台風が去ってほぼ1日。海の荒れはいっこうに収まる気配がない。
日御埼の波打ち際に白っぽいものが目についた。波の花ではないかと、近づいてみると、果たしてそうであった。
正体は泡である。海藻などの粘液が原因のようだ。
風がそう強くなかったので、舞い上がる様子はしょぼかった。
冬の日本海で見られるばかり思い込んでいたが、ネットで検索すると、台風のあと、太平洋側でも時々見られるらしい。
https://manjiro2111.blog.so-net.ne.jp/2010-10-28
https://matome.naver.jp/odai/2141306400427497501/2141309993459708003
http://horie-photo.com/impressions/%E6%B3%A2%E3%81%AE%E8%8A%B1/
https://www.furusato-tax.jp/saigai/detail/362
レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000054183
に「(前略)発生する条件として
気温が0度以下で、風が強く、波が岩場に叩きつけられることが挙げられる。海中のプランクトンや海藻類にある粘液が、水面温が下がることによって粘液性がより強くなり、岩場に打ち当たることの繰り返しにより泡となる。この泡は当然塩分が多く、電線や鉄製品に付着すると腐食を早めるため塩害の原因として嫌われている。(後略)」
とあるが、発生条件には気温が0℃以下というのは当てはまらないことになる。