寒気が日本列島を覆っていて、なかなか春めいた陽気にならない。それでも野に出るとレンゲ、タンポポ、ナズナ等々春の花がポツリポツリと咲いている。川沿いではようやくアカメガシワが芽吹き始めたが、それに絡みついているアケビも芽吹き、もう雄花を垂らしているではないか。雌花を探したか、どれも雄花ばかりであった。雌花はぼんぼりをつるしたような形で雄花に比べ二回りほど大き。
9月28日に現れた環天頂アークがまた出現した。時刻は16時過ぎであった。名前どおり天頂近くに出現するので、気がつきにくい。今回も知り合いに教えてもらった。以前に比べ明瞭さに劣るが、その神秘的な姿に今回も見とれてしまった。
目立たないが、今が花盛りである。ビシャコはヒサカキの当地での方言である。ヒサカキは姫榊、つまりサカキに似て小形のため付けられた名のようである。サカキの代用として神事に使われるようだが、当地では仏事に使われる。種名はjaponicaだが、朝鮮南部から台湾にかけての暖帯に分布する。
日ノ御崎の海岸へ降りる道のガードレールの間から顔を出していた。花弁はしわが目立つが白くて大きいのでよく目立つ。果実は1cm~1.5cmほどで、甘酸っぱく食用になるらしい。図鑑には本州、四国、九州の山野に普通にはえるとあるが、当地では海岸の林縁に多く見られるように思う。
アカメガシワの葉芽が展開しはじめた。赤くなるのはもう少し大きくなってからだ。大陸から寒気が降りてきてしばらくは寒さが続くそうだが、季節の歩みは着実に進んでいる。夕方道ばたでシマヘビがとぐろを巻いているのを見た。風の当たらぬところで日向ぼっこをしていたようだ。
今朝は寒冷前線の通過で強風が吹いている。昨日の朝はよく晴れて所々に降霜が見られた。オオイヌノフグリの花も霜におおわれかじかんでいるように見えた。この光景を見て晩霜とか遅霜という言葉が思い浮かんだが、それは4月末から5月初めの頃に降りる霜のことのようだ。こよみのページhttp://koyomi.vis.ne.jp/directjp.cgi?http://koyomi.vis.ne.jp/moonage.htm では「現代・七十二候」で4月25日が『霜止み苗の出ず』となっている。















