毎年同じところで同じ構図の写真なのだが、今年は寒さが長引いているので落椿は少ない。昨年は1月末にアップしている。昨日の雨で落花が多いと思ったが一つ二つなのである。そういえばウメも開花が2週間ほど遅れているいるようだ。早く暖かくなってほしいとは思うものの、暖かくなれば急ピッチで気温は上昇するのではないか。長期予報では、この夏は気温が高くなるようだ。関電の原発はすべて停止し電力事情は厳しくなっているなか、夏は乗り切れるのだろうか・・・
白浜の南方熊楠記念館敷地入り口を入ってすぐの道沿いに植えられている。樹木や観葉植物にはラベルがついていたが、花木類にはラベルはない。ツバキは厚くてテカテカの葉を持つため花はあまり目立たないが、こうして近づくとけっこう可愛い。花が少ない時期だからなおのこと愛おしく思われた。
今朝自宅周辺はうっすらと雪が積もっていた。今季初めてである。5mm程度の氷も張っていた。海岸に出てみると西山と日の山が雪化粧している。標高がやや高い白馬山系には雪がほとんどない。それに標高が低い日の山が全体的に白い。雪雲は紀州海岸をかすめて通ったらしい。
強力な冬将軍が南下してきた。夜明け前は積層雲が全天に広がっていたが、夜明けとともに雲にすき間ができ、家を出るときには、巨大な積雲が紀伊水道上にそびえ立っていた。職場へのルートを名田の農免にかえ空を眺めながら走った。雪雲の先陣だったようだ。
午後白浜に野暮用で行きその帰りに瀬戸の海岸から四国にかかる黒雲を撮った。雲の中はたぶん吹雪いているのだと思う。
ついでに
午後白浜に野暮用で行きその帰りに瀬戸の海岸から四国にかかる黒雲を撮った。雲の中はたぶん吹雪いているのだと思う。
ついでに
昨日は立春。朝散歩しているとウグイスのさえずりが耳についた。かなり寒い日がここ数日続くが、季節は春に向かって着実に足取りを進めているようだ。そう思いながら海辺に出るとちょうど東の空が明るくなってきた。家を出た6時半頃は東空が淡いピンクに染まっていたが、日の出前になるとオレンジ色に変わってきた。まさにほのぼのと明るい感じなのである。こういう光景を見ると清少納言の『春は曙』しか思い浮かばないが、先ほどTVから柿本人麻呂の歌が流れてきて、まさにこれやと今回のタイトルになった。ネットで検索したら、題知らず、よみ人しらず、伝柿本人麻呂の歌らしい。「ほのぼのと あかしの浦の 朝ぎりに 島がくれゆく 舟をしぞ思ふ」『あかし』は明石の地名をかけている。
夕方散歩していて、道ばたにハイタカが仰向けになっていた。死んでいるかと思ったらまだ生きている。近づくと逃げようとするが体が動かない。持っていたスコップで山の脇に寄せて再びそこを通ったら、また仰向けになっている。どうやら体のバランス機能が失われているようだ。何かに衝突したのかも知れない。