野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

光芒

2008年10月27日 | 色と光
環天頂アークや幻日は、氷晶を通った光がつくるが、虹や光芒は空気中に漂う水滴がつくるようだ。この写真は先週の木曜日(23日)の朝撮ったが、前日はしとしと雨が降っていて空気中には多量の水滴が浮遊していたのであろう。
科学的な説明はともかく。こういう光景は神々しく感じる。
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露おき露の

2008年10月20日 | 植物
タイトルを見てピンと来られた方は、ずいぶんとお年を召された方ではないだろうか。第一高等学校寮歌「嗚呼玉杯に花受けて」の4番の歌詞の一節である。『露が置いては乾き露が置いては乾くが如く時が過ぎてゆく』と云った意味であろう。ついでに4番の歌詞を引用しておこう。『花咲き花はうつろひて 露おき露のひるがごと星霜移り人は去り 梶とる舟師は変るとも 我のる船は常へに 理想の自治に進むなり』http://www.todai-ouen.com/song/gyokuhai.html
ヨメナに付いた露を見て、我ながら何ともはや突飛なことを連想したものである。(苦笑)
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まるで雲海

2008年10月19日 | Weblog
日中暑いくらいだが、朝夕は気温がぐっと下がる。いわゆる日較差が大きくなると、朝方そこかしこに露がおりる。昨日の朝、散歩道にある休耕田に群生したカゼクサに似たイネ科植物の花穂に露がついてまるで雲の様相であった。
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セイタカアワダチソウ

2008年10月13日 | 植物
北アメリカ原産であり、日本に入ったのは第2次大戦前だそうだ。昭和40年代に大繁殖したらしい。そういえば、その頃しきりにススキを駆逐してしまうだろうとか、花粉がぜんそくの原因になるとかいわれた。それから40年近くたつが、ススキは今だに健在であるし。ぜんそく犯人説の疑惑は晴れたようだ。今ではすっかり日本の秋の風物詩になった。今回ぐぐっと迫ってみた。
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かわりだねツリガネニンジン

2008年10月13日 | 植物
ツリガネニンジンの花の色や形には変異が多いように思っていたが、こんなに色の抜けた花は初めてである。わずかに紫色が残っている。草丈も高くなく、道ばたでひっそり咲いていて、普通なら見逃してしまうだろう。
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朝焼け

2008年10月07日 | 色と光
秋分の日を過ぎ、日暮れは早くなり、夜明けも遅くなっている。6時前は薄暗い。久しぶりに東の空いっぱいに広がる朝焼けを見た。しかし、この素晴らしい光景は10分に満たない間の出来事であった。ちょっとした感動に金子みすずの詩「大漁」の冒頭『朝焼け小焼けだ大漁だ・・』がフト頭をよぎった。
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メガルカヤ

2008年10月06日 | 植物
2006年11月16日の私のブログにメガルカヤの記事があるので、興味のある方はご参照あれ。http://blog.goo.ne.jp/kny0516/e/7a8d4f1d547a7adea976114b0c90400b
近くを流れる小河川の堤防に小さな群落がある。昨日、久々にそこまで足を伸ばしてみた。満開状態であった。といってもイネ科であるから、地味な花である。今回はちょっと近寄ってクローズアップ写真を撮ってみた。まさにイネ科の花である。芒が黒くてちょっとしたアクセントになっている。
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ツリガネニンジン

2008年10月05日 | 植物
いつもまにやら10月になり、そこかしこで祭も始まり、いよいよ秋本番である。野にはススキやらカワラナデシコ、セイタカアワダチソオなどの花が見られ、秋の七草の一つクズはもう実を結んでいる。ツリガネニンジンも秋の代表的な花である。キキョウのなかまで、紫の花は秋にふさわしいように思う。草原性の植物であるが、ここらあたりは道ばたにちらほら見られる。
「ニンジン」はチョウセンニンジンに似ていることから呼ばれるようだ。宮沢賢治の作品に、「釣鐘草」としてしばしば登場するらしい。
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祭の季節到来

2008年10月03日 | Weblog
日高地方の祭は、印南祭で始まる。台風の接近が心配されたが、宵宮の午後から天気は急速に回復し、絶好の祭日和となった。祭のクライマックスは、川渡御である。今年は干潮にあたり、水面は担ぎ手の胸くらいであった。そのため屋台や御輿はいつもより活動範囲が広がった。ちょっと上流に上りすぎ、上げ潮で戻れなくなり、ロープに引っ張られて戻される場面もあった。川底のヘドロを巻きあげ異臭の中のお渡りであったが、盛り上がりは良かった。
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