日の岬頂上付近にオニユリの群生がみられた。この派手さは夏の陽光のもとでこそ映える。オニユリとコオニユリはちょっと見にはよく似ている。見分けるにはいくつかメルクマールがあるようだ。mizuaoiさんのHPにその違いが詳述されている。
http://www48.tok2.com/home/mizubasyou/82kooniyuritoniyuri.htm
http://www48.tok2.com/home/mizubasyou/82kooniyuritoniyuri.htm
かつては御坊臨港鉄道と呼ばれたが、いつからか紀州鉄道と名称が変わった。主に観光目的の路線であるから、前者より後者の方が全国的な通りがよいと思う。紀州と来れば暖国、あるいは南国のイメージだと思う。先にハスとのコラボを撮ったが、今回は南方系の植物ハマオモトとコラボを試みた。
昨日、舞妃蓮とキハ603のツーショットをアップしたが、もうひとつ御坊生まれのハス、明光蓮(めいこうれん 蜀紅蓮×舞妃蓮)とのツーショットもアップしておこう。舞妃蓮と同じく阪本祐二氏によって1971年(昭和46年)に作出された。舞妃蓮は大賀蓮の子どもだが、明光蓮は孫にあたる。舞妃蓮の花も丈が高くなるが、これはもっと高くなり写真の花で180cmを越えている。
御坊に名物数々ござる。中でも今、最も注目が集まっているのは、紀州鉄道のキハ603ではないだろうか。現役引退が間近なので、阪神地方からツアーを組んで見学に来ているらしい。日本で2番目に短い路線でありながら、田園地帯や街中といった変化に富んだ風景の中をガタンゴトンとゆっくり走る古い列車が何とも言えない魅力を醸しだしているのではないだろうか。今回キハ603と舞妃蓮(まいひれん)の花をツーショットした。地元での知名度は低いが、御坊生まれのハスの花なのである。昭和41年(1966年)に当時県立日高高校教諭であった阪本祐二氏によって、アメリカの黄花ハスの一種である王子蓮と大賀蓮を交雑させて作出された。現皇后の美智子様をイメージして名付けられだけあって花姿といい、色合いといい気品に満ちている。蓮愛好家の中でも評価は高い。