野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

冬の季節風

2011年10月26日 | Weblog
昨日まで、南の暖かい空気を引き込んでいた低気圧が東に去り、冷やされた高気圧が西から張り出し西高東低の気圧配置になった。北風は休耕田のセイタカアワダチソウの中を吹き抜けていった。
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白化ツリガネニンジン

2011年10月26日 | 植物
2008年10月13日に「かわりだねツリガネニンジン」でアップしている。その撮影地点は忘れたが、今回もたぶん同じ場所だろうと思う。道沿いで山を削った斜面である。多年草なので、3年前と同じ株だろう。2株あった。向こうに正常な花が一つ見える。こうしてみると、ちょっとノーブルな感じがする。
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秋の深まり

2011年10月24日 | 植物
大雨が降ったり、気温が高い日が続いたりと秋の深まりを今一つ感じられないが、ツワブキが咲き始めた。この花を見るとつくづく秋の深まりを感じる。
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ヲモフモサヒシ

2011年10月23日 | 歴史
今朝月齢26の有明の月が東の空に輝いていた。三脚を立てて撮影したが解像度はイマイチであった。
     

月とくれば思い出すのが、お隣有田金屋出身の明恵上人。下の歌は上人がふるさとの月を詠んだもの。お人柄がそのままに歌われているように思う。写真は上人誕生地に据えられている石碑である。京都高山寺に残された、上人のご自筆で書かれた御詠草から刻んだようだ。
     
     
                ふるさとの
         宿にはひとり
         月やすむ
         思ふも寂し
         秋の夜の空


明恵上人の誕生地については↓
http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/enasin2.html
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敗荷

2011年10月23日 | 植物
「敗荷」は秋の季語である。大辞林には『秋になって風に吹き破られたハス』とあるが、私のイメージは、この写真のようにうなだれて水面に浸った姿である。しかもモノトーン。昔見た敗荷というタイトルの写真のイメージを引きずっているようだ。
夏は生命力に満ちあふれたハスも一転秋になると無残な姿をさらすことになる。「嗚呼、無情 ならぬ 無常」である。
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秋草図

2011年10月23日 | 植物
江戸琳派の開祖、酒井抱一師は様々な草花を描いたようだ。その中でも有名なのが、光琳の風神雷神図屏風の裏に描いた「夏秋草図」である。銀地に描かれ渋さ満点の絵である。金地に描かれた「月に秋草図」も素晴らしい。両者とも国の重要文化財に指定されているようだ。江戸琳派の画風は『侘び・寂び』とは一線を画した『粋』であるように思う。私もいつか写真版「秋草図」で抱一師の足下にたどりつきたいものだ。
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雨後の朝

2011年10月23日 | 植物
またまた集中豪雨的な天気だった。日本列島近海は水蒸気が濛々と立ち上がっているのだろうか。朝は雨が上がり秋らしい冷涼な空気が漂っていた。チカラシバの芒には細かな水滴が並んで風情を醸し出していた。
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祭り本番

2011年10月16日 | Weblog
10月半ばの土曜日曜は、日高地方のそこかしこで祭りが行われた。私は仕事の都合で地元の祭り見物はできなかったが、回ってきた獅子舞を見ることでちょっと祭り気分を味わえた。
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ケイトウの花

2011年10月13日 | 植物
正岡子規の「鶏頭の十四五本もありぬべし」は有名だ。『ケイトウの花が十四五本あるだろうか』と云った意味だが、句の解釈は様々らしい。写生句ゆえの宿命か。まぁ、私にとってはどうでもよいのだが・・・私は、見慣れてはいるが近づいてじっくり見ることがなかった花がどんなつくりか知りたくなった。花は鶏頭の下にまる裸で連なっていた。鶏頭の複雑さに比べて実にシンプルなつくりである。それぞれの花には子房一つと雄しべ5本がついていた。 
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カゼクサ

2011年10月11日 | 植物
丈は1mほどあろうか。そのわりには小穂が小さく見た目は繊細な感じである。微風ですぐ穂を揺らすのだろう。風草とは粋な命名だと思う。しかしこの草を詠んだ句や歌は少ないようだ。
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