている。はてさて、今などのような位置にあるのだろうか。詳細なデータを載せたHPが見つかった。http://www12.plala.or.jp/m-light/keisan/sundata.htm
今日の月までの距離は 401,525km で最遠に近い位置にある。
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待宵月

2012年10月28日 | Weblog
昨日は十三夜月。名月とは、中秋の名月とその次の十三夜月を併せて云うらしい。昨日カーラジオで聞いてその名月とやらを撮影しようとしたが、すでに厚い雲が空をおおいはじめうまく撮影できなかった。今夜は寒冷前線も過ぎ、きれいに晴れ上がった夜空に浮かぶ十四日月を撮影した。こよみのページによると、十五夜前日の月を小望月、待宵月というようだ。
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かわりだねヨメナ

2012年10月28日 | 植物
ヨメナはポピュラーな野草である。散歩コースでもよく見られる。キク科は集団の中に大きな遺伝的変異をかかえ、ダイナミックに進化中なのだそうだが、個体変異を起こしやすい体質があるのだろうか。以前、頭花が2つ3つと癒着した株を見つけたことがあるが、それと同じ場所で今度は管状花が不完全ながら舌状花に変化した株を見つけた。マクロレンズでぐっと迫ってみたが、朝の弱い光で絞りをやや絞った関係でちょっぴりブレてしまった。
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一月遅れ

2012年10月27日 | 植物
御坊祭りの笛や太鼓が聞こえてくると、漂ってくるのがキンモクセイの香りなのだが、今年はようやく香りが漂いはじめた。今日も日射しがきつく日中は暑かったが気温がなかなか下がらないことが開花の遅れに繋がっているのだろうか。
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積乱雲

2012年10月23日 | Weblog
今朝3時半頃、雷の大音響で目が覚めた。強い雨も降っていたが、6時頃には止んだが外に出てみると西から黒雲が近づき北の空で稲妻が走った。これはやばいかなと思いつつ出勤したが、まさに積乱雲の雲底と思われる雲が上空からのしかかってきていたので、出勤コース変えて途中、雲底の縁を撮影してみた。その写真にグラデーション処理を施すと、上空に盛りあがる積乱雲がわずながら写っていた。このあと印南南部田辺に大雨警報が発せられた。
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子房と思いきや

2012年10月22日 | 植物
先月18日にアップしたイタドリの開花だが、すでに実りの時期となっている。3つの翼のようなものが果実でその中の粒が種子だと思っていたが、じつは翼のようなものは、萼のなれの果てで、種子と思った粒が果実なのだそうな。植物写真家として有名な埴沙萠さんのページをご覧あれ。
http://ciabou.com/ciabou/diary/0710/12/text.htm
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なんじゃこりゃ?

2012年10月20日 | 植物
散歩途中、この奇妙な有様を見かけたとき、スギの先端が折れて枝に引っかかっていると思ったが、よく考えれば台風一過はもう何日も前のこと。よく見れば・・・なんと、ハゼがシイの幹の途中で発芽発根しているのだ。しかしまぁ根の張りの見事なこと。必死で生をつなごうとする執念(植物には動物のような情動はないのだが)が伝わってくる。
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季節外れのコラボ

2012年10月20日 | 植物
祭り囃子がどこからとも聞こえてくる季節になった。ススキの開花は今が盛りのようだ。そんな中ススキ叢の中にタカサゴユリがひっそりと咲いている。背後の満開のススキと季節外れのコラボを撮ってみた。
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冬の使者

2012年10月14日 | 動物
秋色が深まる中、今朝ジョウビタキ(♂)をに出合った。例年一組の番が冬になると自宅周辺に現れる。ここ何年か見た記憶がないのだが、テリトリーは続いていたのだろう。
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雲三題

2012年10月13日 | Weblog
大陸の高気圧が移動してきてまさに秋晴れの朝を迎えたのだが、空の所々には水蒸気をたっぷり含むところがあるようだ。
    
これは乳房雲だろう。この雲が出ると数時間後に雨が降ると言われる。

    
ちょっと不気味な感じ。

    
夜明け後水滴が成長したのか、雨となって落ち始めた。たぶん地上には届かないだろう。

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