野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

結氷の芸術

2011年12月31日 | Weblog
運動公園近くに上下三段の溜め池がある。その真ん中の池に結氷が見られた。上下の池に比べ水が極端に少ないので昨夜の冷え込みで氷が張ったようだ。その表面を見ると様々に筋が入り結氷過程が複雑なことを物語っている。厚さは1cm~2cm程度であった。


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野鳥の楽園?

2011年12月31日 | 動物
朝の川やため池では冬の使者カモが羽を休めている。運動公園近くのため池には潜水ガモの一種キンクロハジロが泳いでいた。夜明け前でおまけに望遠ときているので、スタビライザーがはたらいてもこの程度の写りである。


今朝の王子川にはコガモがやってきていた。私を見るなり雌たちは飛び始めたが、木陰からちょうど雄1羽を撮ることができた。中々おしゃれなカモである。


ついでに、一昨日運動公園付近で撮ったハイタカもアップしておく。このタカは小型なのでカモの捕食者にはならないと思う。頭上を飛んでシイの木に留まったところを撮った。朝早く光量不足なので写りはこんなものだろう。
          
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食っちまうぞ

2011年12月31日 | Weblog
今朝は風がほとんどないのだが紀伊水道上を筋状の雲がゆっくり南に流れていた。ちょうど左の雲が大きく口を開けて右の雲に食らいつきそうになっていた。紀州弁なら「食うたるぞ」である。この雲は雲底と雲上の高さがそろっている。よく見ると同じような雲ができていることから右回転しながら上昇してできたのだろう。
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不完全燃焼?

2011年12月30日 | Weblog
寒さが続くためか原発の補填か、このところ御坊火力発電所の煙突から煙が勢いよく上がって南に流されている。有機物の石油を燃やすと大半がCO2とH2Oになる。CO2は見えないがH2Oは冷やされて湯気即ち水滴になり下の写真のようなモコモコ状態になる。


ところが今日の夕方の煙はなにか粉っぽく湯気のようではないのだ。

水だとモコモコのあときれいに見えなくなっているだが、今回不揮発性の物質が拡散しているようなのである。


燃やす重油を変えたのだろうか・・・?
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色づくアキグミ

2011年12月30日 | 植物
アキグミの花も実もその都度撮影してはここへアップしてきたが、今朝はじめてアキグミの実がこのように色づくのを知った。何事も早計は禁物だ。ちょっと見にリンゴのようにも見える。一つの大きさは1cm
程度。
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霜の朝

2011年12月30日 | Weblog
昨日の朝撮った写真である。年賀状書きが忙しくアップする時間がなかった。(^^ゞ
風のない晴れた冬の朝は放射冷却によってこのように霜が降りやすい。夜明け前の薄暗がりで、ヤエムグラの葉の縁にびっしり着いた霜はまるで白い花である。日が当たると見る見る霜は融けていった。
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稔りの秋?冬?

2011年12月29日 | 植物
夜明け前後の1時間以上を愛犬を連れて歩いてきた。風がなかったのでさほど寒さも気にならず、そぞろ歩きを楽しんだ。木々には可愛い実がなり、稔りの秋ならぬ冬であった。紀州のこの時期は晩秋、冬、小春が混在状態である。


御坊市の木「クロガネモチ」御坊市の運動公園に植えられている。御坊市の木であることを示す標柱なり石碑があるのだろうか?七尾市の木「タブ」は木の横に石碑が建てられている。御坊市のHPを見てもクロガネモチが市の木であることを示すページは見つけることができなかった。やはりトップに市のシンボルになるものは表示すべきであると思う。


ソヨゴ 漢名は「冬青」はATOKの漢字変換で出てくる。和名は「そよぐ」からきているようだ。「そよぐ」を漢字で書くと「戦ぐ」なのだが恥ずかしながら初めて知った。


タイミンタチバナ 暖地性の小高木で紀州海岸部の林でよく見る。ネットで探してみたが、こんなに実が連なっているものは見つからなかった。タイミンタチバナを漢字で書くと「大明橘」牧野博士の図鑑によると、明(中国)国産の橘の意味とあるが、命名者はあまり植物には詳しくなかったのだろうか。


ツルウメモドキ 赤いのは実ではなく種子。しかも赤い部分は仮種皮といっていわゆる種皮とは起源が違うらしい。http://kotobank.jp/word/%E4%BB%AE%E7%A8%AE%E7%9A%AE
昨年末にもこの実をアップしている。私のとって年の瀬の「赤」となっている。


マサキ ツルウメモドキと同じニシキギ科であるが、属が違うようだ。種名は‘japonicus’だが朝鮮半島や中国にも分布しているようだ。
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冬将軍様のお出まし

2011年12月23日 | Weblog
日本海で爆発的に発達した低気圧が大陸の寒気をぐいぐい引き込んできた。昼過ぎから雪雲の残滓が残った水分を垂らしながら次々と紀州の空にやってきた。ここまで来ると雨粒となって落ちてくる。

 

その雨粒に傾いた太陽からの光が反射屈折して見事な虹のアーチをつくり出していた。
 

この虹は脚元が山をバックにしたので明瞭に見えた。
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木枯らし

2011年12月19日 | Weblog
冬の朝、北風が枯れ尾花を吹き抜けていった。
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厳寒到来

2011年12月16日 | Weblog
今年は冬将軍の動きが鈍かったが、ようやく重い腰を上げたようだ。天気図を見ると典型的な西高東低の気圧配置になり、日本海は寒気の吹き出しによる雲でおおわれている。ただ、雲が広がり筋状に見えないのがちょっと気にかかる。ここ暖国紀州にも日本海で発生した雲が中国山地を越えて空を覆いまさに冬空100%である。明日はもっと気温が下がるようだ。師走の雰囲気が出てきたが、インフルエンザも一気に蔓延しそうである。
             

             
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