赤芽柏(アカメガシワ)。新芽が赤く、葉が柏に似ているからと実にわかりやすい名である。昔はこの葉に柏の葉のように食べ物を載せたようである。葉と種子は赤色染料にできるし、樹皮には胃腸疾患に効果がある物質を含んでいるらしい。
アケビと同じ属だが、アケビほど多くはない。花も雌雄同株だが、雄花雌花に分かれる。色は異なるものの形はよく似ている。葉が、アケビが5出掌状複葉にたいし、ミツバアケビはその名の通り3出複葉である。アケビと交雑してできたのがゴヨウアケビといわれる。葉はアケビ、花はミツバツツジの形質を引きついでいるようだ。両者は遺伝的にはかなり近いのだろう。
この光景を端的に表す言葉がないかと探していたら、今朝の天声人語にドンピシャな言葉が紹介されていた。誰が言い出したのか『落花の雪』。ゆたかな感性を感じさせる言葉である。伊賀市の俳聖殿にて。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/58/8e70b9638e94172187ad54ba7e919702.jpg)
小さくて地味な花だが、こうしてみると秋には大きな赤い実になる。ずいぶんと大きくなって目立つようになる。体積にして1000倍近くなるだろうか・・・
従来はユリ科に入っていたが、最近の研究でサルトリイバラ科として科が独立したようである。確かに、ユリの花とは似ても似つかない。
従来はユリ科に入っていたが、最近の研究でサルトリイバラ科として科が独立したようである。確かに、ユリの花とは似ても似つかない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/33/7ee1b01b1d1f8a49fad9fc86f3bad25a.jpg)
昨年久しぶりに出あえたレンジャクであったが、今年は大群と出合った。電線に留まっているのが約70羽。私が来たのに気がついて飛び立ったのが数十羽いたので、約100羽近くが電線に留まっていた計算になる。写真を見る限りヒレンジャクが多いようだ。4月8日朝撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/33/a21e34d94b58d7877784ae29ec62c6f2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/33/a21e34d94b58d7877784ae29ec62c6f2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/90/112bb0b07cc8bd01acf789752f6d2fcf.jpg)
朝から巻雲が広がり、気象光学現象が起きそうな予感がしたが、果たして正午過ぎに頭上に大きな暈が開いているのに気がついた。広角18mmでは1枚に収められなかったので、2枚を合成した。上下(北南)方向に強く光の帯が出てやや分光していたが、左右(東西方向)では光の帯が不明瞭であった。絞りが8であったので太陽が星形にならず不定形になってしまった。4月7日撮影。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/77/d2347c5a079525eec8ad67f75f19cdd5.jpg)
先日、ふと窓の外をのぞいたら廃屋の屋根をツタが這う様に何かしら惹かれシャッターを切った。歳ふる我が身を重ねたのかもしれない。ふと思いついた順徳院の歌を一部もじってみた。「廃屋の 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり」
瀧法寺近くの道端に咲いていた高さ2m足らずのサクラが赤白に咲き分けているに気がついて、少々観察してみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/89/3e9c8e6297cc7e62ff12694ce1119927.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/2b/d8e0f358ff7e29cb650be61acdb58422.jpg)
白の花が圧倒的に多い。比較のため白花と赤花をとって撮影したときに気がついたのだが、白い花にも赤い部分があるのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/7b/41ebbdeec7d1a097dc192a902eb06321.jpg)
もう一度木に戻って調べてみると、枝変わりではなく、赤い花が混じった枝がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/3a/f5ae6f45d9836a737e56fe18a21748f9.jpg)
たぶん動く遺伝子(トタンスポゾン)の影響によると思われる。この個体だけかと、ネットで調べてみると
これと同じ品種と思われるサクラの花が見つかった。個体レベルではなく、トランスポゾンをもった系統か品種のようだ。
http://yumehanabito.blog.fc2.com/blog-entry-343.html
トランスポゾン現象として、このブログでも絞りのツバキをはじめいくつか記載している。
http://blog.goo.ne.jp/kny0516/e/9c847132b08a23327fc6337ef4ca2fd9
自然って面白い!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/89/3e9c8e6297cc7e62ff12694ce1119927.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/2b/d8e0f358ff7e29cb650be61acdb58422.jpg)
白の花が圧倒的に多い。比較のため白花と赤花をとって撮影したときに気がついたのだが、白い花にも赤い部分があるのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/7b/41ebbdeec7d1a097dc192a902eb06321.jpg)
もう一度木に戻って調べてみると、枝変わりではなく、赤い花が混じった枝がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/3a/f5ae6f45d9836a737e56fe18a21748f9.jpg)
たぶん動く遺伝子(トタンスポゾン)の影響によると思われる。この個体だけかと、ネットで調べてみると
これと同じ品種と思われるサクラの花が見つかった。個体レベルではなく、トランスポゾンをもった系統か品種のようだ。
http://yumehanabito.blog.fc2.com/blog-entry-343.html
トランスポゾン現象として、このブログでも絞りのツバキをはじめいくつか記載している。
http://blog.goo.ne.jp/kny0516/e/9c847132b08a23327fc6337ef4ca2fd9
自然って面白い!
「雲のカタログ」(草思社)によると、この雲は年に数度という頻度でしか見られない雲のようだ。名前も‘ケルビン-ヘルムホルツ不安定波の雲’。高名な物理学者の名を冠した雲である。本来は上部が波頭のような形になっているが、私の見たのは昆虫のさなぎのよう形になっている。パターン的に見て同じ原因で生じていると思われる。
この雲はこの上下の風の速さが異なることで生じるらしい。
ケルビンーヘルムホルツ不安定性という物理現象については↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%84%E4%B8%8D%E5%AE%89%E5%AE%9A%E6%80%A7
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/2a/03ab88fb1cedcd03b789f3c1191055b8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/a9/add2e1f987fbf21d89155ec040378910.jpg)
この上には、肋骨雲というレア度3の巻雲が見られた。
この雲はこの上下の風の速さが異なることで生じるらしい。
ケルビンーヘルムホルツ不安定性という物理現象については↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%84%E4%B8%8D%E5%AE%89%E5%AE%9A%E6%80%A7
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/2a/03ab88fb1cedcd03b789f3c1191055b8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/a9/add2e1f987fbf21d89155ec040378910.jpg)
この上には、肋骨雲というレア度3の巻雲が見られた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/2f/fffbe60c7bdfcf698596a50ff38113d3.jpg)