次の新刊は『検証!国保都道府県単位化問題~統一国保は市町村自治の否定』。
著者は大阪社保協の寺内順子さんです。
医療のセーフティネットである国保が今、大きな危機に直面しています。限界を超える国保料は、高齢者やワーキングプア世帯、シングルマザ―世帯の貧困化をますます推し広げ、医療費削減を目的に行われる国保都道府県単位化の納付金100%納付義務化がさらに拍車をかけようとしています。自治体が住民の命と健康を守るのかどうか――それがこれから2年間の運動にかかっています。
はじめに
第1章 国民健康保険都道府県単位化の背景・目的
第2章 都道府県が財政を握ることの意味
第3章 ガイドライン案に書かれていること
第4章 国に大きく影響与えている大阪府の動き
第5章 今後の動き
第6章 2018年にむけて地域でどんな運動ができるのか
おわりに
定価:本体1100円
A5判 132ページ