異常なほどの暖冬だが、今朝はよく晴れ風もなかったせいか霜が降りた。「平凡社版気象の事典」で『霜』を引いてみると、その生成には露や霧といった水滴が凍る場合と、空気中の水蒸気が昇華する場合があり、後者の場合その形は鱗状、針状、羽毛状となるようだ。写真を拡大してみると、一部水滴が凍ったような形の物もあるが、おおむね針状になっている。昇華によって形成されたようだ。
水という物質はあまりにも身近な存在でその化学構造もきわめて単純なものであるが、それがつくり出す形の世界は簡単なものではないように思う。なかなか奥が深い。
水という物質はあまりにも身近な存在でその化学構造もきわめて単純なものであるが、それがつくり出す形の世界は簡単なものではないように思う。なかなか奥が深い。