いちご組さん、朝一番、先生と一緒にホールいっぱい飾ってあるクリスマスツリーの見学にやってきた。
「このツリーはそら組さんのお兄ちゃん、お姉ちゃんがつくったんやで」
「これはやま組さんやなあ」
「これはもも組さんのやわ。上手にできてるなあ」
と先生。
いちご組さんの○○ちゃん、すかさず、
「あかちゃん組みたいやなあ」
と。私、思わず、
「○○ちゃんもまだ赤ちゃんやなあ」
と口から出そうになるのをグッとおさえた。そうなんだ、彼女たちはもう赤ちゃんではないのだ。おしめも取れているし、食事も自分でそれなりに食べている。
自覚してきているのだ。「反省、反省」。(ほづみ保育園・中尾和子)