昨夏、『少女の物語』というDVD付きの日本軍「慰安婦」被害者の証言をアニメ化した絵本を出版しましたが、それを知った京都の平和グループの方から、韓国で出版された「慰安婦」被害者のことをテーマにした絵本の翻訳版を出版したいので協力してほしいと依頼がありました。
いくつかの出版社に日本での出版元になってほしと依頼されたのですが、どこも引き受け手がなく、最終的に機関紙出版に相談に来られました。
そうして出た本が今回の『日本軍「慰安婦」被害者のなはし 終わらない冬』です。
文・絵ともに韓国の作家で、絵を描かれたイ・ダム氏は杉原幸子の『自由への旅路』(杉原千畝伝記)他の作品を出されている方です。
ワックス画法という珍しい技法で、重厚なタッチの絵本として仕上がっています。
書店流通方面は小社で担当し、あとはグループの方たちで普及に取組んでおられます。
こういう時だからこそ、ぜひとも多くの若者たちに読んでほしいと思います。
AB判変型で本文は48ページ。定価は本体1000円です。できるだけ多くの人に読んでもらえるように、格安に仕上がっています。
なお、収益の一部を韓国の「慰安婦」被害者の取り組みなど、平和・人権活動に提供されるとのことです。
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