ハスの季節が到来した。我が地方の中心になる街にハスを栽培するお家があり、そこのハスが開花しはじめたようだ。今朝訪ねると、中国は長江沿いの湖に自生するというハスが開花したところであった。鉢植えだが高さは1.6mはあろうか。ふくよかで優雅な風情をもった花であった。
この名の由来は、暦の雑節で半夏(今年は7月2日)の頃に咲く、葉の半面が白くなる、との2説があるようだ。私は、この植物の特異性に注目し後者を支持したい。葉が白くなるのは、花弁がないかわり、葉がその代わりをしているからだとのことだが、全くそうだと思う。しかし、この花に集まってくる昆虫とはどのようなものがあるだろう?
この植物はドクダミ科だそうだ。そういえば、独特の臭いは共通性がある。しかしドクダミは葉ではなく苞が白くなり、より花らしいシステムになっている。mizuaoiさんによると、そういう点でハンゲショウの方が進化においてよりプリミティブな部類に位置するようだ。http://w2222.nsk.ne.jp/~mizuaoi/57hangesyou.htm
この植物はドクダミ科だそうだ。そういえば、独特の臭いは共通性がある。しかしドクダミは葉ではなく苞が白くなり、より花らしいシステムになっている。mizuaoiさんによると、そういう点でハンゲショウの方が進化においてよりプリミティブな部類に位置するようだ。http://w2222.nsk.ne.jp/~mizuaoi/57hangesyou.htm
雨をもたらした乱層雲が去ったその上には、巻雲だろうか、高層雲が広がっていた。落日によりそれが輝いていてきれいであった。ふと、こんな時に彩雲が現れるのではないかと、海岸に腰をかけて待ったが、ついに現れることはなかった。
もうハギの花が咲いていた。ハギは秋の七草の1つであるから、秋の花というイメージが強いが、いくつかのサイトを見てみると、7月から咲きはじめるとある。山渓の「日本の樹木」では6月からとなっている。だとすると私が見つけたのは、開花期としては妥当なところか。
早朝で雨の中だったので、ストロボを使った。そのため旗弁の色が飛んでしまった。
早朝で雨の中だったので、ストロボを使った。そのため旗弁の色が飛んでしまった。
このブログは自然物を対象としているが、いわく付きの船の登場で人工物へ話題がそれてまった。本筋に戻そう。
日の御埼の麓にある池で二千年蓮とも云われる大賀ハスが咲きはじめた。この地に移植され40年以上が経つようだ。直径は20cm以上あり、シンプルながら優美な雰囲気を漂わせている。写真に撮ると、赤みが強く出るでるようだ。実際の花はもう少し淡いピンク色をしている。
日の御埼の麓にある池で二千年蓮とも云われる大賀ハスが咲きはじめた。この地に移植され40年以上が経つようだ。直径は20cm以上あり、シンプルながら優美な雰囲気を漂わせている。写真に撮ると、赤みが強く出るでるようだ。実際の花はもう少し淡いピンク色をしている。
通りかかった日高港湾に巨大な船が係留されているではないか。よく見れば東京-小笠原に就航する予定であった「SUPER LINER OGASAWARA」である。何でこんなところに・・?
ともかく、そばまで行ってみたが、でかい。さすが世界最大級の超高速船である。海上を時速70kmで航行でき、東京-小笠原航路の花形になるはずであったが、石油高騰のあおりを受け、あえなくお払い箱となったようである。グアムの在日米軍海兵隊の高速輸送艦として転用される計画もあるそうだ。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』参照)現代の「大和」なのか。
ともかく、そばまで行ってみたが、でかい。さすが世界最大級の超高速船である。海上を時速70kmで航行でき、東京-小笠原航路の花形になるはずであったが、石油高騰のあおりを受け、あえなくお払い箱となったようである。グアムの在日米軍海兵隊の高速輸送艦として転用される計画もあるそうだ。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』参照)現代の「大和」なのか。
梅雨前線が、中国大陸から南下してきた。夕方雲底が地上に達するかと思われる雲が当地を通過し、ほんの数分であったが、激しい雨が降った。
ここ数日は梅雨の中休みであったが、しばらくは鬱陶しい天気が続きそうだ。この梅雨であるが、梅の実の熟する頃の長雨からそう呼ばれると思っていたが、「広辞苑」を引いてみると、その意味と『黴雨』つまり物にカビが生じやすい意味があるようだ。
ともかく、梅の実は着実に実っている。
ここ数日は梅雨の中休みであったが、しばらくは鬱陶しい天気が続きそうだ。この梅雨であるが、梅の実の熟する頃の長雨からそう呼ばれると思っていたが、「広辞苑」を引いてみると、その意味と『黴雨』つまり物にカビが生じやすい意味があるようだ。
ともかく、梅の実は着実に実っている。
ホタルブクロを探しているときに、林の縁の水が滴る岩場に群生していた。珍しい植物ではないが、この花を見るのは久しぶりであった。群生している様子も良いが、1つの花もなかなか良いではないか。「日ざかりの花や涼しき雪の下 呑舟」(花と樹の大事典所収)花弁が左右対称であるし、長く伸びた花糸、それに3枚の花弁に赤い紋をあしらうなんて、粋だね。
ユキノシタを見れば思い出すことがある。はるか昔の高校生の頃、生物の実験で原形質分離の観察に使うため近所でこの葉をいただいたことがある。ユキノシタとの初めての出合いであった。「ユキノシタ」というきれいな響きからどんなきれいな植物だろうと期待したのだが、まだ花はなく、手にしたのはきれいとは言えない毛だらけの葉であった。その乖離感が長く記憶に残っている。
ユキノシタを見れば思い出すことがある。はるか昔の高校生の頃、生物の実験で原形質分離の観察に使うため近所でこの葉をいただいたことがある。ユキノシタとの初めての出合いであった。「ユキノシタ」というきれいな響きからどんなきれいな植物だろうと期待したのだが、まだ花はなく、手にしたのはきれいとは言えない毛だらけの葉であった。その乖離感が長く記憶に残っている。
尺取り虫というのは、蛾の幼虫で日本には800種類ほどあるらしい。http://www.pref.gunma.jp/a/06/koncyuu/3ga.htm 最近、いろんな尺取り虫を見るが、いわゆる芋虫とは違って小さいししぐさがユーモラスである。昨日の朝、森の脇を通りかかったとき、上から写真のような尺取り君が一枚の葉をくっつけて降りてきた。いったいどっちが頭なのか・・・ともかく、葉がついているのは、何かの意味があるのだろうか。たまたま糸に絡みついただけなのか・・・(・_・?) ハテ? 葉がまるで旗のように見えたので、赤塚漫画に出てくる「ハタ坊」を連想してしまった。「ハタシャク」とでもしておこうか。(笑)