野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

日本でもっとも美しい虫

2012年07月31日 | 動物
今日の昼下がり、外に出たときにたまたま飛来した。タマムシはたいてい死体で見ることが多いが、生きた個体を見る機会は少ないので捕獲してマクロレンズで撮影してみた。手持ちなので拡大率が大きくなる頭部写真にはブレが入っていた。ともかく頭部正面、背面と腹部をあっぷしておこう。腹部を撮影するときは太陽光を反射して金色に輝いていたが、写真にはそれが写っていなかった。
          

   

  

「玉虫色」という言葉があるが、このように金属光沢を発する体表構造はいったいどのようになっているのだろうか?

タマムシと来れば法隆寺の玉虫厨子であるが、ベルギーのとある宮殿にはタマムシを貼り付けた天井があるらしい。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/51488767.html
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ハマゴウの花

2012年07月30日 | 植物
ハマゴウと言ってもピント来ない方が多いだろう。花も長径は2cmほどだろうか。一つ一つは目立つことはない。クマツヅラ科といっても更にピントこないだろう。ムラサキシキブの仲間と言えば、ちょと合点がくるだろうか。
mizuaoi先生のHPが詳しい。http://www48.tok2.com/home/mizubasyou/26hamagou.htm
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立ち上がれハマゴウ

2012年07月29日 | 植物
ハマゴウという樹木は海岸植物で、ふつう匍匐性の枝を伸ばして地面を這う。ところが海岸からやや後退したところでは立ち上がる株があるのだ。道路で海岸と隔てられ潮風に直接吹かれることはないので背を低くする必要がないのかも知れない。今後どのような成長をするか見ていきたいものだ。
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Best10

2012年07月28日 | 植物
中国では10大名花というものがあり、兰花(ラン)、梅花(ウメ)、牡丹(ボタン)、菊花、月季(バラ)、杜鹃(ツツジ)、荷花(ハス)、茶花、桂花(キンモクセイ)、水仙 がそうだ。http://baike.baidu.com/view/266461.htm ハスはその中に入っている。さらに絞って四大花となるとハスは外れてしまう。しかし日本で十大名花を選ぶとなるとハスは果たして選ばれるであろうか?
中国ではハスは身近な植物であり、その大きさ・優雅さは実感できるのだが、日本はどうであろう。ハス田は少なく。見るのはお寺の金色の造花くらいであろうか。お寺の暗く埃っぽいお堂環境と瑞々しさに欠ける造花は、マイナスイメージそのもの。おまけに葬式花のイメージが重なる。ベスト10どころかワースト10に入りそうである。
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蜘蛛の糸

2012年07月28日 | 動物
昨年は7月31日にアシナガグモをアップしている。今の頃の朝はイネが排出した水滴が朝日に輝きそれを撮ろうと近づくと決まってアシナガグモがいるのでついつい撮ってしまうというパターンだろうか。今回は田んぼではなく蓮田である。ハスの葉の間に細い糸を張って獲物を待ち伏せている。芥川龍之介の「蜘蛛の糸」、お釈迦様が地獄の罪人を救うべく垂らした糸はこのクモの糸なのではないだろうか。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/92_14545.html
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淡く長い時間続く太陽柱

2012年07月27日 | 色と光
日没前に太陽柱が出ていることに気がついた。            
             

日没後も暮れてしまうまでそれは淡いながら残り続けた。淡いので写真にするとわかりにくいがサムネイルサイズにするとそれがはっきりわかる。
積乱雲から伸びた上層雲が広範囲に広がっているのだろう。
   
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まるで火山噴火

2012年07月27日 | Weblog
今日も暑かった。この夏はどうやら猛暑のようだ。朝の空は晴れ上がっているが、午後3時頃になると紀伊山地からもくもくと積乱雲が立ち上がり始める。いやはやその雄大なさまについつい見とれてしまう。どんどん盛り上がった雲は成層圏付近で水平に流されていく。今日は西向けだ。偏西風は西から東に流れているはずだが、いったいこれは・・・?
日暮れ前に海岸に出たが、積乱雲が立ち上り流れてくるさまは、まるで火山の噴火だ。
    

    
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熱い夕暮れ

2012年07月25日 | 色と光
今日は空一面に上層雲が広がり、彩雲が見られたが残念ながら稼業中で撮影できなかった。仕事からの帰り、北塩屋埠頭にさしかかったときに太陽が西山に沈もうとしていたので埠頭にハンドルを切った。暑い一日は熱い日没でくれていった。
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夏本番

2012年07月23日 | Weblog
先週梅雨明けしたものの、すっきりしない日が続いていたがいよいよ夏本番のようだ。夏と言えばヒマワリ。ちょっと舌状花のそろいが良くないヒマワリだが、青空100%とまでは行かない夏空をバックに撮影してみた。
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池の主

2012年07月21日 | 動物
日本でカメといえば、クサガメとイシガメだったが、いつのころか「ゼニガメ」「ミドリガメ」の愛称で飼育されたミシシッピーアカミミガメが急速に生息域を広げいまやクサガメ、イシガメを席巻してしまった感がある。今朝出合った巨大アカミミガメは、そのことを深く感じさせた。

頭を半出しにしているので、スコップの先端を近づけると口を開けた。更に近づけても噛みつきはしなかったから威嚇だったのだろう。
   
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