野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

悟りの象徴

2009年06月28日 | 植物
仏教思想には皆目疎いのだが、その中核には蓮華不染思想なるものがあるようだ。泥の中から出ても清らかな花を咲かせるハスの花、とりわけ白蓮は、欲の海にあって悟りを開いた仏の姿と重なるのだそうだ。
道元禅師の生涯を描いた映画「禅」に禅師が中国天童寺で大悟を得るシーンがあったが、若い禅師が白蓮に坐して空高く舞い上がるように描かれていた。
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一雨欲しいなぁ

2009年06月27日 | 動物
アマガエルなら保護色で色が淡くなるはずですが・・・
ハンゲショウの白い葉にちょこんと載ってました。空梅雨気味のなか、身をすくめて雨を待っているように見えました。
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ハスとバッタ

2009年06月26日 | Weblog
ハスと来れば蜘蛛の糸なのだが、クモに限らずいろんな昆虫が集まる。クモは昆虫ではないが。たいては花粉目的なのだが、バッタ(幼生)は何が目的なのだろう・・・
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ポンポコリンの里

2009年06月20日 | 動物
わが家は、農耕地であった小高い丘を切り開いた造成地にある。周辺はまさに里山で野生動物や植物が多々見られる。夜車で走ると、タヌキやアライグマによく出合うが、日があるときにタヌキと出合うのは珍しい。今朝自宅裏の溜池のそばを通ったときに対岸にタヌキがいるのが見えた。少し見ていると、向こうも気が付いてこちらを見ている。少し身を薮に隠したりしたが、じっとこちらを見たままである。カメラを取りだし、何度もシャッターを切ったがそれでもじっとしている。5分くらいしただろうか、同じ姿勢をしていて疲れたようで腰を下ろしたがまだこちらを見ている。警戒しているような緊張感はない。しばらくして飽きたのか動き出したが、何度もこちらをふり返りながら林の中に消えていった。
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ヨメナ

2009年06月17日 | 植物
夏から秋にかけての花だが、当地では5月頃から咲きはじめる。今年も道ばたに咲いてはいたが、いまいちカメラを向ける気にならなかったが、今朝出合ったヨメナの花はなかなか端正でしかも朝露を含み風情があった。
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ハンゲショウ

2009年06月15日 | 植物
暦の雑節の「半夏生」の頃から咲きはじめるからとか、葉が半分ほど白くなるからその名が付いたとかいわれる。当地は日本の平均からすればやや暖かいので半夏生(今年は7月2日)より早く咲きはじめる。それにしても不思議な植物である。花が咲く時期になるとそれに近い葉が急に白く変化する。この白さは葉緑体が分解されて白くなるのだろうか、それとも他に原因が・・・?
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テリハノイバラ

2009年06月03日 | 植物
ノイバラの開花に遅れて1月、海岸性のテリハノイバラが咲きはじめた。わが家は海岸から数百メートル入ったところだからテリハノイバラが溜池の畔などに普通にみられる。葉小さく名のとおりテカテカしているが、花は紛れもなくノイバラである。
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