昨年8月22日に同標題で紹介した案山子たちだが、今年は11体になって同じ田んぼに立っていた。数が増えた分、仕上げに時間がなかったからか表情がやや昨年に比べて乏しいような気がする。
しょぼくれ君?
一つ目姉さん?
三つ目兄さん?
しょぼくれ君?
一つ目姉さん?
三つ目兄さん?
1月前は、朝6時になると暑くて散歩が苦になったが、今はずいぶんと快適になった。人間様がそう感じるのだから無脊椎動物で乾燥に弱いマイマイさんもお散歩に出たくなったのか、今朝散歩中に遭遇した。歌になるだけあって、何かしら惹かれるものがあり、今回も挨拶だけではお別れするのは惜しく、同じ目線になって撮影してみた。目にピントが合うか心許なかったが、さすがデジイチ、なんとか目にピントが合っていた。
このマイマイさん、無事目的地にたどり着いただろうか・・
このマイマイさん、無事目的地にたどり着いただろうか・・
次々と高温の記録を塗り替えたこの夏であったが、先日停滞前線(プレ秋雨前線か)が日本列島を南下してからというのも、大陸性の空気が入って朝夕がめっきり過ごしやすくなった。てきめんというか、サフランモドキが花をつけ始めた。6月25日に雨がトリガーになって花をつけたこの植物を記事にしているが、今回は雨が降ったのは5日前であったから、雨に加えて最低気温の低下がトリガーになったのではないだろうか。ここだけでなくほかの場所でもいくつも花を見たから、この球根にはかなり同期性があるのではないだろうか。
停滞前線が南下してきて、宮子姫祭りの花火の打ち上げが危ぶまれたがなんとか実施できた。花火の撮影はなかなか難しい。風がなく煙がなかなか流れず視界が遮られがちだった。
たなびく煙が赤く染まった一瞬。
緑の一瞬もあり。
これはノーマルタイプ
超新星爆発を彷彿させる一瞬。
たなびく煙が赤く染まった一瞬。
緑の一瞬もあり。
これはノーマルタイプ
超新星爆発を彷彿させる一瞬。
ヨウシュヤマゴボウは一つ一つの花が地味であるため、集合(総状花序というらしい)して存在感を高めている。花軸が赤紫であるのもその一助となっているのかも知れないが、実になった頃により赤いのは解せない。これは人間様の勝手な思い込みで昆虫や動物にとっては適切なアピールになっているのかもしれない。
「蘂」は「しべ」と読む。雌蘂雄蘂のそれである。心が三つも使われているから、花の中心にあるものとはわかるものの、ちょっとくどい漢字である。それはともかく、花びらは昆虫を集めるはたらきをしているというが、クサギノのように長く伸びているのは、「しべ」自ら目立とうとしているのだろう。
暑い暑いと人間様は言っているが、自然は粛々とその営みを進めている。ヤマノイモの雄花の整然さに引かれてワンショット。雄花は花序を上向かせる。雌花は下垂するらしい。