野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

梅雨の夕暮れ

2010年06月30日 | 色と光
今日は昨日よりも晴れたものの、あまりすっきりしない西空を淡く染めて晦日の太陽は沈んでいった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨の夕暮れ

2010年06月29日 | 色と光
ちょうど梅雨の中休みか雨は降らない。しかし高温多湿の日は続く。日本の海岸部に生活しているから梅雨の不快さは避けられないと思いつつ。それにしても蒸し暑い。今日はこの暑さに日光が降り注ぎ不快さ満点だった。午後から空は雲におおわれ始めたが、日没前に雲の切れ間から日がもれちょっとした美しさだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みんな並んで

2010年06月26日 | 動物
たま駅長で有名なわかやま電鉄貴志川線。その終点貴志駅に近い平池公園の周遊路を歩いていると、池の畔に突然バンの親子が現れた。それほど警戒するわけでもなくせわしくあたりを見ながら歩いている。夢中でシャッターを切っていると、カルガモと合鴨が歩いてきて彼らと合流した。ふつう野鳥をこんな間近で見ることなんかできないのだが・・・さすが野鳥公園平池である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霧立ちのぼる

2010年06月19日 | Weblog
梅雨前線上に発生した低気圧が通過したが、南から暖かく湿った空気が日本列島に押し寄せて来た。朝たまたま煙樹ヶ浜を通りかかったら、波打ち際から海霧がまさに立ちのぼっているのである。海面上をひたひたと押し寄せて来た高温多湿の空気が陸の空気に衝突して一気に立ちのぼった感じである。しかし暖気はそのあと陸にどっと侵入して煙樹ヶ浜一帯は霧に覆われた。まさに煙樹ヶ浜。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食らう

2010年06月18日 | 動物
昨日の朝、道のど真ん中にムカデがいるのに気がついた。梅雨が近づくとムカデも活発化するのかそこかしこで見かける。近づいてみると甲虫を食べている最中であった。2本のあごでがっしりと獲物をつかんで「ムシャムシャ、バリバリ」と音が聞こえてくる。その食べっぷりのよいこと。さすが腐蝕連鎖の頂点に立つ動物である。小動物ながら面構えは王者そのものである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残照

2010年06月17日 | 色と光
夏至が近づいてきて日没が遅くなってきた。午後から雲が広がり何の興趣もない夕暮れになるはずだったが、7時過ぎに名田の農免道路を通っているとき、にわかに西空がオレンジ色に彩られはじめた。御坊市の運動公園前で車を降りて西の空にカメラを向けた。梅雨のプロローグだろうか。
西山は高湿度の南風が吹き寄せていて山頂付近には雲がかかっていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光をあびて

2010年06月17日 | 動物
朝のさわやかな光を浴びてヤマトシジミの羽が開いてゆく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

虫こぶ

2010年06月17日 | 植物
このサイトでは「虫えい」が文字化けして表示されない。
大辞林によると『昆虫・ダニなどの寄生や産卵による刺激によって,植物の組織が異常に発育したもの。形は球状・耳たぶ状など。クリタマバチによる虫癭のように樹木に有害なものもあるが,没食子(もつしよくし)・五倍子(付子(ふし))のようにタンニンの原料となるものもある。
【三省堂 大辞林 第三版】』とある。
この写真はヤブニッケイのものだが、実にグロテスクである。あまりにも異様なので触る気もしなかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

苔海

2010年06月07日 | 植物
コケは正式には蘚苔類といわれるようだ。蘚類はスギゴケのように直立性のもの、苔類はゼニゴケは、体が平たく地に這いつくばるもののようだ。コケは維管束植物に押され、それらのすき間を狙って生活している印象があるのだけれど、今回田んぼの縁の空き地(0.5aほどあろうか)をほぼ独占しているゼニゴケ(苔類)を見て驚いた。いつも散歩で通る田んぼの縁にまるで絨毯を敷き詰めたような所があるので、近づくとなんとゼニゴケの雌性生殖器がまさに林立しているのである。単一のコケがこのように広がっているのを見るのは今回が初めてである。しかもほとんどが雌性生殖器である。
カメラを近づけて撮影してみたが、その様はまさに樹海ならぬ苔海であった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旅立ちのとき

2010年06月07日 | 植物
2007年6月3日に同じタイトルでチガヤの種子が今まさに風に乗ろうとする姿を絵に撮っている。今回も同じ光景を見て「旅立ち」という言葉が思い浮かんだ。どこで撮ったか記憶にないが、たぶん同じ場所だろう。
むのたけじ氏だっかた、よく実った種ほど遠くに飛ぶと言ったのは。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする