今朝急にヒガンバナの花立ちが目についた。昨日の雨が花茎伸長の引き金になったようだ。今までぽつりぽつりと咲いていたが、これからが花本番だ。
今日も秋晴れの一日であった。こんな日はまた夕焼けがきれいなのだ。しかし、西の空に夕日を浴びて輝く雲はまるでせきつい動物の胚が背骨を形成する時に見せる形にそっくりであった。いやはや自然の形成パターンには共通性があるのだ。
その部分を拡大した写真。
その部分を拡大した写真。
暑さ寒さも彼岸まで。今日は少し日差しが強かったが、空が抜けるように青くまさに秋晴れの一日であった。暦の上では秋分の日である。ホロスコープのブログによれば、今日の18時頃に太陽は秋分点を通過したようだ。これを境に夜が長くなっていく。5時頃外に出ると東の空にオリオンと有明の月が目に飛び込んできた。よく見ればシリウスとプロキオンと月が一直線になっている。月には赤い火星が寄り添っている。もちろん冬の大三角も見えている。ちょっとした天体ショーであった。
迷走台風15号と台風16号が太平洋沖で北上しつつある。暦は陰暦では8月、すでに中秋へと進んでいるはずだが、季節感としては「残暑→初秋」といった感じである。
満開のツルボを横に見て歩いていてふと足の長い昆虫に気がついた。キリギリスの仲間かと思いネット検索してみたところ、ヤブキリのように思える。前足の棘がないのが気になるが・・・この仲間は不完全変態だろうからまだ初齢の段階だろう。
満開のツルボを横に見て歩いていてふと足の長い昆虫に気がついた。キリギリスの仲間かと思いネット検索してみたところ、ヤブキリのように思える。前足の棘がないのが気になるが・・・この仲間は不完全変態だろうからまだ初齢の段階だろう。
道沿いにヒガンバナが一輪咲いていて、雨で水滴も付いて風情があったので撮っているとモンキアゲハの闖入を受けた。ヒガンバナは種子ができないので受精機能は不全で蜜の分泌もないはずなのだが・・・モンキアゲハとヒガンバナの組み合わせはときどき目にする。もしかしたら蜜が分泌されているのかも知れない。
今朝の東の空は高湿度で水滴が発達した雲のためか、鈍く輝いていてどこか不気味であった。2週間前のような豪雨がないことを祈るばかりである。
これは1時間後の東の空。光芒ができているが、冬に上空に雪が舞っている時のそれに似ている。
これは1時間後の東の空。光芒ができているが、冬に上空に雪が舞っている時のそれに似ている。
夕焼けならば翌日は晴れといわれるが、明日の紀伊半島南部は大雨のようだ。田辺や十津川では堰止め湖の決壊が懸念されているが、1日100mmの雨が降るならそれは免れないだろう。被害が最小限になるよう祈ります。