野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

ケリ

2009年04月30日 | 動物
ケリの記事は2年ぶりである。http://blog.goo.ne.jp/kny0516/e/2b0bcdb39b5fe8acc92040a867b97e28
谷間の田圃には見ないが、広い田園地帯に多く棲んでいる。田起こしが始まると、番をつくるためか、あぜ道を歩くと、けたたましい声をあげて飛び上がる。攻撃してくるほどではないが、私の周りを鋭い声を上げながら旋回する。
以前の写真は飛んでいる姿であったが、今回は飛び立ちを狙ってみた。古いデジカメなのでレスポンスが遅くなかなか上手くいかない。3度目の正直でなんとか撮れた。
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浅茅

2009年04月29日 | 植物
浅茅、浅茅生は、丈の低いチガヤあるいはまばらに生えるチガヤのことだそうだ。和歌の世界では、『荒れ果てた邸宅の象徴』として用いられたらしい。怪奇譚の雨月物語に「浅茅が宿」があるが、まさにそのものズバリである。荒廃した風景とチガヤの組み合わせは、今は昔の感がする。
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コバンソウ

2009年04月26日 | 植物
若い頃、大学の近くに生えているのを見て、その特異な姿が印象に残った。和歌山に帰ってきてからその姿を見ることはなかった。ヒメコバンソウはちょくちょく見ることはあったが・・・イネ科としては花が大きいから、花の構造を知るのに好適な教材だそうだ。イネ科では雄しべ雌しべを包むものを「穎」というが、苞が変化したものだそうだ。内穎、外穎、小花、小穂・・イネ科の花はなかなか難しい。http://homepage3.nifty.com/oso/plant/kobansou.html
明治の頃にヨーロッパから導入され園芸種として広がったようである。楽天で50粒200円で売られている。
http://www.rakuten.co.jp/gardensk/430279/437980/459989/
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光る花は

2009年04月24日 | 植物
少し足を延ばして川の土堤を歩いていたら、スイバが、川面の反射と西日に輝いてとても美しかった。ふと、高石ともやさんの「春を待つ少女」の一節が浮かんだが、それはネコヤナギであった。懐かしい曲だ。世に出てかれこれ40年近くになるようだ。
http://www.youtube.com/watch?v=W0IkCfGeyzs&feature=related
光る花には関係ないがシモンズの「遅れてきた少女」が出たのもこの頃ではなかったか・・・http://www.youtube.com/watch?v=zjmIMj3nWPE
ジェネレーションがわかってしまう。(^^;
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毒蛾

2009年04月22日 | 動物
朝、玄関を出てみると横の外壁に、もこもこのガがぶら下がっている。見たことがない。きれいとは言えないが珍しいので撮影した。ネットで調べてみると、リンゴドクガであることがわかった。「毒蛾」である。しかし、説明を読む限りは毒はないらしい。幼虫はまた成虫とはうって変わって派手な装いである。
http://www.yyzz2.128.ne.jp/rinsi01kiji/rinngo_dokuga/ringo_dokuga.html
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みやこ三姉妹

2009年04月21日 | 植物
野にも山にも花々が咲き乱れている。ミヤコグサはありふれた野草だが、その黄色は鮮やかである。今まで何度か撮影したがこれといったものが撮れなかったが、今回この花のもつかわいくてどことなくユーモラスな感じが出せたように思う。かわいいので三姉妹とした。「花と樹の大事典」によると、京都の大仏の前、耳塚にあたりに多かった事からこの名が付いたといわれる。また、悲劇の女性、淀君やクレオパトラがこの花を愛したとも書かれている。ホントかな?
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黄緑の滝

2009年04月21日 | 植物
山では木々の花が次から次へと咲いている。
中でも、フジとシイの花はボリューム感たっぷりである。一昨年、フジの花を『紫の滝』に例えたが、今日出合った満開のシイの花も滝としか言い表しようがなかった。このシイは近くの神社の境内に生える大木で木に掛けられた札には樹齢500年と書かれている。
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萌えあがる

2009年04月21日 | 植物
ムベの落花があったと思えば、そこここでアキグミが満開になっている。花(花弁がないようだ)は初めは白いがすぐに黄色くなる。色は地味ながらも一気に咲いて、まさに「萌えあがる」ごとくである。
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もう初夏

2009年04月20日 | 植物
気温が高い日が続いている。散歩道に丘の斜面に面し様々な樹が庇のようにせり出しているところがあるが、そこは早春は落椿、初夏になるとムベの落花が見られる。それにしても季節の移ろいは速い。
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萌える春

2009年04月20日 | 植物
気が付いたら、散歩道の所々で様々な植物が花盛り。小さくて普段はスルーしてしまうスズメノエンドウにレンズを向けてみた。

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