羽化したてのアゲハチョウを草の間からワンショット。半逆光でピントぴったりである。昆虫頭部前面を顔というのか言わないのかは別として、我々の顔のつくりとずいぶん違うものだと思う。第一我々の頭には触角がない。それに顔の大半が完全露出の目である。口も吸蜜に特化したつくりになっている。耳は前足の基部にあるようだし、舌は足の先である。アゲハチョウの脳の中にはどのような世界が構築されているのだろうか・・・
気がついたらもう五月。今日は憲法記念日だ。憲法の平和条項が揺れているが、拙速は避け、『過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となります。』で有名なヴァイツゼッカー大統領の演説(1985)は心に刻んで国民的議論を深めてほしいものだ。道端の花にもこうして目を向けることのできる平穏な時がいつまでも続きますように!
「荒れ野の40年」
http://www.asahi-net.or.jp/~EB6J-SZOK/areno.html
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