蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

職人館(3)  佐久市春日

2014-12-17 23:07:10 | 蕎麦
こちrは古民家を改造した蕎麦屋さん。


縁側の前では、白菜が干してあった。これからの厳しい冬の貴重なビタミン源となるのだろう。


自家製の豆腐は、豆の味が濃い。
これはスーパーのパックに入ったものとは、本質的に別の食べ物である。




2品目は、そばの実入りリゾット。イタリア流の出汁を使った味も確かだし、たっぷり削りたてのパルメザンがかかるのも見事な香りを活かしてくれる。これは、並みのイタリア料理店で味わえるレベルの一皿ではない。リゾットは米を使っていてもそれをふっくら炊き上げるのではないという知識が身についていて、その上に応用のこの土地の香りを足してくる。驚きの完成度である。


3品目は、リゾットへの真っ向勝負の蕎麦。今回は粗挽きを注文した。
蕎麦汁の味が流石の洗練を見せ、蕎麦自体は本当に活きている感じがした。


適度に太めで、その分蕎麦自体の味がわかりやすい粗挽き。
田舎のおばあちゃんが打つ蕎麦よりは、少しだけ固めで、その分味が凝縮する。
食べ終わって、美味しすぎる二品が果たして両立するのか、多少不思議に感じたのも事実である。美味しすぎて、こんなことを書くのもヘンなのだが。


本当に、ご馳走様でした。