次の新刊は、いま世界が注視するミャンマー情勢に関する本です。日本とも深いかかわりのある国だけに、何か小社なりにできないかと考えて出版しました。特に要望があり文字を大きくしていますので、読みやすいと思います。ぜひお手に取ってくださいね。
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ミャンマーで起きた国軍のクーデターと民主主義への暴力。日本社会には約3万人余りのミャンマー人が暮らしているが、私たちはミャンマーのことをどれだけ知っているのだろうか。意外と知られていない日本とミャンマーの関係を学び、今、私たちにできることを考えたい!
旧日本軍によるビルマ独立義勇軍創設から国軍クーデターまでのミャンマー史に日本はどうかかわってきたのか。そして現代の私たちがなすべきこととは何か……。26年前、インパール作戦の取材で国軍支配下の地に足を踏み入れた著者が見つめるミャンマーと日本の今。
◎著者/柳田文男
◎判型・頁数/A5判ソフトカバー・182頁
◎定価/1,540円(税込)
◎出来/11月18日
◎発売/12月1日
P.43において、アウン・サンが日本帝国主義の侵略性を学んだ手がかりとして言及されているイタリア人諜報員著作と思われる書籍は、邦訳がありますが巻末参考文献に記載されていない模様なので、一応御紹介しておきます
『関東軍特務機関員だったイタリア人の手記』アムトレー・ヴェスパ 柘植書房新社 2020
https://www.amazon.co.jp/dp/4806807281/
(柘植書房新社サイトに記載なし)