野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

夏の直角三角形

2007年07月27日 | Weblog
たまたま南の空を見上げたら、満月に近くなった月と木星、それにさそり座のアンタレスがちょうど直角三角形をつくっていた。木星は遠いから1日の移動量は少ないが、月は10°ほど移動するので、明日になるとこの形は見られない。
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ツルボ

2007年07月27日 | 植物
草刈りされた田の畦にぽつんと咲いていた。私の感じとしては、少し早い開花に思える。私がこの花に感じる季節感は、大暑が過ぎて少し暑さも和らぎはじめた頃だ。いわば立秋の花かな・・・
この花を見て連想するのが「ムーミン」に登場する‘にょろにょろ’である。http://www.alternativet.nu/julkalender/2003/kavlar/hattifnatt.jpg種から生まれ電気を食べて育つ不思議な生き物である。もちろん架空の生物ではあるが。
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水玉レンズ

2007年07月26日 | 色と光
昨日の朝の写真である。
朝方温度が下がったため草々には露が降りていた。露を見るとどうしてもカメラを向けたくなる。朝日に輝く様はとても美しい。儚いながら自然の宝石だと思う。百人一首にも採られている文屋朝康の「白露に風の吹きしく秋の野は貫きとめぬ玉ぞ散りける」は露の美しさをとらえた秀作だと思う。いつかそうした情景をカメラに納めたいものである。
今回は水玉を通して、山蔭から昇る朝日を撮ってみた。水玉は凸レンズとなっているので、上下左右が逆転した実像ができている。
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アキアカネ(?)の大集団

2007年07月26日 | 動物
西山の麓の海岸でトンボの大集団が飛び回っていた。たぶん高所へ移動する前のアキアカネだと思うが・・朝日がトンボの羽根に反射し、きらきら輝きそれは壮観であった。しかも背後が黒い岩なので輝きが際だった。カメラの焦点距離を最大にして撮ってはみたものの、点が点在している程度にしか写っていない。幸いピンぼけながらトンボが大きく写っている写真があったので、その周辺をトリミングしてみた。
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カリバチ

2007年07月25日 | 動物
一昨日のことである。いつものように散歩していると、道の真ん中に大きなクモとハチがいるではないか。一瞬背筋に冷たいものが走ったが、よく見ればカリバチの一種ベッコウバチがクモをしとめたところであった。こんなシーンは滅多に見られないので、ファーブル先生になったつもりでしばらく観察していた。少しの間私を意識していたが、すぐにクモを引きずりはじめ石垣の中に運んでいった。自分よりも大きなクモであるが、特に苦労している様子もなかった。写真では羽を振るわしているが、推進力をつけるためであろうか?石垣に沿って引き上げている写真があるが、羽は動かしていない。自分の巣に無事辿りつき喜びに羽を振るわしているのではないだろうか。
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夜明け

2007年07月25日 | 色と光
昨日の朝、日の御崎のふもとから見た夜明けの光景である。朝日は西山に隠れて見えないが、紀州の山々や海を照らし、そのグラデーションが美しかった。正面の山が「日高富士」の異名を持つ真妻山である。煙樹ヶ浜の向こうに煙がたなびいているが、おそらく日高川河口付近にある製材所から排出されたものであろう。
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秋でもないのに

2007年07月23日 | 植物
昨日は蒸し暑い日であった。今日は一転空気は澄み風も爽やであった。二十四節気の大暑なのに秋のようであった。そのせいか否かは知らないが、海岸のとあるところでツワブキが花をつけているではないか。当地では10月頃から花をつけはじめるのだが、真夏に花をつけるとは・・・超はしりものである。
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ダツラ

2007年07月20日 | 植物
とある方の庭で咲いていたのを撮らしていただいた。たぶんチョウセンアサガオの一種だと思うが、詳しくは分からない。医聖華岡青洲先生はこれを主原料として全身麻酔薬を開発された。青洲先生が使ったチョウセンアサガオはどんな花を咲かせていたのだろう?ともかく、存在感がある花である。毒々しいとは言い難いが、何かしら怪しい雰囲気を漂わせている。別名、マンダラゲとかキチガイナスビとか言われるのもむべなるかな。ダツラは分類学上の属名である。
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久しぶりの光芒

2007年07月16日 | 色と光
台風一過。今日は午前中はよく晴れたが、午後から雲が広がった。天気図を見ると、中国長江河口付近から九州、四国にかけて停滞前線が発生している。また明日は雨模様か。
上空には水滴が広く散らばっているようで、久しぶりに大きな光芒を見ることができた。
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台風一過

2007年07月15日 | Weblog
大型の台風4号が去った。朝5時頃、当地は台風の中心付近にあったためか風もなく穏やかであった。時に日も差し込んでいた。9時頃から吹きもどしが始まり北西の風が吹き荒れた。
煙樹海岸には5mはあろうかと思われる高波が押し寄せていた。
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